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ハチロウさんの父親は佐藤紅緑で、少年小説の第一人者と言われ、戦前戦後の頃、少年たちに熱烈に支持された小説家です。
私も子どもの頃、兄の本箱にあった小説を読んでいますが、今になって考えてみると、父親の紅緑さんはタイプ2w1のように思われます。ただし、確定したのではありません。
ハチロウさんは祖父母からみて8人目の孫であったために、八郎と名付けられましたが、実は9番目だったと後からわかったそうです。どうやら父親も一筋縄ではいかない破天荒な人だったみたいです。
そして、妹の佐藤愛子さんも小説家としてよく知られています。この愛子さんが書いた文章の中に、ハチロウさんのことが書かれています。
「松かさ拾いのおばあさんは、昼になると土堤に腰をおろして、わたしの家の庭をながめながら弁当を食べ始める。それを見ると、兄は突然、すっ裸になって縁側に立ちはだかり、土堤のおばあさんに向かって、太っ腹をつきだして調子をつけて叩いてみせる。“いよーっ!ポンポンポン!!” おばあさんはキモをつぶして弁当をほうり出して逃げていく。それを見て兄は、“どうだい!どうだい!面白いだろ!”と大よろこびをするのである。兄は幾つになっても子どものようなおとな、大人のような子どもだった」
ハチロウさん、ヘソでタバコを吸っている(つもりの)写真などもあり、天真爛漫で周囲にいる人たちを楽しませています。タイプ7は人を驚かせて楽しむ傾向があります。子どもっぽいところです。
また、奇行あり、少年時代から放浪生活を送っています。このようなエピソードがあれば、タイプ7w8と絞れます。ただし、おとなしいと思われている7w8もいます。このタイプも多彩です。
ところで、「花子とアン」というNHKの連続ドラマに出てくる花子の父親のタイプ知りたいと、受講生から質問がたぶん半年前くらいにありました。
実在する翻訳家の村岡花子の一生を描いたドラマだそうです。
この父親は娘の花子だけ特別待遇にしていたようで、よく放浪をして家に居ない父親だったようです。
タイプ7の可能性があるのではと、そのとき答えましたが、このタイプと確定したのではありません。
ただ、息子への教育投資をすることに熱心になりがちなのはタイプ2の親の特長的なところ(その他は6と1)で、これが娘のほうであれば837の父親の可能性はあります。
そして、3つのタイプの中で放浪するのはタイプ7とタイプ8で、タイプ3にはあまり考えられないものです。年少型タイプゆえと考えられるところです。
記念館で一番驚いたことは、ハチロウさんは「江戸前のハゼ釣りは佐藤家の恒例で、一族郎党を引き連れて釣りに行った」とあるところです。
タイプ7には「釣り遺伝子」があるとしばしば取り上げています。自分が発見したのだから驚くことでもないのにと思うのですが…。
タイプ7はシャイでもあり、さみしがり屋で孤独な人間に見られたがらず、一族郎党を引き連れるか、あるいは、いつも妻と同行するという傾向があります。ここら辺りの情報は現地でなくては得られないものと言えます。
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