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久しぶりに受講生たちから聞いた面白いエピソードをまとめてみました。塾を経営している受講生Aが話し出すところからです。
受講生A:タイプ7は真面目な優等生気質だとエニア講座で教えてもらいましたが、塾に通ってくるタイプ7の男児はいつも答案を書き写しているだけ。
何しに来ているのか。お母さんは知らないみたい。(皆は男児と顔なじみ・一同爆笑)
ウケ狙いで騒ぐので他の子たちの勉強ができない。困った子です。どこが真面目なのかさっぱりわからなかった…(笑い)
受講生B:私の知っている子もウケ狙いで、おかしな奇声を上げたり、女の子にちょっかい出しますが、タイプ2と判定されましたよ。どこが違うのかしら…
受講生A:その子、中学の卓球部に入ったらしく、私が「近くに練習できる良い所がある」と教えると、それはダメと断られました。「他で練習してもいいんじゃない」と言っても聞き入れません。
指導者から基本フォームが大切だから、ここで訓練する以外は他のところで学ばないようにと言われていたみたいです。驚きました。いつもはチャランポランで…。(笑い)
受講生C:そういえば、その子、自分のことを神経質だと言ったことがあります。でも、それ聞いていた娘が、「はぁあ~」とあきれたような声を上げたので、みなで大笑い。(一同爆笑)
さて、タイプ7は自信がある科目はやる気満々で隠れてやることがあるほどですが、自信のない科目は投げてしまうのです。
しかも、他の子どもが精出していると、邪魔したくなることがあり、熱心であるほどにちょっかい出したり、その場を乱すことがあります。
他の子がやれて自分はできないでは、我慢ならないかのようです。真面目な気質ゆえです。
「勉強はせねばならない」、「優等生であらねばならない」というネバ人間なのに、そうなれないので不満で、それで腹を立てているのです。
本当にチャランポランであれば、怒ることはないはずです。
ちなみに、タイプ2は男女別なく、相手が何していようが自分の都合で他の子にちょっかいかけることがあります。無神経とも言えます。
タイプ7は神経質で些細なことも気づき、些細なことで感情的になりますから、他の人たちからは理解不能の相手に思われがちです。
★ドイツIPPNW医師が警告「首都圏は放射能汚染している」
http://www.youtube.com/watch?v=y7nKQGtNYf4
2012年11月29日IPPNWシュトゥットガルト医師ヨルク・シュミット博士の講演より抜粋
講演中使われている地図のソースは以下の通り
"Cesium-137 deposition and contamination of Japanese soils due to the Fukushima nuclear accident"
im Fachmagazin „Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States f America"
http://www.pnas.org/content/108/49/19...
"Xenon-133 and caesium-137 releases into the atmosphere from the Fukushima Dai-ichi nuclear power plant: determination of the source term, atmospheric dispersion, and deposition"
約2年半くらい前にシリアに旅したという体験があります。シリアを身近に感じているためか、今の緊急事態に胸が痛み毎日ドキドキしています。
でも、シリアに何が起きているのか、私には現地の言葉がわからないのですから調べようがありません。
ところが、日本のほとんどのマスメディアが、日本政府と同様に米国に追随しています。
遠い外国であまり関わりのない国の出来事であれば、どちらが正しいのかなまなかにはわからないと思うのです。
あまりわからないのであれば、中立的な報道をするべきだと私は思うのです。
が、事実はそうではありません。米国の言い分をさも正しいと思わせるような報道をしています。
一昨日は日経記事を取り上げましたが、日経だけでなく、日本の大手マスメディアはたいてい横並びです。
東京新聞は原発に関してはまっとうなので、シリア問題ではどうなのかと読んでみたら、残念なことに他のマスメディアと同じところにいます。
また、シリアなど海外で起きることは判断できないところに見えます。
まるで判断できないために、現地の人にインターネットを通じた取材をしています。
それがなんとしたことか、相手は反体制派の「国民連合」と、武装組織「自由シリア軍」です。
当然に、自分がやった(化学兵器使用)などと言うわけがありません。
アサド体制派のほうが使用したと主張し、それをそのまま記事にしています。8/22~8/30までの記事のうち、4回ありました。
