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今年度の新ストーリー・ゲームを、1着で クリアされているミルクバーさんより、メッセージが届いています。(ちなみに、受講は一度もされていない)
☆ゲームをクリアしたいと思っている方へ。
私が思うに、エニアグラムを理解するということは、センスのあるなしが多少に関わってくるように思います。私は、優秀な大学を卒業したわけではないですし、むしろ、勉強など全くせず、学力も低い人間です。
そんな私ですが、入試科目のひとつである「現代文」だけは得意でした。勉強など全くせずに高得点が取れていました。エニアグラムも「現代文」と似たところがあるのではないでしょうか。
「現代文」という科目は、センスで解くものだという説が根強くあるようです。読解力・語彙力・洞察力などが必要とされるのでしょうか。
実際には、「正解の根拠」を探し出すコツ・解法があるようなのですが、そこら辺のことはよく分かりません。ゲームを解く方法としては、学習して理解するしかないというのが答えでしょうが、一応、私の場合を紹介します。
1、エニア性格学の基本理論を理解する。【HPを参照する】
2、著書・HPの文章(Q&A室も)を読む。(最低2回)
3、過去の物語ゲームの正解の根拠を著書・HPの文章から考えてみる。
4、自分流の各性格タイプのイメージを作らない(重要!)
4、について補足しますと、まず、タイプ当てゲームは、竜頭さんが作り出したゲームであり、「究極のエニアグラム」理論も竜頭さんが見出した理論です。極端な話、竜頭さんと同じ頭になれば正解できます。
他のエニアグラム理論から、エニアグラムを知った方は、「究極のエニアグラム」とは別個のものであるということを再度、認識したほうが良いでしょう。
また、自分流の各性格タイプをイメージしてしまうと、究極のエニアグラムを理解することが遠回りになってしまうと思います。各性格タイプの特徴は、著書・HPの文章に載っていること以外は、一度、頭の中から捨てたほうが良いと思います。
*竜頭より一言
このブログを読んでくださっている方にヒントを差し上げたいと思います。第3ステージは少々難かしくしています。が、第2ステージは、一部ですが名前に着目してください。
小沢一郎幹事長に関して、ウィキペディアで取り上げているなかで、面白い記事が見つかりました。
「慶應義塾大学経済学部に入学。慶應での一郎のニックネームは、老成していたため“おとうちゃん”だった。青年でありながら老人のような雰囲気を備えていた奇妙な学生だったという」
当会ではタイプ8を「お父さん気質」と呼んでいますが、単なる呼称ではありません。それを一言でいうならば、「本性がお父さんそのもので、さながらみんなの父親役をするような気質を持つ人」です。
ニックネームって、時々ドキッとするほどに、本人をよく顕して当を得たものになることがありますね。まさか大学生の頃に“おとうちゃん”と呼ばれていたなんて、もうビックリするやら、うれしいやら、ほくそ笑むやら、です。また、秘書たちも、「オヤジ」と呼んでいたと新聞に掲載されています。
ただし、「老成していた」とか、「老人のような雰囲気」とある点に違和感があります。老人っぽいわけないだろう、と、思うのです。
タイプ8は生まれついての「おとうさん」なので、いわば中年前期~壮年期くらいの雰囲気が、ず~っと幼児の頃からにじみでていたと考えられます。でも、幼児期のことは何も書いてありませんから、わかりません。
ただし、二浪して慶應に入ったようなので、そのニックネームを付けられたのは20~24歳頃になります。タイプ8はその当時も、「中年前期~壮年期」なのですから、それならば、年齢の割りには年寄りっぽいと言えるでしょう。青年というイメージからはかけ離れています。
ところで、中学生の頃の記述も興味深いものです。「東京の文京区立第六中学校に転校する。なかなか級友たちの中に入っていけず、いつも教室の片隅でひとりぽつんと座っていたという」
タイプ8は永遠の「中年前期~壮年期」にいるような人なので、中学生であれば、他の同級生たちの振舞い方を見たら、違和感を持っただろうと想像してしまいます。チャラチャラと落ち着きがないガキみたいな奴ばっかりだ! っていう感じなのではないかと…。
