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昨年末から旅行して、体調も壊していたので、何が起きていたのか1か月弱、知らないままでした。
斎藤和義さんが紅白歌合戦に出演されて、その折に、「NUKES IS OVER」が視聴者から見られるように工夫されたことを、昨日になって知りました。
やってくれましたね。彼らしいやり方で…。
また、日本の憲法に深く関わっていたベアーテ・ゴードンさんが亡くなられたことも昨夜知ったところです。
ベアテさんは日本国憲法に、両性の本質的平等を定めるように奮闘してくださった方で、日本女性にとっては奇跡に近いような経緯で作られたのが24条です。
ベアテさんのご冥福を祈ります
このベアテさんの努力を無にしてはいけないのに、日本女性の地位は国際的にもいまだに低い。
なお、ベアテさんに関して、以下にうまくまとめられているものをみつけたのでお奨めしたいと思います。
★追悼:ベアーテ・シロタ・ゴードン/Beate Sirota Gordonさん
(大貫 康雄さんが書かれています)
http://news-log.jp/archives/6135
また、ベアテ・シロタ・ゴードンさんが登場する映画も作られています。以下に予告編が見られます。
★映画「シロタ家の20世紀」http://sirota-family.net/
この映画から、スペインには、日本国憲法九条の碑があることを知りました。スペインも、この憲法を高く評価しているのですね。
知りませんでした…。「あの条文は希望である」と述べておられます。
受講生の一人が次の著書を紹介してくれました。井口昭久著『鈍行列車に乗って』 風媒社刊行のものです。
エニアタイプはタイプ7w6です。当地の名古屋大学の名誉教授で女子大の教授にも。全体としては淡々としたエッセイです。
また、どういう訳なのか、これまでみたところ大学教授にタイプ7は多そうです。
タイプ7は総じて文章のセンテンスが短く読みやすい文を書く傾向があるように見受けられます。また、自虐的で、読者を笑わせてくれるような配慮があります。以下に少し転載しました。(青字部分)
「若い頃の人生は、腰を浮かせて自転車をこいで坂道を上がるようなものだ。上りで頑張った報酬として、ゆっくりブレーキを握りながら下り坂を楽しむのが老後である」 「これからはわくわくした下り坂をいこうと思っています」
タイプ7は、人生を楽しみたいという意識が高いので、上記のような文になるのでしょう。が、私も下り坂にいますが、わくわくになれるなど羨ましい限りです。願望を書いているだけではないかと思うのですが…こちら、そんな願望も考え付かなかった…。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/page05/05-7.htm
「私の行きつけの床屋は夫婦で営んでいる。ふくよかなかみさんが、顔を近づけてひげをそってくれる。近づく彼女に息をつめながら目を閉じていた。女性に顔を触ってもらっていい気分であったが、目を開けてみるといつの間にか亭主に代わっていた。勘違いしていた間も気持ちよかった。ということは、人は触ってもらうということが気持ち良いことであるようだ」
ムサイ男性に触られたら、気持ち悪くなるような感じですね。少し笑わせてくれます。女性の存在が大きいことがよくわかります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
「母の死は私にとって最も哀しい出来事であった。ニューヨークへ留学していたが、母の命の終わりが接近しているのを知って、居ても立ってもおられなくなり、妻と息子もいたが一家でニューヨークを引き上げて日本に帰った」帰国してから、母が死ぬまでの3週間、病室で昼夜を問わず、つきっきりで母の傍にいた。私は母の年を越えた。駒ヶ岳のあたりに母の面影を探している。外出するときには母から決まって樟脳の匂いがした。雨が降ると母は田んぼの仕事をやめて家に帰ってきた。雨が降ると母が帰る、だから私は雨降りが好きになったのだろう。今でも雨が降ると死んだ母が帰ってくるような気がする。
留学先から、自分だけ帰郷するのではなく、一家で引き揚げたのですからスゴイです。ここだけでなく、母親に関する記述が多く、父親に関してはあっけないほど少ない。
「定年を迎えて大学を辞めて、女子学生の多い大学で週2回の講義と一日の外来診療だけが私に課せられた仕事になった。18歳の女子学生は、あまりに若く、この頃では女性は50歳過ぎた人のように思え、老婆の診察を診るとホッとします」
タイプ7は永遠の思春期にいる方ですが、実年齢はどんどんと高くなり、18歳の女子学生と同じにはなれない、ってことを悟ったかのような文です。
その他、バレンタインデーのことを他のタイプ7の男性も3人ほど取り上げおり、「ブルータス、お前もか」って感じです。
バレンタインデーのことやお返しのホワイトディのことなどを取りあげて、女性たちが送ってくれるであろう手紙を自分で創作している文もあり、笑いを取ろうとしています。
女性とのことは考えると、妄想がよく働くようです。ということは、タイプ1の女性、あるいはタイプ2w1の女性たちも、男性とのことでは妄想がよく働いているのでしょうか??
