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穏やかなアフガニスタンの日常生活。ぜひ、観てほしい!
動画 →http://p.tl/ahTa
Compare And Contrast of the Day: Meanwhile, a world away: A poignant portrait of daily life in Afghanistan, by Lukas and Salome Augustin.
I have lived from 2006-2008 in Kabul doing my civil service for a humanitarian aid organization. This March I had the chance to go back with my fiancé to show her the place I love and to capture the beauty of this country with our cameras.
日本人とっては遠い国、アフガニスタン。
ずっと残酷な状況に翻弄されたきた…、
そこに住む人たちにも暮らしがあります。
ずっと昔から続いてきた、美しい自然に囲まれた暮らし…。
誰も戦争なんぞ望んでいません。
誰も、争いたくありません。
アフガニスタンも、イランも、世界中の人たちがそう思っています。
誰も核に被爆されたくありません。
誰も放射能に被曝されたくありません。
以下のようなメールが届きましたので、皆様にご紹介します。
親愛なる日本の友人たちへ
30人に1人。これは、日本政府が安全だと宣言したレベルの放射線を浴びることで、ガンにかかる子供の数です!
そして、現在、野田首相は避難指示を一部の区域で解除し、避難していた住民を福島に帰宅させ、目に見えない死の宣告を下そうとしているのです。まったく信じ難いことです。
首相を阻止する唯一のチャンスは、日本中の人々がかつてないほど大きな非難の声を上げることです。
日本政府の考える「安全な放射線」レベルは国際的に認められている基準の20倍で、私たちはガンやその他命にかかわる症状が発生する重大なリスクにさらされているのです。
しかし、日本中の人々がこのような政府の対応に抵抗しています。福島の母親たちは避難支援を求め抗議活動を続けています。
また、自作の測定器で近隣地区や食料、水などの放射線量を測定し驚くほど高いレベルの放射線を検知するなど、自ら行動を起こす市民も増えています。
市民を守る義務を放棄してしまった政府を、傍観してはいられません。
このような政府の暴挙を止めるために残された時間はわずかです。
責任ある行動と私たち皆にとっての「安全な放射線レベル」の設定を政府に求め、市民による抗議の声を土台に大規模な署名運動を展開しましょう。
嘆願書に署名し、お知り合いの方々にこのメールを転送してください。
署名数が5万人に達すれば、著名な科学者やメディアチームと協力し、野田首相に対する政治的圧力を高めていきます。
http://www.avaaz.org/jp/stop_the_radiation_death_sentence/?v
日本における放射線量の上限は現在の国際基準と相反するだけでなく、チェルノブイリ後に当時のソ連政府が設定した避難区域の放射線量の4倍にもなるのです。
これほどの高い放射線量は人々を危険にさらし、今後このレベルが世界中で認められる水準になってしまう恐れもあるのです。
野田首相による最近の福島第一原発「事故収束」宣言と、2012年は福島県の再建に取り組むと述べたことについても、政府が放射能の本当の危険性を隠そうとしていることが明白に表れています。
さらに悪いことは、この試みがまかり通っていることです。
放射能汚染の濃度分布に関する報道は、事実上報道管制がしかれているのです。
しかし、日本の人々は目を覚ましつつあります。日本中のあちこちで市民の手による放射能モニタリング・ステーションが設置され、各地域でも食の安全を中心にキャンペーンが展開されています。
中には学校給食の放射線レベルを測定するよう学校に求める、母親たちのグループもあります。
あの震災を過去のものとして生活を再建し、前に進んでいきたいという私たちの願いは、何十年にもわたり被ばくを押しつけられる将来の世代の犠牲の上に成り立ってはなりません。
私たちと子供たち、その次の世代の子供たちを守ることができるのは、政府の方針転換のみです。
そしてその実現は、私たちが協力し合い首相を動かすに足る力を発揮できるかどうかにかかっているのです。
嘆願書に署名し、できるだけ多くの方々にこのメールを転送してください
http://www.avaaz.org/jp/stop_the_radiation_death_sentence/?vl
Avaazのメンバーたちは昨年、福島市に住む家族への避難援助を求める大規模な活動を始め、私たちの署名は内閣府の主要職員に届けられました。
日本のAvaazコミュニティが広がりつつある今年は、再建と日本を安全なエネルギーやクリーンな未来環境に向けて軌道に乗せるため、すべきことが山のようにあります。
簡単なことではありませんが、3月11日以来の日本の人々の結束力は、力を合わせれば不可能なものなどないことを教えてくれました。
希望と強い決意をもって!
