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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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「息子二人が、毎日のようにケンカで明け暮れています」と、知り合いがぼやきます。

兄弟姉妹だけでなく、夫婦も、また親子でさえも、毎日のようにケンカで明け暮れているという家庭があります。

別に珍しいことではなく、ごくありふれた普通の家庭の普通によくある日常的な光景です。ですから、驚くようなことではありません。

しかし、それがエニアグラムでみたら、ほとんどタイプ2w1同士に起きていることだと知ったら、さすがの貴方も驚くのではないでしょうか。

「ボクのオモチャを隠した」とか、「とった」、「無断で使った」などと兄弟姉妹が口論となり、手が出て足が出ます。「そこはそうじゃない!教えてやる」と、兄が言えば弟は「うるさいな!」と、つっぱねる。

どちらかがちょっかいを出して、いつしか殴り合いになるなどしますが、泣いていた弟や妹たちはすぐにケロリ。

早くも仲良く一緒に遊びだします。でも、1分も経たないのに、またケンカとなります。なぜ、互いに無視したり、諦めたり、控えめになったり、無関心になれないのでしょうか。

不思議です。一度ケンカしたら、その後はずっと警戒して遠巻きにする、ということに、なぜならないのでしょうか??

夫婦ゲンカも、ほとんどこのようなたわいのないことから口論になっているようです。

過去のことまで持ち出して、ついには激しい口論となり、さらに冷戦に発展して、夫婦が口をきかなくなるというケースも普通によく起きているみたいです。そして家庭内別居になった、というお話もよく見聞きしています。

親子ゲンカの多くもタイプ2w1同士の親子です。他のタイプとして見かけているものとしては、タイプ2w1と7w8の兄弟で、夫婦であれば2w1妻とタイプ7w8夫です。

でも、2w1夫と7w8妻となると、力関係の差が大きくなるためかケンカの多い夫婦にはならないみたいです。

その他であれば、7w6が4にちょっかいを出すとか、その他もめったには聞かないが、あることはあります。

しかし何故にこのタイプは、ケンカに明け暮れてしまう人たちが多いのでしょうか? 攻撃的な気質(825)と、短気な気質の(7・1・4)を併せ持つために、ケンカになりやすいと考えられるのですが…。

一方、8と5はめったにお目にかからないタイプであり、1と4も多くはないほうですから、どうしても、ここに挙げたタイプがケンカ好きな人種ってことになってしまう…。

なお、二つのタイプ(2w1と7w8)は、敏感で敏捷に反応するという気質でもあるために、ヒートアップしやすく、大ゲンカにもなりやすいのかもしれません。また、負けず嫌いでもありますから。

ところで、「火事と喧嘩は江戸の華」などと言われたようですが、上記を知ると、江戸の昔からタイプ2w1は多数派で人口割合が多かったのではと考えざるを得ません。


(先日、江戸東京博物館で、江戸に関するたくさんの資料を見たせいもあるかもしれませんが、江戸の文化その他が私の中で急に身近なものになってきたような…、次はじっくり時間かけてみようと思っています)

「江戸っ子は気が早いため派手な喧嘩が多かった」とか、
「さっぱりとした気風」で「いなせ」で「見栄坊」で「向こう見ずの強がり」「生き方が浅薄で軽々しい」「独りよがり」などの点をあげている江戸研究者がいます。

これらは、まるまる2w1が該当します。ただし、サッパリとした気性というよりは、「忘れっぽく、反省が不十分」と考えられなくもありません。

とはいえ、江戸っ子たちは、ケンカといっても口ゲンカで済んだみたいです。「あたぼうよ」とか、
てやんでい」、「べらぼうめ、おととい来やがれってんだ、このすっとこどっこいのひょーろくだまがッ!」などです。

また、あの時代の親は、子を叱るときに折檻することはなく、「世界一幸せな子ども」だったと、かの『逝きし世の面影』に書かれています。

でも、今の親は手がよく出るみたいです。夫婦関係でもDVがよく話題になっているのですから、江戸と比べて、現代のほうが暴力的な社会になってしまったような…。ストレスが多くなり、貧富の差が拡大したためなのでしょうか。

(なお、2w1の妻たちは夫から暴力を受けても反撃する人が少なくありません。それゆえ、DVと呼ばれるような事態に陥っているように見えます。他のタイプの妻たちは、一度暴力を受けたら、それで懲りて反撃しなくなる傾向があるとみています。懲りない面々とは男女ともに2w1なのか??)

