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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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まずは、人間の気質はおよそ9つのタイプに分けられるとお伝えしたい。

が、詳しくみたら18タイプにも分けられ、さらに細かく把握することもできます。

たとえば、タイプ2だと判定できたら、その次にはタイプ2w1なのか、タイプ2w3なのかも判ってきます。

さらに、日頃の生活ぶりを把握できるようになれば、ウイングの重い人なのか軽い人なのかも判定できます


同じタイプ2w1でも、いろいろな違いがあります。

1のウイングが重い気質の人は、負けず嫌いで、神経質で、すぐに怒りを発散してしまう傾向があります。


故に、誤解してしまうというようなことも起きてきます。後から後悔するなどもあるかと。

ところが、1のウイングが軽い気質の人は、それほど勝ち負けを意識せず、神経質とは言えません。


状況をみて怒りを抑えることもできるほうで、鷹揚でいい加減になりやすい気質です。

そうなれば気質は36タイプに分けられるってことになります。

人類は9つの気質(タイプ)に分けられるというのが、エニアグラムの性格類型論です。


ちなみに、私は「エニアグラム性格学」と名づけており、早くも25年以上経ちました。

このように、およそ36タイプに分けて把握できるとしたら、つまりは、「人間の気質はそれぞれで、バラバラだ!」ということになるでしょう。


従って、「人間は9つの気質(タイプ)になど別けられるものではない!」と思うのは当然です。

ですから、エニアグラムに疑念を持つ人たちばかりとも言えます。

しかしながら、すべての生物には生計図があり、設計図であるDNAを知れば、如何に合理的に出来ているのかが判ります。


ゆえに性格(気質・タイプ)も合理的に出来ていると考えられます。

生物が多様なように、性格(気質)というものも多様です。

が、大まかに見れば、人間の気質(タイプ)は9つに分けられるという見方は、事実なのではないでしょうか。

人間だけでなく、哺乳類などもタイプ(気質)を判定できます。

ただし、他のエニア学派は、そのような見方には到達していないみたいです。

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