また、それは中学のときだけでなく、小学校でも幼稚園でも他の子どもたちの中には入れず、ずっと一人で過ごした可能性があると考えられます。
でも、家庭をもった時、また、何百人もの人を伴って中国を訪問した時は、自分の本来居るべき場所が見つかった、という感じなのではないかと思うのです…。
1月24日の毎日新聞に載っていたことです。小沢一郎の元私設秘書で、衆院議員の石川知裕容疑者の父親が、記者会見して明かしたことの一部です。
「石川議員は、早稲田大では政治サークルに所属。小沢氏の事務所関係者と知り合ったことがきっかけで、小沢氏の書生となった。私設秘書になってからも、盆と正月以外は2、3日しか休まず、寝る以外はすべて仕事だったようだ」
この記事を読んで、20年以上前にバイトしていた会社(1/23に取り上げている)のことを急に鮮明に思い出しました。その会社の終業は5時だったのですが、帰ろうと支度していると社長から呼び出されます。それがよくあるんです。
そこで、いろいろなお説教が始まります。やがて、他の正社員たちが仕事先から社に帰ってきます。すると、社長は社員それぞれに命じます。女たちに食事の支度を、男たちに買い物とか場の設営などです。
そして、午後7~8時から社員やバイトたちみなでうち揃って、社内の一角で宴会みたいなものが始まります。社長は、誰かに「〇を踊れ」とか、他の人には「〇を歌え」などと命じます。
「お前は踊りがうまいなあ」などとうれしそうな声をかけたりもします。いつもその場の采配をしていました。そして、宴会はいつ終わるとも知れないほどでした。
「お先に失礼します」と勇気を出して挨拶して、私は帰宅していましたが着くのは10~11時。この宴は毎週末開かれます。
翌朝は9時始業なのですが、30分前には支度を終えて席に着いていなければなりません。自宅には寝に帰るだけという毎日となり、日曜日にも呼びだされます。
いやはや、体が持たないだけでなく、家庭崩壊の怖れも出てくるので、約2ヶ月くらいで辞めてしまったのでした。
たくさんのバイトの人たちが同時に雇われたのに、次々と辞めていく人たちが続出するという、過酷な職場でした。正社員の顔ぶれもよく変わったみたいです。たぶん、休みなく働かされていたからではないかと思います。
でも、社長(8w7)のほうは、社員以上に働いていたのではないかと思われます。パワフルな人だと、顔を見ただけでわかるくらいです。
小沢一郎幹事長(8w7)は、67歳なのですから、凄いパワーです。全国を走り回っておられる…。そんな人の秘書ならば、寝る以外は仕事から離れることはできないでしょう。辞めるか、議員に立候補でもしない限り…。
以下は、今年の初講座であったことです。
受講生A:家族で二泊旅行したんですが、娘はチョコばかり3箱も買うんですよ。友だちにあげるためじゃないんです。自分が食べたかったみたいです。同じチョコではないんです。種類は違うんですが、変だと思いません?
講師のR :娘さん確かタイプ7w6でしたよね。そりゃ漬物を買ったりはしないでしょう。
受講生A:夫のほうは野沢菜漬けと饅頭を、職場に持っていくために買いました。
講師のR :そりゃそうでしょ!タイプ9w1でしたよね。おばあさんらしい品物を選んでいるんじゃない? それに、つきあいでお土産を買っただけで、自分のために買っていない…、
受講生B :うちの息子は木刀と手裏剣を買ったことがあります。それがオモチャぽくない物なんですよ。いざの時に使えそうみたいな。それって、やっぱり気質が出ているってこと? 息子は7w8と判定済みで…、
講師のR :そうみたいですね(笑い)。
受講生C :そういえば、私は豆とか塩とか、なんか料理に使えるものばかり買っているわ。
受講生A:だって、あなたはお母さん気質だもの(みなで爆笑)。
受講生B :タイプ4の娘は、かわいいこけしとか妖精みたいな人形を買っていたわ。そう言えば、タイプ4の夫のことだけど、上司からもらったお土産品の包みを開けて、“なんで沢庵(たくわん)なんだ!”って、不満そうな顔していたこと思い出したわ!