ルイス、キア、ベン、アントニア、リッケン、イアン、アリス、ローラ、パスカル、ほかAvaazのチーム一同
AVAAZの日本語対応サイトhttp://www.avaaz.org/jp/
「福島の子供たちのために20万人の署名を」 「被ばくによる死の宣告を阻止せよ」
AVAAZについて
Avaaz.orgは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です
(Avaazは様々な言語で「声」を意味します)。
Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。
★ Eva Cassidy - Time After Time
http://www.youtube.com/watch?v=SMznNlfLXP4&feature=related
Lying in my bed I hear the clock tick, and think of you.
Caught up in circles confusion is nothing new.
Flashback warm nights Almost left behind
suitcases of memories,
time after…
Sometimes you picture me
I’m walking too far ahead
You’re calling to me, I can’t hear what you’ve said.
Then you say go slow I fall behind
The second hand unwinds…
If you’re lost you can look and you will find me
time after time.
If you fall I will catch you I’ll be waiting
Time after time.……
★「世界最悪企業2012年」オンライン投票で某社による”投票操作”の疑念、
事務局が調査開始(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=7226
1/8に、当ブログで取り上げていますが、なんと、投票操作の疑いを持たれて調査が入ったようです。
某社とは東電を含む5社のいずれかなのでは。でも、東電なのだろう。
なにしろ日本の電力会社は、ヤラセを普通によくやっているようですから…、
どの企業なのか判明したら、世界中に恥を晒すことになるでしょうね。
「コロンビアのアマゾン北西部に住むバラサナ族の人々は、人と自然が一体であると考えている。
全てが結びついているという彼らの哲学は、環境への影響を最小にとどめる土地利用の営みを生み出した。
1991年にコロンビア政府は、英国の面積に匹敵する土地の法的所有権をバラサナ族の人々に与えた。
この決定のおかげで、一時は絶滅しかけていたバラサナ族が力強く復活しつつある。これは数少ない幸運な例だ」
…………………………………………………………
嫌なニュースばかり続いて、精気が吸い取られそうですが、こんなグッドニュースを聞き逃していたとは! 不覚です。
このバラサナ族には、結婚の掟があるそうです。自分と異なる言語を話す相手と結婚しなければならないという。
これって、世界中の人たちが持ってもいいような掟かもしれません。そうすれば、
違いを違いと認め合うことができそうな気がします。
でも、「掟破り」をしたくなるのも人情ですよね。
また、他民族同士の結婚が恒常的に続けば、民族そのものが自然消滅してしまうかも…。
こうなると、それも面白くない。違う人たちがいるからいいのだから…、う~ん…、
ただ、こういうことを考えていると(バカらしい妄想かもしれませんが)、自分が生き返るような気がします。
正直にいうと、放射能汚染云々と、そればかり考えていると息が詰まりそう…。
もしも、好んで原発のことを取り上げていると思っていらっしゃったならば、それは大いなる誤解です。
でも、「大事なことから目をそらさないような人間にならなければいけない」と…。
(というか、どうしても目をそらせられない…)
これは、ホピ族の言い伝えですが、 少数民族の世界観や価値観を知ると、傾聴に値するものが多い。
「未来の友達 / Mirai no tomodachi」
http://www.youtube.com/watch?v=SwX1AYOoZsw&feature=share
震災復興のためのメッセージソング
全く日本語を知らないスイスに住む中学生たちが、日本語で歌います。
2011年3月11日に発生した東日本大震災についての報道は、テレビでも新聞でもほとんどなくなってしまいました。
スイス・ベルン州オースタムンディゲン(Osterm¬undigen)市のデニコフェン(Dennikofen)中学校の生徒たちが、
