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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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大阪北部の直下型地震は6月でした。西日本の広域豪雨は7月。9月になって台風21号に遭うが、その2日後に北海道で震度7の地震です。続けざまの災害に遭っている日本。こんなに自然災害の多い年になるとは誰も予想できなかったと思う。

ところで、関西空港がなぜ水没するのか知りたくて、報道されるかと待っていたのに、震度7
の地震が起きて、関空のことはどこかに吹き飛ばされてしまった…。


★台風21による大雨及び高潮の影響で関西空港が水没https://matomame.jp/user/bohetiku/fe0b7d278f7243734604


私が利用する空港は、主に中部セントレアですが、ここは関空と同じ「海上空港」です。もしかしたらセントレアも水没する危険性は同じようにあるのかと、ふと思ったのですが、調べたらその恐れはあるようです。

関空は、大阪湾沖5 kmの人工島に作られた海上空港で、1994年に開港しています。ですが、なんとしたことか、毎年7 cmのスピードで沈下しているみたいです。エエーッ、どういうことなの、ウソでしょ?!?  

どうやら、地盤沈下しているのは海底の地質に問題があるようです。

大阪湾の海底地質は、大阪層群と呼ばれる。空港島の海底では、厚さ約20mの沖積層と、その下に、400m以上の洪積層が続いており、上部ほど軟弱である」或るサイトに載っていました。

で、対策としては、ジャッキアップ装置があって、空港内の主な建物はある程度は沈下しても、この装置で持ち上げられるのだそうです。しかし、永遠にアップできるものではない。いずれは限界が来ます。

それに、空港の建物は少し持ち上げることができても、地面そのものが持ち上がることはない。で、かさ上げと護岸の強化はしていた。が、沈下のペースからみたら、あと50年で浸水すると書かれているサイトもあった。

なお、関西エアポート()のホームぺージには、「いろいろな不同沈下対策」というタイトル(青字)で知らせが載っています。

★関西エアポート(株)
http://www.kansai-airports.co.jp/efforts/our-tech/kix/sink/hudou.html

「沈下は収まってきているので不同沈下も減ってきており、現在は、数年に1回のペースでジャッキアップを行っています。(H19.12現在)

これは11年前に書かれたもので、それ以降では沈下が進んでおり、さらに末期的な様相になってきたので、恐ろしくて書けないのでは…。今頃、この会社は大変なことになっているかも‥、

その他の海上空港は、北九州空港と長崎空港です。こちらの地盤はどうなのかまだ調べていません。でも、関空の水没を知り、その前の原発事故などから見ても、日本の技術の高さに信頼を置けるとは、とうてい思えなくなってしまう。

それよりも、これらの建設を決めた大阪府などの施主や御用建築家に信頼が置けなくなる!!

最終段階に入った関西国際空港二期工事
水没する運命の関空は撤去以外にない!讃岐田 訓(神戸大学)
https://jimmin.com/legacy/2003b/page_037.htm


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