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久しぶりにエニアの話題を取り上げてみようと思います。
11日間、東北の旅をしていましたが、旅で出会った人たちのほとんどがタイプ2w1と考えられる人たちでした。
いつものことなのですが、一体、他のタイプとはどうして出会えないのだろうかと思うほど、旅に出るときもこのタイプばかりです。たまに他のタイプと出会えるだけです。
今回は、これまで二回泊まった宿の主だけがタイプ4と判定できる方でした。
静かで控え目、丁寧な対応をしてくれる男性です。
はじめて会った時は、緊張した顔つきで、体が半歩後ろに下がったくらいです。
昭和初期頃に建てられたかと思われるような民家を改造した旅館です。
ちなみに、大旅館とかホテルは好みではありませんから、国内旅行の多くは個人経営の小さな旅館か民宿、または素泊まりできる宿です。
たとえば、「日本ボロ宿紀行」とか「とほ宿」に載っているような宿です。
日本ボロ宿紀行
http://boroyado.doorblog.jp/
とほ宿http://www.toho.net/index.html
さて、この宿はご夫婦で経営されているようで、夫は掃除で妻は料理担当って感じみたいです。
泊まるところなのに掃除が行き届いていないのは困りますし、料理はうまいほうがいいに決まってます。
ところが、どちらも合格点に達しないような宿が結構あります。夫婦がタイプ2w1同士の場合に多いように見えます。
しかし、どちらかがタイプ4やタイプ1だと潔癖症的な気質ですから、きれいに掃き清められている可能性があります。
実際、この宿はとても清潔でした。また、この2つのタイプは料理担当にはなりにくい気質です。
そして、タイプ2が料理担当していれば、うまい食事にありつける可能性があります。しかし、お粗末なこともかなりあります。
今回はどちらもひどくて宿泊代を払いたくない宿に1泊しました。
また、この度の旅では超おしゃべりなタイプ2w1の女性と2度も出会いました。
切れ目なくおしゃべりするので口を挟むこともできません。
こっちの話を聞いてくれよ!客なんだから…と言いたくなるほどですが、とくに話したいこともないので、たいてい聞いているだけです。
チャンと聞かねばならないと思って聞いていると、次第に自慢話やら愚痴などが出てきます。
そうなると疲れがドッと出ます。早く終わらせたいのですが、それを切り出すこともできません。
丁寧に聞いていたりすると延々と続きます。
この夜は早く就寝したいので、困っていると、ようやくにして連れ合いが出て来てくれました。
「当たったな」などと連れ合いはニヤニヤ。「もっと早く出てきてよ」と床の中でボソボソ訴える私…。
タイプ2w1は、口から生まれてきたとか、口で考えているのではと言えるくらいに、おしゃべりな人たちが多いタイプです。
徹子ばあちゃん(彼女も2w1)と同じで、お客よりもよくしゃべります。口にチャックしてほしいところです。
当会の「自我の座理論」からみると、どうやら、脳機能では発語を司る「ブローカ野」に自我の座があると考えられるものです。
自我の座理論
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory6.htm
ブローカ野とは、唇、あご、舌の動きを発語と結びつけ、文字を音に変換する。つまり「話す能力」を司る部分です。
(なお、上記に載せた「タイプ6は言語能力が高い」は間違いです。ここで訂正させてください。
以前に見つけたミスを書き変えていなかった箇所です。PCも壊れているので今日も治せません)
また、言語を理解する働きをする「ウェルニッケ野」に自我の座があるのは、タイプ4ではないかと考えています。
タイプ4は、難しい漢字や熟語をよく知っている人が多いと見受けられます。
ところで、おしゃべりという性分を持って生まれた方は、自分でもどうしようもないことなのだと思います。
朝、目覚めたら、すぐにブローカ野が起動するらしいのです。
このタイプは、子どもの頃なら授業中でもしゃべり続けています。教師に叱られるとその時は止まりますが、数分したら再開します。懲りません。
子どもの授業参観に出かけた母親が、教室の後ろでずっとしゃべり続けていたりします。(むろん、無口な2w1もいます)
先生の質問に真っ先に手を挙げて答えますが、まるで関係ないとんちんかんな話をしだすとか。
講演会ではよく質問するが、質問ではなく自分の話したいことだったとか…。
おしゃべりな2w1は、おしゃべりに関しては学習能力が全く無いかのようにみえます。
このように、置かれている状況や立場に関係なくしゃべり続ける人がいたら、タイプ2w1と判定できますから、タイプ判定の参考にできると思います。
多いですよ。とくに年齢が増すほど増えます。たぶん、年齢が増すほどに自己中心的になってしまうのではないかと思われます。
ただし、超おしゃべりでも、民俗学者・故宮本常一さんの話す内容は、超博識で興味深いものばかりだったのではと思います。
聞きたかったあ! この人のおしゃべりなら、たぶん1日でも3日でも聞き続けることができたと思います。
「おしゃべりができなかったら死ぬ」と言っていた2w1がいますが、やっぱり話す内容なのだと思うのです。