「東日本大震災の被災者たちのことを、私たちは決して忘れないよ、いつかあなたに会いたい¬。」というメッセージを、この歌で被災地の皆さんにお届けします。
Facebook, Twitter, Mixiやブログなどで是非シェアしてください。よろしくお願いいたします。
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31716126
昨夜もネットオタクをしていると、以下のような記事が目に入り、驚きました。
「福島はペグマタイト鉱床で最良の長石の産地で、焼き物の釉薬のほとんどはここの長石です。…中略…福島長石が使えないのは窯業には死活問題です。…中略…国内で焼かれる陶器からは殆ど放射線が検出されるような事態になりかねませんね。オマケに釜で焼く時に釉薬から分離した放射性物質が大気中に飛散して二次災害の恐れが」
真偽を確かめてみようと、釉薬の成分などを調べてみました。
すると、「現在、市場に流通している「福島長石」という名前の長石はほとんどが合成して成分を合わせただけの物です」という記事がみつかりました。
「川俣長石は、福島県の川俣鉱山で産出された本来の福島長石ですが、今は長石の代名詞として、「福島長石」という名前が使われているだけ」と書いてあるところも見つかりました。
しかも、福島長石が採れる鉱山は、昭和40年代頃に閉鎖されていたのです。
慌て者はどこにもいます。というよりも事実を知ろうとしない人が少なくありません。
その直後に、以下のブログもみつけました。
★陶芸家 工藤和彦のブログhttp://kazuhiko-k.jugem.jp/?day=20110416
ちなみに、戦時中に、福島石川町では放射性鉱物が産出していたので、放射性元素の採掘を試験的にしていたみたいです。
場所によっては、「陸軍」の旗が立ち、派遣将校が駐在した鉱山もあったとか。軍需用に使えるものがないか探していたがダメだったということのようです。
また、昨年の9月頃、ツイッターされていたものですが。
「緊急拡散!全国へ!バスビー博士が日本の子供達を救うために、今、早急に必要な訴訟を! 放射性汚染がれき処理法撤回訴訟
http://ow.ly/6CZnB 」
それで、そちらのサイトを覗いてみましたが、なんかイヤーな感じがしました。どこがと言われてもよくわかりませんが、「怪しいサイト」と赤字でメモしておきました。
強いて言えるとしたら、放射能検査の料金が法外に高いというところでしょうか。たとえば、毛髪検査39800円です。
現在は、市民が立ち上げた放射能測定所が全国に幾つもあります。検査料は、1000~5000円くらいです。
★市民測定室一覧http://bit.ly/uHP5IR
一方、「バズビー基金は、詐欺団体」という記事が載っているサイトがあります。
真相はわかりませんが、よく読んで調べるというのが、一番必要なことではないかと思います。
慌て者の言動に振り回されないようにしたいものです。私自身が慌て者で、それで痛い目に遭ったことがあり、少しは慎重になれたのではと思います。
なお、詐欺のやり口も巧妙になっているようです。
また、いろいろな悪徳商法がありますが、その際に、私が注視するのは、一般価格よりもかなり高額であれば、そこは怪しいとみます。
なにか問題があると想像するので、近寄らないようにします。
20年以上も、マルチ商法を悪徳商法だと気づかないままで続けている知人がいます。
健康食品が軒並み高額なのに、周囲の人たちに「善意」で奨めています。
善意であるところがよけいに怖いのです。
パンフレットには、アメリカにある本社の建物が載っています。
それを見せて、大きな会社なので、大丈夫だという感じで奨めます。
大企業ならば信頼できるなど、あり得ないはずです。
東電やオリンパスも、大企業ですからね。
忠告したことがありますが、聞き入れてもらえませんでした。
疑いも持つことができないのです。
疑問に感じることができないままでは、気づくこともできず、改めることなど不可能です。
小中学生くらいの頃から、この手の危険が満ちみちている社会だということを教えるべきです。
学校の先生たちへ、生徒さんたちに教えてほしいと希望します。
★日本司法支援センター(以下はマルチ商法について)
http://www.houterasu.or.jp/service/shouhishahigai
/multi/?gclid=CJ7tutC45a0CFaNLpgode0ho-A
★ネット商法対策の部屋
http://www002.upp.so-net.ne.jp/dalk/higai25.html
★悪徳商法ガイド
http://www.kawamuraoffice.com/
Is There Anything More Beautiful Than This?
She's Alive!!
地球は生きている、活発に動いているってことがまざまざと感じとることができます。
生きているもの、常に移り変わるもの、それが、もっとも美しいものなのだ!
