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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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引き続き、大沼さんからの情報をご紹介します。

皆さま     大沼より
 
河田昌東さんが厚生労働省のサイトから野菜や牛乳の汚染状況を拾い、その産地から福島原発までの距離と方向を拾ってくれました。

100キロを超える地点で基準超えが頻発しています。このあたりの空間線量率は、ここ数日はさほど高くないところです。

過去に高い放射能の雲が通過して、その影響がホウレンソウに残っているためか、あるいは、モニタリングポストの観測網がまばらで、放射能の雲をとらえきれていないのか、
あるいは、薄い濃度の放射性物質(ヨウ素とセシウム)をホウレンソウが吸着濃縮しているのかの、いずれかでしょう。
 
★今日も食品の放射能汚染が深刻です。
汚染度も広がりも拡大しています。
原乳のヨウ素131で、5200Bq/kg(基準の17倍), ほうれん草で54100Bq/kg(基準の27倍)も出ています。
以下、厚生労働省のHPから:単位はBq/kg
1-131:ほうれん草(3月18日採取)
日立市(原発からSSW 100km) 54100,  25200
常陸大宮市(SSW 110km) 19200、17800
那珂市(SSW 115km) 15100、 13500
鉾田市(SSW 142km) 7710
古河市(SW 173km) 4200
北茨城市(SSW 75km) 24000
高萩市(SSW 84km) 15020
常陸太田市(SSW 104km) 8830
太子町(SW 95km)  6100
東海村(SSW 110km) 9840
ひたちなか市(SSW 118km) 8420
風向きの関係か、SSW方向の汚染が際立っています。
その他詳しいことは:

のpdfファイルを見てください。セシウムも基準を超えています。


 

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おはようございます。

雨はまだ降り続いています。外出はできるだけ控えましょう。

さて、福島原発の警戒レベルは、昨日の20日、「4」から、「5」に引き上げられました。これは、米国スリーマイル島事故と同等のレベルです。

この見方に対して、原子力資料情報室のフィリップ・ホワイトは言います。「われわれ専門家は、レベルはすでに『6.5』で、さらに『7』へと悪化している。これはチェルノブイリと同じレベルだ」と。

あなたは楽観的な見方を信じるのでしょうか。悲観的なほうが納得できるのでしょうか。私は悲観的なほうしか考えられませんが。

いつもちょっとしたことに過剰反応している人たちが、なんだか今回は、楽観的なほうになっているみたい。それは現実を直視するのが怖いからなのでは?

私はいつもは楽観的です。

連れ合いは台風で自分のほうは、「目が覚めて、それから一睡もしていない」と言います。でも、私のほうは、「高いびきで、全く目が覚めていない微塵だにしない」のだそうです。

震度2や4くらいの揺れがあっても、気づかないで熟睡している私の様子を見て、よくあきれていました。

でも、3月11日からは逆転しました。連れ合いが直ぐに眠りにつき、私は過敏に福島原発に反応して、眠れません。


http://www.meti.go.jp/press/20110320002/20110320002-2.pdf

さて、上記を覗いてみてください。子力安全・保安院が作った、現状報告です。

画面上の操作で、
1号基から6号基までみられます。でも、データなしの部分も多いので、なんだか嫌な感じ。


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明日は、北海道を除き全国的に雨模様だそうです。

放射性物質に汚染されないように、屋外には絶対に出ないようにしましょう。

出る場合は、肌の露出は控えましょう。 う、ちょっと言い方がおかしい。

肌は絶対に出さないように、だ!!

レインコートに身を包みましょう。

それがなかったら、ビニール袋に穴をあけて着ましょう。それは帰宅したら廃棄しましょう。


そして、福島の原発だけに集中して、ピンポイントで雨よ降れ! 


