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図書館内でおしゃべりしている人をよく見かけます。過日のこと。「お前たち、静かにしろ! ここは図書館だぞ、しゃべりたいなら外でやれ!」などと40代頃の男性が、大学生か高校生くらいの男女のグループに対して叱責しておりました。
さて、こういうことができる人と、できない人がいます。できるのはむろん攻撃タイプ(8・2・5)です。なお、館内には警備係や図書館員が結構、あちこちにいますから、その人たちに申し出て注意を促してもらうこともできます。こちらを本能的に選ぶ人がいますが、これは全タイプにいると考えられます。つまり、攻撃タイプは、前者(叱責者)にもなり、後者(その場の担当者か責任者に申し出る)にもなります。
攻撃タイプが、みな前者になるというものではありません。子どもの頃から同級生を叱責できるような人もいますが、多くは成人してからであり、中年以降は遠慮なく他人を叱責できるようになるに過ぎません。なお、一度もそんなことはしたことがない、という攻撃タイプの人も、当然ながらいます。
ちなみに、調和タイプ(3・6・9)と防御タイプ(7・1・4)は後者になるほうですが、後日、メモや手紙などで注意を喚起するくらいなことはします。直接的な対決をしないようにするのが通常の振舞い方です。
自分はその任ではないのに、見ず知らずの他人に注意できる人がいるとしたら、それは自分の「優位性」を示しがちな気質の人です。攻撃タイプ(8・2・5)は、どうやら自分はオオモノで重要人物なのですから、「自分は注意できる人間」だと自認していると考えられます。
たとえば、米国は、国連決議がなくともイラクを危険な国と認定して、イラクに攻め入りました。世界の「憲兵」または「警察官」だと自認しているのではないでしょうか。多くの国が、米国に「憲兵」をしてほしいと委任したというのではありません。勝手な論理で行動する国を後押しするような、そんな国もありますが‥。
人間のなかに、自分は世界の中心にいてオオモノでしかも重要人物なのだという振舞い方をする人たちがいるように、国にもあるということではないかと。これは自分の「優位性」を示していることで、「自分は世界の中心にいると自己認識している人(8・2・5)」に起きがちな傾向であると考えられます。
これに関する理論を知りたい方は、こちらをお読み願いたい。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
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