イランは大人の外交をやっている、が、日本は?

イラクによるイラク空軍基地へのミサイル攻撃は、アメリカへの「平手打ち」だと、イランのハメネイ師が述べていたようです。

大人対応ですね。前川喜平さんのツイートにもあります。

「アメリカよりも日本よりも、イランは大人の外交をやってるように見える」

アベ政権の外交はアメリカ追従でしかなく、また、日本人は元々交渉下手だとも言われている。
 
また、日本の国会議員の不祥事を知ると、まるで幼児というか悪い意味での子どもでしかないように見える。

大人としての風格は無論のこと全く無い…。

★2019年度版の自民党国会議員による「桜を見る会」以外の不祥事→ここ
 

★2018年も留まることのない自民党と安倍政権の不祥事→ここ

しかし、イランの最高指導者であったホメイニや二代目のハメネイ師は、イランにおける精神的指導者であり、政治家、法学者です。

ニュースなど見ていると、故・ホメイニ師たけでなく、ハメネイ師やドローンで殺されたソレイマニ司令官などは、大人の風格がクッキリと出ていると思う。

ところで、中田考さんという方、ご存知でしょうか。著書を読むとかなりの大人にみえます。

彼はイスラム教徒でもあり、イスラム法学者で、「カリフ制再興」を実現することを目指しているようです。

カリフ制(Caliph）とは、預言者ムハンマド亡き後の最高権威者の称号です。

カリフの資格として求められる条件は以下だそうで…、で、ちょっと気に入らない箇所がふたつ…。
　　　　

➀男性であること
➁自由人であること
③成年者であること
④心身両面で健全であること
⑤公正であること
⑥法的知識を持つこと
⑦賢明であること
⑧イスラームの領土の防衛に勇敢かつ精力的であること
⑨クライシュ族の男系の子孫であること