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3/13のブログに、以下のように書いていますが、一部、間違いがあります。以下のものです。
「ちなみに、1000マイクロシーベルトとは一般人が1年間にあびる放射線の限度。福島の病院(福島原発から20k圏外)で計測した値とは1時間あたり1000マイクロシーベルトです」
それは福島で測定された病院のことで、「福島原発から20k圏外」だと、知り合いから間違って知らされたためです。しかし、落ち度と責任は私にあります。
今日になって調べてみると、圏外ではなく圏内だとわかりました。双葉町役場と双葉厚生病院の2ケ所で計測しているものでした。福島原発のある場所とは同じ双葉郡内にあります。
キチンと調べずにご報告してしまい申し訳ありません。お詫びを申し上げます。これでは、「被害は甚大だ」とか、「政府や電力会社の報告には間違いがある」と告げていることになるかもしれず、反省しております。
しかしながら、公表されているものを探しましたが、「東京電力は14日、放射線量が制限値の毎時500マイクロシーベルトを再び越え」というものが見つかっただけです。
つまり、東電や政府は嘘はついていないのですが、事実を詳しく述べていない、具体的な数値を上げて報告していない、と考えられます。
これは、3/14のブログで取り上げていることとも関連します。以下に少し短くして再度載せます。
「女川原子力発電所では、基準値の4倍に達する放射線量を検出したが、それは女川が出したものではなく、福島の1号機で発生した爆発によって漏れた放射性物質が、南風で約100キロ離れた女川原発周辺に運ばれた可能性が高いと推測している。健康に影響はない。風向きなどからして女川で出てもおかしくない値。その後、数値も下がっている」
しかし、私が疑問に思ったように、河田さんも次のように指摘しています。
「女川原発付近で 21μSvの放射能が検出されたが、東北電力によれば女川原発からの影響とは考えられない。風で福島原発から飛来した可能性あり。と、すればこれは大変なことを意味する。女川と福島は約100km離れているので、数千倍以上の希釈があるはずで、福島の北側地域は大変な汚染大気を吸ったことになる」
これに関して、テレビに出演している原子力に関する知識のプロだと考えられるコメンテイターたちは、何も言及していません。アナウンサーも疑問に感じないのか質問を入れたりしていません。どうしてなんでしょう?
また、福島の1号機が15時36分ごろに爆発していますが、首相官邸での会見は17時47分の2時間後です。とりあえず、爆発事故が起きたという事実だけはすぐに発表すべきなのでは? でも、そうはしませんでした。なぜなんでしょう?
どのように公表したらよいのか、いろいろと思案していたのでしょうか? 公表の仕方を熟慮する人たちのように見えるところです。
彼らは知っていて黙ったままでいるのか、また、口裏を合わせて危険なことは隠しているのでしょうか? 後から責任を追求されないように、「嘘はつかないが本当のことも言わない」ようにしているのでしょうか?
ただ、こういうやり口はいつものことだと言われることがあります。でも、政府の言うことならば信用する、大企業だから嘘は言わない、と信じ込んでいる人たちは少なくありません。
https://twitter.com/JVJA_member
なお、上記のツイッターには、「双葉町にある自宅に向かう住民、十数名以上に出会った。彼らのすべてが、上述の高濃度汚染について知らなかった」とあります。
東京電力と政府は、現地にいる人たちに、「重要な情報は、より正確に詳しく知らせる義務がある」という考え方をしていないように感じますが、あなたはどう思われますか?
このような値は刻々と移り変わるものなので、どの数値を公表できるのか、それを判断することは難しいものだとは思いますが。
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