それだけでなく、聞き手が聞きたがっているのか、注意を払わないでいることが問題だと思うのです。
私の友人でジャマイカ人の男性かがいます。来日して3年経ちましたが、広島には二度訪れています。
つきあっている彼女とともに広島平和記念資料館に行ったと聞きました。
日本語がまだうまくしゃべられないので詳しい感想を聞くことができませんでした。
でも、二度も訪れたのですからかなり良かったのでしょう。
私も二度行っていますが、一度目は高校の修学旅行です。名古屋の公立高校の旅行先は、当時はみな広島平和記念資料館になっていました。
現在は修学旅行先は、どこが多いのでしょうか? できる限り続けてほしい訪問先ですね。
二度目は早くも20年以上も前になってしまいました。
友人夫婦と4人でした。その友人の妻が3年ほど前にガンで亡くなっています。
広島のことを思い出すと、この友人との旅を思い出してしまいます。
ところで、この平和記念資料館、外国人の人気スポットになっているのだそうです。
なんと一位です。そして、長崎原爆資料館は、21位です。
日本人よりも外国人のほうに人気があるとは驚きです。
★外国人が「行ってよかった」という日本の観光地ランキング2013
1位は広島原爆資料館
http://rocketnews24.com/2013/05/16/329133/
来年には長崎に行きたいと思っているのですが。
ちなみに、広島の資料館でみたものとしては、被ばくした人たちが描いた絵が強く印象に残っています。
あの絵はなかなか頭から消えません。
そこで確かめられるのか、ネットで検索してみました。
なんと、あの絵が見られました。記憶に残っているそのまんまです。
★広島の平和記念資料館
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
☆市民が描いた原爆の絵
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/BPW/japanese/index.html
絵をクリックすれば拡大されて、描いた人の説明文も読めます。
しかも、25ケ国の言語で説明されています。
たぶん、このように各国語での説明がキチンとついているので、外国の人たちがよく訪れるようになったのではないかと思われます。
☆各国語版http://www.pcf.city.hiroshima.jp/BPW/index.html
☆バーチャル・ミュージアムもあります。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/index.html
★長崎の原爆資料館
http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/
道路を封鎖して、銃口を向ける治安部隊に対して、反クーデーターデモ行進参加者らは旗を持って近づく。そして無防備のまま撃たれ、倒れていく。
動画2つ
http://www.youtube.com/watch?v=RMiZpt3fVE4&feature=youtu.be
http://www.youtube.com/watch?v=_lc7L0NYss0&feature=youtu.be
★ブルドーザー前に立ったベール姿の女性
ワシントンポスト
http://m.washingtonpost.com/blogs/worldviews/wp/2013/08/14/haunting-photos-from-egypt-of-a-veiled-woman-trying-to-stop-a-bulldozer/
★戦車に立ち向かう男
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Tianasquare.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Tank_Man_Long_Shot_by_Stuart_Franklin.jpg
連日の暑さで思考力がほとんど働かない。そのせいなのか、エジプトで起きていることの真相が全くみえていなかった。
それでも、軍によって解任されたムルシ大統領…で、あれば「軍事クーデター」ってことかと。
わかっていたことなのに、なぜか思考が鈍ってどこかわからない。
というよりも、テレビの報道をみていると、事実を述べているように見えるが、真相はまるで分らないのです。
そう、真相を調べて伝えるような努力をしないのが、日本のジャーナリストでした。
そして、今朝、いつものようにネットサーフィンしていると、凄い映像を知りました。
旗を持ってデモ行進している人々が向かう前方には戦車がみえるのです。
武器を持たない丸腰の人々に銃弾を向けている。
無抵抗な市民を虐殺しているではないか。
中国の天安門事件を思い出すようなシーンです。
亡くなった市民はみな頭を打ちぬかれているという情報もありました。
つまり、腕のいい狙撃兵が、特殊訓練を受けたスナイパーたちが、デモする人たちを狙い撃ちしているのです。
それに対して、デモ参加者たちは、撃たれた時のために、前腕に自分の名前を書いて行くという。
覚悟のデモ行動!
