そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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「スタンド・バイ・ミー」で有名な歌手「ベン・E・キング」が、先月の4月30日に亡くなられたというニュースが、5月2日にありました。たぶん、ずっと歌い継がれていく曲ですね。
この映画で脚光を浴びたリバー・フェニックスですが、エニアタイプをハッキリさせたいと、急に思いついて伝記を探して読んでみました。ジョン・グラット著の『リバー・フェニックス 翼の折れた天使』です。なお、以前にブログ(2012/07/11)で、女顔の俳優として取り上げています。以下黒字です。
「動画の中では髪にふれる仕草が女性的で、男性性の強い8・3・7の男たちには無い仕草です。また、上目使いが多く、緊張感が強く、自信がないという表情とか、下向きの顔や不安そうな表情が見られます。ハリソン・フォードと共演しており、彼を「第二の父」だと言っていたそうです。ウッキペディアに載っているエピソードでは、「リバーは両親から完全菜食主義者として育てられたようです。ガールフレンドのマーサが、レストランでクラブサンドイッチ(肉入り)を注文したとき、リヴァーは失望して泣き出してしまった」とあります。2・6・1の中のどれかですが、予想しているのはタイプ6です。
まず、この著書の中に、「お父さんのことは常にリバァーの悩みの種だったんだ(p105)」とあり、父親は「専業主婦生活をしていた」。
一方、母親は「ステージママで、支配的で厳しい。息子の売り込みも自分ひとりでやった(p76)」とあり、「リバーのお母さんは女王そのもの。お母さんが家族を意のままにしていた。ビッグママよね(p138)」とあります。
これほどの母親なのに、リバーにとって母親は悩みの種になっていないみたいです。さらに、男優のシドニー・ポワチエを「父親かわりに慕った」とあり、ハリソン・フォードだけではなかったようです。確実に、「男性を強く意識するタイプ(261)の3つに入れられるところです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
この伝記にも「泣いた」という箇所が幾つかも出てきます。なお、下線のエピソードからみたら、2・6・1の中ではタイプ6から探すところです。15歳頃ですが、ここで泣くとは子どもっぽさを感じさせます。
また、母親がお手伝いとして雇った青年は、リバーのために雇ったみたいです。リバーは「くっついてまわるようになった(p91) 」とあり、この母親の思惑がうまくいったみたいで、ここからも幼さを感じさせられます。
この青年からは、15歳であったリバーは、「もっと子供にみえた(p91)」とあります。3つのタイプの中ならば、年少型のタイプ6から探すところです。タイプ判定にはあまり参考にはならないものですが。
さらに、リバーは共演したイーサン・ホークとジェイソン・プレッソンとすぐに親しくなった(p80)ようで、二人(どちらも同年齢の少年)を慕って離れなくなった(p81)とあります。そして、撮影が終わり、帰郷するイーサンと別れて、バスに乗り込むと泣きじゃくっていたと監督(p82)。
一般的に、同年輩であれば、「慕う」などという表現は使わないものですが、別れに際して「泣きじゃくる」のが、リバーのみで他の少年は泣いていないとしたらやはり少し子どもっぽいところです。それで「慕う」と書いたのでしょうか?
また、リバーを見出したスオルスキーは当時、「自分はリバーを守る兄貴分だ(p139)」と言っており、リバーも「実の兄のように思っている。弟のような態度で接すると、彼とはうまく行くんだ(p139)」
同年輩なのに、弟のように接しようなどとはゆめゆめ考えられないタイプもいます。3つのタイプの中では、タイプ2です。タイプ2はお母さん気質ですから、年上の立場から振る舞うほうです。ゆえにこのタイプの可能性は減ると考えられます。
タイプ1は長女気質ですが、甘えん坊なところはほとんど見られませんから、このタイプの可能性も低いと思われるところです。
一方、スオルスキーは「7歳でギターを弾き歌を歌うリバーに一目惚れしたんだ。リバーはどう見ても7歳の大人だった。彼と話すと30か40の人と話しているような感じがするんだよ(p65)」とも言っています。
これでは混乱してしまいます。落ち着きのある大人のような雰囲気もあるみたいです。これではタイプ6なのかタイプ1なのか、迷うようなところです。
ただし、これと似たことがたくさん書かれていたらタイプ1の可能性はあります。それよりは子どもっぽさを感じさせるエピソードのほうが多いので、結論的にはタイプ6の可能性のほうが高いと考えられます。
次に、つきあっていた少女(マーサ・プリンブトン)との関係をよく知っていた映画監督の息子が語っていますが、勝気な女優(マーサ)がいかにいたずら坊主約を演じたリバーを尻にしていたにか目の当たりにしていた。「マーサが主導権を握っているようだった(p107)」
勝気な女優がタイプ2だとして、女性を軽んじやすい気質の3つのタイプの中で、主導権を握れないのはタイプ6のみです。タイプ1は長女気質で、みんなの長女役をする傾向があり、相手がタイプ2の少女であっても気後れせず対等になりやすいと考えられます。
また、全体的にみても、タイプ1らしさを感じさせるエピソードは皆無でした。ゆえに、タイプ6と絞ってもいいような感じです。タイプ6と絞るならば、落ち着きのある大人のような雰囲気があれば、ウイングは5のほうになるかもしれません。
でも、結論的に言えば、まだまだ一つに絞れません。このタイプと確定する情報が量的に不足しているからです。
ちなみに、なぜなのかわかりませんが、アメリカの人気俳優の伝記ものを読むと、情報量は多いが読みづらいだけでなく、事実なのか確認できないものばかりです。著者の主観的な見方や意見が多すぎて、タイプ判定がそれで左右される恐れがあります。ライターの質もよいとは言えないと見ています。
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