そうすれば、少しは放射性物質に汚染されなくなるかもしれません。

昔のように魔女の自分を取り戻し、今晩、ずっと呪文を唱えます。

あなたも昔の自分をとり戻してください。



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東海地震が起きる前に浜岡原子力発電所の運転停止求めます

賛同くださる方は、都道府県市町村名とお名前を西さん宛メールで
(アドレス:
westen-mh@y7.dion.ne.jp ) 3月21日までにお送りください。



中部電力株式会社
代表取締役社長 水野明久様

 
    東海地震が起きる前に浜岡原子力発電所の運転停止を求めます
                         
                       浜岡原発の運転停止を求める市民有志
                       代表  西光之輔  西英子
                         (名古屋市)
 
私たちは、東海地震を前にした浜岡原発に重大な関心を抱いている東海地域の住民です。
今回の東日本大震災を他の地域のこととは思えない深刻な問題として受けとめています。

 
マグニチュード9.0、津波の高さは10数メートルに達しました。これに伴っ
て福島原発で起こった電源喪失に起因する住民の被害は日を追って拡大していま
す。放射性物質は広範囲に飛散して住民は被曝の脅威にさらされています。これ
は、あすの私たちの姿であると感じています。
 3月15日には、静岡県東部で東日本大地震に誘発したと思われる震度6強の
地震が発生して、住民は不安におち入っています。東海、東南海、南海の三つの
地震が連動して起きる可能性もあります。東海地震は明日おきてもおかしくないと言われて
久しいです。

 
想定震源域の真ん中に貴社の浜岡原発があります。地震災害と原発事故災害が
同時に発生した場合、この地域に甚大な被害をもたらすことは、東日本の状況が
如実に示しています。
 しかし、貴社は浜岡原発の運転を続ける方針を変えていません。地震を止める
ことはできませんが、原発を止めることはできます。東海地震において原発を原
因とする被害をなくすことは、貴社に課せられた社会的責任です。
 私たちは、貴社がそのことを自覚して、浜岡原子力発電所の運転をすみやかに
停止されることを要請いたします。
 以下、賛同者の連名をもって申し入れをいたします。

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このブログでは、外部から得た情報を青字にしています。私自身の考え方や意見はグレー字で書いてきました。

この色分けができない人たちのために、今後は留意に努めます。よろしくお願いいたします。

さて、今日は私個人のことを書きます。拙い文ですが、最後まで読んで頂けたならばと思います。

放射能の被害を最低限に抑えるために、私たちが今何をしなければいけないのかを、読者のあなたたちと考えたいからです。


私は今、連れ合い(夫)と二人っきりで豊田市内で暮らしています。息子が一人います。名古屋市内に住んでいます。

この息子が小学生の頃、何度か反原発のパレードに連れ出していました。

息子は頼りない子に見えましたが、今では家庭を持ち、立派に家族を支えているように見えます。

また、
孫がふたりいます。一人は5歳。大輝君と言います。もう一人は絢音ちゃん、3歳です。



そして、私と連れ合いは、毎日のように、ぶさけたり、ギャグを飛ばしたりして暮らしてきました。
 
こんな年寄りなのに隠れんぼしたり、アッと驚かしたり、また会話の80%くらいはおふざけです。

聞くところによると、エニアグラム性格学の通信講座を受けている人たち、このブログを読んでくださっている方は、私のことを、硬くてまじめな女性だと思っていることが多いそうです。

でも、本当は違います。

他のところはどうであろうと、我が家は、二人だけは仲良く暮らそう、できるだけ楽しく過ごそうと思ってきました。

たぶん、それは達成できたものと、私自身は思っています。

連れ合いが同感してくれるのか、わかりませんが…。

それに、ケンカすると、大抵は私の勝ちです。

最近は、私のことを「大佐」と呼んだりします。カダフィ大佐です。

だから、私にとっては、居心地がよい家です。


ずっと幸福だったので、今後は不幸になっても、お釣りが来るほどだ、と言っていたほどです。


ちなみに、私のエニアグラムタイプは、これまで直接にお会いした方だけに明かしていました。

ここでは公表したいと思います。タイプ2w3です。3のウイングは軽いほうです。意外でしたか?