ここまで見たら、もうハッキリとしてきました。
ところで、お奨め本として紹介した『戦後史の正体』を著した孫崎享さんのツイードは以下です。
★8/15エジプト:14日NYT「米国政府はエジプト軍の流血弾圧を非難しているが、対エジプト支援を減ずるなどの政策変更を行う徴候を見せていない」。何故。エジプト軍は米軍が育ててきて今も資金援助。米国の犬同然です。それを選挙で覆したムルシ政権は、米国にとって困る。 ”民主主義推進”は方便にすぎません。
★エジプトへの援助停止を 米政権に共和重鎮促す
共同通信
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013081701000891.html
「マケイン、グラム両上院議員は16日、エジプト治安部隊によるデモ隊強制排除を「市民の大虐殺」と批判」「オバマ政権にエジプトへの巨額軍事援助停止を促す声明を発表」
この映像が世界中を駆け巡っているので、「双方に暴力を控えるように」などと、マスメディアのほとんどが載せていたが、いまや、「市民の大虐殺」に変わった。
なお、共和党も政権を担っていたら、オバマ政権と同じことをするのではないかと思われます。
どの国の政党も党利党略ばかり考えているみたいです。国民のことなど二の次!
一方、オバマは夏休み休暇でゴルフ三昧。「軍事クーデター」とは決して言わない。
チェンジなどできないまるで無力な大統領だったんですね。また、ノーベル平和賞を受けたことを恥じる人ではなかったみたいです。
そして、安倍政権は、国防軍を作るという目的があるみたいですが、国防軍は国民を守らないものだとわかったのではないでしょうか。
ちなみに、昨日にも紹介していますが、解任されたムルシ大統領については書かれていた文章が印象的です。庶民派という感じの政治家だったんですね。
(ムハンマド・ムハンマド・ムルシー・イーサー・エル=アイヤー محمد محمد مرسي عيسى العياط, Mohammed Mohammed Mursi Essa el Ayyat)
彼の対抗者に対し訴訟を起こした最初のアラブの大統領である。
彼を逮捕した将校を罰さず、保護した最初のアラブの大統領である。
その在位中に自身の息子が兵学校の入試に落ちた最初のアラブ指導者である。
毎週金曜日にモスクで祈る最初のアラブの大統領である。
その家族がエコノミークラスを利用する最初のアラブの大統領である。
姉妹の海外での治療を国費で行なう事を拒否した最初のアラブの大統領である。
息子が海外で働いている最初のアラブの大統領である。
賃貸アパートに住んでいる最初のアラブの大統領である。
エジプトの今!を知りたくて、ネットサーフィンしています。
何が起きているのか、茶の間からテレビを見ているだけでは全くわからない。
気になってどうしようもなく…、
あれこれ探すと、以前に感じたことと違ってきました。
なんだか日本のマスメディアは偏った報道をしているように見えます。
★アルジャジーラ、エジプト「怒りの金曜日」ライブ報道中
http://www.aljazeera.com/watch_now/
★英テレグラフ紙、エジプト「怒りの金曜日」ライブ映像
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/africaandindianocean/egypt/
10241547/Egypt-clashes-Watch-live-scenes-from-Cairo-as-Islamist-pro
testers-march-against-military.html
★ラムセス広場の近くでの衝突
Clashes near Ramses square
http://www.youtube.com/watch?v=NldKCb7N_1g&feature=youtu.be
★25人が死亡したとされるラムシー広場のデモ現場映像。
http://youtu.be/NldKCb7N_1g
https://twitter.com/sharifkouddous(写真の閲覧注意)
