[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
マンガ家・永井豪さん(タイプ7w8)が、マンガ家の庵野さん(4w5)と対談しているときに語っています。(青字は、講談社、『デビルマン解体新書』より転載)
「ウソのドラマの定型としてあるでしょ、あれはイヤだね。子どもの頃、時代劇なんかで向かってくる手下は殺しといて、一番悪い張本人は反省したら許しちゃうというのが、一番キライだった。そいつはねえだろうって感じで、死んだ子分はどうなるんだって」
3ヶ月前の8/11のブログで取り上げた梶原一騎さん(タイプ8w7)とよく似たことを永井さんも述べています。また、江川達也さん(タイプ7ウイング未定)とも似ています。
ここでの「ウソのドラマの定型」とは、正義は必ず勝つとか、正直に生きていれば運は開かれるとか、地道によく働けば誰かが必ず助けてくれる、などという意味合いかと思います。たとえば、時代劇「水戸黄門」のようなドラマがその典型だと考えられます。
これは、11/2にも取り上げている「学校教育はウソ八百を教えている」とも似ているところです。コツコツ地道な努力をすれば良い方向に行くとは限らないという考え方です。
世の中、そんなにうまく行くものではない、ウソを教えるな、ウソッパッチなドラマがある、という捉え方をしているのではと。
このように捉える傾向が多いのが、837の男性性の強い気質の人たちで、「世界は否定的なところ」だという世界認識をしているタイプです。
一方、水戸黄門を好んで欠かさず見ている男性を知っていますが、タイプ1w2と判定しています。かなり身近な人なので、タイプ間違いをしていないと思っております。
私のことは全く無関心、つまり、女性には無関心で、興味もまるでないことがミエミエで、あからさますぎるくらいです。いえいえ私だけでなく、若い女性にもです(汗)。
タイプ1は「長女気質」です。女性性が強ければ、男性に惹かれやすくなり、女性には関心が低くなるのでしょう。
また、2w1の中にも水戸黄門を好んでみている人がいます。こちらも「お母さん気質」で女性性の強い気質です。両者は、「世界は肯定的なところ」という世界認識をしているタイプです。
「悪魔にされた人たちというのはほとんど虐げられた人たちですから。そういうのをつい描いちゃうというか。同化しちゃうというかな、何かあったのかな、前世に?」
ここも、ヒーローよりヒールに惹かれるという傾向のある3つのタイプ(837)らしさが出ているところです。
マンガ家の発言を集めると、結構、各タイプの共通項やそのタイプの特徴などがクッキリと出てきます。これからは、もっと熱心になって集めまくろうかな……。
知り合いの30代の男性が、ある日、田舎に出掛けてソバ屋でランチを食べていた時のことを、おもしろおかしく語ってくれたことがあります。
男性が、ふと窓の外をみたら、眼下に見える川岸で、おぼれかけそうになって助けを求める声が聞こえたのだそうです。それですぐに駆けつけて助け出すことができたというお話です。
しかし、彼が言うには、エビ天を箸で持っていたが、叫び声を聞いて、それを口の中にほうりこみ、それから席を立ったというのです。それが自分でも許せなかったことなのだと言います。
ところで、当ブログの11/10にご紹介しているものがあります。「辛くても、食欲がなかなか減らないのもタイプ2に多い…」です。
失恋しても食欲が減らない、何かで辛い時でも、泣きながらでも完食してしまう人がいたらタイプ2から探します。
お母さん気質(タイプ2)の人たちが、人助けにもっとも敏感に反応して行動を起こす傾向があります。たとえば、子熊を連れた母熊くらい恐ろしいものはないとよく知られています。家族や一族や他の人たちを守らねばならない、という気持ちになりやすい気質を内に持っているからです。
また、火事場のクソ力を出せる人は、どのタイプかと聞かれたら、危機時でも食欲を失わない人だと考えられます。タイプ8も該当します。お父さん気質ですから、家族や一族や家来など、身内しか助け出さないかもしれませんが…。
タイプ8は、縄張りを守るためとか、敵と対峙する時に、火事場のくそ力を出すタイプです。つまり、決戦の前は腹ごしらえをする人たちです。
そして、戦いとか闘いを怖れて怯むようでは、食欲というものは減退するでしょう。エネルギーの補給を忘れない人が、勝利を得られる可能性が高くなりますからね。