タイプ1とか、タイプ4とか、タイプ5なのかと思われることが多いんですが…。


40代半ば頃にエニアグラムに出会い、ホームページにある理論を、瞬時と言えるほど頭の中に閃光のようにひらめいて、その後、この理論は真実だという裏づけも得られました。

私は、これは「天命だ!」と思いました。

それから必死で周りの人たちにエニアグラム性格学を知ってほしいと、さまざまな行動を起してきました。

幸運なことに、本の出版まで、こぎつけることができました。

そして、今日まで、ほんのちょっぴりですが、この理論の正しさを理解してくれる人が現れました。

真実を伝えるものだ、と語ってくれる人も、出てきました。

バイブルのようにボロボロになるまで、本を読んでくれている人もいるそうです。

大変に幸せなことです。私は果報者です。



私はチェルノブイリ原発事故後に、原発反対を訴えるようになりました。

そういうところの講演会にも積極的に参加していました。

でも、いつのまにか熱心でなくなり、エニアグラムという天命に出会ってからは、それが私のやるべきことだと、一つに絞りました。

つまり、原発反対の声をあげなくなったのです。

また、理系に超弱く苦手ですから、原発問題では積極的に発言できないと思っていました。

後悔は、どれだけしても足りません。



でも、連れ合いは危機感がなく、私が深刻な事態到来だと言っても、あまり耳をかさず、掃除したり洗濯したり。
 
私のほうは何かにとりつかれたようにパソコンの前から離れられなくなりました。

真実の情報を得たいと、探し求めました。


友人知人たちに、注意を呼びかけたりしました。

でも、反応は芳しくありません。


連れあいは、私の疲れている様子をみて、風呂を沸かしてくれたり、切り花を買ってきてくれたりします。

とても優しい人だと思います。それは感謝しています。

でも、連れ合いは、「あんたがおかしな人間だと思われる」と眉間に皺を寄せて、不機嫌そうです。

そんな感じで、連れ合いとは精神的に断絶しているって感じでした。

それは何よりも辛いことでした。


でも幸いにして、というか、本当は不幸なことなのに、理解が遅くとも、私の訴えを少しずつ理解してくれるようになりました。

たぶん、多くの家庭によくあることではないかと思います。


どうしたら、この未曾有の危機を少しでも回避できるのか、私にはまだわかりません。

でも、孫たちには申し訳ないことをしました。

二人の孫はかわいい盛りです。たまにジジババに会いに来てくれます。


孫の世代に、また、これから日本に生まれる人たちに永遠に、このとん
でもない「負の遺産」を残して、何もせずにいていいでしょうか。

何かせずにはいられないのに、手も出せず、足も動かず、頭も回らず、体は硬直しています。


教えてほしい。私の人生の最後に、こんなバカな私に、一体何ができるのかを!

静かに政府の言うことを信じて、じっと耐えて待っているほうがよいのでしょうか?

耳をふさぎたいのに、それもできません。

でも、プライドを保って残りの時間を過ごしたい。私にどれだけ時間が残されているかわかりませんが。

もしかしたら、 10年20年と、生き続けていくのかもしれません。

長生きしたい気分でもありません。


でも、次代を担う子どもたちを助けよう、という思いだけは募ります。


あなたも、あなたなりによく考えて、どういう行動を起こしたらよいのか考えてみてください。

私も必死に今、考えています!!


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 福島原発50キロ圏までの避難範囲拡大と
浜岡原発の即時停止を求めます
 

http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/appeal-20110308.pdf                    

恐れていた「原発震災」が起きました。

3月11日午後2時46分、東北地方 を中心に巨大地震が発生、大津波によって多くの犠牲者を出すとともに、東京電力福島原子力発電所は制御不能の事態に陥り最悪の事態に向かって進んでいます。

すでに環境には大量の放射能が放出され、周辺の人々への影響が心配されています。

政府は20キロ圏内に対して避難指示を出しました。しかし、30キロ、40キロの人の自主的避難は始まっています。

特に妊産婦・子どもは率先して逃がすように政府・自治体の方にお願いします。爆発してしまったら、パニックになります。

各地では避難してくる人々のために公共施設を開放し受け入れを始めています。東京も、公共施設などの受け入れをはじめました。さらに避難場所を拡大してください。

私たち「チェルノブイリ子ども基金」は、フォトジャーナリストの広河隆一がチェルノブイリ原発事故の被災地で母親たちの訴えを聞いたことにより1991年に発足し、募金活動を開始しました。

