どうも頭がクラクラしてきます！

辺野古移設に関するアベ政権のなりふり構わぬやり方を知ったならば、誰もが怒り出すのではないかと思う。

普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長知事は１０月１３日、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消しました。

それに対して、沖縄防衛局が、一国民に成りすます、というか正確に言うと「私人」になりすまして、国交省に異議申し立ての請求をしました。それは１０月１４日のことです。

それに関しての法律は、「行政不服審査法」ですが、この法律は、国民が政府に異議申し立てをする制度なのだそうです。がしかし、ちょっと変なんです。

つまり、沖縄知事が出した辺野古基地工事の取り消し処分に対して、政府(沖縄防衛局)が、政府(国交省)に異議申し立てをして、それを政府(国交省)が審査したのです。

そして、ついにというか予想通りに、政府(国交省)は、取り消し処分の執行停止の決定を１０月２２日に通知して、工事を再開できるようにした、ということです。

これじゃあ詐欺です。自作自演です。まあ一人相撲みたいなものなんですから、審査など全くする気はないんですから、通知も早く行きます。

行政法の研究者たち９３人が辺野古で抗議声明を発表しており、こうした手法を「不誠実で悪質」だと批判しており、「法治国家に悖（もと）るもの」だと厳しく批判しています。しかし、専門家の意見なんぞ軽く無視するだけのこと。今日１０月２９日、現地の工事が再開し、早くも逮捕者まで出ています。


ところで、内地とは違い辺野古の埋め立てに使用する岩や土砂は、沖縄近辺の島々から調達するしかありません。

硬い岩のズリは西日本で調達しなければならず、採取してトラックで運び、それを船に運び入れて航行させて、次の港で降ろす。そして、それをまたもトラックに移して辺野古に運び込むってことですから、どれほどの費用が入用となるのか、想像するだけで大変さがわかるというものです。

ちなみに、必要な土砂の量は東京ドーム17個分で、10トラック340万台分だという。

それだけじゃない、悲観的なことばかり続いている。お墓に避難したくなるほど‥。

一体、この国は、どうなってしまったんだ！　どうも頭がクラクラしてきます。国は、国民を守るのではなく、いじめているのだ。それも、いじめ方がエグイ、エグすぎます。

「アベ強権」というよりも、とうとう「あべ狂権」に噛みつかれてしまったような…。
狂犬病予防ワクチンを接種していなかったので、私の心は重症に罹ってしまったみたい…、イヤ、ホント、頭がどうかしちゃった！って感じです。
 
★沖縄防衛局が無効求め行政不服審査請求
http://www.youtubesub.com/news?id=14295&k10010269261000
★「国の審査請求不適法」行政法研究者９３人、辺野古で声明
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159642.html
★強権極まれり
http://www.huffingtonpost.jp/
★辺野古移設が日本を壊す　上
 http://hunter-investigate.jp/news/2014/10/post-572.html
★辺野古移設が日本を壊す　下
 http://hunter-investigate.jp/news/2014/10/---4.html