女性を軽んじる男たちとは?

私が結婚して半年くらい経った頃、連れ合いとその友人たちと旅したことがあります。

宿に泊まったのは、男が四人で、女は私ひとりだけです。

二部屋あったので、男たちは１０畳部屋で、私はひとりで六畳くらいの部屋で寝ました。皆２０代で、夜更けまで語り明かしました。

確かその二十年後くらいになって、当時の友人だった男性とたまたま出会う機会を得ました。

あの旅の話題が出ましたが、この彼は私と一緒に泊まったことを覚えていなかったのです。

「えっ、そこに居たの? 嘘でしょ!」と言う。連れ合いは妻である私とともに泊まったことよく記憶していた…。

このようなことは、皆さんも体験したことがあるかと思います。

一夜をともにしたのに、どうして忘れられるのかと…。

当時は写真を撮ることも現在のように多くは無かったので、証拠が残っていません。

さて、エニアの理論を見出した中に、「男性を強く意識するタイプ(261)」があります。載せているのは→ここ  をクリック

この3つのタイプは、男性のほうに意識を向けていることが多く、とかく女性の存在を忘れやすいと言えます。

しかし、好きになった女性であれば、印象は強く、忘れられるものではありません。

それに、大嫌いな女性とか、派手で目立つ女性ならば記憶に残りやすいものなので、一概には言えないことは当然のことです。

元々の気質(生まれながらの気質)として、「男性を強く意識するタイプ(261)」という3つのタイプは、本質的に女性性が強い人たちです。

男性に生まれたのに、なぜか女性的な仕草や言葉使いをする男性がいます。テレビ画面でもよく見かけるのではないかと思います。

ただし、同じ女性性の強い男性でも、程度の違いがあります。たとえば、ゲイという同性愛の男性は、女性性が最も強い男性です。

ですから、ほとんど女性だと思われるような男性もいれば、女性性はわずかという男性もいます。

知っている限りは、ゲイはみなタイプ2w1の男性と判定していますが、2w1は人口比率が圧倒的に多いからなのではと。

なお、タイプ1とタイプ6はあまり見かけないので、わかっていないと言えます。

ちなみに、親戚に6w5の男性がいますが、強い男が大好きらしく弱そうな男を嫌っています。

また、音楽好きで好きな歌手は男性だけ。女性歌手が好きだと言う話は聞いたことがありません。

この男性は最近になって結婚しましたが、相手はきつそうな女性で、妻の料理の手伝いなどもしているみたいです。

取り上げられるとしたら木下博勝さんで、6w7と判定しています。医師でありタレントですが、彼の妻はプロレスラーのジャガー横田さんです。

261の特長としては、声が高いとか、オシャレ好きで衣服や頭髪に関心が高いなどもあります。

さて、女性性が強い男性は女性の存在を忘れやすいという傾向があり、男性の存在が大きく、よく気にしていると言えます。

ですから、つい女性の存在を忘れるために、その女性からは軽んじられているように見えます。

しかし、ゲイの人たちがゲイ以外には成れないように、これは誰にとっても本質的に変えられない現象です。

従って、「あの男は自分を軽く見ている」と憤慨していたとしたら、「そうではない」考えられるようになるのではと思うのです。

当会のエニアグラムを学べば、腹立たしいと思うようなことが減るという、そんな傾向はかなりあります。

そして、そういう理論を見出せたことを感謝したいと思っています。うっ! ちょっと変かな??