①http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082902000136.html
②http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082402000215.html
③http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082302000105.html
④http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082202000232.html
なんだか、体制派は民衆を抑圧するところで、反体制派は民衆が味方していると思っているかのようです。
シリアは戦前の日本みたいな監視社会だと聞いていましたから、当初、私も反体制派のほうに正義はあるかもと考えていました。
しかし、内戦が起きたら他国が介入します。反体制派は正規軍ではないので、おかしな人物が紛れ込みます。
過激な世を恨んでいる人物も自分の活躍する場ができたと駆け参じることがあると考えられます。
他国の傭兵とかスパイとか、破壊分子などもドンドン入ってくると考えねばなりません。
日本とは違い周囲は紛争多発地帯で、しかも地続きですから大変なことになると予想できます。
東京新聞の記事を読むと、どうやら、初めからアサド政権側に問題あり、という視点で取材しています。
私たち読み手が、これまで大量の報道から西側に洗脳されているのと同じで、東京新聞の記者たちやデスクも、洗脳されていると考えられるところです。
ところで、イギリスが下院に反対されて、シリアを懲らしめるというキャメロン首相が提示をしたものを否定しましたが、ただの13票差です。
英国議会下院の様子http://rt.com/news/uk-parliament-vote-syria-181/
米国に同調してシリアへの軍事介入を認める議員は272で、反対285です。272人の議員がオーケーを出したという怖さです。
証拠が見つかっていないのに、懲らしめてよいという考え方をする人たちがこんなにもいた! それが信じられません。
でも、よく考えたならば、英国国民も日本国民と同じように洗脳されているはずです。
というよりは、英国人は日本人のように従順ではなく、従って、洗脳もされにくいので、からくも反対派が少し多かっただけかも…。
そして、ドイツもイタリアもポーランドも、介入に反対していますが、それは報道されていません。
ところが、米国、英国、フランスが一斉にシリア征伐に行くと報道されたなら、なんだか世界大半の国の政府が、それを認めたようにみえます。
そんなら仕方ないか、と、日本国民も思うのではないでしょうか。安倍がまたおかしなことを言いだした、とはなりません。
イラク戦争の時も、そうだった…。
この件は、もっとたくさんの国の態度を報道するべきだと思います。
たとえば中南米などに尋ねたら、どんな回答が返ってくるか…。
米国のほうが世界から孤立している、という実態が見えてくるかもしれません。
なお、今日の昼にTBSの「ひるおび」という番組を見ましたが、こちらもシリア征伐に賛成する人物ばかり集めていました。
レギュラーの2人も同様です。テレビを見ても、みな親米英派ばかり。
「オバマは慎重で…」と言い好意的です。慎重な人物が証拠もないのに他国に侵攻するでしょうか。
なお、私はアサド政権に味方しているわけではありません。警察国家など誰にとっても不快です。
それに、米国こそが警察国家の本家であり、なぜ、そういう事実は報道されないのかと、それのほうが不快です。
8/24~今日8/28までの5日間に載った全てです。21回もあります。時系列順に上乗せしています。
これを見ればわかるように、21個あるうちの12個(オレンジ色)は欧米側から観たものです。
すなわちシリア征伐に賛成する側からの情報です。
次は、②の記事ですが、シリア周辺国とはどこなのか。取り上げているのは、イスラエル、アラブ連盟、トルコ、ヨルダン、エジプトです。
イスラエルはシリアと対立しており、アメリカの家来だと世界中が周知しています。
アラブ連盟も同じで、トルコもEUに加盟したがっているので欧米側でしょう。
ヨルダンの政府高官が、「自分の国にある軍事基地利用を米欧に許可しない」との方針を表明。
エジプトも「(化学兵器使用の有無を調査中の)国連調査団の結果を待つべきだ」との姿勢を示した。
つまり、3対2ですが、記事のタイトルは見ての通りです。これでは、このタイトルは使えないでしょう。それなの、どうしてそれにしたのか、ですよね。
⑫には、27日安倍首相がアサド政権が化学兵器使用したのだとみています。
⑦では菅官房長官は、「強い懸念持ち事態注視」と「国連調査団の調査結果を待ちたい」と述べたが、タイトルは見ての通り。