そして、近年の「異常気象」が続いているなどと言われることがありますが、異常ではなく、これが「普通」なのかもしれません。あるいは「静穏期」で、もっと激しいのが普通なのかもしれません。
たとえば、日本は地震の活発期に入ったなどと報道されていますが、世界中なのではと思っています。
★一週間前1/15には、大型の地震が相次いで発生。
6.6M,6.6M,6.7M,6.7M,6.2M! http://t.co/mlJIq88j
日本も日本海側は40年ぶりの豪雪だと報道されていますが、シカゴでも異常降雪となり、ケベックやワシントン州やオレゴン州の砂漠地帯も吹雪が続いています。
北インドも100年で最も寒い冬になったらしく、豪雪である村が孤立しているとか。
★世界各地を襲う異常気象。
続出する自然災害の様子がわかる画像特集
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52018511.html
上記にも載っていますが、「これらの現象はほんの序章にすぎず、更なる異常気象が地球上を覆う可能性も高い」という。
こんな中で、原発などというリスクの高い発電方法をこれからも継続させるなどあり得ることでしょうか。
沙汰としか思えません。それでなければ、彼ら原発推進派の人たちは、正真正銘の阿呆か、本物の無知なのです。
愛知県にある脱原発市民組織である「未来につなげる・東海ネット」と、Cラボ()市民放射能測定室)の共同で、
以下の「抗議声明と提言」をまとめており、公表しております。
名古屋YWCAで記者会見しており、これがNHKニュースに流れ、また、中日新聞の記事にもなりました。
なお、当ブログの3月頃に、原発事故などに対する情報をシェアしてくださった「大沼レポート」の大沼さんが中心になって記者会見をしている。
………………………………………………………………………
<厚生労働省による食品含有放射能新基準案に関する抗議声明と提言>
未来につなげる・東海ネット
市民放射能測定センター
(2012年1月17日)
食品に含まれる放射能に関する政府暫定基準は、放射性セシウムに関して飲料水と乳製品が200Bq/kg、それ以外のすべての食品について500Bq/kgという乱暴極まりないもの。
国民の生命をないがしろにするものであった。人倫にもとる最悪の基準といってもいい。
我々の試算では、基準ぎりぎりの食品と飲料水を毎日摂取すれば、放射性セシウムの食品摂取による内部被曝だけで、年間約7mSvになってしまう。
これに加えて、ほとんど測定されていなくて、なおかつ基準すらないストロンチウム90などの摂取や吸入による内部被曝があり、さらに、外部被曝が加算される。
一方、政府は従来の年間被曝線量限度1mSv/年を、一気に20倍の20mSv/年に引き上げました。
内部被曝を全く無視して、1時間あたりの空間線量3.8μSv/H以下なら、避難しなくて良いとする計算結果を、激甚汚染地域に押し付けてきました。
これでは、外部被曝だけで年間20mSvに達してしまう。これに内部被曝が加算されてくるのである。
こうした政府や自治体による生命と健康をないがしろにする政策によって、福島県を中心とする激甚汚染地域に暮らす200万人を超える人々は、過酷な被曝を強いられている。
とりわけ、放射線感受性が高く、前途に長い人生を持つ子供達の被曝は悲劇的であり、一刻も早く疎開や保養の対策をとらなければならない。
これらの基準の押し付けに対して、広範な市民による抗議の声とアクションが粘り強く展開され、昨年12月22日、ようやく食品含有放射性セシウムについての新基準案が厚生労働省の審議会で了承された。
放射性セシウムについて飲料水が10Bq/kg、それ以外の一般食品が100Bq/kg、乳児用食品と牛乳が50Bg/kgと、乱暴な暫定基準に比べれば改善されているが、まだまだ不十分です。
事故から10ヶ月もの間過酷な被曝を強いてきた政府と御用学者の態度が改められたとは、到底思えない。
正義と人倫にもおとる政府に抗議するとともに、以下具体的に新基準の問題点を指摘し、我々・市民側からの食品基準と測定体制に関する提案をする。
1. 新基準はICRP勧告さえも無視している
アメリカの核戦略の圧力を受けて、内部被曝を過小評価しているとされ、先ごろ放映されたTV番組(NHK:追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」)でも、元委員がそのことを証言した国際放射線防護委員会ICRP勧告でさえ、一般市民の外部被曝と内部被曝の合計値としての年間被曝限度を1mSv/年としている。
