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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 取調べに弁護人の立会がなく、取調べ時間が制限されていなければ、自白を強要された場合、私なんぞはすぐに落ちるでしょう。

自白してしまうのです。軟弱であきらめがよい気質ですから…。でも、よほどに強い意志のある方でも難しいものではと思うのです。

袴田巌さんは捜査の段階で、かなり長い時間をかけて取り調べを受けたみたいです。

でも、公判では無罪をずっと主張してきました。公判にならねば本当のことを話せるはずはありません。

なお、このような取り調べは欧州などからはかなり遅れたもののようです。昨年の国連の集まりで、「中世だ」と言われて激怒して「シャラップ!」などと言った日本の大使がいました。

その場にいた各国の人たちから失笑をかったみたいです。かなり恥ずかしい出来事です。

そして、再審開始を認める決定をした村山浩昭裁判長の言った言葉で、袴田さんの過酷な半生がどんなものだったかわかると思います。以下です。

★静岡地裁(村山浩昭裁判長)は、27日、「重要な証拠が捜査機関に捏造(ねつぞう)された疑いがある」として、再審開始を認める決定をした。刑と拘置の執行停止も決定し、「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」と言及した。


http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/26/hakamada_n_5039005.html

自分のことではなくとも、せりあがってくるものがあると思います。よくぞ言ってくれたと!

なお、このような裁判官は、たぶん、最高裁判所の判事になることはないみたいです。最近、読んだばかりの本にもそのようなことが書かれていました。(瀬木比呂志著の『絶望の裁判所』)

そして、
裁判所や検察、捜査機関などだけでなく、マスメディアも加担したとしか考えられません。

袴田さんにとって失われた時間は取り戻せません。しかし、謝罪させるべきです。責任をとらせるべきだ!と思うのです。が、それは一度もなされたことがない。

それゆえ司法や捜査機関の失態が続くのではないか。原発事故同様で、総無責任リーダーばかりです。

★袴田事件 司法も絡んだ恐るべきでっち上げ事件http://ww6.tiki.ne.jp/~funabashi/hakamadajiken.html


 

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