また、安倍と同じ日の発言なので、読み手は自然にアサド政権に非があるとみてしまう恐れがあります。
⑥なんぞは驚いてしまいます。英紙の社説を載せているのです。赤字はピックアップしたものです。
前のほうで、「化学兵器が使用されたことはほぼ間違いない」と書いておきながら、「軍事介入を求める強い道義的議論があるにもかかわらず」とある。
道義的には介入すべきだという考え方を持つ記者らしい。
しかし、「イラクをめぐる過去の誤りの記憶から今回の決断でも異論が噴出している」と書き加えています。
こんな人物の記事をわざわざ載せる日経。
ところで、国連も米国が支配下においているようなものですが、建前上的に取りまとめるところです。
ですから、アサド政権側が化学兵器を使用しているか調べると述べます。⑰と⑲の二回です。
ロシアは⑩と⑮の2回です。この国も自国の周辺国としていることでは米国と変わらぬ言動をしています。
が、シリアとはあまり関係がなく第三者国です。ゆえに、ここではまっとうなことを言っています。
⑧の豪もロシアと同じことを言っていますが、事態が進むと欧米寄りな言動をするところです。
⑰は、アサドが化学兵器を使用したという証拠を隠滅する恐れがあると言っています。
こういうニュースをあらかじめ流しておくと、侵攻後に証拠を探したが見つからなかった、それはアサドがやったのだと言えます。
それを読み手たちも自然に受け入れてしまう。
イラク戦争から得た彼らの教訓として得たものなのです。学べる人たちなのです。
でも、読み手たちはそういう学びはしない。自分が主導してやることでなければ、学ぶことなどあり得ないのです。
さて、ここからみたら、日本は明らかにイスラエルと同じ米国の従属国です。
それにつけても、新聞社はこれほどにハッキリとした考え方を記事として取り上げているんですね。
もう少しあいまいにぼかしているのかと思っていました。これではボウと記事を読んでいたら、タイトルを眺めているだけで洗脳されてしまう。
強い問題意識があっても、比較したり疑いつつ読まない限りは、気持ち的に流されてしまう気がします。
日経新聞の記事
①米、英加とシリア対応で連携確認 首脳電話協議
8/28【ワシントン=芦塚智子】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2800W_Y3A820C1MM0000/
②シリア周辺国、アサド政権への非難強める
8/28【カイロ=押野真也】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2800P_Y3A820C1EB1000/
③米、シリアの化学兵器攻撃「安全保障への脅威」
8/28 【ワシントン=共同】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK28004_Y3A820C1000000/
④米、同盟国と調整急ぐ シリア軍事介入
8/27【ワシントン=中山真】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2700A_X20C13A8EA2000/
⑤米がシリア空爆検討 数日内に実行か
政府・軍施設を対象に 8/28【ワシントン=中山真】http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2703L_X20C13A8MM8000/
⑥[FT]対シリア軍事介入は避けられない(社説)
8/27 (2013年8月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV27001_X20C13A8000000/
化学兵器が使用されたことはほぼ間違いない。軍事介入を求める強い道義的議論があるにもかかわらず、イラクをめぐる過去の誤りの記憶から、今回の決断でも異論が噴出している。
⑦菅義偉・官房長官「強い懸念持ち事態注視」
シリア化学兵器疑惑 8/27
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2700C_X20C13A8EB1000/
日本政府の対応は「国連調査団の調査結果を待ちたい」と語った。
⑧豪首相、シリア化学兵器疑惑「安保理で対応検討」
8/27【シドニー=高橋香織】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM27010_X20C13A8EB1000/
⑨国連調査団、髪の毛や血液被害者から採取 シリア化学兵器疑惑
8/27【カイロ=共同】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2700F_X20C13A8EB1000/
⑩ロシア大統領、シリア化学兵器「証拠ない」
英首相に 8/27(ロンドン=共同)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2700H_X20C13A8EB1000/
