そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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「電車内での痴漢を疑われて逃げる」という報道が幾つかありました。ところで、電車内での痴漢被害に遭ったのは、66%の女性が経験していた、という調査結果を載せていたサイトがあります。それが事実だとしたら、かなり多いと言えます。女性専用の車両はやはり必要だということになりますね。
実は、私は二度も体験しています。16歳の時、朝の電車内でスカートにザーメンをかけられて、学校に着いてからそれと気づいて、一人トイレに隠れてゴシゴシと拭き取りました。今思えば、なぜ騒いだり泣いたりしなかったのかと思う。
20歳くらいの時は、お尻の辺りに硬いものが触れて異様な感じがあり、満員電車内でしたが他のところに無理やり分け入って、ナントカ避けることができました。意外と冷静な対応だったような感じです。が、不潔感というか、そのいやらしさを思うと惨めになり、恥ずかしくて…ずっと誰にも話さないままでした。
その他、電車内ではありませんが、能登に一人旅した時も怖い体験をしています。そういう怖い体験を、どうしてなのか私は家族や友人たちに話したことがありません。心配かけさせたくない、というのではなく、たぶん忘れたいか無かったことにしたかったのではと思うのです。
ただの痴漢であり、レイプされたのでもないのに、気持ちがなぜか恥意識のようなものに変ってしまったような…。そうなるのはどうしてなのか、私自身もわからないのです。性に関することだと恥ずかしい…?
他の女性たちがどう感じているのか知りませんが、痴漢に遭ったと警察へ訴えた女性はそれほど多くないような気がします。家族にも話さない娘さんも多いような…。なお、警察発表が以下にあります。
「2009年における電車内での強制わいせつの認知件数は340件。迷惑防止条例違反のうち、痴漢行為の検挙件数は3880件(どちらも全国)。しかし、同調査で行われたアンケートでは被害に遭った人のうち警察に届けた人は10分の1程度という結果もあり、認知・検挙件数が実態を示しているとは言いがたい」
ただし、近頃の若い女性たちは、私の心に起きた恥意識ではなく、単なる被害者意識だけでややこしくなくて、素早く口に出して、「触ったでしょう!」と相手を追及できるようになった…。それが当たっているならば、よい方向だと思うのです。
で、昔は痴漢の容疑を受けることが少なかったが、最近は見逃すことなく、訴えられるようになった。で、逮捕されるという不名誉なことになりそうで、男たちはスタコラ走り出した…。
男性は、女性よりずっと性的な人間であることを、女性たちは知らないことが多く、それで自分を守ることを忘れている女性をよく見かけます。カウンセリングしている時も、夫たちの言動から、夫の求めていることが何か分からない妻たちがいます。
ちょっとズレますが、イスラム圏では、女性は性の対象者としてしか扱われていない、そんな男女差別の激しい社会です。男の性には寛容で、女性の性は極端に厳格で、レイプされた女性が死刑にされたりします。男に汚された娘は結婚できない!というのではなく、一族の恥になるのです。恥、はじ、はじ…。恥って、一体なんなのだ!!
女が男を挑発した、男にスキを見せたという訳です。で、父親や兄などの家族から殺される(名誉殺人という)ようなことさえ起きています。しかも、石打の刑にされることもあるらしい。名誉を汚されたので、娘を殺して名誉の回復を図るために、父や兄弟たちが、母親に殺させたという惨い例もあります。
たぶん、「お前の育て方がわるい」と母親を非難し、母親に娘を殺させたのだと私は想像する。男たちの論理には、過ちを犯すのは常に愚かな女で、男であるはずはないのだろう。
以下は、トルコ映画ですが、女性は性の対象者でしかないような描き方で、私からは不快になるところです。この映画の監督も述べています。トルコでは、「女性というのは、すべてが性と同一に捉えられるという現状があります」と。
痴漢するのはたぶん女性ではないんですから、どれほど男性が性的存在なのかと。そんな男たちだからこそ、女性と密着するような場になると、すぐに自分を抑えられなくなるのではと考えられる。
近頃、欧州では、ムスリムの女性が働きたいとしても、ヒジャブ(スカーフで髪を隠す)の着用を禁止されるとか、ブルカ(全身を隠す)の着用を禁止されるなどして、働くことができなくなっています。
女性たちは信仰を守りたいと思っているが、だからといって、行動の自由がなく、運転も許されず、まるで子ども扱いにされているような現状に、不満がないとは考えにくいのです。
ムスリム圏では、性に関する恥意識はかなり強く、それが日本人からは想像できないくらいに広くて深く、しかも強固です。事例として、イランで聞いたことですが、男性も個室で座って用を足すそうです。他の男たちに見られることは恥ずかしいことだと。
そういう生活文化は変えられないのでしょうが、「羞恥心」ほど危険なもの、つきあいにくいものはないと、イスラム社会を知るほどに怖くなります。それが源になって男女差別になったとも考えられます。
かの地では、痴漢などされたら、恥ずかしいどころか、訴えたら、それは自分の過失になり、人生の破滅になってしまう。日本人女性としてみたら、そこは恐ろしい社会でしかない。
★電車内の痴漢防止に係る研究会の報告書
警察署 2011年
20歳くらいの時は、お尻の辺りに硬いものが触れて異様な感じがあり、満員電車内でしたが他のところに無理やり分け入って、ナントカ避けることができました。意外と冷静な対応だったような感じです。が、不潔感というか、そのいやらしさを思うと惨めになり、恥ずかしくて…ずっと誰にも話さないままでした。
その他、電車内ではありませんが、能登に一人旅した時も怖い体験をしています。そういう怖い体験を、どうしてなのか私は家族や友人たちに話したことがありません。心配かけさせたくない、というのではなく、たぶん忘れたいか無かったことにしたかったのではと思うのです。
ただの痴漢であり、レイプされたのでもないのに、気持ちがなぜか恥意識のようなものに変ってしまったような…。そうなるのはどうしてなのか、私自身もわからないのです。性に関することだと恥ずかしい…?