それにしても、どうせケンカをするならば、言葉巧みで周囲を笑いの渦に巻き込むような小気味のいい啖呵を切って、いなせなところを見せてほしい、などと思ってしまう…。

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勝訴した大飯裁判 判決文がアップされています。名文です。
 

判決文http://www.news-pj.net/diary/1001

樋口英明裁判長は、「原発は電気を生み出す一手段にすぎず、人格権より劣位にある」と高らかに人格権を謳いあげています。

また、250キロ圏内に住む住民らは差し止めを求めることができると判断しています。名の通り、英明な裁判長だったんですね。

当然ですよね。私からすればまっとうなことを言っているだけです。ですが、現日本社会では画期的とも言える判決ではないかと思います。

久々に胸がスッキリとしました。でも、もはや彼は出世はできない‥、イヤ福井なんですから主流から外れていた人なのか…。

ところで、
「人格権」というものよく分かっていなかったので、ウィキペディアにあるものを読んでみました。

人格権 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E6%A8%A9


「人格権
とは、個人の人格的利益を保護するための権利のこと。憲法13条後段の幸福追求権から導かれる基本的人権の一つとも理解されている。侵害者の故意又は過失について立証できないことを理由として放置することが、社会正義に照らして許容できないレベルのものに対して認められるものであるため、通常の不法行為に基づく差止請求権と異なり、侵害者の故意又は過失について立証責任を要しない」

つまり、東電が津波による過失で、予想できるものではなく責任はないと主張した。

がしかし、地震による過失でも事故の真の原因が立証できなくとも、「許容できないレベル」のものなので、大飯原発の再稼働はできない、という判決が出されたのです。

判決文の最初にもあるように、「ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである」と。

でも、かの悪質な新聞社はあまりにも露骨なことを社説で述べています。

判決が、どれほどの規模の地震が起きるかは「仮説」であり、いくら大きな地震を想定しても、それを「超える地震が来ないという確たる根拠はない」と強調した点も、理解しがたい。非現実的な考え方に基づけば、安全対策も講じようがない」

★読売社説「『ゼロリスク』に囚とらわれた、あまりに不合理な判決である http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140521-OYT1T50191.html


フクシマ以前であれば、読者を丸め込めることができた!

しかしもはや、「超える地震が来ないという確たる根拠はない」ので、それを「非現実的な考え方」だという読売の言うことに、耳を貸す国民は多くはないのだ。

3年前から多くの国民は予想を超える地震や津波、火山爆発などがやってくるかもしれないと想定するようになったのです。

かの池田信夫という評論家は、
「幼稚な判決」だと主張しており、津波による予備電源の浸水」が原因だと言う。あまりに酷いヒトなので取り上げる気がなかったんですが、一度くらいはと…。

なんと言われようと、今回の事故はそれを「超えるような津波は来ない」などと、立証する必要がないレベルのことです。

たかが、電気のために、多くの国民の命を危険に晒すべきではないのは、もはや議論する余地のない明々白々なことです。

そうか、人格権って、そういうものなのかと知ると、今回の判決文の素晴らしさに感動してしまいました。

それなのに、まだ抗っている、血迷っている人たちがいます。田中俊一原子力規制委員長その他です。

宮崎慶次という大阪大の名誉教授など、あちらの人たちは、学者や科学者などを総動員していますが、追い詰められて悪あがきをしているみたいで、ちょっとオモロイかなと…。

大飯原発についての幼稚な判決 池田信夫
http://blogos.com/outline/86868/

★田中俊一原子力規制委員長は司法判断を無視して、「審査を続ける」と言明しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140521-00000052-nnn-soci

★「素人の無見識な判決」 宮崎慶次大阪大の名誉教授
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140521/trl14052120140005-n1.htm


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MBCテレビ「MBCニューズナウ」のシリーズ「この人に聞く」
2013
26日放送