⑪米、シリアでの化学兵器使用断定 アサド政権を非難
8/27【ワシントン=芦塚智子】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2700N_X20C13A8EB1000/
⑫首相、シリア情勢「化学兵器使用許されず」
8/27 【クウェート=坂口幸裕】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS27001_X20C13A8EB1000/
安倍首相はシリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑について
「シリア情勢は非常に悪化しており、極めて状況を憂慮している」と指摘
⑬米国務長官、シリア・アサド政権非難
8/27【ワシントン=共同】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK27002_X20C13A8000000/
⑭シリア化学兵器疑惑、国連調査 欧米は軍事介入視野
8/27【カイロ=花房良祐】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2603G_W3A820C1EA1000/
⑮ロシア、米のシリア攻撃に反対 「過去の過ち繰り返すな」
8/26【モスクワ=共同
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2601M_W3A820C1EB1000/
⑯英外相「シリアの化学兵器、証拠消失の可能性」
8/26【ロンドン=共同】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2600E_W3A820C1EB1000/
⑰シリア化学兵器使用疑惑 国連、きょう現地調査
8/25【カイロ=花房良祐
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM25024_V20C13A8FF8000/
調査団が自由に活動できるかは不透明で、疑惑打ち消しに利用される恐れもある。
⑱シリアの化学兵器使用疑惑 米「疑念の余地ほとんどない」
8/25【ワシントン=中山真】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2500I_V20C13A8FF8000/
⑲シリア、3600人が神経ガス症状 国境なき医師団
8/25【ジュネーブ=原克彦】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2402G_U3A820C1FF8000/
⑳米海軍、シリア沖の部隊増強
8/25【ワシントン=中山真】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2402D_U3A820C1FF8000/
21シリアの化学兵器、軍が使用 米など暫定評価
8/24【ワシントン=中山真】
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2400J_U3A820C1NNE000/
シリア軍がアサド政権の承認を得て使用したとする暫定的な評価を下した。欧米の安全保障関係者の話としてロイター通信が23日報じた。
欧米のマスコミが流していることが、そのまま日本のマスメディアも流しているようです。
シリアの体制派と反体制派の、どちらが正しいことを言っているのか、私にはよくわかりません。
それゆえ、現在、日本の多くのマスメディアに流れていない動画をご紹介しようと思いました。
上記の動画は、「反体制派が化学兵器を使用している」です。消されてしまうとは思いますが。
★シリア化学兵器問題 国連が調査開始 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130826/k10014053741000.html
★「イラク戦争時と同じ」米の“断定”をロシアけん制 朝日
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000011317.html
NHKは、「政府軍が化学兵器を使用して数百人が死亡したと反政府勢力側が主張している問題で…」書いています。
シリア政府の側に立っていないことが丸出しです。また、朝日も、ロシア側に立っていないような書き方です。
露骨ではありませんが、「イラク戦闘時と同じ」とあるところが、いかにもって感じです。
でも、同じであるとしたら、やはり、米国を疑ってしまいます。
イラク政権に問題があり大量破壊兵器を持っているからと言って、イラクを侵攻する理由にしたのは米国ですから。
そして、国際社会は米英仏などからの情報を鵜呑みにしていた。
