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どうしてだか気づいた時には、私は“丸腰派”でした。20代前半の頃からですが、その頃から右も左も、つまり自民党も共産党も軍隊や軍備は必要だという考え方をしていました。
憲法九条は堅持すべきだと、とくに深く考えることもなく‥、ただ理想を追っていただけなのだと思います。しかし、よくよく考えてみたら戦後70年間ずっと戦争に巻き込まれなかったのですから、「丸腰憲法」でよかったんだ、充分に機能したのだ!と今では思っております。第一、そのほうがカッコいい!”って思ってしまう。
また、誰かと群れてともに何か起こすとか、組織に入るよりも、一人で行動する人間のほうが、ダントツにカッコいい! という美意識があるような。
一か月前に参院で「テロ非難決議」で、ただ一人で棄権した山本太郎さんは私にとってはまさしく英雄です。ついでながら、AKB48とかEXILEとか嵐というようなグループ活動している人たちにに惹かれることも、これまでゼロです。スポーツも、野球やサッカーよりは、スキーやテニスのほうに惹かれます。
さて、読了したばかりの本のタイトルは、『グランド・ゼロからの出発』で、鶴見俊輔とダグラス・ラミスの共著です。
そこに、「1930年代にフランスの作家らによる反戦の呼びかけに応えて、東京に「クラルテ」というグループができたこと。30人ほどが集まったが日中戦争が始まった時、ハッキリと反戦の立場に立ったのは一人、宮本百合子だけ」と、鶴見さんは述べています。
宮本百合子の著書は少し読んでいましたが、このようなエピソードははじめて聴きました。超カツコいいです。読み逃している『伸子』、早速に読まなくっちゃです。
絶対絶命の時にこそ、カッコよくなりたい!というのが私の理想というか願望です。ただの願望にはしたくないですが、そんな日が来たらどうしょう…、
ところで、軍隊を持たない国はどこなのか調べたことがあります。“軍隊放棄”と憲法で明文化しているのは、世界で日本を含めた3ヵ国だけで、日本、コスタリカ、パナマでした。
このコスタリカが、「ともに平和憲法を保持してきた日本と中米コスタリカの両国民に共同で2015年度のノーベル平和賞を」と、ノーベル委員会に提出したというニュースがありました。以下です。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015021700001.html
なお、上記著書の中でダグラス・ラミスさんが語っていることですが。
「19~20世紀にかけて、中南米の国は軍を持つとすぐに軍事クーデターが起きました。すると軍事政権となり戒厳令となるわけです。軍を持てば民主主義が潰される。中南米の国はそれの繰り返しです。だから、コスタリカは軍を持たない。軍部を持つと怖いと。軍部を持つと我々をいじめる。そういう意識で憲法が作られたわけです。かなり賢い。つまり、安全保障を犠牲にして軍部を廃止するのではなくて、軍があったほうが危ないから、つまり、自分たちを守るために軍隊を作らないという憲法を設けたわけなんです」
それで日本の自衛隊法はどうなっているのかと調べてみたら…。以下にあるように、治安出動を命じられた場合の武器使用について取り上げられています。丸腰の市民でも、危険だとみたら武器を使用するってことなのか?
そして、子ども向けのサイトには、治安出動に関しては何も書いてありません。キレイごとにしている。幼い時期から洗脳している。「ウソはつかないが本当のことは言わない(書かない)」という、いつもの手です。
★自衛官に認められた武器使用規定
http://www.asagumo-news.com/techou-pc2014/bukishiyou/bukishiyou2013.html
自衛隊法第89条第1項 治安出動について
自衛隊法第90条第1項治
安出動を命ぜられた自衛官について、準用する警察官職務執行法第7条の規定により武器を使用する場合のほか、職務上警護する人などが暴行・侵害を受け又は受けようとする明白な危険がある場合などにおいて、武器を使用するほか、他にこれを排除する適当な手段がない場合などの武器の使用を規定。
★防衛省・自衛隊の任務・子ども向けサイト
http://www.mod.go.jp/j/kids/understand/duty.html
防衛省・自衛隊の任務として3つ上げている。
①災害 などが起きたとき、人々の命と財産 (家などの大切な物)を守ります。
②日本を侵略(他国が攻 め入ってくること)から守ります。
③国際平和協力活動、防衛交流などで、国際社会の平和と安定をめざします。
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