一方、エビ天を箸から落としてしまう、つまり、何か起きたら、食べ物が喉に通らなくなる人たちがいます。攻撃タイプ以外のタイプにある傾向です。むろん、みながみなそうだと言うのではありません。
なお、上記の男性は、タイプ2と判定している方です。そして、ごく最近でも、酩酊してプラットホームから落ちた人を助けた男性がいます。この男性がタイプ2なのか、他のタイプなのか知りたいところですが、まだわかっていません。
約10年前にも同じような事件が起きましたが、タイプ2と考えられる人でした。以下です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-219.htm
「友人とは、夜中の12時に、自動車のトランクに死体を入れて持ってきて、どうしょうかと言ったとき、黙って話に乗ってくれる人」
これは、故・河合隼雄さん(タイプ2w1と判定済み)が『大人の友情』の中で述べていることです。なお、河合さんはユング派の臨床心理学者で文化庁長官も務めた人です。
上記のような絶対的な信頼感で結ばれる「友人」を持っている人が、本当にいるんでしょうか? 有り得ないと思うんですが、どう思われますか? 第一、絶対的な信頼感で結ばれているというよりは、依存的な関係にみえてしまいます。
私ならば、友人に何も尋ねないままに、まずは警察に連絡を入れるべきだ、と説得するかもしれません。それが真の友情だと思うのですが、あなたはどのように行動されますか?
正当防衛で起したのであろうとなんであろうと、事情にかかわりなく、「人の死」なんですから、隠し通せるものではありません。また、自分のしたことには自分で責任を負うべきだと考えます。
また、私ならば、どうにも避けられない事故で自分に過失はなかったとしても、友人宅に行くなど考えられません。友人に迷惑をかけることを怖れます。
また、親友であっても、事件に巻き込むようなことは絶対に避けるべきだと考えます。依存的な関係ではなく、互いに自立的であってこそ真の友情が築かれるものだと思うからです。
ところで、ちょっと話がそれるかもしれませんが、タイプ2の人たちは、ちょっとした知り合いでも、「友だち」に入れている場合がよくあります。ところが、防御タイプ(7・1・4)にとっては、「友だち」とは、タイプ2にとっての「親友」に近いものです。
この3つのタイプにとっては、周りにいる人たちから、“いつも友だちに囲まれていて羨ましい” などと思われているかもしれませんが、当の本人は、“友だちとは思っていない” ということがあります。尤も、この3つのタイプに限ったことではないのですが。
仕方なくつきあっている、イヤだけどつきあっているだけ、という話ならば、幾らでも聞いていることですから。もっと凄いことは、キライだけれどつきあっている、怖いのでつきあっている、という人さえいます。
たとえば、「あなたは私の親友よ」などと、タイプ2から言われていたタイプ4がいますが、本人は怖くて何も言えないままつきあっているのです。
そのタイプ2は嫌われていることも知らない、怖がられていることも知らないまま、という事例はさほどに珍しいものではありません。むろん、他のタイプにもあることなんですが。
片思いというのは、男女間だでけでなく、友人関係にもありますが、自分が片思いしていることさえ気づかない人も、実は意外に多いんです。あなたも、もしかしたらそうかもしれませんよ!(…ただの脅しですから気になさらないで! 笑い)
ウィキペディアに「ランチメイト症候群」として載っている記事をご紹介します。
「ネットを対象としたアンケート調査では、1~2割の男女がひとりでの食事に抵抗を感じていることが明らかになった」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
ただ、ネットを対象にした場合と高校生などを対象とした場合とでは、数値は変わるのかもしれませんね。
なお、高校時代が、友だちの目を一番気にする頃なのではと思います。二十代の頃に、同年齢集団ということが諸悪の根源なんだから、そういう集団教育はやめるべきだ! などとよくそんなふうに考えていました…。
さて、「友だちもできない劣った奴」に見られることを怖れる人がいるそうです。でも、優れた人は、一人でいるもの、という印象が私にはあります。
(ちなみに、高校生の頃に、いつも一人で過ごしていた静かで落ち着きのある優秀な人がいました。憧れの人だったことを急に思い出しました。声も掛けられませんでしたが、もしかしたら声をかけたほうがよかったんでしょうか?)
