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評論家の関川夏央さんは、吉田秋生のマンガ作品『BANANA FISH』を論評しています。
「登場人物は体臭を持たない」と述べていますが、以下のところが気になります。(関川著『知識的大衆諸君、これもマンガだ』文春文庫)
アッシュと英二というハイティーンの男性について、「アッシュは性的虐待の被害者ではあっても、ホモではない。英二はいつしかアッシュの妻のような位置を占めるが、性行為は存在しない。登場するすべての少年たちは女性に関心を示さない。悪魔のような美少年アッシュの描写はきわめて性的だが、性行為は一回も描かれず、アッシュを含めて全員が女性を憎んでいるようでもある。しかしその一方で彼らは男性的であろうともしない」と評している。
上記の中で、ちょっと気になる箇所があります。「少年たちは女性に関心を示さない」とあるのに、「女性を憎んでいるようでもある」についてです。
関心がなければ憎むことなど無いはずですからね。ストーカーになるのは、対象者に関心を集中させてしまったために起きる行動です。
関心がありすぎるほど憎み出す可能性は高くなるというのが自然の流れです。
ちなみに、ストーカー被害は過去最高になったというニュースがあったところです。
★ストーカー警告 すでに過去最多 http://goo.gl/HOxln
以下に、「適度の関心とこだわりを持とう」という一文があり、お時間がありましたら、ぜひお読み願いたいものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-232.htm
ところで、関川さんは、「彼らは男性的であろうともしない」とも述べていますが、作者が女性なのであり、また、タイプ2は本性も女性性の強い気質ですから、想像の世界であっても男性になりきれるものではありません。
たとえ男性的であろう、と意識して創作活動をしたとしても、それは無理です。また、何をもって男性的と言えるのか言及していないので、サッパリわからないことを言っているように見えます。
さらに、関川夏央さん自身がタイプ2ですから「お母さん気質」で、女性性の強い男性です。しかし、ご本人は自分を男性的だと思っている可能性があります。
タイプ2の男性は肉体は♂なので、気質にもどこか男性的なところがあるはずですが、女性性の強い気質であることからは逃れられません。
そうなると、ご本人も自分の中にある男性的なものと女性的なものを果たして識別できるのでしょうか?
女性的とか男性的などという摩訶不思議なものを識別するのはなかなか難しいものです。
★女らしくない女たち、男らしくない男たち
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-42.htm
イメージとか感性的なものともいえ、両者を識別するのは容易ではありませんが、それでもどこか不思議なことに識別できることもあります。
それは、女顔と男顔を識別できるように、女らしい仕草と男らしい仕草を識別できることがありますから…。
もっと不思議なことは、他の動物、哺乳類とか鳥類でも、人間の男女の違いを識別できるのですからね。ホントウに世界は不思議が一杯でフシギに満ち満ちています。
なお、ある男性作家の作品を見て、女性が創作したものだと感じましたが、実際は男性です。エル・アナツイというガーナの男性アーティストです。
アート作品にも本性はにじみ出ているように思われるのですが、みなさんはどう思われますか? タイプ2のような気がしますが、まだ判定はしていません。
以下に展示があります。一度ご覧になって確認してみませんか。
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/elanatsui/tenji
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/b5e236a458387d6bcabfbbc02322c741
(動画は、吉田秋生 1985年頃のインタビュー)
吉田 秋生(よしだ あきみ)さんも、1956年生まれの56歳です。『カリフォルニア物語』『YASHA夜叉』など、スケールの大きな作品があります。
少女マンガ特有の大きな瞳がキラリとか、足を長く描くということはありません。また、花々がきらびやかにそこかしこに描き込まれることもなく、大人ッぽい落ち着きのある描き手なのかと思わせられます。
上記のインタビュー動画での話し方は、たぶん、この人のマンガを読んでいた方ならば、イメージとまるっきり違う!って思われるような気がします。
作品の傾向は多種多彩で力量のあるマンガ家だと感じさせられますが、少年愛ものもよく描いています。
