そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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人は、その遺伝素材つまりDNAの半分を母親から受け継ぎ、父親からも半分受け継ぎます。
このDNA という物質は遺伝情報で、身体を形作る遺伝情報を両親から受け継ぐように、当然に、気質(=性格タイプ)に関する遺伝情報も両親から継承します。
それゆえ、子どもは親に似ます。で、DNAの知識は広まっていると思っていましたが、生まれた時は性格などない、真っ白な状態で生まれてくるのだと思っている方はまだまだいるみたいです…。
ちょっとズレルかもしれませんが、エニアグラムでみたら、タイプ2w1は多数派で、この世の中で最も繁殖しているタイプと言えます。
(ちなみに、『私たちは繁殖している』という著書のあるマンガ家・内田春菊さんもタイプ2w1と判定しています。かつてタイプ3だと誤認していた女性です)
ですから、家族全員がタイプ2w1という事例は普通によく見かけます。その場合は、タイプ2の家系があるような感じがします。
しかし、子どもたちが結婚すると、タイプ2以外の婿や嫁となることがあり、孫世代ではタイプ2が少なくなることがあると考えられます。
そうなると、タイプ2の家系であったとしても、それが何世代も続くものではありません。
また。タイプ2w1はきつい気質で自己主張が強いためか、家族に他のタイプが存在したとしても影が薄くなり、タイプ2の家系らしさは数世代は保っているかもしれません。
知り合いの家族に、両親がともにタイプ4で、二人の子どものうち一人はタイプ4で、もう一人はタイプ1という例を知っています。タイプ2w1の家庭とはまるで雰囲気が違います。テレビドラマにしたらさぞかし面白いホームドラマになるような気がします。
たまに、タイプ7家系かと思われる一族がいるみたいです。こちらもなかなかです。
ところで、エニアグラム理論を通して各タイプがどのように遺伝するのかといろいろに考えてみたことがあります。
まず気づいたのは、父親の生産した精子の中にある遺伝子が3種あり、母親の持つ卵子の中にある遺伝子も3種あるのではという考え方です。
そうであれば、3×3となり、9つのタイプを説明できますからね。エニア研究家のリソさんの著書には、3×3が問題なのだと書かれており、ずっと、どこかに「3×3」はないかと考えていましたからね。
なお、それは、以下にある当会の基本理論の「その1」から考えられるものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
ア「母とは、自分は何者なのかを教えてくれる」ので、母親の持つ卵子には気質を決める3種の遺伝子を個々の卵子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。(→縦列)
「自分は世界の中心にいる人間である」…A(8・2・5)
「自分は世界とともにいる人間である」 …B(3・6・9)
「自分は世界の淵にいる人間である」……C(7・1・4)
イ「父とは、世界とはどのようなところかを教えてくれる」ので、父親の精子には気質を決める3種の遺伝子を個々の精子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。→(横列)
「自分にとって世界は否定的なところである」…a(8・3・7)
「自分にとって世界は肯定的なところである」…b(2・6・1)
「自分にとって世界は否定的であり肯定的でもあり、どちらでもない」…c(5・9・4)
A B C
a 8・3・7
b 2・6・1
c 5・9・4
つまり、性行為によって受精したものが、卵子Aと精子bであれば、生まれた子どもはタイプ2になります。
卵子Cと精子aが合体した受精卵であれば、その子はタイプ7という気質になります。
卵子Cと精子cが合体した受精卵であれば、その子が生れ出たならば、タイプ4という気質を両親から受け継いだことになります。
ただし、タイプ2に生まれたとしても、両親はタイプ2以外だったりします。片親だけタイプ2もあります。その他も同様です。そのメカニズムは血液型と同じです。
たとえば、両親がA型なのに子どもはB型に生まれたりします。ですから、確率的には両親と同じA型になることが多いように、両親と同じタイプ2に生まれる確率は高いと考えられます。
ちなみに、この事例は9つのタイプに分けた場合で、18タイプに分けたり、もっと細かく分けられます。ですから、9つのタイプしかいないのではありません。