たとえば、歌手も、幾人ものグループで歌っているよりも、たった一人で歌っている歌手のほうが優れているのではないでしょうか。そうでない人もむろんいますが、一般的にはそういうイメージがあるように思われます。
また、劣っている人が劣っている人と2人でランチしていたら、劣っていない人たちに見られるのでしょうか? そんなこと有り得ませんよね。「劣っている」ってことが、どういうことを指しているのかわかってないままに書いてますが…、
それでも、他の生徒たちが仲間とともに楽しく食べている近くで、たった一人で黙々と食事するのは、やっぱり嫌なことではあるでしょう。
ただし、「一人でランチすると友だちもできない“劣っている奴だ”と思われる」と、怖れているのならば、そういうふうには見ない人間も、結構いるんだと知ってほしいものです。
そして、学校などの食事室を、テーブルや備品や観葉植物の配置などで工夫して、一人でも気楽に食べられるような空間に改善して欲しい、と、教育委員会などに要求したいですね。あなたも、生徒会などに問題提起してみませんか?
たとえば、本を読みながら食べられる部屋とか、ネットしながら食べられる部屋とか(ダメだろうな)、窓に向かって一列に座席があって、仕切りも多くて大勢では食べられないとか。
テレビ見ながらランチできるとか、ランチタイムは3交代制にするとか。家が近い子は自宅でランチしていいとか。ランチタイムは地域の人たちにも場を開放するetc
とにかく、独りぼっちの子が、少しでも居心地よくいられる場を作ってほしいものです。確実に、他の子どもから排除される子、疎外される子、独りになってしまう子どもがいるのですから、それを前提にしたソフトとハード作りをするべきだと考えます。
先月、桐生市の小6の少女が自殺していますが、給食時にグループに加われず独りぼっちで食べていたことがあったと報道されています。それが原因なのかわかりませんが、一因にはなっているように思うのです…。
和田秀樹著の「なぜ若者はトイレでひとりランチをするのか?」という本が売れているみたいです。大学などで一緒にランチを食べるような友だちがいないと、友だちもできない劣った人間だと思われるのが怖くて、トイレに隠れてランチをとるというのです。
この本は読んでいませんから、これ自体にはコメントできません。しかし、なにか気になるので、ちょっと取り上げてみました。
ランチをともに食べるのが、「友だち」なんでしょうか? まず、それがよくわかりません。また、ランチを一人で食べている人間は劣った人間と見られているのでしょうか? それは事実なのか確かめているんでしょうか?
学内では友だちがいなくとも、他のところで友だちがいるかもしれないのですから。また、劣った人間とは、どういう人間のことを指すのか、それを考えてみて欲しいのですが…。
「便所飯」というインターネットスラングがあります。でも、事実なのかは確かめられたのかわかりません。もしも、そのような動機から、便所飯をとっている人間が実在するならば、その人こそ劣った人間に、私からは見えてしまいます。
でも、「便所飯」は、都市伝説だと言われているようでもあります。実在するとしたらば、それも不思議に思うことです。友だちができなくて辛い思いをしているのであれば、ランチを食べたいという気持ちになるのかという点です。
食欲が失せないのが不思議です。不可解です。また、もしも、誰かにトイレで食べていることを知られたら、もっと恥ずかしいことになるでしょう。そういう怖れは考え出せないのでしょうか。そこが理解できません。
もしかしたら羞恥心の少ないタイプ、つまり、攻撃タイプ(825)なのだろうか、と、いろいろと考えてしまいます。
(なお、友だちがいないことを最もよく口にして、苦にするのはタイプ2に多いものです。著書「子どもの心エニアグラム」でも、そのように書いています。辛くても、食欲がなかなか減らないのも、このタイプに多いんですが…。
ただし、情報がこれだけなのですから、当然のことながら、タイプ判定はできません。しているつもりもありません。誤解しないでくださいね)
友だちのいない孤独な学生はたくさんいると思うのですが、そういう人たちのことは、視野に入っていないのではないかと思います。楽しそうに語らっているように見える人たちしか、目に入っていないのではと。
また、楽しそうに語らっていても、他の人には、その人の悪口を言っていたりするかもしれないのですからね。人間同士の付き合い方は、見かけじゃわかりません。
いつも誰かとつるんでいる人間をみたら、「かなりつまらない人間に見える」と言っていた女学生がいました。ある男性などは、「そいつら、雑魚だ」と、強烈なことを言っていましたが…。
「事実を知る」・「視野を広める」 これほど大事なものはないと思いませんか。噂に翻弄される人、視野の狭い人ほど、自分を追い詰めてしまうだろうと予想します。
「虫愛ずる姫」という平安時代の小説があります。小説とは言え、どうやらモデルがあるようなので実話が入っているのではないかと考えられます。
