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斉藤隆夫の粛軍演説
1940年、帝国議会で日中戦争(支那事変)に対する疑問と批判をする演説をしていた。
この演説により、斎藤はその1か月後に、衆議院議員を除名された。兵庫県出石町出身。
2.26事件の三か月後のことで、「粛軍演説」といわれている。1時間25分に及ぶ有名な演説をした。
・苛も立憲政治家たる者は、国民を背景として正々堂々と民衆の前に立って、国家の為に公明正大なる所の政治止の争を為すべきである。
・裏面に策動して不穏の陰謀を企てる如きは、立憲政治家として許すべからざることである。況や政治圏外にある所の軍部の一角と通謀して自己の野心を遂げんとするに至っては、是は政治家の恥辱であり堕落であり、(ここで拍手)又実に卑怯千万の振舞であるのである。
・軍人の政治運動は、上は聖旨に背き、国憲国法が之を厳禁し、両院議員の選挙被選挙権までも之を与えて居らない。
・是は何故であるかと言えば、つまり陸海軍は国防の為に設けられたるものでありまして、軍人は常に陛下の統帥権に服従し、国家一朝事有るの秋(とき)に当っては、身命を賭して戦争に従わねばならぬ。
・それ故に、軍人の教育訓練は専らこの方面に集中せられて、政治、外交、財政、経済の如きは寧ろ軍人の知識経験の外にあるのであります。
ばんらいの拍手が巻き起こり、当時の新聞は喝采したようです。すごいですね。しかし、現在の参院議員もマスメディッアも、そうはならなかった!
反軍演説がなぜ衆議院議員を除名されるという結果まで引きおこしたかについて、斎藤は以下を挙げて説明をしている。
第一は、政府の無能
第二は、議長が速記録を削除したこと
第三は、政党の意気地なきこと
以下より一部(青字)転載
全文はこちら→拳骨拓史の『眼横鼻直日記』
http://ameblo.jp/fist-history/entry-11958080683.html
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