日本政府も、これに従って国内法を定めてきたはずであった。ところが新基準案は、内部被曝だけに限定して、年間許容被ばく線量を1mSv/年としている。
外部被曝線量を加算すれば、激甚汚染地域では相当大きな被曝線量になってしまう。
さらに、摂取した放射能から内部被曝線量を計算する際に用いられる実効線量係数が、ICRP勧告では小さすぎる、との指摘がヨーロッパ放射線リスク委員会ECRRによってなされている。
ECRRは5倍大きな係数を勧告している。この係数を用いれば、年間被曝線量は5倍になる。
最低でも、ICRP勧告の外部被曝と内部被曝の合計値としての年間被曝限度を、1mSv/年として、食品の基準を決めるべきである。
その際に学ぶべきはベラルーシやウクライナの最新の基準(パンが40Bq/kg、ジャガイモが60Bq/kgなど、貧しい庶民が日常食べ
なければならない食品に厳しい基準が設定されている)である。
2. 新基準の検討にあたって、流通する食品の50%汚染を仮定
リスクの評価には常に不確実性が伴う。得られた数値に2~3桁もの不確実性があることがまれではない。
このために基準値などを定めてリスク管理する場合は出来るだけ安全サイドで決定がなされる必要がある。
基準値ぎりぎりの食品を毎日食べ続けるような事態は、現実にはないかもしれないが、その極端な場合でも健康被害が抑制できる水準で基準値が決定されるべきなのである。
まして、現況では測定体制が不備で、乱暴な暫定基準さえ潜り抜けて基準超過食品が流通している。
そのような状況下では、50%汚染を仮定した検討は不適当である。
さらに、放射線リスクには閾値がないことは、ICRPさえも認めている。
新基準案では基準設定にあたって、年間内部被曝線量1mSv/年を「許容被曝線量」と呼んでいるようであるが、「我慢被曝線量」であることを改めて確認しておく必要がある。
3. ストロンチウム90などほかの放射性核種を無視している
福島原発から放出された放射能は放射性セシウム(セシウム137+134)だけではない。
物理学的半減期が約29年とセシウム137(半減期30.2年)とほぼ同等です。
骨に沈着して排泄されにくい核種であるために生物学的半減期が18年もあるストロンチウム90や、毒性が高いα核種であって半減期が24100年もあるプルトニウム239などを無視している。
これらを食品として摂取したことによる被曝線量は、当然ながら足し算されるべきである。
これらを無視すれば、放射性セシウムだけで、年間内部被曝線量1mSvをいっぱいにしてしまうというのは無茶である。必ず基準超過が起きてしまう。
チェルノブイリ事故と違ってストロンチウム90の放出が少なかったなどという見解もあるが、根拠となるデータに乏しい。
まして、今も続いている汚染水に含まれて海洋汚染をしたストロンチウム90の挙動は未解明であり、魚などの水産物の汚染が最も危惧される。
ストロンチウム90は、ガンマ線を出さないベータ核種であるために、測定に時間がかかることは確かである。がしかし、そのことは言い訳にならない。
チェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシやウクライナでは、ストロンチウム90の基準があり、測定もなされている。
大気圏内核実験やチェルノブイリ原発事故による汚染を調査するために、日本全国の自治体研究所でこれまでに膨大なストロンチウム90の測定データが蓄積されてきている。
それが国内で起きた原発事故に対して測定されないというのは到底理解しがたい事態である。
少なくともストロンチウム90の測定体制を早急に整え、汚染実態を把握するとともに、基準を設定するべきである。
4. 新基準の適用は4月以降、しかも、米、牛肉、大豆には猶予期間
こんなに待たせておいて、3月いっぱいは最悪の暫定基準が継続する。しかも、米と牛肉は少なくとも9月まで、大豆にいたっては年内いっぱい暫定基準がそのまま続けられる。
この新基準案の原案を作成した官僚たちは、国民の生命と健康を守ることよりも、基準超過して行き場を失う食品の処理方法の心配を優先させているとしか思えない。
年間被曝線量限度を20mSv/年にした時も、彼らは200万福島県民の避難・移動の手配をしたくなかったから、それをしなくてすむ基準を住民に押し付けたとしか思えなかったが、今回も同じ論理が感じられる。
