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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 先日、ある妻から、夫がお菓子ばかり食べて困るというお話を聴いています。タイプ4と判定している30代後半の男性です。一ヶ月前にも、会計事務所を経営する知り合いから、「うちに最近入った男性が、仕事がひまになると菓子をボリボリ食べているので、ビックリしたよ!」と言っておりました。その男性のことをいろいろに話してもらうと、またもタイプ4です。
 
 あるタイプ4の男性は、「自分は子どもの嫌う野菜ものが嫌い」と語ってくれました。ピーマンや人参の類です。タイプ4は「末っ子気質」で、一番の年少タイプです。子どもが好むものを好むのは必然的なことなのですが、「子どもが嫌うものを嫌う」という言い方もあるのだなと知りました。

 また、まんじゅう
や煮物が嫌いで、ケーキやポテトチップの類が好きだという60代のタイプ4の
女性もいます。年寄りだから煮物が好きだと思ってしまうと、そうはならないんですね。「永遠の子ども」は、永遠に子どもらしいものを好むようです。

 なお、エニアグラムの研究を始めた頃のことですが、頂き物の沢庵漬けがたくさんあったので、おすそ分けに、タイプ4の男性に手渡したことがあります。後日、一番嫌いなものだった、と告げられてしまいました。沢庵漬けは、子どもが好むようなものではないのでしょう。

 この時から、少しずつ発見していったものですが、タイプが判明したら相手の好むものを贈ることができ、嫌いなものをあげる、という困った事態は避けられることを知りました。

 小食で、小鳥の餌くらいしか食べられないと語ってくれたタイプ4の男性もいます。偏食が最も多いのも、このタイプ です。むろん、「何でも食べられる、嫌いなものはない」というタイプ4もいます。誤解しないでください。「多い」とか「傾向」に過ぎません。


 そして、タイプ9w1の男性が山菜を好むとわかっていましたが、最近、我が家を訪ねてくれた昔からの友人9w8にも尋ねてみました。昼食をご一緒する予定でしたので、「山菜はお好きですか?」と言うと、「好きですよ。セリとか、こしあぶら、ぜんまい、ふきのとうがとくに好きです!」

 ある30歳の男性9w8は結婚したばかりですが、梅干作りに挑戦したようです。それを知った同じ年頃の4w5の男性が、驚いてひいていました。梅干作りなど考えられない! という感じでした。

 
タイプ9はおばあさん気質ゆえ、年寄りタイプらしく「山菜」を好むだろうと予想していたのですが、実際にも、そんな傾向を見い出すのですから、ビックリさせられることが多い。そして、おばあさんと「梅干」は、切っても切れない関係がありそうで、これほどおばあさんに似合っている食べ物はありません。

 このような有益な!! 情報を得ることは本当に多く、面白いほどに出会えます。ほとんどは雑談から、このような傾向を摑んでいます。単なる「研究者」
でいては、掴み取れなかったものではなかったかと思います。

 その他のタイプも、「食」に関してある程度の傾向を掴んでいます。それを著書、「夫の性格・妻の性格」の中のコラム欄に書き出しています。機会があったら確かめてもらえたならと思います。

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