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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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福島民報という30万部を出している新聞社に、福島の子どもたちを放射能から守って欲しいという内容の文を投書しました。しかし、採用してくれません。

大手の新聞社だけでなく、地方新聞もほとんど政府の広報をそのまま流しているだけです。ただ、こんな時期ゆえ少しは考慮して掲載してくれるかも、という淡い期待をしましたが、ダメでした。

ところで、福島民報の4/27には、県への「放射線に関する問い合わせ窓口」への相談件数が26日までに一万件を超えたとあります。

「子どもに母乳を与えても大丈夫か」など涙ながらの訴えが電話越しに響いた。「子どもを外で遊ばせても大丈夫か」と、矢吹町の30代の女性は電話口で声を震わせたなど。放射線量の調査結果などが発表されるたびに、3回線ある電話がパンク状態になるとあります。


当たり前なんですが、やっぱり不安が嵩じているのです。一方で、原発推進派だった人物が、嘘は言わないが本当のことは言わないまま、安心感を与えるような、いい加減なアドバイスを講演などでしています。

たとえば、ここでも再三紹介している神谷研二は、「半減期の長いセシウムは土の表面にたまりやすいため表土の除去は放射線量減少に効果があるのは間違いない」と話している。

そりゃ汚染された表土を除去すれば効果は出るだろう。が、原発からの放射性物質は放出され続けている。再度、表土を除去しなければならないのだ。

また、飲料水や食べ物からの内部被曝もあるわけで、表土を除去しただけでは何にもならないが、それはたぶん語っていないのだろう。


そこで、現地の人たちに直接、声を届けようと、福島の教育委員会にメールしたりファックスをすることを思いつきました。

まずは福島市と郡山市に夫婦連名で住所も記入して出しましたが、ここも現在まで、無しのつぶてです。まあ返事が来るなどとは思っていませんが。

さらに、この2つの市内にある保育園と幼稚園にファックスなどを送る作戦を考えつき、少しずつトライしています。その次は小学校などと思っているのですが…。なにしろ数が多くて、やり切れるのか自信がない。

ところで、以下のところに、いわき市の掲示板が、4/26日から設置されました。「東北地方太平洋沖地震 福島第一原発」という名称ですが、一般の人たちが投稿しています。あなたも出してみませんか? で、フツウの主婦の不安や悩みとか、知りたいことなどを書いたほうがよいかもしれません。

http://mink555.jugem.jp/?eid=1154

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