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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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   一日24時間制というのがなんとなく気になったことはありませんか。エニアグラムの研究をはじめて数年経った頃なのですが、24時間制ではなく、21時間制にしたり、27時間制にしても構わないのではないかと、ふと思い立ちました。

  今の時間制では、たとえば「午後1時」と相手に伝えるべきか、「13時」と書こうかなどとよく迷います。そもそも、「午前12時」と「午後12時」と書いたならば、それは「昼」を指しているのか「夜」を指しているのか???
 
 それで少し調べてみたら、天文台では「零時」「12時」には午前、午後をつけないで「午後6時~零(0)時」「午前10時~12時」といった表記を勧めているとあります。

 新聞社などでは、昼の
12時ちょうどは「正午」、夜の12時ちょうどは「午前零時」とし、「正午」は「午後零時」としないと決めているところもあるそうです。ややこしいですね。短針が一日に二回転するのですから‥。

 ところで、エニアグラム図からは、3・6・7・9という数字に特別な意味があると考えられます。そこで、この4つの数を使って、新時計を考案してみました。これならば上記のようなややこしい問題は起きません。一日に短針が一回転するだけです。

                                           new clock2

  この3つの時計の中では真ん中の「21時間制」が最も良さそうに思われますが。どうなんでしょう?  (クリックすれば拡大します)
 
一日を三等分して、夜が三分の一で、午前も三分の一で、午後も三分の一ですから頭の中がうまく整理されるのではないでしょうか。図柄もまとまりよいと感じます。

 こんな奇抜なアイデアが浮かぶようになったのもエニアグラムと出合ったお陰です。自慢にできるようなアイデアではありせんが、「既成のものを疑う」という習慣がついたのは、エニアグラム研究から得られたものだと思っております。

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