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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ある日、どのチャンネルを見ても北朝鮮の核実験を取り上げていた。なんだか、いやな気分でした。北の脅威を煽れば、アベの支持率は高まり、カケ・モリ追及をそらすことができる。さらに逃れるべく、アベは衆院の解散も目論んでいる…。

そして、アベ以上にあきれるのは、トランプ政権だ。北朝鮮の核開発に厳しい姿勢を見せているが、それならアメリカ自身が、まずは核兵器の廃棄を少しでも世に示すべきではないか。アメリカの持つ核兵器で世界中を破壊できると聞いている。

で、どれほど核実験をしてきたのか知りたくて調べてみたら、以下のサイトが見つかり、改めてビックリ。北朝鮮を非難する資格があるのかと。



保有国の核兵器保有数ランキング+核実験場の世界地図

アメリカがトライした核実験はなんと1032回とある。そして、アメリカが現在保有する核弾頭は7000以上(正確な数字は秘されているので、8000くらいだと載せているところあり)らしい。次はロシアで、アメリカと同じくらい保有している。

がしかし、プーチンは北朝鮮の制裁にはあまり熱心ではない。プーチンって、どう見ても悪人面で好きになれないのですが、最近の言動からみると結構ノーマルなのではと思う。というか、アベ&トランプ政権の言動とかやり口があまりにも愚かというかアブノーマルなので、プーチンのほうがましってことになってきたような…。

むろんのこと、北朝鮮への不快感(拉致問題その他などから)は、私だとて持っています。ですが、北の一般庶民の方々への不快感など持ちあわせてはいません。

で、毎年のようにアメリカと韓国が「米韓合同軍事演習」をしていますが、この一般庶民にとって、自分の国土や自分たちを「敵だ」と想定して実施している大規模な軍事演習を見せつけられたら、どれほどの脅威になり、怒りになるのかと。考えるまでもなくわかろうというものです。

過去最大規模の米韓軍事演習で北朝鮮を牽制:フォール・イーグル2017

相手は世界一の大国で、戦争をしない年は無いほどの「戦争大好き国」です。ゆえに、いつ攻撃されるか、いつ侵略されるのかと戦々恐々としているに違いありません。であれば、少なくとも絶対に負けないぞ!と、そうはさせないぞ、と、防衛ための核開発に躍起となるのは至極当然のことではないでしょうか。

一方、日本のマスメディアの報道を見ると、北の脅威を煽っているように見えます。どう考えても、脅されているのは北朝鮮なのにです。脅しているのは主にアメリカで、次は日本であること中学生でもわかることです。

なお、19日にトランプは国連で演説をしているが、
金正恩をロケットマンなどと呼んで、「自殺」行為に及んでおり米国やその同盟国を攻撃対象とすれば北朝鮮を「完全に破壊」すると演説している。

アベも20日に国連で演説「脅威はかつてなく重大で、眼前に差し迫ったものだ」と述べ、「必要なのは対話ではなく圧力だ」と言う。まさしく脅しだ。北朝鮮に圧力をかける必要があるので、金のかかる米日の大軍事演習をせねばとか、防衛費がさらに必要で軍拡はオーケーってことになり、日本国民の支持を取り付ける。たぶん!

ところで、日本の軍備力ランキングは、一昨年より今年のほうが上がっています。北朝鮮もです。もしかしたら世界中の国々の軍事力が高まっている、ってことなってないか。と、それを恐れています。

★日本もランクイン「世界の最強軍事力ランキング2016年版」TOP40か国
日本9位 北朝鮮36

世界の軍事力ランキング日本は7位、北朝鮮は23 2017



【海外の反応】あのCNNが『日本の恐ろしい軍事力』と大々的報道!米国メディア「日本の自衛隊は世界中の軍隊と対等以上」アメリカが押し付けた憲法で制限された事が『日本の軍事力を強化した』との認識を。

しかも、韓国も日本と同様に「指揮権密約」をアメリカと秘密裏に交わしている可能性があると思う。戦争になったらその指揮権はアメリカが持つという密約(これを確認できるのは以下の著書)です。

矢部宏冶・著作
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか集英社インターナショナル 
『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』集英社インターナショナル 
『知ってはいけない日本支配の構造』講談社現代新書

さて、8月25日付東京新聞社説にあります。
「弾道ミサイルの発射実験を繰り返す北朝鮮は、アジア・太平洋地域の平和と安定に対する脅威となっている。日本への攻撃に備え、防衛力を適切かつ効率的に整備することに異論はない」と。

最近の東京新聞にはガッカリ。実態は北東アジアの安定を乱す恐れがあるのは、アメリカであり、その忠実な家来・日本ではないか。ベトナムやタイやカンボジアなどの国民に尋ねてほしいところです。この期に乗じて、両者はどちらも軍事力をさらに強めようとしています。(これに関しては、以下のサイトで詳しい情報が載っていますので、ぜひ見ていただきいと願っています)

アリの一言…「北朝鮮の脅威」煽って過去最大の軍拡強行



 

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