ジェフリー・アイリッシュさんという名のアメリカ人が、「金持ちより、時間持ちになりたい」という。

たぶん豊かな時間とは何なのか、それを知っている人ではないかと、著書を読んでみました。

『幸せに位集落 …鹿児島県、土喰集落の人々とともに』です。

鹿児島にある開聞岳が見られる小さな20軒くらいの住民が住む部落に住みついたようです。

古き良き日本人たちの暮らしぶりに感銘を受けたみたいです。

このジェフリーさんの経歴が凄いのです。エール大卒で、その後、日本の清水建設に入社して、その後、鹿児島の漁村で漁船で働きます。

ハーバート大と京都大の大学院で学び、そうして、土喰集落に落ち着いて、日本女性と結婚して子どもが2児生まれています。

文章からは、率直で飾らない気質を感じさせます。故郷にいる両親だけでなく、友人たちはエリートばかりで華やかな世界で活躍しているみたいです。

グーグル社の副社長をしている友人が自家用ジェット機に乗って同窓会に出たようで、「彼らの話を聞くと、鹿児島での自分の生活がどうしても小さく感じてしまう……今の生活で本当に大丈夫だろうか。これでいいのだろうか」と正直に告白しています。

そして、経歴からは、「学びたい」という意識が強いことがわかります。そうして旅を好み、人との出会いを大切にしている。宮本常一の『忘れられた日本人』を翻訳されています。

なんだか私とおんなじで、常一さんに憧れているみたいです。田んぼ作りにも挑戦している。私も一年だけでしたが稲作を体験していて、価値観も似ているような…。

でも、彼はリッチになりたいなどとは思っていないが、リッチな環境にいた人のようです。で、自分が本当にやりたいと思っていることにトライしています。

私も残り時間を考える年代になりました。「時間持ち」に近づきつつありますが、時間の使い方が下手なままです。

野山や森などを散策している時は、リッチな時間を持っているなと思うのですが、その他はどうなのかと…。



★ジェフリー・S・アイリッシュJeffrey S. Irish
http://www.sotokoto.net/jp/interview/?id=27


http://washimo-web.jp/Report/Mag-Koshikijimanikki.htm

★日本の田舎に惹かれて人々の暮らしを書き続けている、ジェフリー・アイリッシュさん。
http://www.mbc.co.jp/tv/news_now/


 


  


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尊敬している人のひとりとして中村哲医師がいます。

アフガニスタンで支援活動を続けるペシャワール会の中村哲医師のことです。この人のことをエニア講座で少しだけ話したことがあります。

ある日のこと、「このような活動をする人たちと比べると、野球やサッカーなどで活躍する選手など尊敬に値するとは思えない」というようなことを、私は何気に、つい本音を出してしまいました。

すると、これを聞いていたある受講生は、その約1か月後に、その場の話と関係なく突然に、「サッカー選手でも尊敬できます」と言われてしまいました。きつい表情をしていました。

息子さんの目標はサッカー選手になることだと、以前に話してくれたことを思い出しました。1か月間も心に秘めていたようです。なんだか驚いてしまいました。

別に、スポーツ選手たちを見下したり非難したつもりはありません。尊敬できる人もいます。私の言い方がまずかったんだと思います。


ただ、私には、華やかに活躍する人よりも、自身の栄達は考えず地道な生き方をする人のほうが立派で偉大な人に見えてしまうのです。

また、スポーツが、社会的問題から人々の関心をそらすという役目を持っている、政治的に利用されている、世論操作に使われているようなイメージがあり、そこから抜け出せないでいます。



★中村哲医師がインタビューに応えている、その一部を以下に転載させてもらいました。


http:
//www
.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php


僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。

でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。

体で感じた想いですよ。
武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。

それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。

それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。

9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。

それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。

具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。

危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。

日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。だから、アフガンでも中東でも、いまでも親近感を持たれている。

これを外交の基礎にするべきだと、僕は強く思います。


★ペシャワール会http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/


★中村哲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%93%B2_(%E5%8C%BB%E5%B8%AB)