藤本由香里さんの著作『少女まんが魂』にあるインタビュー記事が載っていましたから、取り上げてみます。
インタビュア→ご飯も三食、自分で作られるんですって。それはアシスタントさんもいる時もですか。
吉田→はい、全部自分でつくります。
インタビュア→先生がご飯作ってくれる所って珍しくないですか。
なお、「男性を強く意識するタイプ(261)」だということは端々からすぐに分かります。タイプ2と判定しています。ウイングは1らしいのですが、まだ判定していません。
お料理好きな人みたいです。三食も作ってあげるとは世話焼きですね。お母さん気質のタイプ2らしいところです。
インタビュア→リバー・フェニックス(米国の男優)の死因が麻薬らしいってのが、これがまた、なんかできすぎと言えばできすぎですよね。
吉田→そうですよね。隠し子がいたとか、いろいろいっているし。娘だっていうのががっかりですね。息子だったら15、6年も待てばおいしいのに(笑い)。あの遺伝子が残っているんだな」と、思うとけっこう楽しいのに、娘じゃつまらんぞ、とか思ったりして。
どうして娘じゃつまらんのでしょうか。同じタイプ2でも、ウイングが違うと理解できないものなのでしょうか? 私には「やおい」も理解不能です。それで少し探ってみようかなと思うようになったところですが。
さて、『カリフォルニア物語』の主人公イーヴは、父親に虐待されるなど父親との確執が描かれており、兄へのコンプレックス(ここでは劣等意識)があるみたいです。
もう一人の主人公ヒースも、父親の態度から自分が疎んじられていると思うようになり、父親とスレ違って行きます。
試し読み
http://www.comicpark.net/readcomic/index.asp?content_id=COMC_ASG01250_001
『YASHA夜叉』では、双子の一人である凛が、養父から英才教育を受けるが、祖父から肉体的にも性的にも虐待され、ついに祖父を殺してしまうというストーリーになっています。
試し読みhttp://sokuyomi.jp/product/yasha_001/CO/1/
『海街diary』でも、父親の死から父との関係を問うもので、父を許せない主人公も登場します。
試し読みhttp://sokuyomi.jp/product/umimatidai_001/CO/1/
『ラヴァーズ・キス』でも主人公の一人は、男の冷たい手に触れると男を拒絶してしまうトラウマがあるみたいです。
男の存在が大きいってことが、作品にはまるまると出てしまうようです。
ところで、 男性がカッコ良く描かれている女性マンガは、探すことなど無いくらいたくさんあります。
男好きというか、男性に憧れると言うべきか、男性の世界に憧れている女性たちがたくさん存在するからでしょう。
特に、タイプ2w1の女性は、全女性の何割くらい占めているのか、統計調査したことはないのでわかりませんが、かなりの多数派みたいです。
その作者にとっての理想の男性が登場します。また、女など描いても面白くないのか、男性ばかり登場する作品もよくみつかります。
タイプ2の男性マンガ家たちが、男性ばかり登場する作品を描いているのと同じです。
拠って、以下のような理論を見つけており、それが事実なのだと納得できるのではないでしょうか。
ただし、さまざまな環境や体験から、男性にあこがれているとは限らず、嫌っていたり、憎んでいる女性も当然のことながら存在していますから、「男を強く意識するタイプ」と名づけています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
日本のマスメディアは、アメリカ大統領選にあまりにも多くの時間をとって報道している。違和を感じます。大騒ぎしているのが気に入りません。
二大政党制でも黒人が大統領になっても、米国社会は変わらない、と、少なくないアメリカ人が思っていると思うのです。
なお、緑の党などの他の小政党の候補者もいるのに、その人たちはどうなっているのかと思ったら、なんと討論会に出られないだけでなく、手錠をかけられて8時間も拘束されたというニュースがありました。
★ 緑の党の候補者逮捕 ホフストラ大での討論会へ入場を試みて 手錠をかけられ8時間拘束
http://democracynow.jp/dailynews/20121017
Green Party Candidates Arrested, Shackled to Chairs For 8 Hours After Trying to Enter Hofstra Debate
http://www.democracynow.org/2012/10/17/green_partys_jill_stein_cheri_honkala
とてものこと民主主義国家とは思えないが、日本のマスコミは、この手の報道はしないのだ!
