そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰?
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私はこのブログだけでなく、もう一つのブログを持っています。
そこでは動物に関することだけを書いています。以下です。
★「犬の心理学・性格診断室」→ここ
原発事故があった2011年の4月6日。原発20キロ圏内で、牛や犬が徘徊しているというニュースがありました。
第1原発10キロ圏内の富岡町。左官をしていた男性(47)は、夜中に友人の車で避難先の同県郡山市から自宅へ向かった。
途中で警察官2人から「どちらへ」と尋ねられ、30キロ圏外の村の名前を挙げて「家畜に餌をやりに」と答えて切り抜けた。
町にたどり着くと、人の気配はなく、牛や犬が徘徊(はいかい)していた。「真っ暗で怖かった。みんな、死んじゃうから放したんだね」とぽつり。
その動画を観て、たまたま、珍しく詩作(青字)しました。
福島原発が無かったら、今頃、犬や猫などのペットは救い出されたことだろう。
乳牛であれば、乳を搾ってもらっているだろう。
乳牛は毎日、乳を搾ってあげないと病気になる。
そういう牛に作り変えたのは人間だ。
人間に都合よく作り変えた牛だ。
そんな牛だから、人間たちが居なくなったら、どうしていいかわからない。
ウロウロと徘徊しても、いつものおいしい餌は見つからない。
どこかで草を食べてしまうだろう。放射能で汚染された草を…。
水を求めて探しまわっても、なかなか見つからない。
水溜まりを見つけて飲むと、なんだか嫌な味がする。
春になり、空は青く輝いて、優しい風に包まれているのに…
傲慢で強欲な人間たちが、原発などを作って利権をあさり、そのせいで、「原発事故」という人災を招いてしまったのだ。
この詩を読むたびに、けっして忘れないようにと…。
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