イラクに大量破壊兵器はなかった。フセインは絞首刑になりました。
根拠も示さない、証拠も見せないのに断定したというのは、イラク戦の時と同じです。
そして、この米英に日本も同調した。
今度は「化学兵器使用」だと断定するが、その根拠や証拠はまだ示されていない。それなのに…、
イラク戦争前、AP通信とかロイター通信などからのニュースをそのままに流した。
そういう洗脳があり、私たちはイラクに侵攻するのはやむを得ないかもと思ってしまったのではないかと…。
よくよく考えればわかったはずです。
他国に軍を動かした国こそが、そのような事態になるよう画策した張本人だということを。
簡単です。何か目的があるから他国に侵攻するのです。
そのためには、大義名分を作り出す。なんとしても。
でなければ世界を味方にできない。相手が悪いのだから征伐に行くのだと言えない、
ところで、通信社は、「ニュースの卸問屋」だと言われていますから、ニュースを各国のマスメディアに売っています。
マスメディアは、ほとんどがその国の政権側の意向に沿った考え方をしています。
NHKが戦前戦中、軍の意向に沿った大本営発表をしていたことは周知のことですが、他の国も大方同じなのです。
であれば、欧米から買ったニュースは、欧米に利するような欧米の側に立ったニュースと言えるのではないでしょうか。
もしも、シリアで今起きているその真相を知りたかったら、シリア政府とその御用マスコミがどのようなニュースを流しているのか、まずは知る必要があるのではないでしょうか。
次に、米国と対峙している国が流すニュースも知る必要があるように思います。
ロシアや中国やイランというような国が流すニュースです。
欧米に隷属していない国が流すニュースを知る必要があると思うのです。
あまり無いと思うが。
さて、通信社は事実を流しているのではない。また、事実というものは見た人、また、メディアによって違うものになります。
こんな基本的なことが、3.11以前には気づいていなかった。
愚かな私でしたが、一生気づかないままよりは、ましです。
まっとうではないくらいに働かないと暮らしが成り立たない、ということに驚いたのです。
ある民宿で聞いたものですが、夫はパチンコ景品交換所で働いているという。
朝10時から22時までで一年に365日働き、用事があるときだけ数時間他の人に代わってもらうというのである。盆と正月も休まない。
むろん、朝は4時前後に起きて畑仕事をする。その後に交換所で働くのである。
年齢を尋ねたら私と同じである。元気そうに見えるが、顔の皺からは10才くらい上に見える。
妻も昼間は畑仕事で、それ例外は民宿の仕事をしている。
驚いた私の顔を見て、そこに遊びに来ていた女性も語りだす。
農家の嫁になったときから会社勤めをしていたが、朝4時くらいから勤めに出る前の時間は農作業だという。
現在はストレスからなのか、うつ病にかかり、会社は辞めたが、農家の仕事は8時間くらいはやっていると言うのである。
しかも、遊びに来たといっても、夕方に友人のやっている民宿に来ておしゃべりしつつ夕食作りの手伝いをしている。
22時には2時間かけて帰宅しました。泊まることなどしない。
うつ病を患ってもいても農作業をしない日はなく、友人宅に遊びに行ったのも20年ぶりのことで、山形県から出たことは一度もないと言う。
あまりのことに絶句。うつ病にかかっても静養することさえできない。気晴らし旅行もできない。
旅している自分が恥ずかしくなり申し訳ないって気に…。
他の民宿でも同様で、就寝時間が4時間くらいというのが普通にある。「過労死寸前だ」などと言うのです。
根が丈夫なのでなかなかクタバラナイとも言う。命を削って働いているのに…。
宮本常一の著書『日本残酷物語』を旅にも持参しましたが、一日2時間しか寝ていないという人たちが登場します。
「あの人は一年730日だ」と噂されるほどに、人の倍も働いた人物もいる。
しかし、昔は盆と正月、農閑期などは休めるということはあったようです。
なお、現在でも毎年30万人くらいの過労死があります。
それで、日本は伝統的に働き者が多いのかと(私だけなく他の人もそう予想しているだろうと思っている…)、が、そうではなさそうです。
最も長時間働いているのはブラジルでした。二位は3国で、フランス、日本、南アフリカです。
日本以外はよく働く人たちがいるとは思えない国でした。ただし、ブラジルで過労死が多いかどうかはわからない。
ところで、生活レベルを人並みかそれ以上にしようと必死になって、それで命を削って働いているとしたら、本末転倒のような気がします。
かの農家民宿には贅沢な品物がありましたが、私からはガラクタにしか見えないものばかりでした(我が家もガラクタ置き場にすぎないが)。
しかも、足の置き所がないくらい散乱して、掃除は行き届かない…。ゴミ屋敷ならぬゴミ宿ではあまりに悲しいと思う。
生き方を考え直すべき時だと思うのです。
たぶん、日本国民のほとんどが該当しそうなことです。どうしたら価値観を変えられるのでしょうか???