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どこかの組織に入って、何かの社会運動にたずさわるのは私の望むところではありません。

自己主張の強い人が多いせいもありますが、どうもジコチューな人も多いという感じがします。

むろん、社会運動において活躍する人たちに優れた人が多いも確かです。しかし、考え方の違いがすぐに露出するようです。

考え方の違いに終わればいいのですが、批難の応酬となり、はてはいがみあいとなり、組織が分裂するなどはしばしば見聞きしています。

人間関係ってホントわずらわしいです。それで、どの組織にも入らずに、非力でも一人でできる何かをしたいと思っている今日この頃です。

そのため、パソコンを使って机の前でできることならばなんでもしよう!とトライしているつもりです。でも、少し怠け癖があります。

ところで、川内原発の再稼働が画策されています。なんとか止められる方法はないかと思っているのですが。

先日、脱原発の老舗とも言える友人と会っている時に、川内原発の話をとりあげようとしたら、「せんだいのことでしょ」と言われた。「えっなに?」、「だからせんだいって言うのよ!」と、あきれられてしまいました。

パソコンで文字を追っているだけの生活ですから、自分流の呼び方を長年しているために、正しくは「せんだい」だと分かっていたのに、つい「かわうち」と言ってしまったようです。恥ずかしい思いをしました。

地名の呼び方はさまざまで難しいものですが、私と同じように間違った使い方を続けている人たちは少なくないと思います。

この川内原発に関して、火山学者でもあるかの早川由紀夫さんが語っています。

「過去に火砕流に襲われた立地にある原発(関連施設)は、泊、六ヶ所、伊方、玄海、川内の5つです。すでに指摘されている。これら5つと、他の原発は火山リスクにおいて雲泥の差がある」 

なかでも以下の文は多くの人たちに知ってほしいところです。読まれたら驚くだろうと思います。充分に驚かれたら、オンラインの署名にご協力をよろしくお願い致します。

★原発再稼働で注目されるいるカルデラ破局噴火の本当のリスク
「早川由紀夫の火山ブログ」に掲載されている

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-654.html

鹿児島から・避難計画を考える緊急署名の会のよびかけ
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11849476295.html



https://ja-jp.facebook.com/GreenpeaceJapan/photos/a.500309996668
280.124365.195088317190451/779744952058115/?type=1


オンライン署名できます。ご協力ください。2つあります。

★県民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急署名



https://docs.google.com/forms/d/1pL2UgJrRNQFiki9CK_Sk0bR28nQfak
fN1uW703VNyaQ/viewform?fbzx=-2569414506264950700


★川内原発も玄海原発も、再稼働を認めないでください。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/64fb2b6d297899



 


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「拝啓関西電力様」 という詩をご紹介します。 以下から転載しています。

東北弁、味がありますね。全ての電力会社に届けたい。多くの人たちに知ってほしい詩です。

http://nonukesiga.exblog.jp/17457061/



拝啓関西電力様



                  青田 恵子

エアコン止めで、耳の穴かっぽじって
よーぐ聞け。
福島には、「までい」っつう言葉があんだ。
までいっつうのは、ていねいで大事にする
大切にするっちゅう意昧があんだ。
そりゃあ、おらどこ東北のくらしは厳しかった。

米もあんまし穫んにぇがったし、
べこを飼い
おかいこ様を飼い
炭を焼き
自然のめぐみで、までいにまでいに今まで
暮らしてきた。
原発は いちどに何もかもを
奪っちまった。

原発さえなかったらと
壁さ チョークで遺書を残―して
べこ飼いは首を吊って死んだ。
一時帰宅者は、
水仙の花咲く自宅の庭で
自分さ火つけて死んだ。
放射能でひとりも死んでないだと……
この うそこきやろう 人殺し

原発は 田んぼも畑も海も
人の住む所も
ぜーんぶ(全部)かっぱらったんだ。
この 盗っ人 ドロボー
原発を止めれば
電気料金を二倍にするだと………
この 欲たかりの欲深ども