平安時代の一般女性のエニアタイプがわかるなんて、なんだかワクワクしてきますね。なお、以下のサイトに、虫めずる姫の現代語訳が載っています。
http://www.kt.rim.or.jp/~fjwrmsyk/ghibli/musi.htm
あらすじ→「ある大納言の姫は美しく気高いが、元服(成人式)を済ませたにもかかわらず、化粧せず、お歯黒を付けず、引眉(眉を抜く)せず、髪を耳にはさみ(普通はしない)、地味で個性的な服装をして、ひらがなではなく漢字を使う(女はひらがなを使った)、可憐なもの(蝶など)を好まず、虫好きな風変わりな姫君だった」
つまり、世の常識を無視する、女のたしなみを守らない超マイペースな姫君のようです。侍女たちが毛虫などを怖がって逃げ出すと、怒って叱りつけたというのです。これでは攻撃タイプと考えるしかありません。
両親が説得しても、この姫は理屈をこねて言い返し、男童に虫を集めさせて、名前をつけて楽しんでいます。また、世間の人たちから嫌な噂をされる、と忠告されても、「苦しからず」と返答します。
きつい姫ですね。この時代にこんな姫君がいたのかと思うと痛快です。きつい女など数え切れないほどいたはずだと思うんですが、記録に残ることがないのですから。
また、作者の想像で作られたものではないように思えます。なぜなら、エニアタイプはクッキリと浮かびあがるからです。
丸々と作者の想像したものだとすると、タイプというものは絞れません。たとえば、「シートン動物記」に出てくる動物たちは、タイプのわかるものが一つもありませんでした。
(2008年2月頃のブログで述べています。ブログ内の検索機能を利用して再読して頂けたらよいのですが)
気質(性格)というものはセットになっているもので整合性があります。それゆえタイプ判定が可能なんですから。創作した人物ならば、どこかちぐはぐで整合性がありません。
姫は攻撃タイプ(825)で、その中で可能性が高いのはタイプ2です。虫などに興味を持つとしたら、8と5はあまり考えられません。タイプ8は現実的社会的なことに関心が行くほうで、タイプ5はそれらの情報収集に関心が向く傾向がありますから。
もっともタイプ2だと判定したのではありません。1つのタイプに絞れないのは残念です。それでも十分に楽しめるものではないかと思います。
「美しく気高い姫」にしているところ、ある名家の御曹司が姫に興味を抱いた、という設定は創作だろうと予想していますが。
なお、「蜂飼大臣」と称された太政大臣藤原宗輔とその娘がモデルであるとも言われているそうです。また、「風の谷のナウシカ」のナウシカはこの姫君から着想を得たものだと言う。
ところで、日本人は昆虫などに興味を持つ人たちが特別に多い民族みたいです。他の国は日本ほどではないと聞いていますが、それは平安の昔からあったような気がしてきました…。
アーティストの中にはときどき感受性がするどすぎる!と感じさせられる人がいますが、マンガ家の中にもいます。
「ポーの一族」や「トーマの心臓」などの作品から、マンガ界ではかなり高い評価を得ている萩尾望都さんの感受性も相当なものだと思います。以下は、同業者のよしだふみさんとの対談で話していたことです。
「私は小さい頃は、おとなは20歳になったら20歳のおとなになり、30歳になったら30歳のおとなになり、40歳になったら40歳のおとなになり、そういうものだと思っていたんですよ。どんどんおとなになっていくと思っていたのね」
「ところが、精神年齢では違うんですね。だいたいが自分からして30歳前後で止まっている感じがする(笑い)。最近はもしかして、みんなどこかで止まっているのかなと思いますね」 (『このマンガを読め2007版』より転載)
萩尾望都さんのエニアタイプは、タイプ2w1と判定しています。当会の基本理論でみればタイプ2は「お母さん気質」で生まれながらのお母さんです。
男女に関わりなく、小さい子の面倒は自分が看るものと心得ているとか、幼児の頃から料理を手伝ったりなど、本性はお母さんだ!と思うとその行動が理解できます。
お母さんの精神年齢は30歳前後だと考えられるので、萩尾望都さんの感じたことはそのまんま当たっていることになってしまうのですが…。
タイプ9(おばあさん気質)とタイプ5(おじいさん気質)は年寄りタイプですから、幼児の頃から妙に落ち着きがあり、子どもっぽいところはほとんど見られません。
年少タイプは、タイプ4(末っ子気質)ですが、次はタイプ3(次男気質)です。実年齢が高齢になったとしても、どうもどこか子どもっぽいところが見えます。
(ちなみに、以下のページの最後尾に各タイプにある年齢差についての理論を載せています)http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
この理論でみたら、大人の年齢になったら大人になるのではなく、また、成熟するとは限らない、ということになります。
実際、人は、高齢になったからといって、円熟した智慧者になっているでしょうか。周りを見渡しても、とてもそのようには見えませんが、あなたはどう思われますか? みんなどこかで止まっているように見えませんか?