★世界で最も長時間勤務者が多い国は?
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20111118/116096/?ref=top-shin
★記者の目:過労死防止基本法=東海林智(東京社会部)
http://mainichi.jp/opinion/news/20130729k0000e070196000c.html
★豊かな社会の働き過ぎ(わかりやすく分析しているサイト)
http://www.esri.go.jp/jp/archive/bun/bun133/bun133a.pdf
★過労死110番TEL:03-3813-6999
http://karoshi.jp/katudo13.html
追加。
「世界で最も長時間勤務者が多い国は?」は、調査年が書いてありません。疑問を抱いて調べたら、やはり、日本は世界一という輝かしいランクにいました。以下にあり。
★http://kajipon.com/kt/peace8.html
★http://www.jil.go.jp/kokunai/blt/bn/2007-07/P2-5.pdf
★http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3100.html
日本は世界第二位をキープ。ただし、これには罠があり、サービス残業は一切含まれていません。実質的には韓国を上回ると言われている。操作
*今回の教訓:どこが調べたのか、いつ調べたのかで数値は違ってくる。数値は操作されるもの。統計で世論を操作している。最も要注意ものの一つだったのだ!!
新潟県の泉田知事が人格的に問題あるかのようなことを流布している人たちがいるようです。
泉田知事が再稼働に反対しているので、原子力村の人間がネットで流しているのだろうと予想しています。
この8/21の定例記者会見にて、泉田知事は質問する記者に対して答えていますが、理路整然として素晴らしいのです。いろいろなことをよく把握されています。
多くの人たちに知ってほしいものです。以下にその一部のみを転載しています。
なお、汚染水大流失という緊急時にいるのに、同じ知事でも東京都の猪瀬知事は、汚染水漏洩が与える東京五輪招致について、「直接の影響はありません」と断言しています。
安倍首相も中東に行っていますが、オリンピック誘致に協力を求めるようです。日本は今そんな状況にないはずです!
★新潟県http://chiji.pref.niigata.jp/51695.html
質問:福島第一原発で汚染水が流れ出て未だに収束していない状況についてどうお考えですか。また東電の対応について知事としてはどうお考えですか。
泉田知事のお話し
後手後手というかその場しのぎというか、この間の海に汚染水が流れ出ている問題もそうなのですが、問題点は前から指摘されていたわけです。
それが実施できなかったのはなぜなのかと言うと、菅元総理がインタビューに答えているとおりで、経営上1,000億の投資は負担になるのでやらないということだったわけです。
地下水が流れてくるということがわかっていながら地下水遮蔽対策を怠ったということですが、その原因が東電の経営問題にあるということです。
先ほどの質問と一緒で、経営を優先して安全をないがしろにした結果がタンクの暫定設置や本来必要な汚染水対策の先送りということに繋がっていて、根は一緒なのではないでしょうか。
チェルノブイリのときはもっとよい対応をしています。
私は当時、旧共産圏のソ連という国は国民に情報を伝えないし、放射能が拡散しているのにも関わらず国際機関にも通知しないということで、何と情報閉鎖的で国民のことを考えないひどい国なのだろうかと思っていましたが、地下水汚染を防ぐために必死に努力していたのです。
国中から炭坑夫を集めて、溶け落ちた燃料が地下水に接触しないように先回りして穴を掘って塞いでしまうという対応まで行っているわけです。地下水対策をきちんとやらないと河川に流れ出てそのあと海に行ってしまいます。
それは国際的に大問題になるので何としても防がないければいけないということで、国家が総力をあげて対処したわけです。
国民に対しては、放射線管理区域は年間約5ミリシーベルトということになりますが、それを超えるところと世界標準の年間1ミリシーベルトから5ミリシーベルトの間については移住権を与え、選択肢を与えています。
事後的に基準を緩めて放射線管理区域に人が住み続けるなどということはしないで、まじめに対応したということですから、日本と違ってかなり立派なのではないでしょうか。