なお、新基準が適用された後は、大量の基準超過食品の行方をきちんとモニタリングする必要があることも付け加えておく。
さらに、新基準が適用されれば、作付制限農地も大幅に拡大するはずであるが、このこともきちんと監視していく必要がある。
すなわち、これまでの作付制限基準である土壌5000Bq/kgは、土壌から作物への移行係数を1:10として、食品の基準500Bq/kgを根拠に決められていたからである。
同じ計算であれば、500Bq/kg以上の農地での作付が制限されることになるはずである。
5. 風評被害の原因をつくってきた暫定基準、全品検査体制の構築を急げ
500Bq/kgのような甘い基準では、基準を超過しなかったと保証されたとしても、到底食べる気にはならない。
まさにこのことが多くの風評被害を招いてきたのである。
国民がなんとか我慢して食べようというレベルの厳しい基準を設定し、その基準を超過する食品が決して出回らないように、全品検査体制を構築するべきです。
賞味期限に並べて放射能含有量を全品表示することが、風評被害を防ぐ最善の対策なのである。
最悪の原発事故を引き起こしてしまった我々は、ひとりひとりが正確な情報を得てリスクの自己管理をして生き抜いてゆくしかないのである。
6. 全品検査体制構築のために
我々は、やむなく高価な食品中放射能測定装置を購入し、市民放射能測定センターを開設した。
すでに同様の試みが全国数10か所で開始されている。ひとえに、政府の出鱈目な放射能対策と測定体制の不備が原因である。
せっかく持っている測定装置さえ、縦割り体制の中で生かされずに眠っているという報道もあった。
すでに述べたように、都道府県の研究機関ではストロンチウム90の測定能力があるにもかかわらず、生かされていない。
こうした情けない体制を早急に改め、全食品の測定体制を構築するべきである。
大手流通業者の中には、プライベートブランドの全品測定体制と、暫定基準の10分の1の自主基準を表明したところもある。
そういう動きを法的に支援し、助成していく必要もある。
ベラルーシやウクライナでは、国家予算のかなりの部分を割いて食品放射能測定体制を構築しているが、日本でそれが出来ないことはない。
例えば、全国に2万4千校ある小学校の全てに食品放射能測定装置を配備して、小学校区単位で住民が気軽に食品の測定が出来るようにすることも難しくはない。
ゼネコンが群がりつつある無駄な除染より先に、真っ先にやるべきことである。
そうすれば、少なくとも放射性セシウムについてだけは、国民ひとりひとりが放射能リスクの自己管理が出来るようになる。
そうなれば、政府や自治体の調査研究機関では、放射性セシウム以外の汚染核種についての測定体制を強化することが出来るであろう。
7. 放射能汚染食料を途上国援助に回すな
食品の基準が5分の1に引き下げられた時、基準超過食品が大量に発生することが予想されることは第4項ですでに述べた。
私たちは、これら基準超過食料の行方についても、政府として監視体制を準備しておくべきであることを、再度提言しておく。
汚染していない食料と混合して基準逃れをするような動きや、工業原料として転用された後にラベルが貼り替えられるというような、過去にあった不祥事を見逃してはならない。
私たちも市民放射能測定センターの測定能力の一部をその監視に充てたい。
外務省の第3次補正予算案には、途上国援助として50億円が計上されているが、その中身は工業製品と水産加工品とされ、「被災地で生産されている工業製品を開発途上国に供与。
また、被災地で加工された水産品を食糧援助として開発途上国に供与。
風評被害克服にも資する。」などと記載されている。
よもやここに基準超過食料が流し込まれるとは思いたくないが、これまでの政府の人権と健康をないがしろにしてきた一連の軌跡を見れば、あまり信用できない。
ここで改めて、放射能汚染食料を途上国援助に回すようなことを、決してやらないように警告しておく。
また、私たちもこの問題への注意と監視を怠らないことを表明しておきたい。
8. 我々の自主基準
摂取する放射能は限りなくゼロに近いほうが良いが、残念ながらそれは難しい。
当ネットワークの中でも、あくまでゼロを求める意見と、何らかの我慢値としての自主基準を政府基準に対抗して提案していこうという意見があり、議論は続いている。
後者から提案され、すでに市民放射能測定センター提案として公表した自主基準案は、以下のとおりである。