他の女性たちがどう感じているのか知りませんが、痴漢に遭ったと警察へ訴えた女性はそれほど多くないような気がします。家族にも話さない娘さんも多いような…。なお、警察発表が以下にあります。
「2009年における電車内での強制わいせつの認知件数は340件。迷惑防止条例違反のうち、痴漢行為の検挙件数は3880件(どちらも全国)。しかし、同調査で行われたアンケートでは被害に遭った人のうち警察に届けた人は10分の1程度という結果もあり、認知・検挙件数が実態を示しているとは言いがたい」
ただし、近頃の若い女性たちは、私の心に起きた恥意識ではなく、単なる被害者意識だけでややこしくなくて、素早く口に出して、「触ったでしょう!」と相手を追及できるようになった…。それが当たっているならば、よい方向だと思うのです。
で、昔は痴漢の容疑を受けることが少なかったが、最近は見逃すことなく、訴えられるようになった。で、逮捕されるという不名誉なことになりそうで、男たちはスタコラ走り出した…。
男性は、女性よりずっと性的な人間であることを、女性たちは知らないことが多く、それで自分を守ることを忘れている女性をよく見かけます。カウンセリングしている時も、夫たちの言動から、夫の求めていることが何か分からない妻たちがいます。
ちょっとズレますが、イスラム圏では、女性は性の対象者としてしか扱われていない、そんな男女差別の激しい社会です。男の性には寛容で、女性の性は極端に厳格で、レイプされた女性が死刑にされたりします。男に汚された娘は結婚できない!というのではなく、一族の恥になるのです。恥、はじ、はじ…。恥って、一体なんなのだ!!
女が男を挑発した、男にスキを見せたという訳です。で、父親や兄などの家族から殺される(名誉殺人という)ようなことさえ起きています。しかも、石打の刑にされることもあるらしい。名誉を汚されたので、娘を殺して名誉の回復を図るために、父や兄弟たちが、母親に殺させたという惨い例もあります。
たぶん、「お前の育て方がわるい」と母親を非難し、母親に娘を殺させたのだと私は想像する。男たちの論理には、過ちを犯すのは常に愚かな女で、男であるはずはないのだろう。
以下は、トルコ映画ですが、女性は性の対象者でしかないような描き方で、私からは不快になるところです。この映画の監督も述べています。トルコでは、「女性というのは、すべてが性と同一に捉えられるという現状があります」と。
痴漢するのはたぶん女性ではないんですから、どれほど男性が性的存在なのかと。そんな男たちだからこそ、女性と密着するような場になると、すぐに自分を抑えられなくなるのではと考えられる。
近頃、欧州では、ムスリムの女性が働きたいとしても、ヒジャブ(スカーフで髪を隠す)の着用を禁止されるとか、ブルカ(全身を隠す)の着用を禁止されるなどして、働くことができなくなっています。
女性たちは信仰を守りたいと思っているが、だからといって、行動の自由がなく、運転も許されず、まるで子ども扱いにされているような現状に、不満がないとは考えにくいのです。
ムスリム圏では、性に関する恥意識はかなり強く、それが日本人からは想像できないくらいに広くて深く、しかも強固です。事例として、イランで聞いたことですが、男性も個室で座って用を足すそうです。他の男たちに見られることは恥ずかしいことだと。
そういう生活文化は変えられないのでしょうが、「羞恥心」ほど危険なもの、つきあいにくいものはないと、イスラム社会を知るほどに怖くなります。それが源になって男女差別になったとも考えられます。
かの地では、痴漢などされたら、恥ずかしいどころか、訴えたら、それは自分の過失になり、人生の破滅になってしまう。日本人女性としてみたら、そこは恐ろしい社会でしかない。
★電車内の痴漢防止に係る研究会の報告書
警察署 2011年
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