ネットサーフィンをしていると面白い記事に出会えます。「日々コツコツ努力して自分を研磨していくのが正しい人の道だ!と教育されてきた」が、それは「ウソ八百だ!」と述べているサイトにたどり着きました。
桑田真澄さんのブログにあった「教育的でない」という発言とは、全く違う考え方をしている方でした。書き手は男性で40代くらいなのかと感じましたが…。
「日々の研磨や努力や技能の習得は足し算ではない」とまず述べて、「どんなにいい仕事をしても完成前のミスがすべてを無にしてしまう。つまり、ミスというゼロを掛けるとすべて水泡に帰してしまう」
「逆に、いい仕事を掛け合わせたら2倍3倍にもなりえる。社会に出るということは早くこの緊張感を身に付けることである」 確かに、彼の言うことはもっともなことなのです。
一方、桑田さんは「効率的な努力を重ねる」ことが大切だという考え方でした。こちらの考え方ももっともなことと思うのですが、ここにタイプの違いというか、気質の違いが現れています。
この男性の他の文章から、タイプ7だと判定していますが、「自分と世界は否定的に結びつくタイプ(8・3・7)」の人たちのものの考え方によくあるものです。
この3つのタイプにとって世の中は危険なところですから、着実性とか日々の研磨などというものが無に帰すかもと予想しやすいからです。狩猟型タイプとも名づけています。
一方、「自分と世界は肯定的に結びつくタイプ(2・6・1)」の人たちは、農耕型タイプですから、一年後を想定して着実な生き方を目指す傾向があります。
なお、過去に公表している「努力重視か、チャンスを狙うのか」にあるものが、これに該当します。一度、お読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-11.htm
一般的に言われているように、女性のほうが安定志向的で着実性を求める傾向があります。男性のほうが大胆で、賭け事に夢中になりやすく、一攫千金狙いになりやすいという傾向はあるのではないでしょうか。
また、エニアでみたら男性であっても、本性が女性性の強い気質の261であれば、努力重視型になります。従って、たとえ女性であっても、本性が男性性の強い気質の837であれば、チャンス狙いに傾きがちです。
837の人たちは、掛け算を念頭においており、警戒心も強く、緊張やすく不安定な気質とも言えますが、ある意味、これが男らしい生き方なのかもしれません。
そこで思い出したことがあります。知りあいのタイプ8の女性が20代の頃にパチスロで収入を得て生活していたと話してくれたことです。
以下は狩猟型・農耕型について載せています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-206.htm
837…一攫千金型、チャンス狙い、狩猟型、不安定型 男性性が強
261…コツコツ地道型 努力重視、農耕型、安定型 女性性が強い
8…お父さん気質 3…次男気質 7…長男気質 …世界は否定的
2…お母さん気質 6…次女気質 1…長女気質 …世界は肯定的
友人が教えてくれた映画「フルメタル・ジャケット」。一週間前に観たんですが脳裏に焼きついています。
迫力と説得力の凄さに感服してしまいました。新兵の訓練をするシーンのみですが、圧倒されます。
この映画は2部構成になっておりますが、1部が必見ものです。殺人マシーン(兵隊)を作りたいなら、「プライドを破壊することだ」と、あなたもすぐに見抜けるのではないでしょうか。
この映画、無料動画GyaO!で見られますが、それも、2010年12月8日までの限定ものです。スタンリー・キューブリック監督による反戦映画で1987年に公開されたもの。
(キューブリック監督のエニアタイプは4w5と判定済み)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00597/v09930/v0991500000000541693/?list_id=68308(1部のみ)
