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「生まれたときから睡眠は夜4~6時間眠るだけで、昼寝はしない」と、双極性障害の子を持つ母親からの報告が、この本には載っています。また、「ひどく落ち着きがなく、夜中の3時になっても寝付かない日もあり、朝起きるとすぐに外出したがるんです」 看護師さんからは、「24時間泣きっぱなしで、どうやっても泣き止まない」などという報告も載っています。
この障害を持つ子どもは、「睡眠覚醒周期障害がある」と書かれています。つまり、寝付きにくい、しばしば目覚める、熟睡できない、夢遊病のようになる、ねぼける、怖い夢を見て突然に泣き叫び走り出す、おねしょする等々です。
実は、これは、タイプ7の子どもたちによく見かけるもので、母親たちから悩みとして訴えられているものです。通信レポートにもよくあります。睡眠時間の短い人が、全タイプで最も多いのがタイプ7ではないかと、ずっと気にかけておりました。
ですから、この記事を読んで本当に驚きました。ただし、その傾向があるというだけで、全てのタイプ7の人たちの睡眠時間が短い、などと言っているのではありません。誤解なきようにお願い致します。
なお、睡眠は少ないが、その反動で延々と眠り続けるという子どももいます。毎日一定の8時間型ではなく、安定した睡眠をとっていないことがあるように見えます。そして、タイプ7は神経質で怖がりな気質ゆえ、怖い夢を見るのは必然的です。この本にも、恐怖心が強いらしいことは報告されています。
そうであれば当然に、夕方頃から機嫌が悪くなり、夜を怖がって寝付けない子も出てくるでしょう。7w8の息子を持つ母親がプログのなかで、「夕方から、あまりにも機嫌が悪くなるので受診させた」というものがあります。
また、あるブログでも、タイプ7らしい大学生が、夜更けに小さな物音に気づいて、その後は寝付けず、近所を徘徊したというものもあります。他家を覗いたりと夜は忙しいみたいなことを書いてあるブログも発見しています。
ちなみに、最近はブログを読めば、本音が書いてあったり、悩み事もわかり、生活ぶりもわかります。たくさんの得がたい情報に接しられるので、重宝しています。どこの誰なのかわかりませんが、気質だけはくっきりと浮かび上がるのですから、私にとっては、かなりよい資料が手に入るような時代になりました。
エニアグラム性格学理論から見ると、タイプ7は、「自分と世界は否定的に結びついている(8・3・7)」なのですから、この世界は戦場のように怖いところだという世界観を持っています。さらに、「自分は世界の淵にいると自己認識する(7・1・4)」のですから、いつも崖っぷちに立っているような危険な感覚にとらわれやすいでしょう。これに関する理論は以下をクリック。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
そして、タイプ7を「外周りの人」と呼んでいるくらいですから、外出好きです。仕事や勉学に疲れたら、ちょっと外に出掛けて気分転換を測れば、回復するという感じです。また、「警鐘係り」「見張り番」という呼び名もつけています。つまり、見張り番ならば、あまり寝ないでいられる気質の人こそ、適任ではないでしょうか。
エニアグラム性格学で正しく判定すれば、不思議に符丁が合うことが多いので、驚くことが多い、というのは本当のことです。
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