この間、子供支援法ができているのに基準すら定めていないということで訴訟が起きています。
人権という観点で考えたときに、一体まじめに対応しているのだろうかと言うと、日本は政府としての取組が十分行われていないというのが感想になります。
そのボタンの掛け違いがどこから始まったのかと言うと、本来は国として取り組まなければいけないのに原賠法の適用を見送り、すべて東電の責任範囲内にしてしまったという最初のボタンの掛け違いが経営問題と対処、被害者に対する補償問題の全てをこじらせているということだと思います。
(事故を)ゼロにするという基準ではないので、今度の規制基準をクリアしても事故は起きるのです。
人が作ったものに完全というものはないので、この考え方自体は当たり前だと思うのですが、起きてしまったらどうするのかと。
放射能をばらまかないためにきちんと対策を考えていますかと。
それでも被害を受けた人に対して生活再建とか補償のスキームを作っていますかと。何もやっていません。
結局、被害を受けた人に全部しわ寄せがいっているわけです。生活再建の目途も立てられず、放射能を浴びたらそのままです。
函館市内にある北方民族文化資料館に張ってあったポスターを見て、「今日はこれだ!」と決定。
「アイヌ文化フェスティバル2013」です。函館の市民会館で催されていると知りました。
しかも、2時間後に開催されるのですから、しめしめという感じです。
私が一番に関心を持っている分野のお話が聞けるのですからラッキーでした。
講演タイトルは、「DNAが語る日本人の起源、アイヌ・本土日本・琉球列島人」。
ミトコンドリアDNAを調べると、人類のルーツがわかってくるというもので、日本人やアイヌ人のルーツもわかってくるという壮大なストーリーが浮き上がって見えてきます。
すごい内容で、ワクワクとするようなお話です。
講演されるのは篠田謙一さん。約1時間くらいでした。
帰宅してから、篠田謙一さんのインタビュー動画が見られることを知りましたが、こちらは2時間も。より詳しくより濃い内容です。
私たちはどこから来たのか、なぜ私はここに居るのかを提示してくれます。
私を狭い世界から引っ張り出してくれるもので、みなさまにも是非にとお奨めしたいものです。
また、驚くことにTPPに絡めてのお話もありました。
同じことを感じている人たちが結構いるんですね。
★岩上安身による篠田謙一氏インタビュー 8/15
「6万年前7に同じ能力を持った人々がアフリカを出て世界に7広がった」
~日本人はどこから来たのか。DNAが語る系譜~7」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96484
2時間と長いのですが…、この動画は会員でないと見られなくなります。早目にみてくださいね。
★「篠田研究所に行ってみた」
ナショナルジオグラフィク
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20120228/300661/
★篠田さんの著書、『日本人になった祖先たち──DNAから解明するその多元的構造』(NHKブックス)
今年の夏休み旅行は、秋田を中心にして各地を訪れましたが、帰路は苫小牧からフェリー利用です。
青森県内のラスト地点は、大間原発と建設敷地内にある「あさこはうす」です。
「あさこはうすに手紙を送ろう運動」が呼びかけられていましたから、ハガキを二度ほど出しています。
今回、連絡を取ることに気付くのが遅くて、小笠原厚子さんにはお会いできませんでした。
でも、「あさこはうす」を訪れる人間がいるってことだけでも、事業者の電源開発に知らしめることはできたかもと。
自己満足に過ぎませんが…、
★原発55基目は絶対に作らせない!「あさこはうす」の闘い
http://www.janjanblog.com/archives/98702
上記の動画にあるように、「あさこはうす」の入り口には電源開発の警護員がいましたが、声をかけられることはありませんでした。
フェンスに囲まれた小道は長く続いていますが、「あさこはうす」から原発まで250mなのだそうですが、木々に挟まれて少し頭が見えただけでした。
その後、大間港から船に乗って函館です。函館ではとくに計画を立てずのんびり過ごす予定になっていました。
素泊まりの宿でしたが、函館市の重要伝統的建造物群保存地区にあり、しかも山手にあったので、宿からはかなりよい眺めです。
疲れていたのでスーパーの惣菜を買って早い時間にチェックイン。
食事はお粗末ですが、夜景は美しく函館港も見えて、それがご馳走になりました。
