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ECRR 欧州放射線リスク委員会 2010年勧告
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_chap1_5.pdf ←クリックすれば飛べます。
(低線量電離放射線被ばくの健康影響)
ICRP(国際放射線防護委員会)は、専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う国際学術組織ですが、原発推進派だと知られています。
このICRPの勧告に基づいて、日本政府に対して被曝放射線量の許容値を通常の20~100倍に引き上げることを提案しました。
それは、事故後も住民が住み続ける場合は1〜20mSvを限度とし、長期的には1mSv未満を目指すべきだとしているものです。
また、これを受けて、内閣府の原子力安全委員会は、累積被曝量が20mSvを超えた地域において防護措置をとるという方針を政府に提言しました。
一方、ECRR(欧州放射線リスク委員会)は、自発的に創造された市民組織の一つです。この「ECRR の2010年勧告」の日本語訳が公開されました。
美浜・大阪・高浜原発に反対する大阪の会(http://bit.ly/iXCFYV )のご努力によるもので、一部作業の完了していない部分があるそうです。
しかし、「記述内容の重要性に鑑みこの段階で公開することにしました。」とあります。
一つは、ECRR2003からの大きな変化はチェルノブイリ原発事故の被害が明らかになりECRR2003モデルの有効性が示されたこと。
次は、劣化ウランについての新しい章が追加され、ウラン兵器の使用によって生まれるナノ粒子が、ICRPモデルでは全く記述できない遺伝子毒性を有していることが明らかになっています。
専門的で難しい内容が多いのですが、要所要所のところだけでも摑んでおくとよいのではないかと思います。
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