飲料水2Bq/kg、
幼児食品20Bg/kg、
それ以外の食品については厚生労働省が発表している食品群別平均摂取量リストに掲げられている食品群別に、
米30Bq/kg、
野菜30Bq/kg、
種実類50Bq/kgなどの基準を設定。
この基準についてICRPの実効線量係数を用いて年間被曝線量を計算すると、0.29mSv/年になった。
幼児は、0.070mSv/年であった。
天然の放射能であるカリウム40による被曝が0.2mSv/年、それ以外の天然由来の放射性核種からの被曝を合計すると、0.4mSv/年とされているので、この自主基準案は、それに対して約70%の超過被曝をすることになる。
これにストロンチウム90など測定されていない核種からの被曝を加算しても、なんとか100%超過で納めることが出来そうである。
同じ計算を政府の暫定基準で行うと、6.8 mSv/年であった。
問題外の過酷な被曝である。(なお、カリウム40やその他の天然由来核種による被曝もまた有害であり、生命の誕生以来あらゆる生物がこれに悩まされてきたことを付記しておく。)
厳しい基準を設定しても、それを測定して確認できなければ意味がない。
幸いにも、上記自主基準案のレベルであれば、一台あたり150~500万円のNaIシンチレーションスペクトロメーターで測定が可能である。
但し、飲料水の2Bq/kgを測定するためには濃縮が必要であるが、一般の台所でも可能な作業なので難しい問題ではない。
さらに今回、乳児についての追加提案をする。
乳児は母乳の場合を除けば粉ミルクと乳児食を主に摂取しているので、ゼロ基準の適用が容易である。
原材料を北海道や九州などほとんど汚染がなかった地域から調達することを義務付け、限りなくゼロに近い1Bq/kgを提案したい。
難しいのは母乳の場合である。妊婦および授乳中の母親について、特別の助言やケアが必要である。
乳児のゼロ基準に準ずれば、自主的に産地を選択し、非汚染地域の生産物を食べることを奨励・助言するとともに、汚染地域に
対する妊婦と授乳中の母親のためのゼロ食料の供給体制を構築する必要がある。
また、すでに述べた全品検査、全品表示体制の構築が急がれるべきである。
9.提案
政府は、今回の新基準案を見直し、国民が納得できる我慢値としての基準を再度設定するべきである。
少なくとも、ICRP勧告の外部被曝と内部被曝の合計値としての年間被曝限度を1mSv/年として、食品の基準を決めるべきである。
また、その基準を実効あるものにし、国民一人一人が食品含有放射能摂取リスクの自己管理が出来るようにするために、食品の全品検査体制を早急に整備し、放射能含有量の全品表示を早急に実現するべきである。
そのためには、全小学校区(とりあえずは汚染のひどい東北および関東、中部から)に食品放射能測定装置を配備し、測定オペレーターを養成するべきである。
さらに、流通業者に測定と表示の義務を法的に課すとともに、支援や助成を行うべきである。 以上
愛媛新聞は、なかなかうまいこと言っている。
1/20の記事を転載します。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201201207748.html
【ストレスがたまる】
しょせんは「原発関係者のストレス軽減のためのテスト」―。
欧州議会議員のレベッカ・ハームスさんは、伊方原発3号機などで実施されたストレステストを皮肉る。
先週、松山市内で講演を聴いて思わず納得だ
「耐性評価」と意訳される欧州輸入のこの用語。
想定を超える災害を仮定し、原発の機器や設備にどこまで余裕があって、どこで壊れるかをコンピューターではじく。
そんな「テストで原発が安全になるとは思わないで」と、ハームスさんは訴える。
肝心の仮定が怪しい。
欧州では当初、航空機墜落やテロ攻撃といった偶然の要素を含むはずだった。
いつの間にやら単純な外部災害に対象が限定され、福島のような過酷事故さえも想定しない。
この手の確率論的解析に慣れた電力会社に、それほどストレスはない。
合格が内定した生徒に形だけテストを受けさせるようなもの。
当初はテストに目もくれなかった経産省が、いつの間にやら再稼働条件に仕立てているのも解せない。
案の定、原子力安全・保安院が大飯原発3、4号機の評価結果を妥当とする見解を出した。
しかも専門家会議から傍聴者らを締め出す始末である。
相変わらずの排除の光景、見ているこちらのストレスもたまる。
この際、再稼働へとひた走る政治家、官僚、専門家にストレステストをしてはどうだろう。