ヒットラーは毒ガスで人を殺した
原発は放射能で人を殺す
おめえらのやっていることは
ヒットラーと なんもかわんねぇ。
ヒットラーは自殺した

おめえらは誰ひとり
責任とって 詫びて死んだ者はない
んだけんちょもな、おめえらのような
人間につける薬がひとつだけあんだ。
福島には人が住まんにゃくなった家が
なんぼでもたんとある
そこをタダで貸してやっからよ
オッカアと子と孫つれて
住んでみだらよがっぺ

放射能をたっぷり浴びた牛は
そこらじゅう ウロウロいるし
セシウムで太った魚は
腹くっちくなるほど 太平洋さいる
いんのめぇには、梨もりんごも柿も取り放題だ。
ごんのさらえば
飯も炊けるし、風呂も沸く
マスクなんと うっつぁしくて かからしくて
するもんでねえ
そうして一年もしたら
少しは薬が効いてくっかもしんにぇな

ほしたら フクシマの子供らとおんなじく
鼻血が どどうっと出て
のどさ グリグリできっかもしんにぇな
ほうれ 言った通りだべよ
おめえらの言った 安全で安心な所だ。
さあ、急げ!
荷物まどめて、フクシマさ引っ越しだ
これが おめえらさつける
たったひとつの薬かもしんにぇな。


【註】相馬弁の解説
①んだげんちょも…だけれども
②腹くっちく…腹いっぱい
③いんのめえ…家の前
④ごんの…焚き物にする小枝や落ち葉
⑤うっつぁし…うっとうしい
⑥かからし…わずらわしい

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漫画「美味しんぼ」騒動について、DAYS JAPANから知性的な反論・・・広瀬隆

★チェルノブイリでは、避難民の5人に一人が鼻血を訴えた。2万5564人のアンケート調査で判明http://daysjapanblog.seesaa.net/
広河隆一さんのブログ「DAYSから視る日々」に載っているもの。

★広河隆一さんの『暴走する原発』(小学館2011.5.25刊)P.187197に「チェルノブイリ避難民追跡調査」の一覧があります。http://www.shogakukan.co.jp/pr/genpatsu/
試し読みができます。

「美味しんぼ」の鼻血問題:敵を見誤ってはいけない
http://www.huffingtonpost.jp/atsushi-funahashi/oishimbo_b_5313031.html

★「美味しんぼ」に閣僚から批判相次ぐ 一方で情報隠しへの懸念
http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/13/oishinbo-minis
ter-critisized_n_5314330.html?utm_hp_ref=tw


★元双葉町長、血つき「鼻血写真」を公開 
Facebookにはなぜか応援コメント続々:J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2014/05/12204481.html

★双葉町等を対象にした疫学的調査の中間報告で鼻血等か有意に増加
http://togetter.com/li/667009

★「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」
中地重地
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/8738/1/661nakachi.pdf

以下、ツィード2件を転載させてもらいました。

☆鼻血より広めたいシーン。責任をとらないどころか税金と電気料金で黒字。そして誰も責任を取ってない。更に海原雄山が言う
https://twitter.com/kouzie01/status/465677166139555840/photo/1


1970年代、私の先輩医師が水俣市内の学童の健康被害を調査をした際、地元住民だけでなく、行政や医師なども「差別になる」と批判。環境被害についての正当な懸念、調査・研究を、当の責任者までが、住民を巻き込み、「風評被害」や差別にかこつけて「阻止」しようとするのは、昔からのこと。


 

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素粒子を紐にするとすべてが1つに統一できる

https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/rigakuru/nbp/research/12.html

東京大学 理学部 松尾泰(物理学専攻 助教授)

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私のこれまでの人生のなかで、一番にハッピーだと感じたのはいつだったのかをお知らせしたいと思います。