20年間、さまざ まな救援活動をウクライナ・ベラルーシの被害者、特に子どもたちに対して行ってきました。
 
事故後25年が経過しようとしている今でも、事故後に生まれた子どもたちさえもが、重い病気になり、命を落としています。

「最悪の場合でも、チェルノブイリ事故ほどにはならない」との報道もあります。もちろん、私たちもチェルノブイリのような事態にならないことを強く願っています。

しかし万が一の事態が起きてからでは遅いのです。

日本国内のすべての原発を止めてください。特に、東海地震による「原発震災」が心配されている浜岡原発は即時停止すべきです。

原子力災害は 一地域、一国の問題にとどまらない世界的かつ事実上無期限の問題であることを、チェルノブイリ事故被害者の救援を長年続けてきた私たちは強く認識しています。

政府、電力会社は、すべての情報を即時公開し、国際的支援と協力を早急に要請すべきです。

初めに被害を受けるのは子どもたちです。チェルノブイリで起きたことが繰り返されてはならないのです。

                          2011年3月18日
 
                        チェルノブイリ子ども基金
               理事長/鈴村稔 事務局長/佐々木真理 
             顧問/広河隆一・黒部信一 理事・監事一同

賛同者 石川逸子(詩人) 加藤登紀子(歌手)見城美枝子(青森大学教授・エッセイスト) 黒部信一(小児科医) 佐藤しのぶ(声楽家)高野孟(ザ・ジャーナル主幹)  竹下景子(俳優) 広瀬隆(文筆業)山田 真(小児科医) 吉永小百合(俳優)池田香代子(ドイツ文学翻訳家)

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私のお気に入りの作家アーシュラ・K・ル=グインさんから届けられた文章を、他のサイトから勝手にコピーして転載しています。

どうか、ご了承ください。「ゲド戦記」の著者です。

http://illcomm.exblog.jp/


gedo.jpg日本の読者の皆さんへ

 わたしたちとあなたがたの間には海があります。でも、その海で、わたしたちとあなたがたはつながっています。

日本を襲った大津波は海を旅しながら、だんだん弱くなり、アメリカの西海岸に達しました。それはここではほとんど害をなしませんでした。

けれども、あなたがたの悲しみと苦しみが大きな波となって、その小さな波とともに、わたしたちに届きました。

こちらではたくさんの、とてもたくさんの人が今、あなたがたのことを考え、あなたがたのために泣き、最悪の時が早く過ぎ去るように祈っています。

そのことをどうか知っていてください。このように大きな喪失の悲しみ、苦しみ、不安のさなかで、日本のごくふつうの人々が示す静かな勇気に、わたしは言葉にできないほどの賞讃をおぼえます。

あなたがたのしっかりとした、忍耐強い顔を見ると、その美しさに打たれます。ひとりひとりの顔に目を向けると泣けてきます。あなたがたに力がみなぎり、よりよい明日への希望を胸に抱けるよう願っています。

愛をこめて アーシュラ・K・ル=グイン 2011年3月14日

 (翻訳:谷垣暁美) (原文)
 http://blog.bookviewcafe.com/2011/03/14/to-my-readers-in-japan/


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これまで、私の目で選び、私なりに正しいと思って選択した情報をお届けしているつもりです。

いろいろと細かいところでミスがあるかもしれませんが、どうぞご了解ください。

このブログの情報は、いたずらに不安を煽りたいためではありません。

これからの日本は、私たちの対応に仕方にかかっている、私たちの行動の取り方にかかっている、私たちの選択のし方にかかっている、と思って、載せています。

どうか、落ち着いて冷静に、自分でじっくり考えて行動に移してくださいね。

さて、厚労省が3月17日、福島原発事故による暫定規制値として食べてはいけない放射能のレベルを発表しています。


皆さま     河田
 
福島原発事故に伴う食品汚染関連で、今回政府が決めた暫定基準と、チェルノブイリで
汚染したウクライナの基準を比較してください。

野菜や水の汚染基準は日本の方がはるかに高いことが分かります。この程度は出る、と考えているのでしょうか。

既にお知らせしたように、福島市の水道水からは、以下のように数値が検出されています。
Cs-137: 58/kg,
I-131: 177Bq/kg

私たちが支援しているウクライナのナロジチ地区(原発から70Km)でも、キノコなどを除けば今はこんな値は出ません。

 

