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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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フランスでも「安全だ」などと、隠していたのか嘘つきの政府責任者がいたようだ。どこでも政府関係者というものは原発推進派に属しており、被害を過小評価する。

しかし、25年後の今年3月起訴されたという。チェルノブイリからはかなり離れているのに、3700名が甲状腺ガンを患っているという。それならば東京以西でも警戒しなければならないのではないか。

たぶん低線量だと考えられるが、それでも、これほどのガン患者がいる。大変な数です。深刻なことに、25年経っても問題が解決できていないことだ。

予想されているよりも多くの人たちが、ガンに苦しめられているというのだ…。原発というもの、原発事故という存在の恐ろしさ、そのおぞましさは格段のものがあるようだ。

  ………………………………

「チェルノブイリ事故後の野菜・果物への放射能汚染を過少評価した仏政府責任者、起訴」  フランス・フィガロ紙(4/1)

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/41-cc0e.html ← クリックすれば飛べます。

チェルノブイリ原発事故が起きた1986年4月 当時フランス放射線防護中央局の局長をつとめていたピエール・ペルラン教授(88歳)は、「フランス国内では『死の灰』(放射性物質)による汚染は無く、健康への影響は無い」と発言。

「深刻な嘘をつき!」  国民の健康を害したかどで、2002年より起訴されている。「フランス甲状腺がん患者協会」のシャンタル・ガルニエール代表は「私たちは怒り心頭だ。政府の嘘はもう終わりにしてほしい。

今日フクシマで何が起きているか、本当に分かっているのか? 私たちはぺルラン教授が嘘をついたことに怒っている。チェルノブイリ惨事の後に国民が野菜や果物を食べないようにすべきだったのに。」

 3700名の甲状腺がん患者が参加する同協会のガルニエール代表(61歳)は、1987年に甲状腺がんの診断を受け、今日に至る。


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