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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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山口県の二井関成知事は14日、福島第一原発1号機等で発生した事故との関係で、上関原子力発電所建設計画について要請し、中国電力はそれを受けて工事の一時中断を決定しました。

暗いニュースが多いなか、ちょっとホッとしますね。寒い中、浜辺でお年寄りたち(地元民は高齢者が多い)が仕事もできずに、つまり収入も得られず、工事強行を止めようと必死で頑張っていた様子は、2/23の当ブログに貼り付けている中継から見ておられた方も多いと思います。

さて、山口県知事の記者会見での質疑応答の様子はかなり面白く、みなさんにも読んで頂きたくて、アドレスを載せています。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/new.html

中国電力のほうも、それに関して文章を公表しています。タイトルは「福島第一原子力発電所等での事象を踏まえた対応について」です。

http://www.energia.co.jp/info/oshirase_20110315_2.html

上関町にいる住民の方が開設しているブログには、上記の中国電力が公表した文に対して、次のようにコメントしています。

中国電力は、知事や町長に言われなければ工事を中断するという判断すらできなかったのでしょうか。本当に理解に苦しみます。

この文章の中で福島第一原発の事故を「事象」と表現していますが、これはレベル0からレベル7までの原発事故の評価段階のうち、レベル4以下の事故に対する呼び方です。

なお、レベル5以上から「事故」と呼ぶようです。海外では
今回の事故をレベル6と評価する声もある中で、国や電力会社は事故の程度を低く低く見積もろうとしています。その姿勢は中国電力も同様のようです。

また、この文章の表現ですと、「住民への説明さえ済めば工事を再開する」と読めます。
「地元住民の理解」はなくても「地元住民への説明」が済めばいい、これまでの29年間にわたる中国電力の姿勢となんら変わりはありません。

このような傲慢な態度の企業をどうやって信頼すればいいのでしょうか。どう考えれば原発のような極めて危険なものの建設や運転を彼らに任せてもよいと思えるでしょうか」

こちらにある文を転載させてもらいましたhttp://blog.shimabito.net/
 

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