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広瀬隆さんの3月17日、ニュースの深層に登場しています。

http://www.youtube.com/watch?v=MiYz6dxfw7E


デモクラシー・ナウ
http://dnj.sakura.ne.jp/dailynews/2011-03-17


外国の報道の方が、より事実に沿った情報になっているように思われます。

政府や東電などは、状況認識が甘いのか、あるいは、状況は深刻だが、二次災害になることを怖れて、本当のことが言えないような状態にいる、そんな様子がうかがえます。

ABC  BBC、アルジャジーラなど、外国のほうが、国内の報道よりも数時間早く、しかもより厳しい見方をしていると考えられます。

というより、より正しい情報を流しているように、私からは見えます。

皆さんも検索して観てください。英語はわからなくとも、動画なども載っています。

福島原発で死を覚悟して作業している人たちのことを考えると、頭がどうにかなりそうです。誰かがやらねばならない。それはわかっている。

でも、決死の作業をする人が要る、という前提で、原発は建設され続けてきました。それを私たちは許してしまいました。

私はチェルノブイリ以降、原発反対を身近な人たちには伝えてきました。

でも、真剣に精一杯、力一杯に訴えようとはしてきませんでした。悔しいです。後悔しても遅いです。

なお、ご紹介した広瀬隆さんの語っていることが真相なのか、テレビで語る人たちの言うことが真相なのか?

どちらかわからないのであれば、どちらの考え方も国民に知らせるべきではないでしょうか。

原発反対派をテレビに登場させて来なかったのは、大きな誤りだと。

私たちは、一人ひとりが、自分で、どちらの言うことが正しいのか選択するしかないと思います。自分の運命は自分で決めることです。

情報が入って来ないと、まるで迷子になってしまったという感じで、不安はいよいよ高まります。

また、私自身の危機感は高まっているのに、なぜだか周囲(名古屋や豊田)はのんびりといつもの暮らしをしているように見えます。


私たちは、これから落ち着いて冷静に行動していきましょう。私自身に対して、何度も何度も、告げています。

そのためには、先ず厳しい現実を受け止めるようにしましょう。

そして、人として、これからやらねばならないことは何か、一人ひとりが前向きに考えて、取り組んでいこうではありませんか。


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皆さま     河田昌東より

 
環境放射能は恐ろしい勢いで広がっています。文部科学省公表のデータを添付します。原子力安全技術センター、日本原子力研究開発機構、文部科学省などの移動測定車が測定したデータを文科省がまとめたものです。

F1-1の北西方向30kmの汚染レベルは16日夕方は、まだ5~8μ」Sv/hでしたが、その後急激に上がりだし、17日~18日には40~140μSv/hで推移しています。

画像を見るとこの時期北西向きの風が影響したと考えられます。いづれにせよ、福島市を含め、危険な状態になっています。
 
 
例示
福島市(北西65km)午前0時:12.7μSv/h
宮城県女川 (北東120km)午前0時:2.8μSv/h
茨城県北茨城市 午前11時半:1.13μSv/h
栃木県那須市  午前5時:1.17μSv/h
 
昨日のヘリコプターによる放水と同様、今日の自衛隊等によるF1-3に対する放水は殆ど効果が無かったと思われます。

燃料貯蔵プールが 1400m3 あるのに、放水量が30~50m3程度では、効果があるはずもありません。

本日、政府は 今回の事故のレベルを これまでのレベル4からスリーマイル事故と同じ、レベル5に引き上げました。
 

ヨウ素剤について  

2日前(3/18)にお知らせした内容について、疑問点が出されました。

茨城県薬剤師会情報に書かれていなかったところで、ルゴール液が使える可能性があるとコメントしましたが、文部科学省の放射線医学総合研究所のホームページ(下記参照)の記事では、ルゴール液も使うべきではないとされています。

その根拠は分かりませんが、とりあえず使わないでおくことにしましょう。

http://www.nirs.go.jp/data/pdf/youso-2.pdf



 

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