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お祝いの品を持って彼の職場近くで待ち合わせましたが、彼が早くもグチります。若い時から好青年でしたが、妻を失くして二度目の結婚ですが、なぜか少し不満気。
彼は元々人気者でムードメーカーです。若い時から女性にモテました。職場の同僚など大勢の人たちからも祝ってもらえたみたいです。同棲していたので帰宅後に、花嫁にそれら祝いの品を渡したら、彼女は涙をホロホロと流したと言うのです。
泣く理由を尋ねたが答えない。あれこれ話し合ってみると、どうやら夫だけがチヤホヤされたのが気に食わないらしいとのこと。「僕のことを独り占めしたいのか、嫉妬深いところがあるのか、女の気持ちは複雑で分からない」と彼はぼやきます。
さて、この夫婦のエニアタイプは二人とも同じタイプ2w1です。タイプ2は攻撃タイプであり、「自分は世界の中心にいると自己認識するタイプ(825)」です。世界の中心にいると思い込んでいる、つまりは、「大物意識がある」とみたら、少しその振る舞い方を理解できます。
大物は、周囲から一目置かれる存在ですから、無視されたり、軽く扱われると腹立しくなります。たとえば、タイプ2のマンガや小説などによく見かけるのですが、主人公が中心になってストーリーが展開されるのは当然のことですが、他の登場人物たちのほとんどが、この主人公のことばかり考えていたりします。
そんな作品が結構あります。テレビドラマにもあります。現実には、人はそれぞれの人生を生きているのに、なぜか他の登場人物たちはみな主人公のことしか考えていないのです。むろん、タイプ2の作品がみなそうだというのではありません。そんなはずがありません。
たぶん、自己中心性が強い作者だろうと予想されます。人はみなそれぞれの人生の主人公ですから、他の人たちは自分とは違う世界に居るのであり、自分のことは忘れられている、自分とは違う生活をして、違う人のことを思っていたりするのだ、と、それが実感としてわかっていない人がたまに居るようです。
「自分は大物である」ので、自分が他の人たちを待たせるのは当然だ、と思っているので、毎回のように約束時間に遅れる人がいます。「私がいるのに、他の人たちと盛り上がって、私のことを無視して楽しんでいるので腹が立つ」等々は普通によくあります。
もっと凄いものがあります。6年ほど前にあったことですが、「ある女性歌手が、自分のファンが他の歌手のライブに行っていたと知って激怒して泣き出した」ということを、同じファンの方から聞いています。タイプ判定を頼まれて2w1と判定していますが、これほどジコチュウ度の高い人は、周囲に居る人たちはみな自分の思い通りに動くものだと勝手に思い描いてしまうので、そうではないと知るとショックを受けるみたいです。
また、タイプ2は、お母さん気質で、子どもへの執着心や期待度が高いことが多いタイプです。子どもを自分の思い通りにしようとするジコチュウ度の強い親をよく見かけます。
尤も、同じタイプ2w1であっても、ジコチュウ度が低い人たちもたくさんいます。大抵つきあいやすく、人柄の良い2w1と言えますが、むろん、こちらもよく見かけます。
ちなみに、同じ攻撃タイプのタイプ8とタイプ5もジコチュー度の強い人とそうでない人がいるはずです。ただ、ほとんど見かけない人口的少数派ゆえ、具体的な事例を紹介できないのが残念です。そして、他のタイプに関しては「ジコチュー度が高い」というよりは、「わがまま」とか「自分勝手」などと言ってもよいのでは、と思うのです。
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