妊娠4か月の時に切迫流産で入院していた折のことです。

医師から胎児は無事だと言われた時で、胎児の心臓の音を聞いたそのあとです。

診察室を出て病院の廊下を歩いていると、私はあまりの嬉しさに、自然に体が回転しており、クルクルと踊り出していたのでした。

狂喜していた! という感じです。あれにまさる幸福感はそれ以降は一度も体験しておりません。

子どもを無事に出産した時に狂喜したのではありません。むしろ、母となった責任感と義務感で一杯という感じです。

その幸福感は、合格したとか、恋人ができたとか、結婚できたとか、賞状をもらったとか、その他いろいろに感じた幸福感とは、比べようもないほど歴然として輝いています。

友人の一人は、治らないと医師から言われた病気から全快した時が、最も幸福だったと言っておりました。

ある友人は、失恋したと思い込んでいたのに、彼が自分のもとに帰ってきてくれた時だというのです。片思いだった彼から交際を求められた時ではないのだそうです。

つまり、幸福とは、それまで持っていなかった何かを得るものではないようです。

失うはずだったのに…、現状回復した! その時、他とは比較にならぬ幸福感に満たされるのです。

多くの人たちは、求めても得られない何かを、ようやくにして手にした時に、幸福になれると思っているのではと思います。

しかし、それは「至高の幸福感」ではない、という事実があり、それはあまり知られていません。

苦しい労働が続いて、その結果として仕事がうまくいった時。辛い体験をした後の成功。困難なことを克服した時。苦しい訓練に耐えて競争に勝った時等々。

また、険しい山道であるほどに登頂できた喜びはひとしおです。感動するのです。

「至高の幸福感」というものを体験したいのであれば、困難なことに立ち向かうべきなのです。

リッチになりたい、成功したい、世の中に認められたいという欲望は数々あると思いますが、それらが得られたとしても、その幸福感はさして大きなものではないということは、知っておいたほうがよいと思うのです。

それゆえ個人的な体験談を、あえてしました。

なお、私のエニアタイプはタイプ2w3です。私の見つけた理論ではタイプ2は「お母さん気質」です。

従って、胎児を亡くすかもしれないという不安と恐怖があったからこその、あの「幸福感」に達したのだと考えられます。

たぶん、タイプ2に特有な体験なのではと想像しています。他のタイプにはあまり考えられないものだからです。


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最近は、目がかすむようになり、頭の回転も悪くなったような気がします。そのせいか難しい本には手が出ません。

できるだけスカッとした気分になりたくて、評論家の斎藤美奈子さんの本を読んでみましたが、期待通りでした。

『趣味は読書』とか『本の本』などですが、私も、趣味は読書なのですが、とても彼女のような面白いスカッとするような文章が書けるようになりません。羨ましいかぎりです。

ところで、福島原発から漏れ出る汚染水問題、もうどうにもならないほど末期的な症状です。そのうえ、大きな地震も世界各地で起きています。

それなのに、再稼働しようとしている。他国に売りつけようとする。厚かましい恥知らずの人たちがいる…。

こんな現実から逃げたいと思ってしまう。でも、斎藤美奈子さんの以下の文を読んで、少し気持ちを取り直したところです。


【本音のコラム】 「壊れたトイレ」 斎藤美奈子 (東京新聞2013.8.13)

先日,水洗トイレにトイレットペーパーの芯を流すという失態をやらかした。あっと思ったときは後の祭り。二十分ほど格闘するも,異物がつかえて水が流れない。次の手を思案しつつ思い出したのが「原発はトイレのないマンション」という言葉である。使用済み核燃料の最終処分場も決まらないまま稼働する原発を皮肉った表現だけれど「トイレがない」は実感に欠ける。怖いのは壊れたトイレだ。レベル3(重大な異常事象)の認定が検討中の今の福島第一原発は壊れたトイレに近い。汚水が便器からあふれ出し,バケツを集めて次々ためるもバケツも破損。汚水は床にたまり,トイレの外に侵出し,このままだと家中の床はおろか玄関から外に出て隣家にも影響しかねぬ状況だ。それなのに,この家の主は「うちで五輪を開こうぜ」などとはしゃいでいる。私には壊れたトイレを放置して,友人をパーティに招こうとしているように見える。まともな友人なら「順番が違う」と思うだろう。汚染水漏れは「五輪に直接関係しない」と語った猪瀬直樹東京都知事。同じく「影響はない」と述べた菅義偉官房長官。このセンスが事態を悪化させる。私は五輪を歓迎しない。「お手上げなんだ。助けてほしい」と首相は他国に頭を下げるべきなのだ。官邸のトイレにトイペの芯を流しに行きたい。

 


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