もちろん「健全性検査」の意味で。
イタリアで、大型クルーズ船が座礁した事故がよく話題になっているみたいです。とくに船長の言動が注目を浴びています。
なんと、船長は乗船客より先に避難しており、そこから母親へ電話しています。
“ママ、悲劇が起きた。だけど落ち着いて。僕は乗客を救うため頑張った。少しの間、ママには電話できないだろう”と話したという。
★「ママ、悲劇だ。僕は乗客を救うため頑張った」乗客置き去り船長、80歳母へ電話
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120116/erp12011611230006-n1.htm
緊急時に、真っ先に母親に電話するタイプはどこなのでしょうか。たぶん、当会の理論を学んでいる方ならばすぐに絞っているでしょう。
危機的な状況で思わず取ってしまう行動のなかに、その人物の気質がクッキリとでます。
9つのエニアタイプのうち、母親の存在が大きい気質の人だと予想それます。4つ(8・3・7・4)から探すような事例です。
★女性を強く意識するタイプ(837)と母親を強く意識するタイプ4
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
なお、事故直後に港湾当局者と船長による交信の内容の一部は以下です。
「今、船が傾いています」(スケッティーノ船長)
「分かった、聞け。今、乗客がはしごを下って避難している。引き返して船に戻れ!そして何人の乗客が残されているのか報告しろ! 分かったか?」(港湾当局者)
「何人残っているのか報告しなさい。子供は? 女性は? 乗客は? それぞれ何人だ? 」(港湾当局者)
「何人なんですか?」(スケッティーノ船長)
「それをこちらの教えるのが船長のすることだろう」(港湾当局者)
「お願いします・・・」(スケッティーノ船長)
「お願いしますじゃない。船に戻れ、戻ると言え」(港湾当局者)
「私は救命ボートに乗って船の下にいます。どこにも行きません」(スケッティーノ船長)
「何をしてるんだ?」(港湾当局者)
「いろんな段取りを・・・」(スケッティーノ船長)
「そこで何の段取りをするんだ? 船に戻って救助の段取りをしろ! 拒否しているのか?」(港湾当局者)
「拒否なんてしていません」(スケッティーノ船長)
「拒否してるんじゃないのか? 船長、なぜ船に戻らないんだ」(港湾当局者)
なお、船長は、沈没中の船に戻ると言ったものの、船上には上がらなかったと港湾当局は報告しています。
指導力のある人には見えませんから、タイプ8(ボスタイプ=お父さん気質)はすぐに消去できます。
客たちを誘導しなければならない立場なのに、いち早く逃げていますから、逃げ足の速い気質と言えそうです。
残り3つ(3・7・4)では、タイプ7が一番該当しそうです。
当会の理論では、タイプ7の自己防衛戦略は「敵からいち早く逃げる」です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm
タイプ7は、逃げ足が最も早いタイプだと分析しています。
また、島に異常接近したために座礁したようですが、その理由は、「船長が乗員に郷里の島を見せるため」とあります。
また、「船を離れた、沈みそうだから」逃げたらしいのです。また、。「座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちた」と言っています。なんか、言い逃れみたいな気がする言い方ですね。
★「船を離れた、沈みそうだから」と携帯で伊船長
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120118-OYT1T00049.htm?from=popin
この船長さん、かなり無責任な方ですね。でも、なんか憎めない言動です。
こういう危機的な時に本来の仕事を立派に果たせる人は、それほどいるとは思えません。
タイプ8でも恐怖を克服できるとは限りません。
人は誰よりも自分がかわいい、自分を守るようにできているのですから…。
なお、言い訳がうまそうに見えるので、タイプ3やタイプ4らしくないところですが、まだ、この2つのタイプは消去できません。
従って、タイプ7の可能性はありますが、これだけの情報で判定することはできません。
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