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「私たちの意思決定や実際の行動が驚くほど無意識の心の動きに支配されていることが明らかになりつつある」
これは、日経サイエンスの5月号に掲載された記事です。
ところで、私からみたら、誰もが「自分は○タイプだよ」と名札をつけて歩いているように見えます。
たまに、名札の文字がぼやけてハッキリ見えないことはあります。それでタイプ判定間違いをしています。
要するに誰もが本能的な言動をしており、あるタイプに生まれたら、そのタイプ特有の言動をしていることを意味します。
別の言い方をするならば、「誰もが無意識の心の動きに支配されている」のです。
サイエンスの記事には「人はあまり考えずに、より正確にいうならば意識的に考える前に、決定を下すことがよくある。無意識の思考がいかに深く私たちの日常における人や人物とのかかわり方を決めていることが明らかになってきた」と、エール大学のJ.A.バージさんが書いています。
意識的な言動をしているとしたら、たぶん「自分らしくない・ありのままの自分ではない」と強く意識して、自分の脳裡では考えられないような、ある意味、無理な言動している時だと考えられます。
「人間は考える葦」だという一面は確かにありますが、他の動物たちと何ら変わることはなく、無意識の心の動きに支配されていると考えられるのです。
これは、エニアを知ったおかげでわかったことなのですが、それからは動物を見る目が変わりました。
動物をペットにするとか異様にかわいがるとか、獣と呼んだり見下すというようなことに違和感を抱くようになったのです。
それで、動物に関する記事を載せるブログも開設するようになったという訳です。
動物が本能だけで生きているのだとしたら、人間もさほど変わらない生き物で、ほとんど本能だけで生きているのだ考えざるを得ません。次の記事も同様に考えられるものです。
★クモの性格、仕事の成果を決める?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140617004
「クモにもそれぞれ個性があり、それによって集団内での役割や仕事の向き不向きも決定されているようだ。…中略…みな同じように見えるが、それぞれ“攻撃的”、あるいは“おとなしい”という2つの異なる性格のどちらかを持つ」
「攻撃的なクモは、コロニーを守り、巣を作り、獲物を捕らえるのにほとんどの時間を費やした。一方、おとなしいクモのほとんどは小グモの世話をしていた」
研究結果として、クモにも「攻撃タイプ」と「おとなしいタイプ」があり、しかも役割まで定まっていたというものです。
ただ、私が発見したエニアグラム理論では、攻撃タイプと調和タイプと防御タイプの3つです。
しかし、たぶん、「調和タイプ」は彼らの研究の仕方では発見できなかったのだろうと見ています。
それに、人間世界では調和タイプ(369)は少数派です。あまり見かけません。とくに、これまで判定したタイプ3は、知っている限りは2名のみです。
動物世界でも少数派の可能性はあるのではと思うのです。そうなるには何らかの必然性があったと考えられますが、それが何かは私には全くわかりません。
また、上記の研究では、「性格には役割も備わっている」と発見していますが、やっと彼らもそこに到達したのか!と…。歩みが遅い気がしないでもありません。
でも、科学的な検証による研究結果が、次第にエニアグラムに近づいているのです。
そして、このような研究が続けば、人間中心主義的な考え方が間違っていることが一般に認知されるだろうと思っています。
以下に関連する記事を載せています。一度、お読みいただけたらと思っております。
★基本理論2http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm
★基本理論7
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
★犬の心理学・性格診断室http://dogstype.exblog.jp/i0
★犬のエニアグラム
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page17/dogtop.htm
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