そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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ここを初めて読む方にお知らせします。父親が息子を殺した事件(今年の8/21)と、息子が父親を殺そうとした事件(以下にある)を取り上げています。
★奈良自宅放火母子三人死亡事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E8%87%AA%E5%AE%85%E6%94%BE%E7%81%AB%E6%AF%8D%E5%AD%903%E4%BA%BA%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
さて、防御タイプ(714)は、自分を守るためには持てる能力をフル回転します。ですから、防御に関することは能力が高くなる傾向があります。攻撃タイプ(825)は、相手を攻撃するとなると頭をフル回転させます。ゆえに、こちらも攻撃に関することは能力が高くなる傾向があります。
ですから、どのタイプも得手不得手があって、防御タイプは攻撃能力が低くなり、攻撃タイプは防御能力が低くなる傾向があります。それを以下に書きまとめています。
★攻撃型タイプは守備に弱い
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-41.htm
上記の文章をアップしたのは2005年のことですが、アップしてすぐに受講生からメールが届きました。疑問に思っていたことがあったが、この文章を読んで理解できるようになったというのです。
それは、「織田信長のような無敵の大将が、なぜ本能寺において明智光秀にしてやられたのか、それがわかった」というのです。あなたも一度読んでみてください。なぜか修正できないままで読みにくくなっていて申し訳ありませんが…。
(注・信長はタイプ8で予想ではウイング7、光秀はタイプ2で予想ではウイング1が重いと…。どちらも攻撃タイプゆえ、防御には弱かった。脇が甘かったとも言えます)
前回(その3)では、奈良放火事件を起こした防御タイプのタイプ4の少年が、父親を殺害しようと思ったのに、なかなか実行できず考え方もまとまらず、混乱したのか慌てたのか、放火になってしまった。
つまり、攻撃時に慎重ではなかったので家族3人を死なせてしまった。逆に父親に殺されるかもと予想した時、つまり、防御時ですが、自分を守るために慎重になり、細かい配慮もできたと考えられます。天は二物を与えずなんです。
ところで、前回(その2)では父親をタイプ2w1と判定していますが、エピソードを取り上げて、タイプ間違いではないという証を示す必要があると思います。で、草薙厚子著『僕はパパを殺すことに決めた』から、以下に転載しています。
少年の実母の供述。「元夫は息子を本当に可愛がり、よく遊んだりしていました。大々的に親戚などを呼んでお披露目をしたりしてくれました」 「息子には教育熱心だったのですが、下の娘は女の子で跡取りではないのでまったく興味がなく、息子と同じように教育したいと言っても、一銭もお金を出してくれませんでした。
娘が生まれた際には、事前に女の子と分かっていたこともあり、元夫は連絡もつかない状態で、名前もわたし一人で考えて決めたのです。夫は娘には全く興味がない状態で、習い事もさせてもらえなかったのです。」
同じような女性軽視というよりは、蔑視とも言えるエピソードがかなり載っていますが、この父親は息子にしか愛情(歪んだ愛情だが)を持てなかったみたいです。娘と比較すると、これほど差別された例はそうめったにはないと思われます。
ですから、「男性を強く意識するタイプ(261)」だとすぐに絞れます。ただし、タイプ1は公平さを重視するタイプですから、表向きは露骨な差別をしない気質の人です。タイプ6もタイプ1に近いと言えます。むろんのこと、同じ2w1でもこれほどの親はそうはいません。次は、超教育パパぶりがわかるところです。
少年の小学校1年の担任の供述。
「親御さんから連絡があり一学期の通知表を返した後に、家庭訪問をしました。なぜオール良くできましたじゃないのかと言われた。○君はおとなしい性格で、授業中に進んで自ら手を上げて発表することがないから、積極性に欠けるという点で、オールよくできましたという満点をつけなかったと説明したのです。
お父さんは、医者にさせるために塾も行かせているのに、この成績がつくのはおかしいとおっしゃっていました。小学校1年生の成績でここまで言われる…」
父親の供述。「5年生の秋ごろに塾で顔にアザを作って帰宅。問い詰めたところ進学塾の先生につねられていると言う。このことを聞いて、塾というのは勉強を教えるところであって体罰を与える場所ではない、授業が分からない生徒がいるのなら、理解できるようにするのが塾の使命ではないかとの思いから、すぐに塾に赴き責任者に文句を言いました。
お宅のお子さんがちゃんと授業を受けてないからいけないのではないか、と責任を息子に転嫁するような態度で出てきて、一切謝罪しなかったことから、その場に合った机をひっくり返し、この塾をやめさせると言って塾を後にした」
この父親にとって、親が子どもに暴力を振うことは問題ないみたいです。それに、まるでモンスターペアレントです。私が調べて知っている範囲内ではみなタイプ2w1の親たちでした。
なお、モンスターペアレントとは、学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を指しています。子どもへの干渉が強く攻撃的できつい気質の親でなくてはできない行動です。で、このような「親のいちゃもん」が1990年代から増えたみたいですが、現在もそう変わりはないみたいです。