舞台は南カロライナ州の合衆国海兵隊新兵訓練基地です。ヴェトナム戦争のさなかで、これから8週間の地獄の特訓を受ける新兵たちが入隊。バリカンで丸刈りされるシーンから始まります。
予告編はこちら→http://www.youtube.com/watch?v=e5CG9qj-D_g
凄惨な訓練をするのは旧日本軍だけかと思いきや、アメリカも、たぶん、他の国も、よく似たものではないかと…。旧日本軍隊内での訓練やいじめで、真夜中にトイレで首をつった新兵たちはかなりいたみたいです。
ちなみに、訓練教官役は本物の元海兵隊の訓練教官だった人です。演技指導者として呼ばれたのですが、あまりにもド迫力がありすぎて、本人がその役を演じることになったというもの。
この映画を教えてくれた友人は、「戦争風刺コメディーだと思うのですが」と言います。私からは、伝えたいものを真っ向から生一本に描いているように見えます。
これに関連するもう一つの映画「大いなる陰謀」も、お薦めです。ある大学の教授が、志願兵となった2人の教え子の話をするところから始まります。
ところで、最近は不況のせいか、アメリカでは志願兵が増えていると聞いています。この映画を観たら、志願する気持ちが萎えるのではないかと思うのですが、現実は映画以上にシビアなんでしょうか。
その他、「グリーンゾーン」と「ハード・ロッカー」を連続して観られることをお薦めしたいと思います。どちらも戦争の恐ろしさ、人間性を無くす戦場、というものをクッキリと浮かび上がらせていると思います。
「冬水田んぼ」は生物多様性に貢献できる農法だと言われています。私も仲間とともに昨年暮れから、この農法で米作りに取り掛かりました。
実際に目で見て確認しているものは、メダカ・イチョウ浮き苔・ニホンアカガエル・コオイムシなどで、絶滅危惧種に指定されているものです。
去年からとりかかった米作ですが少ないながら無事に収穫できましたが、クレームがあり、ちょっとビックリ。水が他の田んぼに漏れているという。地域の人たちと悶着を起したくないので引き続きやれるのか不安です。
猫のひたいほどの田んぼですから、それくらいではどうってことはないのですが、この農法を看板などで地域にアピールして行こう、などと思っていた矢先でしたから…。
ところで、名古屋市で開かれている国連(UN)の国際会議・COP10、今日は最終日です。名古屋議定書は採択されるのでしょうか。夕方にはわかると思いますが…、
俳優のハリソン・フォードさんが名古屋に来て、採択されるようにと願って動いてくれています。「いま自分が果たすべき役割は、地球の未来のために現実の世界で闘うことだと思っている」と述べています。
かなり以前、ハリソンさんがインビューに答えているテレビ画面を見て、タイプ4かもしれないなあと感じました。謙虚そうでシャイ、落ち着きのある静かな物腰に見えたからです。
むろん、判定しているのではありません。それでネットで情報を探していると、一つだけ見つかりました。以下です。
://laniusbucephalus.blog49.fc2.com/blog-entry-49.html
「高校時代、“最も成功しそうにない少年”に選ばれ、いじめられっ子でモテなかった。初めての役はベルボーイ役で、当時の副社長に“君は才能がない”と言われる」
この情報が事実なのか確かめようがありませんが、このように他人のことを無責任にいろいろに言う人たちはどの国にもいるのではと思います。
これくらいではタイプ4だと判定できませんが、全く可能性が無いというものではありません。そして、最も成功しそうにない少年が、今では強力なアピールをしてくれています。
ちなみに、昨晩ずっと彼の情報を探し続けていたせいなのか、明け方近くハリソン・フォードと会話している夢をみてました。日本人宅で泊まっていたところを訪ねているのです。
ちょっと気まずい雰囲気で、私もなにをしゃべったらよいのか、という感じです。いい内容ではなかったんですが、夢の中だとしても!会えたんですから、今日は良い日になりそうです!
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |