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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 本当に久しぶりなんですが、 「仲間たちのつぶやき」を更新することになりました。今回は、7w8の男性に原稿をお願いして書いて頂きました。7w8の気質がよく出ていると思います。以下にあります。感想などを頂けたらうれしく思います。   
     http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page11.htm


 ところで、急遽、瀬戸内海の直島に出かける計画が持ち上がり、ジェームス・タレルさん
の作品を鑑賞する機会を得ました。新潟にある「光の家」を知ってから関心を持っていたアーティストでしたが、今回、作品を観て、自分の予想以上だったことをご報告したいと思います。


 直島の地中美術館には、彼の作品は3つありましたが、「オープンスカイ・ナイトプログラム」がなかなかに見せます。「光」を45分間、知覚するというもので、いわば、色の「錯視」また「残像・同化」といったものを利用して、「光」を知覚させようとする「体験型アート」です。このプログラム、金土の日没時しかやっておりませんし定員は25名です。予約がなかなか取れないようで幸運だったと思います。

 タレルさんは自分のアートについて、次のように語っています。 「私は光と人間をテーマにしている。興味は人間の光に対する感じ方なのです。自然光をデザインするというのが私の究極のテーマです」
 「私が思うには野球を観戦するのとプレイするのとの違いです。私がしたいのは、貴方に体験をさせること。野球を見ているのではなく、実際に野球をしてどうなのかを、貴方がそれをどう感じるのかということを体験させてあげたいのです」

 動画サイトのYouTubeにて、「James Turrell」と検索すれば、彼の作品がどのようなものか少しはわかるのではないでしょうか。
http://www.youtube.com/results?search_query=James+Turrell&search_type=

 
 この「錯視」に興味が沸いてウェブサイトに何かないかと探していたら、以下のページが見つかりました。それらの作品を観てもらえれば少しはわかっていただけると思うのですが‥。
      http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/#allpage

 たとえば、私たちは簡単に錯覚を起こすようにできていると、つくづく実感するのではないかと思います。本当に真実が見えているのかと。これは「視覚」だけでなく全ての感覚器にも起こり得ることだと考えざるを得ません。果たして、自分の目は目の前にあるものを正確に映し出しているのだろうかと疑問になってきます。または、日頃からいろいろなことを自分は思い違いしているのかもしれない、単なる妄想なのかもしれないと考えてしまうのです。


 既に知っている方も多いと思いますが、新鮮な驚きが得られるのではないかと思い、ぜひ皆さまにご紹介したいと載せています。
     

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