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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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一年で一番嫌いなのが、師走です。たぶん大方の人たちもそうなんでしょうね。コタツに入ってゆったりと本など読もうと思っていると電話が鳴りだし、 インターホン音で現実に引き戻されてしまいます。
さて、前回の続きです。
タイプ2の男性が「女好き」なのかと思うほど女性に関心を持つような時期があります。そんな時期に出会うと、その男性のエニアタイプは837なのではと思ってしまうでしょう。しかし、それではタイプ間違いとなり、かつ混乱してしまい、タイプ判定ができないってことになります。


しかしながら、タイプ2と生まれたら、本質的に男好きで男嫌いにもなるという傾向は変えようがなく、よくよく観察すれば間違えることはありません。なお、本人の許可を得ているものを以下に3件取り上げており、タイプ間違いの原因はどこにあるのか知って頂きたいと思います。

・結婚相手を探していた女性が、知り合いから紹介された男性とつきあうようになり、三回目のデートになったようです。この男性(2w1)はバイクで女性を迎えに行き、自分の職場に立ち寄り、その後に近くにあるカフェに連れていったようです。仕事仲間がよくたむろしている店です。その夕方も仕事仲間が常連になっている焼き鳥屋で食事したとか。どうやら、彼女がいるってことを彼らに見せつけようとしていた。そうとしか考えられないと…。それが感じ悪くて、彼女は彼とのつきあいを断ったと言います。 

・知り合いの女高生から聞いたことですが、クラスで親しかった男子(2w2)がいたみたいですが、彼女は既に他のクラスの男子(2w1)とつきあっていました。この男子二人はどうもライバル同士だったようで何かとぶつかり合っていたみたいです。しかし、彼はなぜかこの男子との間で起きた話ばかりしていたと言います。自分(彼女)のことはいつも二の次で、本当は私よりもその男子のほうが好きなのでは、と、よく思って彼にもそれを告げたが、「オレは女好きだよ」と当人は言い張ったとか。

・結婚を申し込まれていた女性は、まだその気になれず数か月返事をしていなかったようです。ある日、この男性(2w1)から誘われて着いたところが、マンションの一室でした。家具も無く、誰もいません。そこで突然に襲われ…レイプされそうになったみたいです。彼女は無理やり関係を迫られたことでショックが大きく、その男性を拒絶しました。どうやら仲間の男たちから、落とせば女はどうにでもなる、と、けしかけられたみたいです。それを彼女は他のところで知ります。仲間の男たちとのつきあいを大切している男性だと知っていて、それが彼の良いところだと思っていたが、結婚したい相手を大切に思っていなかった、と彼女は語ります。

さて、これらの実例から言えることがあるとしたら、女性を求めていたとしても、男性との関係のほうが大きく、男性仲間からの影響に左右されていると考えられます。男性を強く意識するタイプ(261)にとっては、女性は軽い存在で、軽視していると考えざるを得ないエピソードと言えます。(つづく)

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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