ただし、インターネットで現在、オバマの勝利宣言が見られます。以下です。リアルタイムで見られるとは…、
http://www.cbsnews.com/2718-250_162-1997/live-coverage-of-the-presidential-election/
そういう意味では、面白い世の中になったのかもと思うのですが、それ以上に嫌なことばかり起きています。暮らしはますます厳しくなり、貧困者も失業者も増えている…。
大統領がオバマになったからといって、安心して暮らせる社会に少しでも近づいたのか。
銃による殺人事件が今年もたくさんありました。あり過ぎるほどです。オバマ大統領も銃規制に関しては一つも手を出していません。
また、以下のような記事も見つけました。
アメリカは自由な社会ではなく、暗殺社会なのだということを私たちは知っておく必要があると思います。
★DNA解析技術の向上で近い将来特定の人だけに感染する致死ウイルスが容易に作れるとの記事。すでに米国大統領のDNAを守る警護を実施中。
ウィキリークスは、クリントン国務長官が世界の指導者たちのDNAを攻撃用に収集承認した報告書を曝露。 http://www.theatlantic.com/magazine/archive/2012/11/hacking-the-presidents-dna/309147/?single_page=true
★孫崎亨著の『アメリカに潰された政治家たち』、お奨め本です。
http://sun.ap.teacup.com/souun/9027.html
女性マンガ家・高口里純(たかぐちさとすみ)さんも現在55歳。ヒットしている作品が幾つもありますが、現在も連載ものを幾つか持っています。
少女マンガを描いていた人たちが、シニアになってもまだマンガを描き続けるとは、かつては考えられなかったが…。
世代交代が早い世界なのではと思い込んでいたのです。でも、こうなっては高齢化しても、死ぬまでマンガを描き続けるのではないかと思われます。いいですね。ずっと続けてほしいと思います。
★高口里純さんの公式サイトhttp://www.takaguchi.net/
代表作としては『花のあすか組!』『ロンタイBABY』などです。扱っているジャンルとしては広いのですが、少年愛(ボーイズラブ)ものがよく知られています。
『少年濡れやすく恋成りがたし』『幸運男子』『美しい男』など、タイトルだけでほぼ内容が予想できるくらいです。さて、藤本由香里さんの著作『少女まんが魂』に、インタビュー記事が載っています。
インタビュー→『幸運男子ラッキークン』をお描きになったのは?
高口→ずっと男の子同士の話っていうのを描きたいなあっていうのがあったんですよ。…中略… でも、さっきも言ったように私は、男同士の恋愛っていうのは基本的に異常だと思っているから、異常な部分を普通に描いてはいけないと思ったんで …中略… 私ってほら、男同士の恋愛は特別なこととして楽しみたいと思ってるから、それを普通の状態にしたくない(笑い)。
インタビュア→高口さんが最初に「やおい」というか「男同士の愛」というテーマの魅力に目覚めたのはいつなんですか?