★砲撃を避けるために橋から飛び降りようとする人々
warning! video of the moment people try to jump off of a bridge to avoid gunfire
http://www.youtube.com/watch?v=r60_av7Io54&feature=youtu.be
★エジプト:撃たれた場合に備えて前腕に名前を書いておくデモ参加者達
(写真)http://twitpic.com/d8ma38
★エジプト・ムルシ支持派があつまるラバア広場を歩く 安江 塁http://middleeast.asahi.com/report/2013081400002.html
★ラービア広場のエジプト、そして空想の中のエジプト
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=30717
★フィフィさんのツイッター
(外国人タレントとしてテレビに出演することがあるエジプト人女性)
https://twitter.com/FIFI_Egypt
★市民大虐殺を暴徒化デモ隊排除と表現するメディア
植草一秀さんのブログ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-a138.html
★エジプトで、軍とムスリム同胞団の対立が激化しているが…
桜井ジャーナル
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/
★エジプトで、親ムルシ派に軍側が発砲、多くの死傷者が…
桜井ジャーナル
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201307280000/
★エジプト軍が動く1時間前に米国政府はムルシ大統領に退陣を求めていたが…
桜井ジャーナル
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201307070000/
無料で映画やテレビドラマが見られる「GyaO!」で、中国ドラマを見ました。
『三国争乱 春秋炎城!』というタイトルのドラマです。
その折に見つけたものですが、春秋時代ですから乱世の時代です。
孔子や老子が登場します。お奨めのドラマです。
「GyaO!」では見られなくなっていますが、レンタルショップにはあると思います。
理不尽なことに、忠臣は正しくとも天寿をまっとうできず。
妖臣は後の世ではののしられるが、現生では栄華を誇る。
世は無常だ。
国の興亡は一瞬にして起こる
なお、21世紀になり、もはや「国の興亡」という時代ではなくなりました。
人類文明が危機に瀕しているのですから、「日本を守る」という発想をする状況にないと私は思っています。
わたしからは、「日本を守るために」などと言って、妖臣が暗躍しているように見えます。
が、あなたにはどのように映っているのでしょうか?
★英紙が痛烈批判 「安倍首相は平和への脅威」
http://gendai.net/articles/view/syakai/143997
招かれて来日している映画監督のオリヴァー・ストーンさんは、広島での講演の中で、ある人を批判していたみたいです。
「広島の平和祈念式典は素晴らしかったが、ひとり偽善者(安倍総理を指す)がいる」と。
しかし、その部分は、ほとんどのマスメディアは取り上げていません。
オリバー・ストーンさんはかなり率直な物言いをする方のようです。
「日本はアメリカの衛星国家としてカモにされている、なぜ立ち上がろうとしない?」とも言っています。
どうしてなんでしょう?
自民党から民主党へと、戦後初めての政権交代があった時の投票率は、現行制度ができてからの最高投票率でした。
全国平均で69.28%です。最高は島根県の78.35%。凄いです。
長期政権にいや気がさしていたから? 首相がクルクルと代わり、自民党政権に失望して政権交代を望んだから? 年金問題で腹を立てていたからなの?