「故郷の匂い」というタイトルの章に書かれているものです。
「秋の稲刈りの匂い、川干しの時の魚の匂い。もう一度、人生をやりなおしたいことをあげなさいと言われたら、私は迷わす、川干しの時の魚とりと言うだろう」
タイプ7は「釣り遺伝子」があるような人たちです。以前ブログにも載せていますが、この人も釣り遺伝子はあったみたいです。
「ヘルマンヘッセは「老年の価値」という著書で次のように書いている。若いとか年とったとかいうことは、平凡な人間にしか存在しないのです。才能があり洗練された人間は喜んだり悲しんだりするのと同じように、ある時は年をとったり、ある時は若かったりするものです。青は赤より悪くないと同じように、老年は青年より劣るものではありません。老年が青年を演じようとするときにのみ、老年は卑しいものになるのです」
永遠の思春期にいるタイプ7としては、女子学生相手の仕事は楽しかっただろうと思います。また、老年になることは受け入れがたいものになると考えられるので、取り上げたのではないかと思われます。
むろん、子どもタイプ(17634)の人たちに共通にあるもので、大人タイプ(9582)よりも、「高齢者の自分」を受け入れがたい傾向は見られます。
老年になって隠居してから初めて自分らしくなったと思う方がいたら、それはタイプ9とタイプ5です。
おばあさん気質と、おじいさん気質だからと考えられます。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
それぞれに関連する理論のアドレスを掲載しています。緑字です。お読み願いたいところです。
友人の一人が、毎日のように「俳句と今日の一言」をメールで送ってくれます。私だけでなく、たぶん数十人の人たちに送っているのではないでしょうか。
もう5年以上は経っています。なにかで調子が悪かったのか数か月間なかったこともありましたが、それ以外は、ほぼ毎日のようにあります。
たぶん、俳句作りなどを通して自分の感性を磨くか、自分自身を鍛えているのではないかと思うのです。本人に尋ねたことはないので本当のことはわかりませんが。
その彼からの大晦日のメールは、テニスン(1809~1892)の詩でした。タイトルは、「打ち出せ 荒ぶる鐘よ Ring Out, Wild Bells」です。
桂冠詩人テニスンと呼ばれていますが、「国家に公式に任命された詩人・poet laureate」という意味です。
1850年に発表された詩で、「古い年の不幸な出来事から立ち直って、新しい年を迎える勇気を、教会の打ち鳴らす鐘に託したもの」です。
スウェーデンでは1897年以来 大晦日の晩に俳優がこの詩を朗読する伝統が続いているようです。そして、1977年からはテレビで全国に放送されているという。
一読しただけで、瞬く間に胸の奥からこみあげて来るものがあり…、過去のことはキッパリと忘れて未来を目指そう、という気持ちにさせてくれました。
この詩を読んだあなたはどのように受けとられるのでしょうか? よい影響を受けるのではと予想しつつ…。
なお、友人から次のような説明が添えられていて、それを転載させてもらいました。
「文語の訳は美文調で少し意味を犠牲にしてるとこがあるので、わかりやすい現代語訳を探しました。ちょっと頑張れば原語理解も難しくないです。脚韻の調べを味わえます。(ABBA型です)」
どんどん鐘を鳴り響かせなさい~Ring Out, Wild Bells~
風吹きすさぶ冬の荒涼とした夜空に
鐘を大きく鳴り響かせなさい
飛びゆく雲 凍てついた光
夜のうちに年はまさに暮れゆこうとしている
鳴り響く鐘よ
大きく鳴り響きなさい
古い年を追い出してしまいなさい
古いものは鐘を鳴らして追い出して
新しいものを迎え入れなさい
幸福な鐘を雪を越え鳴り響かせなさい
今年が去ろうとしている
行かせてしまいましょう
今までの偽りのものを鐘を鳴らして追い出して
真実なるものを迎え入れましょう
じわじわと人の心の生気を弱らす悲しみを
鐘を鳴らして追い出しましょう
