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メル・ギブソンが13世紀のスコットランドの実在の英雄ウィリアム・ウォレス(1305没)を描いて、アカデミー5部門を受賞している作品です。
家族を皆殺しにされ、故郷を離れ成長したウォレスは、イングランドへの怨念と復讐に燃える…というストーリーです。1995年の米映画。
なお、ウォレスは反逆罪と見做されて処刑されますが、残虐な刑です。ウィキに載っています。
「首つり・内臓抉り・四つ裂きの刑で、遺体の首はロンドン橋に串刺しとなり、4つに引き裂かれた胴体はイングランドとスコットランドの4つの城で晒し物とされた」
最近になって読んだ本で知ったのですが、処刑のやり方は、首つりの苦しさを味あわせて、いったんは降ろして、生きているうちに心臓辺りから腸までナイフでえぐり、地の塊のような内蔵が飛び散るところを衆目に晒すというものです。中世ではどこの国でも残酷な処刑が普通にあったようです。
しかし、ウォレスはスコットランド人です。イングランドの「エドワード1世への反逆罪を問われて裁判にかけられて有罪になりました。
ウォレスは、「自分はイングランド王に忠誠を誓ったことはなく、彼の臣民ではないので大逆罪など犯していない」と主張。
映画をしばしば見ていますが、できるだけいろいろな国の映画を観ようと心掛けています。映画を観た後は、その国の歴史なども知りたくなってきますが、たいていどこの国も虐殺史を、おぞましい歴史を抱えているのだと知ったのも、映画を通じて得たものと言えます。
ところで、自国の領土と民や資源が減る恐れがあれば、全力を挙げて阻止しようとするものではないかと思いませんか? 何もせず座して見ているだけなどあり得ません。
不正なこともするに違いない、悪質なこともやるだろうと予想できませんか? 身近にもよくあります。
親の遺産をめぐって骨肉の争いになっていたり、離婚に際して財産争いや子どもの親権を巡っての激しい争いなどはよく見かけます。裁判沙汰に発展するだけでなく、一生涯、相手を憎み許さないんですから。
エリザベス女王も関与してはならない政治に口出しをしました。独立を阻止するために総動員しています。そんなことは誰しも予想できることなのに…。
マスメディアはそれにはまったく言及しません。探そうともしない。これがジャーナリストと言えるのでしょうか。
メディアのていたらくは日本だけでなくスコットランドでも同じなはずでは? そうして、選挙という民主主義的な方法、正しいやり方で決定したことになっている。が、ほんとうにそうなのか?
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