いずれもあると思うのですが、たぶん一番の原因は不景気が続いたからのような…。
今回の参院選は投票率は52.61%。戦後3番目の低さでした。
★オリバー・ストーン
「日本はアメリカの衛星国家としてカモにされている、なぜ、立ち上がろうととしない?」
http://www.webdice.jp/dice/detail/3946/
★オリバー・ストーン
「日米安保を解消し、中国に謝罪し歩み寄るべきだ」
http://military38.com/archives/30735651.html
日本、米国、中国の関係について、監督は、日本は日米地位協定から抜け出すべきだと提案したうえで、 「再び偉大な国になれる」との見方を示した。
また、「日本が中国で行った行為や殺害された人たちに謝罪し始めれば、中国は全く違う目で日本を見るだろう」と話した。
★「基地反対、誇りに思う」オリバー・ストーン監督、名護市長にhttp://sankei.jp.msn.com/politics/news/130814/lcl13081417380000-n1.htm
ストーンさんの日本滞在はまだ続いているようです。この人の発言はマスメディアも取り上げるので、どなたが招いたのか知りませんが、それは正解でした。
この手はもっともっと使うべきですね。
そして、14日に沖縄戦の激戦地である沖縄本島南部を巡り、名護市長に、「戦後60年以上が経過したのに、いまだに米軍基地が居残っている。必要のないものだ」と話したとあります。
まっとうなことを堂々と言っています。
当たり前のことを言っているだけなので、別段、尊敬に値するものではないと思うのです。
でも、有名人の中でも庶民の中でも、そういう人は少ないので尊敬に値するように思ってしまう。
今年の4月、ジュネーブにて80カ国が賛同した「核兵器の非人道性を訴える共同声明」に、日本は参加しませんでした。
日本は世界唯一の被爆国です。この共同声明は南アフリカなどが提案したものですが、日本こそ提案国になるべきでした。
率先して世界中の国々に参加を即す立場であるべきです。
それに対して、長崎市長は、「世界の期待を裏切った」と述べています。
しかし私からすれば、世界中から物笑いにされるような恥ずかしいことです。
親分であるアメリカに従っているのか、あるいは核保有国になるつもりなのか、どちらもあると思うのですが…。
ごく当たり前のことを宣言しているだけだと思うのに、その当たり前が通らないのです。
被爆国としての毅然とした態度がとれないとは、なんと情けない国なのでしょうか。
それで思い出しました。
かつて、共産党が原水爆禁止運動において、「いかなる国の核実験に反対」という考え方に異議を唱えたために、組織が分裂しました。
50年前のことで、原水禁と原水協とに分かれました。つまり「ソ連の核実験には反対しない。社会主義国は防衛目的だから」というものです。
私がそれを知ったのはずっと後のことですが、核実験による被爆と恐ろしい環境汚染を考えれば、いかなる国であろうとも反対するべきだと思いました。
それに関して共産党は過ちだと認めていません。今回の選挙で党勢拡大しましたが、過ちを認めないとしたら、自民党と同じ体質です。
いや権力者はみな同じで、過ちを認めるなどあり得ないみたいです。
共産党は、一見すると正義漢ばかりいるように見えますが、その体質を変えない限り、これからも政権を担うような政党にはなれないだろうと予想しています。
なお、もっと最近のことであれば、イラク戦で日本はアメリカに従い加担したことを思い出します。
あれから10年も経っていますが…。
開戦の理由は「イラクは大量破壊兵器を持っていて危険だ」からというものです。しかし、大量破壊兵器は見つかりませんでした。
日本政府が加担を決めたのは大きな過ちです。
誰が見ても過ちだと断言できるようなことです。
がしかし、過ちだと認めるような発言は野党でもそれほどはいませんでした。
政治というものは、駆け引き算盤を使うもので、汚いもの、信頼できないものだと感じて、多くの人たちが政治には期待できず、見放したように見えます。
そんなですから、政治離れが進んで、選挙の投票率は年々低くなるしかないのだろうと思うのです。
なお、以下のサイトのなかに、「この長崎平和宣言に賛同される方は、右のクリックボタンをクリックしてください」とあります。
賛同者数を調査しているのだそうです。むろん、私もクリックしています。
★平成25年長崎平和宣言の全文
琉球新報の「今日の社説」にあった言葉が忘れられません。
ここに転載させて頂きました。
コラム「南風」 「犠牲」が隠す本質
琉球新報 2013年4月16日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-205391-storytopic-64.html
私は仕事で戦争被害についてよく書きますが、気になっていた言葉に「犠牲」があります。
この言葉は戦争、犯罪、交通事故から天災に至るまで、それによって死んだ人を指すほぼ万能な言葉です。
しかし「犠牲」は、「尊い」とセットで使われることも多く、辞書にも「ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげる」とあります。