私たちがこの世でもう見ることができなくなってしまった人々のために
豊かなものと貧しいものの争いを
鐘を鳴らして追い出しましょう
すべての人類に対する救いの手を
鐘を鳴らして迎え入れましょう
ゆっくりとすたれゆく主義主張
昔ながらにある党派の争いを
追い出してしまいましょう
よりよい作法とより純粋な法律をもった
人生の最も気高い新しい政治の習慣を迎え入れましょう
欲望 心配ごと 罪 規則だけ主張して
愛情のない時代の進行のない冷淡さを送り出しなさい
私の悲しみの歌を鐘を鳴らして送り出しなさい
その代わりにもっとすぐれた完全な歌を迎え入れましょう
地位と血統の間違った誇りを送り出しなさい
人間同士の争いと憎しみ合いを送り出しなさい
真実と正義に対する愛を迎え入れましょう
善に対する普遍の愛を迎え入れましょう
精神や道徳の様々な墜落を送り出しなさい
金ばかり追い求めている心の狭さを追い出しなさい
古から我々人類が繰り返す幾戦もの戦いではなくて
千年続くという平和の鐘を鳴らして呼び込みましょう
自由に 勇敢に行動する人を鐘を鳴らして迎え入れましょう
心がより寛くて より優しい行いをする人を迎え入れましょう
この地 イギリスの暗闇を送り出して
これから来るであろうキリストを
我々の手でもって迎え入れましょう
訳 大森恵子
Ring out, wild bells, to the wild sky,
The flying cloud, the frosty light;
The year is dying in the night;
Ring out, wild bells, and let him die.
Ring out the old, ring in the new,
Ring, happy bells, across the snow:
The year is going, let him go;
Ring out the false, ring in the true.
Ring out the grief that saps the mind,
For those that here we see no more,
Ring out the feud of rich and poor,
Ring in redress to all mankind.
Ring out a slowly dying cause,
And ancient forms of party strife;
Ring in the nobler modes of life,
With sweeter manners, purer laws.
Ring out the want, the care, the sin,
The faithless coldness of the times;
Ring out, ring out thy mournful rhymes,
But ring the fuller minstrel in.
Ring out false pride in place and blood,
The civic slander and the spite;
Ring in the love of truth and right,
Ring in the common love of good.
Ring out old shapes of foul disease,
Ring out the narrowing lust of gold;
Ring out the thousand wars of old,
Ring in the thousand years of peace.
Ring in the valiant man and free,
The larger heart the kindlier hand;
Ring out the darkness of the land,
Ring in the Christ that is to be.
今年も、いつも通りやってきました。今年も、無常(あるいは無情)にもやってきて、おめでたくないのに「おめでとう」と祝賀の挨拶をしております。
でも、なんとか良い年にしたいものです。どうすれば良くなるのでしょうね。そのための知恵が働くよう神社に参拝でもしてみようかな…。
年末から旅に出ていましたが、帰宅後に風邪をひいてこじらせてしまいました。やっぱり幸先良くないのでしょうか。でも、若い?ので早くも回復したところです。
ところで、当ブログは、「見通しのいい古塔」と名付けています。エニアグラムを知り、「見通しがよくなった」とエニアグラムを学んでくれた方がおっしゃってくださったからです。
見通しの悪いところ、たとえば迷路に迷い込むと否定的で悲観的になりがちです。不安にもなります。
真っ暗な地下迷路であれば恐怖心で理性が曇り、知恵も働かなくなったりします。それどころか、金縛りにあって、まったく動けなくなるかもしれません。
でも、近くに高台があれば登ってみたくなると思います。誰かが、「あちらに光が見える、そこに行こう」と言ってくれたら、どれほど救われるかしれません。
それと同じで、「エニアグラム性格学」も、丘とか塔とかビルの屋上みたいな所ではないかと思います。
私にとっては、暗闇の中で見つけた一筋の光でした。受講された方から、そのように言われたことがあります。
上から見下ろすと景色も違って見えますが、エニアグラムというツールを知れば、自分を見る目も、他人を見る目も違ってきます。
エニアを深く理解するほどに、当人の実像に近づくことができます。それだけはどうしてもお伝えしたいことです。
でも、屋上に登っても、何も見えない人がいるかもしれません。また、屋上に登るのが目的ではありません。そこから、なにを発見するのかは、それぞれに任せられています。
何も発見できない、何も学べない人であれば、登った意味などありません。
残念なことに、何事も公平にやってこないようです。
エニアグラムは、自分と他人を、より深く理解できるようにするためのツールです。人のタイプを決めつけるのがエニアグラムではありません。
私は、それを身近にいる人たちに伝えることができないまま今日まで来ました。
身近な人たちに理解されないことほど悲しいものはありません。でも、人生ってそういうものなんでしょうね。
しかし、相手がどうであれ、自分のほうでは相手をより理解できるようにしたいと思っております。
相手が無関心でも、私のほうでは関心を持って静かに穏やかに見守れる、そんな人間になりたいものです。
これは、今年の私の目標です。悲しく辛いことが起きるほどに、自分は自分を鍛え上げられる、と思いたい。そういう自分にならねばならないと思うのです。いえ、そうなりたいのです。
自分自身に関することで目標を持って生きるなど、生まれて初めてのことです。
で、これが、なんだかいい感じです。
これを読んでいる皆さまにも、この「いい感じ」を伝えたいです。
どうしたらうまく伝えられるのか、まだまだ未熟なのでうまくいきません。しかし、目標がある限り、目標を無くさない限り、忘れない限り、少しは近づけるだろうと思います。
今年もどうぞ宜しくおつきあいください。
★ 我が窮状 Julie
動画、見られなくなったら、こちらへ
↓
http://www.youtube.com/watch?v=OjZ-dN8DYho
「我が窮状」
作詞:沢田 研二,作曲:大野 克夫
1.麗しの国 日本に生まれ 誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて 授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ
(短い間奏)
2.麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない
(間奏)
(リフレイン)
この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう
宮本常一著の『旅の民俗学』のなかに、渋沢敬三さんとの会話を書きまとめられたものを見つけました。
なんと、「九条」に関してのことだったので、興味深く、ここに載せてみました。
…………………………………………………………………………
戦争がすんで幣原内閣のとき、渋沢先生は大蔵大臣をやられた。
ある日、戻ってくるなり、「宮本、すばらしいじゃないか。こんどできる憲法は、軍備を持たない、戦争を絶対しないということを誓うのだ」と興奮して話された。
僕は、「一体軍隊がなくて国が成立するのですか」
渋沢先生は、「いままではそうだったが、軍備を持たぬことがどんなに難しいことであろうとも、敗けた我々にだけ新しい試みとしてできることだ。これほど誇らしいことはないじゃないか」
なるほどそうなんだ。どんなことがあったって軍隊をもっちゃならない。戦争を仕掛けちゃならない。
それで、どうすれば平和が維持できるかということを考えて、努力すればいい。(103頁に載っています)
…………………………………………………………………………
ちなみに、中学3年の担任教師が、九条の話を教室の生徒たちにイキイキと話されたことを思い出します。
なお、渋沢敬三のプロフィールとしては、民族学者、日銀総裁、大蔵大臣 渋沢栄一の孫で渋沢家の家督を継いでいます。
渋沢さんは、宮本常一さんのパトロンでもあります。その頃なら「食客」です。常一さんは、渋沢邸の玄関脇の小部屋に住みこみ、生活と研究を支えてもらっていました。
★米芸能界のスターが結集、銃規制訴えるビデオ公開
http://goo.gl/62u8B
公式サイト→http://www.demandaplan.org/
ビデオ→ http://youtu.be/64G5FfG2Xpg
★富裕国アメリカの現実。現在約5千万人のアメリカ人が貧困レベル以下の生活
http://bit.ly/wubJTW
★米国各地の銃見本市が活況、ライフルに「駆け込み需要」
http://goo.gl/iRRPO
★「銃規制で子供守れない」=全米ライフル協会、沈黙破り反撃
http://goo.gl/qXcOA
★「すべての学校に武装警官を」NRA、乱射事件受け訴え
http://goo.gl/fDG4x
えっー、銃を無くすほうにはいかないんだ!!
★ライフル協会、高まる銃規制論に反論
http://t.news.goo.ne.jp/news/365280
「銃を持った悪いやつらを止めるには、いい人間が銃を持つしかないのです」
(全米ライフル協会 副会長)
悪いやつらと、いい人間をどう見分けるの?
★図解・米国で近年発生した銃乱射事件
http://goo.gl/V79QI
ウィンターズ・ボーン 予告編 -Winter's Bone-
http://www.youtube.com/watch?v=csiIsrHzmcY
3.11以前に観たアメリカ映画をご紹介したいと思います。
監督はデブラ・グラニクで女性監督です。主演している女優はジェニファー・ローレンス(リー役)です。
舞台となるのはミズーリ州の田舎、オザーク山脈の山村。17歳のリーの暮らしはドン底です。父は蒸発して、母はうつ病なのか心を病んでいるようでまるで頼れず、妹と弟を養うしかない立場に追い詰められています。
以下にあらすじや感想などあり。
http://d.hatena.ne.jp/doiyumifilm/20100903/1283498210
山深い痩せた土地で暮らす一家。父親の失踪で、その家も取られてしまいそうです。
が、17歳の少女は気丈にも立ち向かっていきます。
ですから、この映画、救いはあるのですが、生きることが過酷そのものです。
アメリカ社会の厳しい現状にハッとさせられます。
家族を守り、自分を守るのは自分だけ。
強くならなければ生きて行けない…、
とっても怖い映画でした。その怖さは、ホラー映画以上です。
眠気もふっとび、怠け癖もどこかに掻き消えるかも…、
甘っちょろいことを考えていたならば、つまらないイザコザでクヨクヨと悩んでいても、そんなものどこかに吹っ飛んでしまう…、
そういう怖~い映画ですが、お奨めしたいと思います。
ちなみに、ミズーリの山間地(オザーク地方)に住んでいる人たちは、「ヒルビリーhillbilly」と呼ばれています。
ヒルビリーとは、ヒル(山)に住んでいるビリー(スコットランド系移民)です。
主人公の姓も、「ドリー」というケルト由来の家名なのだそうです。
アメリカの貧困層には、映画にもあるように、法律よりも一族の血縁や掟を重視する傾向がみたいです。
そして、むろん、法律が守ってくれるのではなく、銃で身を守るという考え方になるのでしょう。
なぜアメリカは、銃社会から脱出できないのか…。
この映画から、その一端を少しは理解できるかもしれません。
筑紫哲也さんへ
本当に、日本はガンを患っていましたよ‥、
天国は健やかなところなんでしょうね、そちらに行きたくなりそうです‥
★本日の選挙のおともに→http://www.thinking-of.jp/election/2012/
あなたの考え方と一致するところが出てきます、たぶん‥。。
★あなたの力が必要です。
選挙に行ったことを友だちに知らせて政治への参加を呼びかけてください。
http://senkyo.yahoo.co.jp/voters/←ここをポチッと押すだけ
いよいよ投票日が来ました!
「選挙に行ったことを友だちに知らせて政治への参加を呼びかけてください。」というサイトがとてもよくできていて、本日投票率を高める為に非常に有効だと思ったのでお知らせさせて頂きます(おそらくヤフーがやっているものだと思われます)」
3.11以降のマスコミの原発に関する報道の仕方から、多くの人たちが昔の大本営報道みたいなものを感じていたと思います。
同じことは、イスラエルのガザ攻撃の報道の仕方をみればわかるのではないでしょうか。
たとえば、ハマスの正式名称が「イスラーム抵抗運動」であったことを知りましたが、正式の選挙で選ばれた政党の名前ですぞ。
それを勝手に名称を変えてニュースとして流してもいいのでしょうか。さながら自民党を「自民右翼政党」などと呼んでいるようなものではないかと。
以前、朝日新聞は「イスラム過激派ハマス」と呼んでおり、2009年からは「イスラム組織ハマス」と呼び方を変えたようです。ハマスはイスラエルの攻撃に対してロケット弾で応酬しているので、過激さは少しも減っていないと思うのに、何故なんでしょうね。
現在、NHKは「イスラム原理主義組織ハマス」 と呼んでいます。東京新聞、沖縄新聞、中日新聞 信濃日々新聞なども同様です。テレビ局も同じで、この呼び方が最も多いようです。
産経新聞と日経新聞は、「ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマス」と書くことがよくあります。讀賣新聞は以前にも載せたように「イスラム主義組織ハマスなど武装勢力」と書いていました。
(ちなみに、原理主義や原理主義者という語は一般に、他者を侮蔑する場合などの悪口やレッテル貼りとしても使われている http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%90%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9)
米国がハマスをテロ組織だと指定していますが、日本国は米国の家来なので、指定しているのかどうかは知りませんが、マスコミ報道をみればテロ組織のような扱い方です。
イスラエルのほうがテロ国家と言えるくらいで、たとえば、「イスラエルシオニズム国家」と名付けて報道したならば、どういうことになるのでしょう。
たとえば、「アメリカ軍産複合体国家」とか、もっと過激に「アメリカ暗殺国家」とか。
昨日の事件からみても、「アメリカ銃暴走国家」という名称も考えてみましたが、もしも日本国内のマスコミが、アメリカからのニュースのたびにこんな呼び方で報道していたら、一体、どうなるのか、と。
そうそうありましたね。米国はロシアのことを「ならず者国家」と言っていた。ウィキリークスが明らかにしてくれたものです。
日本にも、「鬼畜米英」っていう呼び方が……。
今では、米国を自由と人権を尊ぶ国だと思わされていますが、これも誘導されたものに違いありません。
パレスチナでは、イスラエルのことをなんと呼んでいるのか知りませんが、およそ想像がつくと思います。
北朝鮮も、国民を誘導していくために、日本や韓国のことを、何かおかしな名称をつけて報道しているのではないかと。
こういうことを知れば、いろいろなことで気づくようになると思います。たとえば、
「北朝鮮、ミサイル発射」という言い方です。ほとんどのメディアが「ミサイル」と書いています。
★朝日新聞は「北朝鮮ミサイル発射 米NORAD、衛星の軌道進入確認」社 http://www.asahi.com/international/update/1212/TKY201212120290.html
脱原発の報道をよく取り上げている東京新聞でも、「ミサイル」と書いています。「人口衛星ロケットと称して長距離弾道ミサイルを発射した」と書いている新聞もありました。
しかし、弾頭を付けていなければ、ただの「ロケット」です。実際、弾頭は付けていなかったのですから、正しくは、「ロケット」と書くべきところです
ミサイルとロケットでは、まるで印象が違います。「ミサイル発射」では恐ろしいテロ国家にみえますからね。しかも、ニュースに流す時間が長い。選挙の報道よりも長く感じたほどです。
まさに、「太平洋上に落下した模様」とあるのですから爆発してません。事実をねじ曲げるなどジャーナリストとは言えません。
★北朝鮮、ロケット打ち上げ予告期間を1週間延長 AFP通信
http://www.afpbb.com/article/politics/2915888/9976449
AFP通信は、ロケットと書いています。AFPはフランスの通信社で日本の朝日新聞と同じように政府の広報誌でしかなく北朝鮮に味方するような通信社ではありません。
私も北朝鮮を嫌悪していますが、多くのマスコミが他社と横並びになって、「ミサイル」と 報道していることが解せません。
「事実を調べない・何も考えない・疑問を持たない」ようになる「記者クラブ制」の成せるわざなのかもしれません。
さて、国民を誘導していくためには、ちょっとした言葉使いが重要みたいです。
今回の衆院選も、誘導しているように見えます。まるまるとミエミエに見えますが、あなたに見えているでしょうか。
でも、となると、私が北朝鮮を嫌悪しているのも、誘導されたためかもしれません。うーー……
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