受講生C :すご~い! お土産にもタイプの特長がでるんですね。(一同大爆笑)
さて、お土産品を買う時は、それをあげる相手のタイプを知っていれば、そのタイプが好みそうなものを選ぶことができます。エニアグラムには、そういう活用法もあるということになります。
「小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」が購入した都内の土地をめぐって、東京地検特捜部は、土地の原資となる4億円を収支報告書に記載しなかったなどとして、石川知裕ら3人を逮捕した。取り調べに対し、石川容疑者が、「報告書については小沢先生の了解を得て提出した」と供述しているとわかりました。しかし、報告書にウソの記載をしたことについては、「小沢幹事長には報告していない。独断でやった」と供述している」
小沢一郎国会議員に承認を受けずに、秘書が独断でやるなど本当なのでしょうか。ちなみに、彼のエニアタイプはタイプ8w7です。お父さん気質、または独裁者タイプと名づけています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/page05.htm
上記にある「タイプ8の基本的な性格」として次のように載せています。「仕切り屋になり他人に支配的になりがち・自分に逆らう人間には手厳しい・情報を重視する」
また、私事ですが、20年以上も前のことです。2ヶ月くらいバイトした会社の社長が、8w7と判定できる男性でした。
奈良法隆寺の大仏のような顔つきというか、福耳でもあり、細木数子さん(8w7と判定済み)を男性にしたような方です。この社長は、パートで数ヶ月間だけ働く掃除のおばさんでも、その身元や家族構成などもしっかりと把握していました。
全ての情報が自分に集まるようにしており、社員の動静を探るスパイみたいな女性も配置していました。それで社長不在で気の緩んでいる時に、誰かが批判を口にしたりボヤクと、夕方には社長に筒抜けです。
そんなふうですから、職場でおしゃべりする人が一人もいなくなります。無駄口も叩きません。働き始めた当初から、なにか異様な雰囲気を感じて、いつも緊張していたことを覚えています。
また、ある社員が、些細なことなので、社長の許可を得ずに仕事を進めたことがあります。社長は激怒しましたが、怒り方が冷静で、しかも迫力がありました。
「こんな男性がこの世にいるのか!」という感じです。一生忘れることはないでしょう。エニアグラムを知ったばかりの時に、「タイプ8とは、あの人のことだ!」と直ぐに思い出して判定できるほどの典型的な男性だったのです。
上記と同じ日のニュースにも関連したことが載っています。
「小沢氏の金庫番として大久保被告の前任者だった元政策秘書、高橋嘉信・元衆院議員は、昨年12月に大久保被告の初公判を傍聴した後、記者団にこう語った。“秘書は細部にわたり、すべて小沢先生の命令に従っているだけだ”」
人は、なぜ美術館へ行くのでしょう。美しい絵画を見て感動するのでしょうか。正直に言うと、私は美術作品を観て感動したことは、全く一度としてありません。
詩人・谷川俊太郎は、「私には心から詩に惚れたということがかつてなく、これからもないだろう」と著書(「あいまいなままに」日本図書センター)のなかで書いておられます。(ちなみに、彼をタイプ4w5と判定しています)
私と同じことを言う人がいるもんですね。でも、感動しないのに、よく美術館に行ったりギャラリーを覗いたりしています。
ところが、ごく最近になって、「現代芸術」というジャンルを知りました。やはり感動はしないままなのですが、驚かされることがよくあって、それで興味が湧いてきたという訳です。
たとえるならば、Mr.マリックのマジックを見たような驚きとよく似ています。昨年の夏に知ったばかりのベルギー出身の「フランシス・アリス」の作品には、本当に驚かされました。少し紹介したいと思います。たとえば、「愛国者たちの物語」という映像作品です。
たぶんアリス本人(だと思う)が、一匹の羊を引き連れて登場します。一周するごとに一匹の羊が登場して、前の羊に従って広場を回ります。羊が17頭くらいになり輪になって連なると、最初の羊が1匹ずつ列から離れていくという映像作品です。
これは一体なんなのだ、トリックを使っているのか、羊の習性をそのまま利用しているのか、マジックなのか、どうなっているんだ、と、頭がかく乱されてしまいます。もうビックリです。
アリスはメキシコに在住していますが、次のように紹介されています。
「この作品はメキシコシティの中心部にある広場で撮られたもの。この広場は数々の弾圧があった場所で、政府が役人たちを招集して、自分たちを賛美させる集会を開こうとしたところ、不満を抱いた役人たちから「メー、メー」と羊の鳴き声が自然と沸き起こり、やがてそれが大合唱となったという「事件」があり、それを取上げた作品」
その他、「歩くこと」を作品にしたり、「眠ること」を作品にしたり、誰も考えつかないような発想の仕方をしている。
でも、ただ歩くといっても、その作品のために、メキシコシティでの徒歩歴は15年だとある。ロンドンに展示する作品のために、ロンドンを5年間も歩いたなどと、あまりに破天荒です。
大変な思いをして作品創りをしているのかもしませんが、そういうことを知らしめていない。努力したことを認めてもらいたいわけではないのだから…。
その逆で、楽しんでいるだけかもしれません。がしかし、そういうこともまるでわからない。観たい人が、観たいようにみればいいだけなのかもしれないが…。
ところで、エニアグラムを知ってから、それまでと全く違う視点を得られたという体験をしています。また、自分をもっと掘り下げるには、さらなる異質な視点を持つ必要があるのではと考えさせられました。それを、思い起こしてくれたのが、現代アートなのです。
「お遊びコーナー」にあるストーリーゲームをようやく作り上げることができました。主に、他の人たちとの会話から、タイプを当てるというゲームです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/playpage.htm
2010版は、クリアするのに難しくないだろうと思います。ぜひとも挑戦して頂きたいと思います。
なお、2009年度版は難しかったようで、ようやく暮れから今年のはじめまで、8人の方がクリアされました。そのうちの3名の方が当会の通信受講生です。
残り5名の方は、当会の受講生になったことはありません。中でも、3年前から当サイトの記事を読んでクリアされた方がいます。年齢が17歳とあります。ということは、約14歳くらいから読まれているわけです。
どうも、エニアグラムのタイプ判定能力は、年齢とは関係ないみたいです。また、学業成績が優秀であっも、人間観察はしていない方も多く、また、使う能力も違うところらしい。
文章とか台詞から、気質を読み解くのは、なかなかに面白いが難しいものです。作り出すほうも苦心惨憺なんですが…。
ヒントとしては、口調とか、基本理論の「各タイプの強く意識する対象」とか、全体には細かいところに気づけば、クリアできるのではないかと思います。
この二人が兄妹だと知ったのはごく最近のことです。でも、ずっと以前に、サトウハチロウのエニアタイプをタイプ7w8と判定しています。
二人の父親は佐藤紅緑で、母親違いの兄妹でした。佐藤紅緑は一時代前には著名な人で、少年たちからの人気は凄いものがあったみたいです。ちなみに、紅緑のエニアタイプを2w1と判定しています。
私も中学くらいの時に、父や兄が持っている本から紅緑の小説を読んだことがあります。あまり興味を感じなかったのですが、まさかハチロウさんの父親だとは驚きました。
この父親も「憤怒の人」と言われています。ハチロウも憤怒の人に入れられるほうなので、どうも、この一家はケンカ好きな人ばかりみたいです。それで愛子さんは『血脈』という小説を書いたようなのです。
ウィキペディアによると…、
「(ハチロウの詩は)母親への想いなどをうたった叙情的な作風で知られ、2万にもおよぶ詩のうち3千が母の関する詩である反面、私生活は放蕩、奇行が多かった(佐藤愛子の小説『血脈』に詳しい。なお、『血脈』によると、ハチローは小学生時代から不良少年で、実母に対しても愛情らしきものは示したことはなく、作品に表現されている“母親への想い”はフィクションだという)」
タイプ7ならば、当然に実母への思いは強いばずです。「2万にもおよぶ詩のうち3千が母の関する詩」であるならば、明らかにそうだと言えます。
妹は、兄のことを全く理解していなかったと考えられます。「作品に表現されている“母親への想い”はフィクションだ」とありますが、30くらいなら思いが強くなくとも書けるかもしれません。
でも、3千!なんですよ。数を聞いただけで、どれほど母への思いが強いかわかろうというもので、ちょっと、これを取り上げた人も鈍感なのかなと疑ってしまいます。
でも、でもです。実際にも、7w8の息子や娘たちは、母親への愛情をあからさまに出すような人たちではありません。
8のお父さん気質を併せ持っているため、甘えたりベタベタしたり、幼児のような振る舞い方はできません。たとえば、母親の姿が見えず寂しい時でも、母親が帰宅すると怒り出してしまうのです。
しかし、よく観察していれば、明らかに母親の姿ばかりみて、母親にしか関心がないかのように見えるはずです。それでも、こういうことって、普通に、一般的に、しばしばあるものです。愛子さんがとくに観察力のない人だとは言えません。
心の中にある自分の思いを出せる人と、そうでない人がいます。また、何が出せるのか、何が出せないのか違います。それがタイプの違いだと言えるくらいです。
たとえば、彼ら3人のタイプは怒りを出せるほうですが、他のタイプの人たちは怒りをなかなか出せないことが多いのですから…。
ちなみに、3千ですから…。溢れるほどの思いだったのだろうと。でも、母は逝っており、ずっと片思いのままで、どうにもならない自分の気持ちのはけ口が要ったのだろう、と思われる。
さて、母親への思いというものは、量的に多ければ明らかに、そこは関心の強いところだと言っても間違いにはなりません。そして、ハチロウさんは母親に自分の気持ちをうまく表現できなかったので、詩に綴ったのだと考えられます。
関連したことを以下のバックナンバーに掲載しています。お読み頂ければと思います。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-401~/15-403.htm
今年になって改めて、木下博勝さんのブログを覗いてみました。http://gree.jp/kinoshita_hirokatsu/blog
1/10付けです。小沢一郎著の「小沢主義―志をもて日本人」を、何回も読んでいると書いておられます。
小沢さん(タイプ8w7と判定している)のような強面で、実際にも国会議員の方々から怖がられている男性の本を読むなんて、やっぱり怖い人に惹かれるんだなあ、と思ってしまうのでした。
しかし、考え方は同じではないみたいです。同感しているところもあるがそうではないところもあると書かれています。惹かれていても、イエスマンになるわけではないとは思う。
ところで、「偶然にも新幹線〓で、小沢一郎氏にお会いする機会がありました。マスコミの報道から想像するのと全く違って、大変親しみやすいお人柄に感じました」とあります。
〓って何だろう? わからないけど、グリーン車で乗り合わせたのだろうとは思います。グリーン車に乗っていても、そういうことは書かないのが庶民派らしい人柄に見えますね。
でも、この「親しみやすいお人柄」というところで目が留まりました。親しみやすい人柄は木下さんのほうなんではないかと。そういうものをかもし出していると、相手のほうが親しみを感じますから。
人は、相手が違うと、違う自分になるのです。誰に対しても同じように接するなど有り得ません。きつそうな人には緊張するので、怖そうな顔つきをしてしまいます。そうすると、相手からも怖そうに見えたりします。
やさしそうな人と語り合うと、ついベラベラと安心してしゃべってしまったりします。そういう関係を相互作用で作り出すのです。
また、はじめて出会っても、「本性」というものが少しでます。タイプ8の男性が、同じタイプ8の男性とはじめて出会ったら、親しみやすい様子を出すことはないだろうと予想します。どちらもベラベラしゃべりだすなど考えられません。
タイプ8は「お父さん気質」で、木下さんのタイプ6という人たちは「次女気質」です。怖い人が大好きになりやすく、強くて頼りがいのあるお父さんに憧れやすい人たちです。
ですから、本性では「お父さん×次女」になってしまうのです。お父さんにとっての次女は、愛らしく感じるもので、警戒しなくてはならない相手になりません。
表面的には「豪腕政治家×医者+芸能人」ですが、実態では、「親しみのある庶民的な愛らしさのある男性に対して、自然にほぐれて親しそうに返した、勝気で老練なお父さん」になるでしょう。
また、タイプ8は芸能人や有名人好みですから、相好が崩れながら木下さんに会釈を返したのではないかと想像するのです。皆さんはこの想像、当たっていると思われますか?
面白い文章が書けたらなあと、つくづく思うこの頃です。そこで、少しでも上達したいと、これまで関心がなかった随筆などを、暇を見つけては読むようにしています。
たまたま、友人から佐藤愛子さんの文は面白いと勧められ、あまり気乗りしないまま読みました。タイトルが「丸裸のおはなし」(大和書房)とあったので、気質がクッキリと出ているのではないかと予想して選んでみたのです。
そうしたら、ほんとに赤裸々です。佐藤愛子さんは「憤怒の作家」として知られているみたいです。ケンカ大好きらしいのです。タイプ2w1と判定しています。
「人の喧嘩の話を聴くのも好きだし、自分の喧嘩の話をするのも好きだ。喧嘩の話をしていると、なにか自分が勇気ある人間に思えて来る。それがたいそう気持ちよいのである」
「喧嘩をしない人間というのはおそらく、立派な人なのであろう。しかし、そういう立派な人は、私はなんとなく怖い。中には臆病ゆえに喧嘩をしないという人もいるが、修養の力でいつもにこにこ、誰とも仲良くなどという人にはあまり近づきたくないのである」
ケンカしない人が立派な人だなんて、そんなの「関係ない!」のではと思うのですが…。また、いつもニコニコ誰とも仲良くして、愛想もよく、率先して挨拶をする人がいます。
たいてい同じ2w1と判定できる人に多い行動パターンです。そうだと知ると、なぜか面白い。
ケンカばかりしていてはいけないと、わが身を戒めるために修養を決意する2w1の人たちがいるだろうと…。
ただ、佐藤愛子さんは、同じ場に居合わせたり、同じ体験をしても、それが腹が立つようなことには思えないという、怒りを抑えようと我慢している訳でもない、そういう人間、そんな気質の人がいることを知らないらしい。
ケンカをする人が勇気ある人とは思えず、愚かな人だとか、恥ずかしい行為だと思って観ている人たちがいることも、知らないらしい、と、思う…、
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