「戦争犠牲者」と言う時などは、意図せずとも、人災を天災化し、加害者と被害者の垣根や、加害責任を曖昧にする効果があり、場合によっては戦争の肯定や美化さえも可能にしてしまう言葉ではないかと思うようになりました。
そこで、昨年の秋ぐらいから「犠牲」という言葉を使う時は注意するようになりました。
年頭、今回共著で出した本(『沖縄の〈怒〉―日米への抵抗』)のゲラ刷りを見直したら、沖縄戦や基地被害の記述を中心に、「犠牲」を40回余使っていたのです。
総点検し、言い換えてみたら、「死」「死者」「死んだ」「殺された」「虐殺された」「失い」「被害」「蹂躙(じゅうりん)」「剥奪(はくだつ)」等となりました。
これだけの幅をもつ事象や概念を自分自身が「犠牲」という一言で片づけていたことはショックでした。
また、3月26日に座間味島を訪ね、関係者から借りたあるTV番組の録画を観(み)た時も、沖縄戦被害者全般のことは「犠牲」と言っているのに、強制集団死で家族を手にかけることを強いられた人については「殺す」という表現を使っており、驚きました。
同じ軍暴力による被害なのに、この扱いの差は何なのでしょう。
権力による市民への加害行為を記述する時、「犠牲」に代表されるような婉曲(わんきょく)表現に気づく感性を養い、責任回避を可能にする言葉を使わない、使わせないことが、加害を繰り返させないためにも不可欠なのではないでしょうか。
(乗松聡子、ピース・フィロソフィーセンター代表)
最近あったことなのですが、フロリダで黒人少年射殺事件の犯人(ジマーマン)が無罪となりました。
判決(7月15日)を受けて、オバマ大統領は「わが国は法治国家であり、陪審が評決を下したのだ」と述べました。
少年の名はトレイボン・マーティン。高校生です。
何の落ち度もない少年がいきなり射殺されてしまったのです。
しかも、無罪になったのです。これのどこが法治国家なのでしょうか!
フロリダ黒人少年射殺事件、自警団員に無罪評決
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2955700/11037593
なお、無罪になったのは、「正当防衛法」という悪法あるからのようです。
「トラブル回避の努力をしたとか、危険が迫ったことの客観的な証拠があるといった「認定要件」なしで撃ってしまっても大丈夫で、起訴どころか逮捕もされないという南部を中心とした地域独特の法律がある」
南部の30州以上が採用しています。以下に説明あり。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/03/post-417.php
★無罪評決に全米反発 根強い人種差別 浮き彫り
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-22/2013072204_01_1.html
ホルダー司法長官は16日、「この法律は自衛の概念を不合理に広げ、暴力的な状況を激化させる」と非難。米国のミュージシャン、スティービー・ワンダー氏は「正当防衛法がある州では公演しない」と宣言しました。
多くの人たちが武器を護身用に保持していたら、「いつか誰かが理由もなく襲撃してくるかもしれない」と、疑心案義になりやすくなると考えられます。
犯人(ジマーマン)は、自警団に入っていたのです。どれくらい自警団があるのか知りませんが、こんな国なのですから、相当な数の自警団があるような感じです。
そして、米国民は、一つ二つではなく、かなりの銃や弾丸を持っているようです。こんな事件が頻繁に起きているのですから、さらに銃を購入するでしょう。
そうなれば、さらに周りにいる者は自分を狙っている、という被害妄想に陥りやすくなっているだろうと予想されます。負の連鎖です。
ジマーマンも被害妄想にかかっていた可能性があります。
こんな悪法であれば、「銃で先に撃ったほうが勝ち」ってことになります。銃社会の行きつく先です。
もうこの国はメチャメチャです。米国が「ファシズム国家」になってしまったと思うところです。
日本も、明治以降ずっとメチャメチャな国だったのではないかと、最近になって気づいたところなのですが…えっ、それ以前からと言われるのですか?
う~ん…歴史を学び直す必要がありますね。
★少年(マーティン)の後をつけて射殺した男性に無罪の評決…
http://abcnews.go.com/US/trayvon-martin-case-exclusive-surveillance-video-george-zimmerman/story?id=16022897#.T3SdGcyRc7A
★フロリダ黒人少年射殺事件がアメリカを揺らしている。
http://ameblo.jp/tanden-inc/entry-11576575048.html
★ジマーマンは「殺人の処罰を免れた」と陪審員が語る フロリダ州法と検察へ疑念が強まるhttp://democracynow.jp/
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