ちなみに、アメリカには「ヘリコプターペアレント(Helicopter parent)」という用語があります。子どもの就職の面接についてくるような過保護・過干渉な親を指しており、子供が「窮地に立たされる場面になると、ヘリボーン(空中機動部隊)のように親が出現する事に由来する用語みたいです。
たぶんアメリカ人でも何人でも、あるいは人種が違えども、エニアタイプはタイプ2の親たちだろうと見ています。お母さん気質のタイプ2は子育てするという役割を担っているタイプですから、たぶん、どの国でも多数派なのではと予想しております。(つづく)
それは、「織田信長のような無敵の大将が、なぜ本能寺において明智光秀にしてやられたのか、それがわかった」というのです。あなたも一度読んでみてください。なぜか修正できないままで読みにくくなっていて申し訳ありませんが…。
(注・信長はタイプ8で予想ではウイング7、光秀はタイプ2で予想ではウイング1が重いと…。どちらも攻撃タイプゆえ、防御には弱かった。脇が甘かったとも言えます)
前回(その3)では、奈良放火事件を起こした防御タイプのタイプ4の少年が、父親を殺害しようと思ったのに、なかなか実行できず考え方もまとまらず、混乱したのか慌てたのか、放火になってしまった。
つまり、攻撃時に慎重ではなかったので家族3人を死なせてしまった。逆に父親に殺されるかもと予想した時、つまり、防御時ですが、自分を守るために慎重になり、細かい配慮もできたと考えられます。天は二物を与えずなんです。
ところで、前回(その2)では父親をタイプ2w1と判定していますが、エピソードを取り上げて、タイプ間違いではないという証を示す必要があると思います。で、草薙厚子著『僕はパパを殺すことに決めた』から、以下に転載しています。
少年の実母の供述。「元夫は息子を本当に可愛がり、よく遊んだりしていました。大々的に親戚などを呼んでお披露目をしたりしてくれました」 「息子には教育熱心だったのですが、下の娘は女の子で跡取りではないのでまったく興味がなく、息子と同じように教育したいと言っても、一銭もお金を出してくれませんでした。
娘が生まれた際には、事前に女の子と分かっていたこともあり、元夫は連絡もつかない状態で、名前もわたし一人で考えて決めたのです。夫は娘には全く興味がない状態で、習い事もさせてもらえなかったのです。」
同じような女性軽視というよりは、蔑視とも言えるエピソードがかなり載っていますが、この父親は息子にしか愛情(歪んだ愛情だが)を持てなかったみたいです。娘と比較すると、これほど差別された例はそうめったにはないと思われます。
ですから、「男性を強く意識するタイプ(261)」だとすぐに絞れます。ただし、タイプ1は公平さを重視するタイプですから、表向きは露骨な差別をしない気質の人です。タイプ6もタイプ1に近いと言えます。むろんのこと、同じ2w1でもこれほどの親はそうはいません。次は、超教育パパぶりがわかるところです。
少年の小学校1年の担任の供述。
「親御さんから連絡があり一学期の通知表を返した後に、家庭訪問をしました。なぜオール良くできましたじゃないのかと言われた。○君はおとなしい性格で、授業中に進んで自ら手を上げて発表することがないから、積極性に欠けるという点で、オールよくできましたという満点をつけなかったと説明したのです。
お父さんは、医者にさせるために塾も行かせているのに、この成績がつくのはおかしいとおっしゃっていました。小学校1年生の成績でここまで言われる…」
父親の供述。「5年生の秋ごろに塾で顔にアザを作って帰宅。問い詰めたところ進学塾の先生につねられていると言う。このことを聞いて、塾というのは勉強を教えるところであって体罰を与える場所ではない、授業が分からない生徒がいるのなら、理解できるようにするのが塾の使命ではないかとの思いから、すぐに塾に赴き責任者に文句を言いました。
お宅のお子さんがちゃんと授業を受けてないからいけないのではないか、と責任を息子に転嫁するような態度で出てきて、一切謝罪しなかったことから、その場に合った机をひっくり返し、この塾をやめさせると言って塾を後にした」
この父親にとって、親が子どもに暴力を振うことは問題ないみたいです。それに、まるでモンスターペアレントです。私が調べて知っている範囲内ではみなタイプ2w1の親たちでした。
なお、モンスターペアレントとは、学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を指しています。子どもへの干渉が強く攻撃的できつい気質の親でなくてはできない行動です。で、このような「親のいちゃもん」が1990年代から増えたみたいですが、現在もそう変わりはないみたいです。
ちなみに、アメリカには「ヘリコプターペアレント(Helicopter parent)」という用語があります。子どもの就職の面接についてくるような過保護・過干渉な親を指しており、子供が「窮地に立たされる場面になると、ヘリボーン(空中機動部隊)のように親が出現する事に由来する用語みたいです。
たぶんアメリカ人でも何人でも、あるいは人種が違えども、エニアタイプはタイプ2の親たちだろうと見ています。お母さん気質のタイプ2は子育てするという役割を担っているタイプですから、たぶん、どの国でも多数派なのではと予想しております。(つづく)
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