そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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★福島バッジプロジェクト
http://fukushimabadge.blog.fc2.com/blog-entry-257.html
上記サイトより、以下の文だけ転載させて頂きました。
郡山の池田雅之さんが、原発事故直後、県民には配られなかったヨウ素剤が、福島医大の医師や関係者には密かに配られ服用していた事実を書きおこしてくれた。
~3.11から3年 フクシマの真実~
「安定ヨウ素剤を飲んでいた県立医大医師たちの偽りの『安全宣言』」
FRIDAY 2014年3月7日号
あの原発事故の惨劇から、まもなく3年。事故直後の混乱のなかで、行政や医師たちの対応に問題はなかったのか、あらためてそれが問われている。
本誌は、県内唯一の医大である福鳥県立医科大学(以下、医大)の内部資料を入手した。
地元の市井の医師の情報公開請求によって、初めて開示された文書だ。
そこには、医大の医師やその家族、学生だけに放射性ヨウ素被ばくの予防薬である「安定ヨウ素剤」が配られていたことが記されている。
その詳細については後述するが、11年3月の原発事故直後、フクシマは大混乱だった。
福島県庁は、県外の医療機関などから114万錠のヨウ素剤を緊急収集し各自治体に配ったが、服用については指示を出すことを躊躇。
結局、独目に決定した三春町を除いて、直接県民に配られることはなかった。その理由を県庁関係者は、こう説明する。
「汚染に関するデータがなかったこともあるが、医学界の権威の意見が大きく影響していました」
国が所管する放射線医学総合研究所は、3月14日に「指示が出るまで勝手にヨウ素剤を服用してはいけない」とする文書を発表。
同18日には、県の放射線健康リスク管理アドバイザーである山下俊一氏(現・県立医大副学長)が、『福島原発から30キロメートルほど西に離れれば、被曝量は(年間限度量の)1ミリシーベルト以下で、ヨウ素剤配布は不要』と、医大の医師たちを前に強調した。
同氏は県民向けの講演でも、「子供は外で遊んでいても問題ない」と断言している。
県立医大も、患者や相談に来た県民に山下氏たちの話をそのまま伝え、ヨウ素剤服用を進めてはいなかった。
だが医大内部資料によると、医師たちは秘かにヨウ素剤を飲んでいた。
医大は、県から4000錠のヨウ素剤を入手。1号機が水素爆発した3月12日から配り始め、多いところでは1000錠単位で院内の各科に渡していた。
しかも、医療行為を行わない職員の家族や学生にも配布。資料には「水に溶かしてすぐに飲むように」と、服用の仕方まで明記されているのである。
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