9時間くらい眠り続けたので疲れがとれました。朝、まず出かけたのが、宿の近くにある「北方民族資料館」です。
アイヌの儀礼具と民族衣装が多数展示されています。
美的センスが高いものばかりでした。気に入った図案も見つかりました。
東北や北海道方面に出かけるときは、必ずアイヌ民族の展示館を訪れますが、以前と比べて展示内容が一段と充実している感じです。
ついでに他のサイトも併せて掲載します。
★函館・北方民族資料館
http://www.zaidan-hakodate.com/hoppominzoku/
★網走市にある北海道立北方民族博物館
http://www.hoppohm.org/
★アイヌ民族文化研究所 かなり詳しい
http://ainu-center.pref.hokkaido.jp/HacrcHpImage/05/pdf/05_005_02.pdf
ところで、アイヌ民族が大和民族に強権支配されたという歴史を知るほどに、私は、現在の自分の立ち位置を考えてしまうのです。
少数民族に生まれなくてよかった、などと思っていたことがありましたが、もはや、そんな呑気なこと言える状況ではないみたいです。
TPPって、当初はよくわからなかったのですが。
どうやら日本民族の文化や言語、生活の仕方など全般的な改変を可能にさせるもののようにみえてきたのです。
酷いです。これほどイライラしたのは二度目のことです。
原発事故後に被ばくを避けるために住民を避難させなかった! あのとき以来のイライラです。
今回の汚染水漏れの東電報告を知ると、事故収束能力はゼロだと認めている、と言えるくらいのことです。
東電は潰すべきです。
汚染水問題については、たぶん、事故当初からわかっていたのだと思っています。
抜本的対策をできる限り早く打つべきだと知っていたのです。
しかし、わざと見逃した、と、私は思っています。
東電自身の延命対策をしていたのだと…。
それに、たとえ、汚染水対策が完璧だったとしても、トリチウムを除去できる技術は世界中探しても無いのです。
惨憺たる状況に陥っているのに、原発を無くすしかない、という考え方を、マスメディアは触れようとしない。言及しない。
国民に、二度目の緊急事態が来たと伝えようとしない。
事故収束をするためにはオールジャパンで、政府主導で進めるしかないと、阿部政権は考えていない。
この国はオール無責任体制です。
国民を守れない、国を守れない、国土を守れない人たちが、日本の中枢で巣くっている。
暗躍している、としか考えられませんが、あなたはどう思われますか?
★タンク汚染水漏れ「レベル3に」
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/428/819459e65c8b52a7080337fa6c293f46.html
★タンク汚染水漏れ
堰の排水弁すべて開放 海に流出可能性大
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013082290070949.html
原子力村の一員である原子力規制委員の更田豊志(ふけたとよし)も、ついに、「何のための堰なのか。たまった水が雨水だと確認できてから弁を開けるのが、まっとうなやり方だ」と厳しく批判した。
★汚染水漏れ 水位計の設置なし
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130821/k10013932461000.html
★汚染水漏れ 欧米メディアでも関心高く
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130822/k10013942001000.html
イギリス・BBCは、この状況は、おととし福島第一原発の原子炉でメルトダウンが起きて以来の深刻な状況だと報告しました。ロイター通信は、福島第一原発がおととしの事故以降、最大の危機に陥っていると伝えました。
★IAEA「汚染水漏れ深刻」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130821/k10013937911000.html
★昨日8/21の東電記者会見 動画
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/97556
いつもと違い、東電の副社長が出ている。
謝罪なんぞされても、なんの意味も価値もない。覆水盆に返らず
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