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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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もはやイデオロギーが問題なのではない!と、よく耳にするようになりました。右翼も左翼も、時代とともに、そして状況の変化とともに移り変わっていくものではと、みな気づき始めたのではないでしょうか。

それよりも、イデオロギーはプロパガンダとして最もよく利用されてきたものと言えるのではないかと私自身は考えています。

 今やこの地球上の国々は大企業が支配する社会になっています。企業倫理などどこ吹く風で、政治献金だけはケチらず、イデオロギーなんぞは最大限利用している。人々を支配するために、計画通りに進めるために、人々を互いを戦わせる道具にしている、と考えられるのです。

たとえば、テロ事件を起こしたIS(イスラム国)の戦士は、それで「社会を変えられると思っている」とは思えません。恨みを晴らしたとか復讐できたと思っているのでもないと。つまり、なにか利があるからしていると考えたほうが納得できます。

昨日の記事にありましたが、これによると、ISの構成員がどれほどいるのか知りませんが、結構、儲けています。

「イスラム国」月収100億円 「徴税」や石油密輸でhttp://www.excite.co.jp/News/world_g/20151208/Kyodo_BR_MN2015120801001341.html

アメリカから支援を受けて作られた影の組織だという噂もあります。つまり、テロ企業という新しい仕事をはじめて、まずまず成功していると言えるのかも…。

未来に希望を持てない人間も要るが、家族を殺されて憎しみを抱く戦士、自暴自棄になって自爆テロがやれる戦士なども必要です。そして、イデオロギーで動かせる戦士は少なくないと想像してしまう。

ところで、IS月収100億円なぞ大した額ではありません。シリアに空爆したら、1回におよそ1億円が使われたとか。それはどこから出た金なのでしょうか。

言わずと知れたことです。税金です。その税金を使って最も利益を得ているのは軍需産業です。

★空爆11億円 「イスラム国特需」
ほくそ笑む各国軍事産業
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170552

一部では、パリテロ事件によって、『弾薬の在庫一掃セール状態』(軍事関係者)と揶揄されているという。であれば、古くなった商品を一掃して目新しいより進化した商品を作って、さらに儲ける算段をしているのではないかと思うのです。

つまり、今や西欧はテロを「必要悪」にしてしまったのです。国同士の大規模な戦いになれば核戦争に発展する恐れがあるので、局地的で紛争の多い地域でテロリストになりそうな人物を見いだして養成する。支援金を与えれば、世の中に不満を持つ人間はそれに飛びつきます。

ピケティさんが「西欧諸国がテロを生んでいる」と語っているみたいですが、詳しくは、西欧諸国の軍需産業がテロを生んでいる! と、言うべきではないでしょうか。

★トマ・ピケティ氏「われわれ西洋諸国がテロを生んでいる」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/03/thomas-piketty-terrorism_n_8715976.html

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