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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 前々回の「その7」において、「ツンデレ」なる振る舞い方をする可能性がある男性は、8w7と7w8であると述べています。女性では2w1のみをあげています。この3つのタイプは攻撃性の強い気質です。ツンケンするとしたら、それは攻撃性の強い気質でなければできにくい振舞い方ではないかと考えられるからです

 1w2の女性は、男性の前では極度に緊張しやすく、まして気に入った男性ならば、ツンケンすることはほとんど考えられません。口も利けず遠巻きにしているのではと予想します。

 さて、8w7の男性はめったにいないタイプらしく、直にまみえることがなかなかできません。そこで彼らの創作品を探してみましたが、このタイプと判定している梶原一騎さんのマンガ「愛と誠」に、ツンデレに該当しそうなものが見つかりました。

 まず、誠くんの性格は、作者梶原さん(8w7)の気質がそのまんま出ていると考えられます。一方、愛さんは、作者である8w7の男性たちにとっての理想の女性だと考えられます。賢くてスポーツ万能。かつ健気で美しく誇り高く、男性に従うこともできるが、力強さと深い愛情を注ぐこともできる女性のようです。

 (ちなみに、「朝日の恋人」という彼の作品に登場する主人公は、天地真理という女性の勇気と健気さと、慈悲に満ちた愛や優しさに惚れて、彼女にふさわしくありたい一心で男を磨いていく物語であると紹介されている)


 しかるに、誠くんは、そんな愛さんを冷たく突き放したり、無理難題を科して苛め抜いているように見えます。女の愛を信じられず、それが本物かどうか試しているのではないかと考えられます。

 また、永井豪(78)さんのマンガ作品は多数ありますが、女性を陵辱している場面がよく登場します。手元にあるのは「バイオレンスジャック」ですが、女性に対してサディスティックな場面がいくつもあります。女性に冷たくなる可能性が高いと予測できるものではないでしょうか。
 むろん、女性を守る強い男だという設定が主になっています。8のウイングの男性にとっての自己実現の一つです。


 しかしながら、同じ78でも、冷たくするのではなく、デレデレだけになる男性がいます。それは21女性のなかに、男に媚(こび)を売り愛想よくデレデレして男好きだとはっきり示す女性がいるのと同じです。

 たとえば、秋本治さん(78)のマンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津巡査長です。手持ちにある第1巻で紹介するならば、交通ルールを守らなかった美しい女性が、両津巡査に抱きついて泣き落としにかかります。すると両津さんは、「わかった、わかった(事故原因は)むこうのせいだポストの赤いのもあいつのせいだ。国鉄が赤字なのも‥」と女性を擁護します。あきれるほどに美しい女性に弱くデレデレです。

 女性からみれば、両津巡査のような男性はかわいげがあります一方、男にデレデレする女は、ツンデレをする2w1女性たちを不愉快にさせてしまうようです

 さすれば、女にデレデレとなり鼻の下を長くしている両津巡査は、
78・8w7男性からは不愉快な存在なのでしょうか? なんとなく2w1女性たちとは違い、さほど不愉快ではないだろうと予想するのですが‥。調べたいことがまだまだあります。


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