[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
人を傷つけたら傷害罪で訴えられるのが法治国家ですよね。それならば、福島第一原発の事故によって放射性物質が放出されたことによって、外部被ばくを受けてDNAを傷つけられたのであれば、傷害罪で訴えることができるのではないでしょうか。
また、業務上過失傷害罪で訴えることができないのかと、刑法なるものを生れて初めて調べる気になりました。
すると、第二編、第二十八 過失傷害の罪 第二百十一条に、「業務上過失致死傷等」という項目がありました。
「業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする。」
となれば、放射能が体内にあると検知されて、それが福島原発由来のものだと立証できたならば、業務上過失傷害罪で立件できるのではないでしょうか。
5年以下の懲役か50万円の罰金でも、東電他全ての関係者たちに支払わせるのであれば、少しでも恨みを晴らせるかもしれません。
告発状の書き方というサイトも見てみましたが、なにかないかと、そんなことまで考えてしまいます。とくに昨日のニュースはどうにも痛ましく耐え難いものでした。
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し 6/14
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110614-OYT1T00091.htm?from=tw
「福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。
男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。今月初旬までに約30頭を処分した。男性は親の代から酪農を続けており、姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。
酪農家仲間だった男性(51)は「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した」
ツイッターで見つけたものもあります。
「悲しいね。“「残った酪農家は原発に負けずにがんばってください”ってチョークでかいてあったよ。他の酪農家の方が“(書置きの悔しい思いを)なるべくたくさんの人に伝えていきたい”って。テレビが伝えてくれたのは亡くなった方のことだけど、同じ悲しみの人がたくさんたくさんいるってことだよね…。」
なお、「業務上過失致死の業務とは、人がその社会生活上の地位に基づいて反復継続して行う行為で、他人の生命、身体に危害を加える恐れのあるものをいいます」とあります。
自殺においやった責任も問いたいです。犯罪として罪を問いたい。それは無理なことなのでしょうか。法律に明るくないので、メチャクチャなことを言っているかもしれませんが。
そして、悲しいことですが、「原発」に勝ことなんかできないんです。原発を無くすことはできるかもしれませんが…。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |