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エニアグラムを学び始めて数ヶ月という受講生が、テレビをみて気づいたことがある、と言って語り始めます。
受講生:女性タレントの言っていることに、アレッ?って気付いたんですが、自分の母親のことで、亭主(タレントの父親)のほうばかり見て、子ども(タレント自身のこと)のことをあまり見ていない、と、ちょっと不満そうな口ぶりでした。それって、子どもに意識が向かない母親がいるってことですよね。
講師R:その通りです。子どもタイプ(17634)によくある傾向です。
受講生:エニアグラムを学ばなかったら、この母親ってちょっとおかしいって感じたと思うんです。
講師R:エニアを学ぶといろいろなことに疑問を感じ出すので、気付きも多くなりますね。
受講生:このタレントの母親は何タイプなんですか?
講師R:それだけの情報では絞れません。子どもタイプに多いとはいっても、夫が暴力的だとか浮気しそうだとしたら、どのタイプでも夫のほうばかり見るかも…。
受講生:でね。その母親、よく落ち込むらしく、そうすると娘(タレント)に学校を休ませたりするんだそうです。私には考えられないことです。
講師R:子どもタイプだとしても、タイプ1ではないみたいですね。学業第一にするほうですから…。
受講生:思い出しました。娘と言いあいになると母親はすぐ泣いてメソメソするんだそうです。それって、子どもタイプですよね!
講師R:可能性が高いだけで、それだけでは判定しないようにします。
受講生:そのタレントは確かタイプ2だって判定された方で〇さんです。
講師R:母親がタイプ2だとしたら、子どもタイプの可能性があるかもしれませんね。
受講生:そうでしょ、ヤッタァー!
講師R:母親はタイプ1でもなく、タイプ7とタイプ3ならば娘のことは気にかけるほう。タイプ6は母親には強気にもなれるので、タイプ2の母親とケンカしてメソメソ泣くとは思えないし、残りは…、
受講生:最初に予想していた通りだわ。うれしい!
講師R:いえいえ、タイプ4かもしれませんが判定するにはもう少し情報が要ります。
ちょっとした会話からも学べることがたくさんありますが、エニアグラム講座は何かをすばやく気付けるようになる、そんな学びができるところかもしれません。以下に関連する理論を掲載しています。一度、お読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
なお、タイプ2は実子のことはよく意識し注意を払っていますが、自分の母親のことは失念しやすい傾向があります。この受講生も、タイプ2だとわかるところでもあります。
しかし、タイプ4も子どもが幼い頃ならば、よく意識して注意を払っているだろうと思いますが、子どもが大きくなったら失念しやすくなるほうです。
(ちなみに、精神状態が悪ければどのタイプでも、最終的には自分のことで手一杯になるでしょう)
通常は、9つのタイプはそれぞれに意識する相手は違うというだけで、どのタイプがおかしいというのでもない、ということを理解できるのではないかと思います。
これまでご紹介したところから、桑田真澄さんは予想通りに、タイプ1の可能性がありそうです。読者のみなさまも、同感されますか?
また、桑田さんのブログを読んで、自分との違いを強く感じたり、優等生然とした表現が多くて違和感を持たれる方がいるかもしれませんね。
でも、これは有名人のオフィシャルページです。あなたも有名人になったら、いつもよりずっと優等生的な書き方をしてしまうとは思いませんか。
ところで、同じオフィシャルページであっても、たとえば、柔道家の野村忠宏さん(2w1)の文章と比較すれば、違いが大きいことがわかるのではないでしょうか。
http://ameblo.jp/nomuratadahiro/archive1-201009.html
なお、比較する場合は、よく似た境遇の人を取り上げる必要があります。職業が似ているとか、性別や年齢が同じくらいとか、既婚なのか子持ちなのか、という点なども考慮しなくてはなりません。
全く境遇の違う人と比較しても意味はないと考えたほうがよいと思います。また、気質というものも、比較するから浮きあがって来ます。
さて、野村忠宏さんも大学院に通っています。ウイング1が重いほうではないかと予想しています。そして、この二人、エニアグラム図で見たらお隣り同士ですから、共通点が多いほうです。
たとえば、この二人、勉強好みが共通しています。桑田さんも勉強している写真を掲載していますが、野村さんにもあります。
妻や女性に言及することはほとんどなく、写真も同様で、女性のことは意識していないらしい。こちらの理論通りだったようで、当然だとは思いつつも、感銘を受けます。これに関する理論を知りたい方は、以下に飛んでください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
さらに私的な生活を知ったら、共通の気質が幾つか見つかるだろうと思います。しかし、基本タイプが違うと、まるで雰囲気も違ってきます。ですから、両者のブログ全体を比較して見ると印象は全く違います。
野村さんは率直でさりげない言い方が多いのですが、砕けた言い方もあります。というよりも、ほとんどが砕けた表現です。
また、家族写真なども載せています。子どもをよく抱いていたり、子ども自慢しているところなどもあります。父親としての意識も強そうです。タイプ2は「親タイプ」ですから、当然、そうなりますが…。
上半身の筋肉隆々の写真なども掲載していて、カッコづけているのかなと思われるところもありますが、寛いだ姿や疲れてグッタリしたところも、隠すことなく掲載しています。
桑田さんも結婚されており、子どもは二人いるようですが、家族のことはほとんど触れていません。父親としての発言もほとんどありません。タイプ1は長女気質といい、「子どもタイプ」ですからね。
2007/12/25に、「息子と一緒に野球の練習」というものが一箇所だけありますが、家族写真は載せていません。また、桑田さんのブログでは、どの写真を見ても、キチンとした写真を撮ろうとしているようにみえ、寛いでいる姿も、どこか緊張感があるように見えます。
このように、タイプ2はオープンですが、タイプ1は恥ずかしいと感じるところは秘して、見苦しいところを他人に見せることは決してないように見えます。
桑田真澄さんの気質が鋭く出ているのは、野球選手を辞めると決めた前後の時期です。気持ちが不安定なときこそ、気質と言うものは、より先鋭的に浮き出ます。
2007/8/15。「大事な時期にメッセージを伝えることができなくて、本当にごめんなさい」と。その後も再三にわたり謝罪の言葉を入れています。
これが謙虚な言い方なのかわかりませんが、高慢そうな方には見えません。
しかしながら、「本来なら、その理由を皆さんにお伝えしなくてはいけないところですが、もう、終わってしまったことですので、どうかご理解下さい」と、あるように自分の本音を語ることはありません。
これ以外のところでも、他人を非難したり、苦しかったことを詳しく書き出してもいません。それよりも、肯定的なことばかり取り上げています。
たとえば、「電撃的だったメジャー昇格、シアトルでイチロー君と対戦し、三振に打ち取れた瞬間のこと……」などです。
この日、「パイレーツを退団することになりました」とあり、「パイレーツには、とても良くして頂きました。また、お金では買えない、素晴らしい経験を積ませて頂き心より感謝しています」と。
やっぱり優等生然とした言い方をしています。パイレーツでも、他のところでも、嫌なことに一杯に出会っているはずと思うのですが、それはあまり言いたくないみたいです。
最後に、「充実感たっぷりの桑田より」と入れています。退団したばかりの時期ですから、なんだか無理しているような…、強がりを言っているのかなと想像してしまいます。
2008/2/24という、パイレーツを辞して、まだそれほど経っていない時期なのに、以下のような発言をしています。
「先が見えないから、とても不安だけど、どうなるかわからないからこそ、楽しみがあるんじゃないかな」 心の内の否定的な考え方や感じ方を赤裸々に書き綴ったりしていません。
また、その日のタイトルは、「倒れたっていいやん」です。究極の肯定、前向き志向発言です。それは本音なのか、無理しているのか見栄を張っているのか、それはわかりません。ただ、なにかどことなく、必死さが感じられます。
写真は、雨よけシートをつけた稲です。よく乾燥していないと脱穀できないため。
さて、稲刈りを終えたのは10月2日です。次は脱穀ですが、先週の土曜日16日に終えたところです。
田んぼを借りているオーナーがコンバインを運んできてくれたので、1時間も経たないうちに、全部をモミ米にできました。
もみ米は20キロ袋に4つ入ったので、80キロくらいの収穫はあったと思ったのに…。なんと、3人でわけたので2人分ならば52キロはあるだろうと思っていると…。なんとしたことか、モミ擦りに出すと、玄米で46キロでしかなかった……_| ̄|○
しかも、擦り代は1600円。肥料は米糠ほ一度撒いただけで、農薬代もゼロです。でも、米作りに取られた時間とエネルギーを考えると、ちょっとガックリです。
趣味で始めた米作りですから、収穫があっただけで感謝感謝! と、ちょっと見栄をはる。
この品種はちょっとパサパサ系で、あまりおいしいとは言えないが、あきない味です。
それでも気を取り直して、明日はおにぎりにして、次の日は玄米のパエリアでも作ってみよっかなー! と考えています。
ところで、突然デスクトップに、これまで見たことのない画面が現れてビックリ仰天! アウトルックも忽然と消えてしまったのでした。
原因は、パソコンの外付けの容量が無くなる寸前だったためで、なんと80KB(ギガバイト)に達しようとしていた。莫大な容量が備わっていると思い込んでいたのですが。バックアップを一週間ごとにとっていたためだと後から判明。
外付けを増設するしかないので、仕方なく買いに行く。今度は2TB(テラバイト)の容量である。50年間このまま使い続けられるくらいの容量なんだそうだ。
本当にいろいろなことが巻き起こる!頭が固まってしまう! テラバイトだなんて縁のない数値だと思っていたのですが。ヤレヤレ&グッタリ
桑田真澄さんのオフィシャルページに載っている文は青字にしています。さて、2007/12/25付けは…。
「野球のルールは、教育的ではないからね。時々、戸惑うこともあるよ」とあります。「盗塁は、塁を盗むし、2塁で封殺するや、併殺、捕殺、死球など、言葉からして教育的ではないよね」
それらの言葉に違和を感じて、「教育的ではない」という表現をしているように見えます。どこか「正しい教育」とか、「正義」とか、「公正」というものの価値観が高そうな方の言い方ですね。
また、「審判にアピールしなければ認めてもらえないこともたくさんあるよ」とあり、審判にアピールすることに対して、否定的な見方をされているようにみえます。
「例えば、ベースを踏み忘れても、相手に見つからなければセーフだし、隠し球で、相手を騙してアウトにしても、騙された方が悪いんだよね」
正直で生真面目な気質であれば、姑息というか汚い手を使う人たちに嫌悪を感じるのではないかと思われます。
また、2008/2/27付けに取り上げられていたことですが、桑田さんの後援会の会員なるためには、入会金が要用だったみたいで、それを全額、会員たちに返金しています。
自分は野球を辞めてしまったので、それは、もらえないという考え方なのだと思われます。お金というものに対してよく気付き、かつ、お金に潔癖になりやすいとしたら、タイプ1から探します。
優等生気質(7・1・4)の中では、お金というものに意識があまり行かないのが、タイプ4です。このタイプは、「お金は天から降ってくると思っているかも」などと、冗談っぽく説明することがあります。
タイプ7は、お金に関しては最もよく気付くほうで、しかも、金に弱い傾向があります。「世界と否定的に結びついているタイプ(837)」の特長としてあります。となれば、ここからは、タイプ1だけが残ります。
この3つのタイプは、人間は信用できないが、お金は裏切らないという考え方です。否定的な世界では、金銭感覚に明敏にならざるを得ないものです。
また、「世界と否定的に結びついているタイプ(837)」にとっては、この世は何でもありの世界です。盗塁だろうとアピールでも、誰もがその必要に迫られたらやってしまうだろう、と予想できるほうです。
教育というものは、そういう事実を教えるべきだという考え方をするのが、837の人たちにある傾向です。桑田さんは、それを「教育的ではない」と思っているのですから、彼のタイプは、タイプ7ではなさそうだと考えられます。
ただし、盗塁とかアピール、その他の否定的なことは、全てのタイプの選手がしそうなことです。837の選手たちだけがするというものではありません。ここは絶対に誤解しないでくださいね。
桑田真澄さんのブログの2007/09/4付けにあります。
「ニューヨーク、サンディエゴ、ロスと、結構ハードスケジュールで動いているよ。野球の勉強はもちろんだけど、友人とゴルフをしたり、食事に行き、一緒にワインの勉強などもしているんだ。人生、全てが勉強だからね」
2008/4/16付けです。野球を辞めたことを、「失業をしたんだよね」と、書いています。
「しばらくは、いろんなことにチャレンジしながら自分の特性を活かせる適職は何かを見極め、方向性を出していきたいと思う」
勉強好きな方ですね。しかも、ゴルフなどの遊びもこなしています。ずっとストレスの多いプロ選手の生活をしていたのですから、少しくらいのんびりしてもよいはずなのに、何かにチャレンジしていないと気が済まないみたいです。
同じ4/16。「前々から、引退したら、ゆっくりと体を休めようと思っていたんだけど、何か、肉体労働者の血が騒ぐんだよね。それに、健康のためにも運動は必要だから、帰国してから土日以外は、毎朝、家の周りを1時間ほど走っているんだ」
怠惰なところは全く見当たりません。また、体を鍛えることも、いつも念頭から外れることがないみたいです。そんなふうですから、2009/12/10のブログに書いていることは必見です。
「僕は結構限界にきています。学生、仕事、少年野球、ボランティア、その他諸々、一体自分は何足のわらじをはいているのでしょう」
なお、今年の3/09には、こういうものも上げています。「野球(スポーツ)を学問として確立して、学問として研究し、理論的に分析して意識改革をしていきたい」
前のブログで取り上げているように、桑田さんは米作りもしていますが、なんと、ニュージーランドでワイン作りもしています。
そして、「このブログも最終更新から随分と時間がたってしまい、ちょっと罪悪感にさいなまれています」とあります。何に対しても、「完投」していないと苦しくなってしまう方にみえます。
記事の更新は少ないほうですが、「罪悪感に苛まれている」と書いており、生真面目な気質だと考えられます。
また、手抜きしているように見えない、また必死さも感じられます。それは、「自分は世界の淵に立っていると自己認識するタイプ(7・1・4)」によく見られる傾向です。
また、「肉体労働者の血が騒ぐ」とありますが、タイプ1であるならば、どんな職業に就いても、勤勉な努力家になってしまうでしょう。しかし、自分がそうなってしまう原因を、誰もが他の何かから探し出します。
桑田さんは本気で立派な人間になることを目指しているような…。理想的な人間になるべく、自分に厳しく、さまざまなことを自分に課している方だと考えざるを得ません。
「太陽が丸いから、こもれ陽も丸い。もしも星型だったとしたら…、こもれ陽も星型になる」
この夏、名古屋の中心地にある名城公園で、星型の照明から降る光を「星獲り網」で捕まえるというインスタレーションがありました。ロマンを感じさせられる美しい発想ですね。
アイチトリエンナーレの一つとして取り組まれたものです。この「星のこもれ陽プロジェクト」を考えたのは、木村崇人さんという方です。以下はオフィシャルページです。
http://www.takahitokimura.com/
木村さんは、ふだんは意識していない自然の力を視覚化するような作品をいろいろに作っています。名づけて「地球と遊ぶ」というテーマです。
また、ごく最近になって読んだ本で見つけたものですが。「ゆで卵を回転させると立ち上がる」らしいのです。名づけて、「ケンブリッジの卵」です。
詳しくは、「ゆで卵を机に水平に置いて、勢いよく回転させると次第に立ち上がっていく」という現象です。
生卵を同じように回しても、立ち上がることはないんです。やってみましたが、立ち上がりません。
でも、ゆで卵ならば、「慣性の法則により、中身の液体がはじめはついてこられず、回転速度が遅くなる。だが、いったん勢いがつくと、卵を手で止めても中身は回っているので、離すと再び回り始めます」
この現象を理論的に解明された方がいます。下村裕さんです。こんなこと証明してもノーベル賞が頂けるものでもないのに、懸命に取り組む人がいるんですね。
http://web.hc.keio.ac.jp/~yutaka/
なんだか、こちらもハッピーな気分になれます。ところで、生卵の尖ったほうを下にして、立たせることができるんですが…、これじゃあ面白くないんでしょうネ。 クスン
なお、以前にこのブログでアップル社のスティーブ・ジョブさんの名言、「Stay hungry Stay foolish!」をご紹介していると思います。
この「Stay foolish」とは、愚かになれ!ということではないことは、たぶんわかっていらっしゃるだろうと思いますが…。
既成概念にとらわれずに、自由な発想で、さまざまな現象に気付くこと、また、それらで自由に遊ぶことができる、豊かな感受性を持つことでもあるんですね。
ちなみに、愛知トリエンナーレは、10月31日まで開かれています。面白い作品を見つけられると思います。
桑田真澄さんのブログの中でも、とくに印象的だったのは2009/3/10付けのものです。スポーツ指導者が怒鳴りつけたり殴るなど、暴力的なことに対して批判しているところです。
「日本中、何百というチームを見てきたけど、子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんです、と、周りに言っているようなもんだよね。恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね」
「何で怒るんですか? 怒鳴るんですか? その前に、ミスしたプレーを分析し、解説してあげるべきですよ」 これには同感です。
桑田さんが出ている動画→http://www.youtube.com/watch?v=sRc59FYIpZs
次に、意外なことかもしれませんが、子どものことをよく取り上げています。2008/04/16付け。「週末は少年野球の子供達と一緒に汗を流しているよ」とあり、「みんな、僕の宝物なんだ」と言っています。
そして、「努力する楽しさを学んで欲しいんだ」と努力を連発しています。これは261の3つのタイプに多い傾向で、これに関連したことを以下のところに掲載しています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-11.htm
2009/7/8付け。「子供は金の卵なんですよ。僕たち大人は、子供を大切に育て守ってあげる義務があるんですよ。立派な大人になるためにも、子供の時に、学生時代に挫折することが必要なんですよ」
2010/9/13には、「成長期(小学生から大学生まで)に、量を追い求めるのではなく、バランスとタイミングを考え、質の高い練習をコツコツと積み重ねることが大切」とあります。
桑田さんには2人のお子さんがいますが、ブログでは二度ばかり、「(さるところに)連れていった」などがあるだけで、妻のことは一つも取り上げていません。
なお、桑田さんが真実タイプ1であるならば、「長女気質」ですから、年下の子どもの世話を母親に成り代わってやれるような気質です。実子を持つようになれば、他人の子どもたちの存在も気にかけるようになるタイプです。
そして、優等生気質(1・7・4)の中で、子どもの世話や指導を心がけるのは、タイプ1に最も多いものです。ちなみに、タイプ7は妻や母親のことをよく取り上げる傾向があります。
タイプ4は末っ子気質といい、自分のことばかり取り上げるかもしれませんが、妻や母親のことも取り上げる傾向もあります。ただ、子どもに関しては、他のタイプと比較すれば最も少なくなる傾向があります。
タイプ4は最も「年少型タイプ」ですから、目上や年上のほうを強く意識しやすく、目下や年下などに意識が向きにくくなるからと考えられます。
これに関しては、以下のところに掲載しています。関心がある方にはぜひとも読んでいただきたいところです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm
桑田真澄さんのブログを読んで印象に残るところは、彼がいつも前を向いて、努力を怠らず、自分を磨こうとしているところかと思います。
しかも、あらゆるところに心にとめて、完璧で理想的、立派な人間になる、という目標を持っているかに見えます。
たとえば、2009/08/20付けにあります。「僕が考える学生の義務は、野球の練習、勉強、そして遊び(恋愛)です」、「大学生なので恋愛もしてほしいです。彼女をつくって、彼女のためにも立派な男になって欲しいし、人を思いやることも勉強して欲しい」
野球一筋の人だと思っていたとしたら、そうではなかったみたいです。それは、2008/02/24づけの以下の文からも見つけられます。
「野球だけではなく、料理や洗濯、英語の勉強など、全てのことに心を込めて生きているよ。少しでも前に、少しでも進歩したいからね。そうでないと、生きていてもつまらないからね」
2007/10/23は、足首の怪我をして手術したばかりの頃です。「1ヶ月は、歩くことができなかったので、運動はできなかったし、掃除をすることもできないし、ご飯の用意や後片付けをすることも、ゴミ出しをすることも、何もできない状態だったので、申し訳ない気持ちで一杯だったよ」
掃除や片付けゴミ出しなどは、主婦がするものだという考えではないみたいです。桑田さんがタイプ1であるならば、「長女気質」ですから、主婦を補佐できるような役割を持って生まれているはずです。タイプ1ならば、それらに言及するだろうとは思います。
さらに、「労働の義務を果たしていない自分に対して罪悪感を持ったこともあったよ」というものもあり、怪我をしているから家事をしなくてよいとか、働かなくても良いという考えた方をしていません。かなり真面目で勤勉な気質ですね。
2008/3/20付けには、「室内ブルペンで、30球ほど投げて帰ってきたよ。ちょうど、濡れた服を洗濯したところなので、選択の話をしようかな」と、ちょっと冗談めかしていますが、くだけた表現はかなり少ない方です。
しかも、「濡れた服を洗濯」とありますが、洗濯に意識が行く人なので書きとめたと考えられるところです。そういう類のことには全く気にならないというか、書き留めない方もいます。837という男性性の強い男性たちによくあります。
この3つのタイプの男性が一人暮らしであれば、家事などしていても、それを取り上げるなど、全く頭に無く、思いつきもしない、という傾向があります。
2008/03/20付けでは、「全国には、いろんな学校があるんだから、とにかく自分が行くところが一番さ。そこで、ベストを尽くすことが大切なんだよ。完璧な人間なんていないんだし」とあります。
他にも、完璧な人間云々という箇所があり、完璧主義的になりやすい人のほうがよく使っている言葉です。
結論として、どの日付でも優等生然とした表現がありますから、「1・7・4という3つのタイプだと絞れる」と考えられます。
エニアグラムでの「タイプ1」に該当する人はあまり見かけません。必然的に取り上げることも少なくなってしまいます。今回は、タイプ1と予想している方のブログ(公式ページ)があると教えてくれる受講生がいて、早速、覗いてみました。
桑田真澄さんです。プロフィールを紹介するまでもないと思うので、そこは割愛します。「かなり真面目な青年」というイメージがあるのではないかと思います。文章を読む限りでは、そのイメージ通りだと言えそうです。
http://kuwata-masumi.cocolog-nifty.com/blog/message/index.html
まず、最新の9/13付けには、「稲刈りをした」とありますが、掲載している写真は「田植え」をしています。稲刈りの写真を撮らなかったんでしょうか?
でも、驚きました。私も稲刈りをするところだったので…。こちらと違ってコンバインを使っての大掛かりなもので、しかも、稲はプレゼントされるみたいです。
私のところでは全て自家用にします。プレゼントなど誰にも致しません。ガメツイんです。これで1年間、安全な米を食べられると、ほくそえんでいます。
さて、「友よ」 という一人の人間への語りかけという文で、語尾が少しくだけています。それでも十分に優等生っぽい文章だと言えます。
とはいえ、「優等生っぽい文章」とは、どのようなものなのかわからないと言う人がいるので取り上げてみます。
たとえば、「この米作りは、改めて自然に感謝し、全てに感謝して生きていくことが大切だと再確認できた貴重な体験でもありました」が該当するのではないでしょうか。
また、ブログを全部読了しても、ほぼこんな調子がずっと一貫しています。優等生気質(7・1・4)を色濃く持っている方だと考えられるところです。
03/09によると、早稲田大学院で学んでおり、「この1年間、やり尽くしたという感じです。僕は本当に才能がないから、ベストを尽くすことしかできないんだ」とあります。
ちょっと謙遜した言い方をしています。また、忙しい身の上なのに年間100冊の本を読んでいるそうでガンバリ屋さんに見えます。謙虚そうに見えたら、やはり優等生気質が色濃いほうだと考えられます。
01/21によると、「父との絆は永遠」、「父が安らかに旅立てるように」、「父が愛した野球」、「お父さん、ありがとう」などです。
母親に関しては、「母と一緒に過ごす時間を作りたいと考えている」くらいで、父親を取り上げることが多く、「父親を強く意識するタイプ(2・6・1)」の可能性はあるかもしれないと考えます。
ところで、今回はこれくらいにしますが、こういうことはなんとなく悪いなあと思ってしまいます。有名税だと思って諦めてくれているかもしれませんが…。
それでも、出来る限り本人に読まれてもよいような書き方をと心掛けています。うまく行くかわかりませんが…。このようなタイプ判定を通じて、9つのタイプへの理解を深めていただけたらと願っています。
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