高口→萩尾望都(はぎおもと)さんですね。『11月のギムナジウム』とか、ああいう。
インタビュア→高口さんにとって、やおいを描く醍醐味というのは…
高口→なにが面白いかって、やっぱりいけないことなのにやってるていうのが面白いんですよ(笑い)。それから、男の子を描く喜びがあるし、同じシチュエーションでも、男女の恋愛より新鮮。基本的に男の子を描くのが好きだし、シチュエーションを描くの好きなんですよ。
高口さん、なかなか率直にものをいう方のようです。
なお、「やおい」とは、男性の同性愛を題材にした漫画や小説などの俗称だと言われています。やおいの語源は、「ヤマ(山場)」「オチ」「意味」の3つがないという意味でこの3つの言葉を繋いて呼ばれるようになったそうです。
「男を強く意識するタイプ(261)」は、男好きで男への期待が大きく、つまりは期待通りではないので、不満も持ちやすく、それが憎しみにも変わる可能性もあり、愛憎半ばとなり、とかく複雑な心理状態になりやすい傾向があります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
コンプレックスは「複雑な」という意味ですから、男性コンプレックスと呼んでいるものです。261の女性が陥りやすいものですが、様相は個々人で違いの大きいものです。
高口里純さんの作品にあるように、またインタビューに答えているように、素直に男好きだと述べられる女性は、複雑になっているとは考えにくい。複雑な心理状態が深まると率直な物言いができなくなるだろうと考えられるからです。
ちなみに、現在、同性愛は「異常」「倒錯」「精神疾患」とはみなされていません。
ウィキペデッイアでは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E6%80%A7%E6%84%9B
「現在、国際医学会やWHO(世界保健機関)等では、同性愛は「異常」「倒錯」「精神疾患」とはみなさず、治療の対象から外されている。(DSMでは1980年代に異常性愛から除外された)。
同性愛などの性的指向については発達障害等とは別の物で、矯正しようとするのは間違いとの見方が主流となっている。
一人一人の中で、「同性指向」と「異性指向」がある一定の割合で存在していると言うのが人間という「種」の基本的性質であり、そのパーセンテージは自分の意志で簡単に変えたり選んだりできない可変性の低い物になっている。
また、日本精神神経医学会は、「同性愛はいかなる意味でも治療の対象とはならない」と言う見解を宣言している」
「みなみ風吹く日1」 若松丈太郎さん、1992年11月の作
みなみ風吹く日 1
岸づたいに吹く
南からの風がここちよい
沖あいに波を待つサーファーたちの頭が見えかくれしている
福島県原町市北泉海岸
福島第一原子力発電所から北へ二十五キロ
チェルノブイリ事故直後に住民十三万五千人が緊急避難したエリアの内側
たとえば
一九七八年六月
福島第一原子力発電所から北へ八キロ
福島県双葉郡浪江町南棚塩
枡倉隆さん宅の庭に咲くムラサキツユクサの
花びらにピンクの斑点があらわれた
けれど
原発操業との有意性は認められないとされた
たとえば
一九八〇年一月報告
福島第一原子力発電所第一号炉南放水口から八百メートル
海岸土砂 ホッキ貝 オカメブンブクからコバルト六〇を検出
たとえば
一九八〇年六月採取
福島第一原子力発電所から北へ八キロ
福島県双葉郡浪江町幾世橋
小学校校庭の空気中からコバルト六〇を検出
たとえば
一九八八年九月
福島第一原子力発電所から北へ二十五キロ
福島県原町市栄町
わたしの頭髪体毛がいっきに抜け落ちた
いちどの洗髪でごはん茶碗ひとつ分もの頭髪が抜け落ちた
むろん
原発操業との有意性が認められることはないだろう
ないだろうがしかし
南からの風がここちよい
波間にただようサーファーたちのはるか沖
二艘のフェリーが左右からゆっくり近づき遠ざかる
気の遠くなる時間が視える
世界の音は絶え
すべて世はこともなし
あるいは
来るべきものをわれわれは視ているか
1994年8月に発表された詩、「神隠しされた街」
作者は、若松丈太郎さん。
若松さんは福島の自然を長年見つめつづけて、同じ視線で電力会社と政府の問題を鋭く捉えました。
チェルノブイリも訪れて、現地を観察して、福島第1原発と重ねて実態を鮮やかに炙り出しました。
アーサー・ビナードさんの朗読
★視点・論点 「それぞれの福島(1) 桜と予言と詩人」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/109863.html
★詩人の直感力と想像力が描き出す予言の書
── 若松丈太郎著『福島原発難民 南相馬市・一詩人の警告』
http://www.the-journal.jp/contents/ono/2011/06/post_17.html
「疑わしきは罰せず」は、刑事裁判における原則だと知られています。
であるならば、「活断層の疑いがあれば、まずは原発の稼働を止めるべき」ではないでしょうか。
大飯原発の活断層評価で意見が分かれたというニュースを聞いてイライラさせられています。
★「活断層評価、7日に再会合=調査の専門家、意見分かれる-大飯原発問題・規制委」
時事通信11/4
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012110400058
以下、一部のみ転載
以前から危険性を指摘してきた渡辺満久東洋大教授が「敷地内に活断層があるのは確実」と断言。一方、重松紀生産業技術総合研究所主任研究員や岡田篤正立命館大教授は、現時点では結論が出せず、さらに調査が必要と指摘した。
さらに、岡田篤正教授は、「『地層のずれ』は地滑りでも起きるので、活断層による『断層運動』とは即座に判断できない。やや広い目で見ないと全体像は分からないし、特定の要素だけで先走って結論づけるのは危険だ」と訴えた。以下。
★http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121104/k10013238561000.html
危険かどうかまだ判断できない場合でも、まずは原発は止めるべきだ、というのがまっとうな考え方です。議論の余地なしです。再会合して決めるなど、のんきなことを言っている場合なのでしょうか。
福島原発事故を体験すればわかるはずなのに、まだわからないというか、わかりたくない人たちが、まだまだたくさんいるみたいです。
リスクの高い原発を稼働するということは、慎重にも慎重を期さねばならないはずです。世界一安全な原発にすると、誰かが言っていましたが、その人はこの事態をどう受け止めているのでしょうか。
また、「先走って結論づけるのは危険だ」などと、この人、どう考えてもおかしいことを言っています。稼動している時に地震が起きたらどうなるのでしょうか。
なお、原発とは2700度まで熱くなる核燃料を、1000度で溶ける鉄製の圧力容器で包んでいる装置です。ですから、冷却装置は常時、正常に動いていなければすぐにメルトダウンします。
その大切な冷却装置が、大飯では活断層を跨いでいるのですから、断層が少しズレても冷却できなくなる恐れがあります。危険と隣り合わせの恐ろしいプラントです。
また、明らかに地震活動が活発な時期に入っています。それなのに、原発を稼動しようとしている…。
人は追い詰められると、おかしなことを言いだすものです。つまり、「活断層ではない」と否定できなくなったのです。
また、原発の危険性を国民に明らかにしないまま、先走って建設してしまったのは誰なのかと…。
原発を推進してきた自民党の責任は重いのに、福島原発事故に対しての責任を口にする人が自民党内には一人もいない。情けない政治家たちばかり…、
そして、規制委の田中俊一委員長は活断層の疑いが、「黒か、濃いグレー」の時に関電に運転停止を求める考えだ、と述べています。
「薄いグレー」なら稼働してよいのでしょうか。そんなことで「安全な原発」になるのでしょうか?
原発に関してはあまりにも非常識なことばかりです。自分の頭のほうがおかしくなったのか、と混乱するくらいです。
田中委員長が、こんなことをぬけぬけと言えるのは明らかに原子力村の住民だからであり、また、委員たちは金をもらっていることまで報道されているのに居座ったままです。
しかも、AP通信も取り上げているので世界中に日本の恥ずかしい実態が晒されている。
活断層だと判断した渡辺満久教授が、今回、調査団のメンバーに入っていなければ、関電が主張した「活断層ではない」が通ってしまうところでした。
渡辺教授は原発に反対している方ではありませんが、事実を追及する本物の科学者だったようです。残念なことに、こういう人はいつも少数派です。
しかし、一人でもメンバーにいれば誤った判断がスンナリ通ることはないと言えそうで、少しほっとするところです。
ところで、大飯原発を緊急に止めてほしいという要望書を出すそうです。インターネット署名ができます。締切が11/7の朝6時です。
★規制委の4人、電力会社から報酬や寄付金
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012110201002261.html
★APが報道 「日本政府の原発安全基準検討チームが電力マネーを受け取っていた
Japan nuclear safety team took utility money
→http://www.suntimes.com/business/16134023-420/story.html
The Nuclear Regulation Authority said Friday that Nagoya University Professor Akio Yamamoto received 27.14 million yen ($339,000) over the past three years for research on reactors. That includes 6.28 million yen ($79,000) from a subsidiary of Tokyo Electric Power Co., the utility that runs the Fukushima Dai-ichi plant sent into meltdowns last year. The authority said Friday that three others on the six-member standards team received industry funding. Getting such money is not illegal, but it could call the neutrality of the team into question, since the industry would benefit from laxer standards.
★緊急55時間署名★大飯原発の即時停止を求める緊急署名
https://fs222.formasp.jp/k282/form2/
締切 11月7日(水)朝6:00
マンガで人の心理や気質(性格タイプ)を知る方法があり、それをいつか著書として出版したいと、致し方なくマンガをたくさん読むようにしています。というのも、独創的で優れたマンガは少なくて…。
なんだか、みな同じ人が創作したものに見えてしまうのです。ストーリーだけでなく、キャラクターその他もほとんど見分けがつかないくらいに似ています。また、読む気になれないものが多くて困っています。
これじゃあ日本マンガ界は失速するのではないかと危惧しています。いや、もう失速しているのかもしれません。でも、心理や気質を知るためには、いい資料には違いありません。
さて、女性漫画家の秋里和国(あきさとわくに)さんの作品はずっと以前に読んだきりです。現在52歳。マンガ界も高齢化が進んでいますね。
秋里和国の公式サイトhttp://akisato-wakuni.com/
『空飛ぶペンギン』という作品が一番記憶に残っていますが、現在も連載物『蛇蝎 -DAKATSU-』を持っていて、なかなかガンバッテます。でも、これは未読です。
『TOMOI』シリーズも少ししか読んでいませんが、この作品に限らず、この人の作品には、ゲイやおかまがたくさん登場します。
いえ、秋里さんだけでなく、なにしろ女性マンガには「ゲイ・おかま・少年愛」といったものがメチャメチャ多いことはよく知られています。
当会では、「男性を強く意識するタイプ(261)」という理論を発見しており発表していますが、この3つのタイプに該当するマンガ家たちの作品に多いものと考えられます。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
ところで、藤本由香里著の『少女まんが魂』(白泉社)の中に、マンガ家のインタビュー記事(青字)が載っています。秋里さんが語ったことを以下に転載しています。
秋里→中学3年からアニメの影響を受け始めて高校で『ガンガードA』(松本零士原作)をみて、完璧にハマリました。出ててくるのは男ばっかりじゃないですか。男が好きで見ているわけだから、真似して描くようになる。それでだんだん描けるようになってきたんです。そうすると、「もう女は描きたくないな」となっちゃう。
インタビュアー訊ねる→男の子が圧倒的に魅力的でいろんなタイプが出てくるが、女の子は主人公と女友だち一人くらいで比重が軽いじゃないですか。あれは一体なぜですか?
秋里→なぜなんでしょうね(笑い)。根本的に私は女が出てこないマンガを描いていれば幸せなんですよ。だけど、少女マンガだから、そういうわけにいかないでしょ!
ホント そうなんですよね。何故なのか自分でもわからないものが本能的なものなんですから…。私も、自分がどうしてそんなこと言ってしまったのかわからないってこと、よくあります。
ホント 当会が見つけた理論、といっても私一人が見つけたに過ぎないのですが…、このエニアグラム理論でしか説明がつかないことがよくあります(笑い)。
なお、本能的な振る舞い方ゆえ、性格とか性質とは言わずに、「気質」と名づけていますが、気質がおおまかに9つにわかれているので、「性格タイプ」となり、当会だけにしかない「性格類型論」ってことになると思います。 続く
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