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ゲッツ・w・ヴェルナー著の「ベーシック・インカム」(現代書館簡)を読んで。もしかしたら、また夢を持つことができるかもしれない、と、懐疑的になりつつも熱中して読んでしまいました。
さて、ベーシック・インカムとは、簡単にならば「基本給付」のことです。もう少し付け出すならば、「全ての人々に無条件に一定の所得が与えられる制度」のことです。
画期的なのは、この所得は無条件に交付され、他に所得があるのか問われないとするものです。資力を問われず、職歴も問われず、能力を問われず、就労条件を課されないというもので、本当に画期的!です。
憲法25条には、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあります。しかし、現実はそこからは程遠い。「権利を有する」ではく、「その権利を保障する」と書き直すべきなのではないでしょう。
考え方として惹かれたのは、そのための財源はどうするかという点です。ヴェルナーさんが言うには、消費に対してのみ課税して、所得(生産・サービス・貢献等)に対しては非課税するというものです。
たくさん消費する者はたくさん税を払い、慎ましく生活するものは少ない税を払う。いいですね。慎ましく暮らすのは得意ですから、この部分は大賛成です。多くの人たちのなかにある「勿体ない精神」が発揮されたならば、環境にもよいのではないでしょうか。
なかなか画期的なのですが、ずっと以前からこのようなことを考える人たちはたくさんいたようです。私も中学生くらいの時に早くもユートピア(理想郷)を思い描いたことがあり、飢えて死ぬというニュースに敏感に反応していたようです。
ベーシック・インカムについては、ちょっとここでは到底説明しきれないものです。学び始めたばかりですからうまく説明できず残念です。がしかし、続きはいずれ書きたいと思います。
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