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世界の大手の報道機関が藤本さんのことを報道していたみたいで、いまや著名人なのだそうです。
現在は、年2回の長期休暇を利用して、シリアに通っているという。この藤本さんから戦場観光としてのお知らせがfacebookで見られます。
趣味は「戦場観光」。現在、アサドの暗殺ターゲット
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201402_post_3601.html
★藤本敏文
https://www.facebook.com/toshifumi.fujimoto.52
私も趣味の一つとして「旅」があります。藤本敏文も行っているシリアには、5年前に出かけていますが、その頃は平和な国でした。
パルミラにも行っていますが、1世紀から2世紀当たりの建造物がシリア砂漠に多数ありますが、中東の3Pと言われているくらいに美しいところです。広大な遺跡で、その近くのホテルで一泊して、早朝から遺跡内を散策したことを思い出します。
そのパルミラが、IS(イスラム国)に占拠されたと報道されましたが、その中のローマ劇場で20人が処刑されたとのニュースもありました。
また、「墓の谷」と言われているところもあり、地下に作られた墓は立派で、大きな石作りゆえ多数の人間が隠れられます。世界遺産の中に居れば爆撃される恐れがないので、テロリストにとっては絶好の居場所なのかもしれません。 (写真は地下にある墓の内部、亡くなった人の石作像がある。クリックすれば拡大)
ところで、ISが遺跡や仏像を破壊していると非難されていますが、中東の遺跡の重要なものを盗んだのは欧州人です。17~19世紀頃、最も盛んに盗掘されました。
たとえば、その代表格はシュリーマンです。トルコのトロイ遺跡を発掘するにあたり、ダイナマイトで破壊しました。その荒っぽさは中東の人たちにはよく知られています。
シュリーマンは十代の頃に憧れていた人だったのですが、武器密輸で巨万の富を手に入れたというトンデモ人間です。考古学者とは言えず、よく言えば冒険家で、悪しくは「死の商人」か「やくざな略奪者」です。
シュリーマンは主だった宝飾品を故国ドイツに持ち帰っており、その跡には、遺構しか残っていません。
また、江戸末期に日本に立ち寄っており、その手記から白人優越主義の強い不快な人物であったと知り、瞬く間に私の中では失墜した人物です。
なお、イギリス、フランス、ドイツ、その他欧州の国々が、中東だけでなく世界中から古代遺跡から盗み出して、博物館などで厚かましくも誇らしげに展示しています。
それをよく知る人たちは、大英博物館などを「盗賊博物館」とか「泥棒博物館」と名付けていたりします。
丁度、東京都美術館で「大英博物館展」が開かれていますが、「大英博物館は、人類の文化遺産の殿堂として世界中のあらゆる地域と時代を網羅したコレクションを誇ります」などとある。
彼らが盗み出した「100のモノ」を、一度、見て行ってみてください。たぶん、略奪の歴史が見えてくるはずです。
ただし、盗賊は欧米だけでなく日本も同じです。韓国や中国から盗んでおり、それを恥ずかしいと思わないどころか誇示しています。「もういい加減に返還せよ!」です。
★トロイ遺跡・シュリーマンの「宝探し」の発堀
http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-2004turtroy.html
★大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史
http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_history100.html
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