事実、人の気質の多様性というか多彩さはハッキリしています。それゆえタイプ判定が難しくなっているのですから。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
このDNA という物質は遺伝情報で、身体を形作る遺伝情報を両親から受け継ぐように、当然に、気質(=性格タイプ)に関する遺伝情報も両親から継承します。
それゆえ、子どもは親に似ます。で、DNAの知識は広まっていると思っていましたが、生まれた時は性格などない、真っ白な状態で生まれてくるのだと思っている方はまだまだいるみたいです…。
ちょっとズレルかもしれませんが、エニアグラムでみたら、タイプ2w1は多数派で、この世の中で最も繁殖しているタイプと言えます。
(ちなみに、『私たちは繁殖している』という著書のあるマンガ家・内田春菊さんもタイプ2w1と判定しています。かつてタイプ3だと誤認していた女性です)
ですから、家族全員がタイプ2w1という事例は普通によく見かけます。その場合は、タイプ2の家系があるような感じがします。
しかし、子どもたちが結婚すると、タイプ2以外の婿や嫁となることがあり、孫世代ではタイプ2が少なくなることがあると考えられます。
そうなると、タイプ2の家系であったとしても、それが何世代も続くものではありません。
また。タイプ2w1はきつい気質で自己主張が強いためか、家族に他のタイプが存在したとしても影が薄くなり、タイプ2の家系らしさは数世代は保っているかもしれません。
知り合いの家族に、両親がともにタイプ4で、二人の子どものうち一人はタイプ4で、もう一人はタイプ1という例を知っています。タイプ2w1の家庭とはまるで雰囲気が違います。テレビドラマにしたらさぞかし面白いホームドラマになるような気がします。
たまに、タイプ7家系かと思われる一族がいるみたいです。こちらもなかなかです。
ところで、エニアグラム理論を通して各タイプがどのように遺伝するのかといろいろに考えてみたことがあります。
まず気づいたのは、父親の生産した精子の中にある遺伝子が3種あり、母親の持つ卵子の中にある遺伝子も3種あるのではという考え方です。
そうであれば、3×3となり、9つのタイプを説明できますからね。エニア研究家のリソさんの著書には、3×3が問題なのだと書かれており、ずっと、どこかに「3×3」はないかと考えていましたからね。
なお、それは、以下にある当会の基本理論の「その1」から考えられるものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
ア「母とは、自分は何者なのかを教えてくれる」ので、母親の持つ卵子には気質を決める3種の遺伝子を個々の卵子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。(→縦列)
「自分は世界の中心にいる人間である」…A(8・2・5)
「自分は世界とともにいる人間である」 …B(3・6・9)
「自分は世界の淵にいる人間である」……C(7・1・4)
イ「父とは、世界とはどのようなところかを教えてくれる」ので、父親の精子には気質を決める3種の遺伝子を個々の精子がそれぞれ1つずつ持つという考え方です。→(横列)
「自分にとって世界は否定的なところである」…a(8・3・7)
「自分にとって世界は肯定的なところである」…b(2・6・1)
「自分にとって世界は否定的であり肯定的でもあり、どちらでもない」…c(5・9・4)
A B C
a 8・3・7
b 2・6・1
c 5・9・4
つまり、性行為によって受精したものが、卵子Aと精子bであれば、生まれた子どもはタイプ2になります。
卵子Cと精子aが合体した受精卵であれば、その子はタイプ7という気質になります。
卵子Cと精子cが合体した受精卵であれば、その子が生れ出たならば、タイプ4という気質を両親から受け継いだことになります。
ただし、タイプ2に生まれたとしても、両親はタイプ2以外だったりします。片親だけタイプ2もあります。その他も同様です。そのメカニズムは血液型と同じです。
たとえば、両親がA型なのに子どもはB型に生まれたりします。ですから、確率的には両親と同じA型になることが多いように、両親と同じタイプ2に生まれる確率は高いと考えられます。
ちなみに、この事例は9つのタイプに分けた場合で、18タイプに分けたり、もっと細かく分けられます。ですから、9つのタイプしかいないのではありません。
事実、人の気質の多様性というか多彩さはハッキリしています。それゆえタイプ判定が難しくなっているのですから。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
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