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「息子二人が、毎日のようにケンカで明け暮れています」と、知り合いがぼやきます。
兄弟姉妹だけでなく、夫婦も、また親子でさえも、毎日のようにケンカで明け暮れているという家庭があります。
別に珍しいことではなく、ごくありふれた普通の家庭の普通によくある日常的な光景です。ですから、驚くようなことではありません。
しかし、それがエニアグラムでみたら、ほとんどタイプ2w1同士に起きていることだと知ったら、さすがの貴方も驚くのではないでしょうか。
「ボクのオモチャを隠した」とか、「とった」、「無断で使った」などと兄弟姉妹が口論となり、手が出て足が出ます。「そこはそうじゃない!教えてやる」と、兄が言えば弟は「うるさいな!」と、つっぱねる。
どちらかがちょっかいを出して、いつしか殴り合いになるなどしますが、泣いていた弟や妹たちはすぐにケロリ。
早くも仲良く一緒に遊びだします。でも、1分も経たないのに、またケンカとなります。なぜ、互いに無視したり、諦めたり、控えめになったり、無関心になれないのでしょうか。
不思議です。一度ケンカしたら、その後はずっと警戒して遠巻きにする、ということに、なぜならないのでしょうか??
夫婦ゲンカも、ほとんどこのようなたわいのないことから口論になっているようです。
過去のことまで持ち出して、ついには激しい口論となり、さらに冷戦に発展して、夫婦が口をきかなくなるというケースも普通によく起きているみたいです。そして家庭内別居になった、というお話もよく見聞きしています。
親子ゲンカの多くもタイプ2w1同士の親子です。他のタイプとして見かけているものとしては、タイプ2w1と7w8の兄弟で、夫婦であれば2w1妻とタイプ7w8夫です。
でも、2w1夫と7w8妻となると、力関係の差が大きくなるためかケンカの多い夫婦にはならないみたいです。
その他であれば、7w6が4にちょっかいを出すとか、その他もめったには聞かないが、あることはあります。
しかし何故にこのタイプは、ケンカに明け暮れてしまう人たちが多いのでしょうか? 攻撃的な気質(8・2・5)と、短気な気質の(7・1・4)を併せ持つために、ケンカになりやすいと考えられるのですが…。
一方、8と5はめったにお目にかからないタイプであり、1と4も多くはないほうですから、どうしても、ここに挙げたタイプがケンカ好きな人種ってことになってしまう…。
なお、二つのタイプ(2w1と7w8)は、敏感で敏捷に反応するという気質でもあるために、ヒートアップしやすく、大ゲンカにもなりやすいのかもしれません。また、負けず嫌いでもありますから。
(先日、江戸東京博物館で、江戸に関するたくさんの資料を見たせいもあるかもしれませんが、江戸の文化その他が私の中で急に身近なものになってきたような…、次はじっくり時間かけてみようと思っています)
「江戸っ子は気が早いため派手な喧嘩が多かった」とか、「さっぱりとした気風」で「いなせ」で「見栄坊」で「向こう見ずの強がり」「生き方が浅薄で軽々しい」「独りよがり」などの点をあげている江戸研究者がいます。
これらは、まるまる2w1が該当します。ただし、サッパリとした気性というよりは、「忘れっぽく、反省が不十分」と考えられなくもありません。
とはいえ、江戸っ子たちは、ケンカといっても口ゲンカで済んだみたいです。「あたぼうよ」とか、「てやんでい」、「べらぼうめ、おととい来やがれってんだ、このすっとこどっこいのひょーろくだまがッ!」などです。
また、あの時代の親は、子を叱るときに折檻することはなく、「世界一幸せな子ども」だったと、かの『逝きし世の面影』に書かれています。
でも、今の親は手がよく出るみたいです。夫婦関係でもDVがよく話題になっているのですから、江戸と比べて、現代のほうが暴力的な社会になってしまったような…。ストレスが多くなり、貧富の差が拡大したためなのでしょうか。
(なお、2w1の妻たちは夫から暴力を受けても反撃する人が少なくありません。それゆえ、DVと呼ばれるような事態に陥っているように見えます。他のタイプの妻たちは、一度暴力を受けたら、それで懲りて反撃しなくなる傾向があるとみています。懲りない面々とは男女ともに2w1なのか??)
それにしても、どうせケンカをするならば、言葉巧みで周囲を笑いの渦に巻き込むような小気味のいい啖呵を切って、いなせなところを見せてほしい、などと思ってしまう…。
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