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映画は、楳図の自伝的ストーリーで、片岡演じる漫画家・楳図の亡き母の怨念が恐怖を巻き起こしていく様子を描く。
真行寺君枝が、母イチエ。宝塚歌劇団の元雪組トップ娘役だった舞羽美海が、編集者役を演じる。ほか、楳図作品の大ファンを公言する中川翔子が友情出演し、主題歌を担当する。
映画『マザー』の公式サイトhttp://mother-movie.jp/
予告編では、若き編集者から、生い立ちを本にしたいと取材を依頼された楳図が、「幽霊でもいいから母に会いたかった」と、母の死と自らの過去を振り返る。
漫画家の妄想とも現実ともつかない世界で、恐ろしい形相で襲い掛かる母イチエの狂気と愛、イチエの姿に翻ろうされる人々の恐怖を切り取った。
ホラー映画には全く興味が持てないので、一度も観に行ったことはありません。「恐怖マンガ」と呼ばれていた楳図マンガも、ほとんど見たことがありません。
しかし、数年前から仕事の必要性から読むようになったのですが、作品の中にはなにか深い意味合いが込められていて、考えさせられるものがありました。『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』などです。
ところで、楳図かずおさんのエニアタイプは、タイプ7w6と判定しています。タイプ7はいわゆるマザコンタイプですから、母親に対して過剰反応しやすく、複雑な心理状態になりやすいタイプです。
母親の存在が大きいタイプですから、母親が時に恐ろしい存在にもなり、母親から支配されやすい、翻弄されやすい傾向があります。
なお、これに関するエニアグラム性格学の理論は以下に掲載しています。http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-8.htm
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-9.htm
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-42.htm
タイプ7は基本的に母親大好き人間ですが、場合によっては母親がうとましくなり、憎しみを持つ人も出てきます。
母親を恋い慕うという傾向も強くあるために、愛憎半ばという相反する思いが強まると、大変に苦しい心理状態になるであろうと想像できます。
人によっては、母親に呪縛されるという恐怖心も体験することがあると考えられます。
たぶん、『マザー』はそんなところを描いている作品ではないかと予想するのですが。タイプ7w6をより深く知るためには、この映画を見に行くべきだ、と思ってはいるんですが…。
ちなみに、私はマザコンタイプではありませんが、母親が亡くなってしばらくは、夢に母親が出てこないかなあとよく思いました。幽霊でもいいから母親に会いたいなどと、よく思ったものでした。貴方も、そういう気持ちになったことあるのでは?
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