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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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青字は、木下さんのブログに書かれているものです。

「6/13夕飯を美味しく頂いたのですが、家族で食べたというよりは、
1人で食べた気分になりました。ジャガーはというと、ベランダでグリーの操作中。タイシは、1人で遊んでいて僕の呼び掛けに完全無視。食事は家族の団欒も兼ねていると考えている僕は、我慢ならずにジャガーに挑む。タイシにも怒る!しかし、最終的に謝っているのは、やっぱり僕でした。ショボン」

息子のことを、「生意気だけど、可愛く感じます」と、彼は2度も書いています。

8/20とにかく生意気で、腹がたちます。ソウルでのタイシは、わざと怒られるポーズをとったりするんです。

7/09タイシは暴れまわって収拾がつきません。普段のジャガーの苦労が見に染みます。皆さんのご家庭では如何でしょうか。僕の言うことは、全く聞きません。ナメられている事、間違いなしです。

親の注意に耳を貸さないというか、生意気な子どもはよくいます。でも、タイシ君は現在3歳2ヶ月です。その歳で父親の言うことを聞かないのですからね。この先はもっと聞かなくなるでしょう。

この場合、タイシ君は親タイプから探します。9852です。とくに8と2ですが、母親のジャガーさんが2w1であれば、このタイプの可能性が高く、またタイプ8はめったに生まれでないタイプですからね。

ところで、父親がタイプ6の次女気質で、子どもがタイプ2の母親気質になると、表面的には「父対子」という関係ですが、本性からは「次女対母親」になってしまいます。ですから、母親は次女の言うことは聞かないものです。

父親がタイプ2であれば、「母親対母親」ですから、先輩の母親のほうの言うことに、後輩の母親は従います。

つまり、タイプ2の父親はタイプ2の息子を躾けられるが、タイプ6の父親が躾けようとしても、タイプ2の息子を従わせるのは容易ではありません。


家庭内では、本性むき出しになるのです。本性がむき出しですから、親子関係が逆転しているような家庭をしばしば見られるのです。

なぜ、木下さんのような父子関係になるのか、それを説明してくれるところは皆無です。世界広しと言えども、このサイトだけではないかと思います。

子どもを躾けられない親たちがいることを信じられないことだと言う方はたくさんいます。でも、実際にはよく見かけます。

子どもタイプ(17634)が親になった場合、親タイプ(9582)の子どもを躾けるのは容易ではありません。また、あまり躾けたい子どもには見えないのです。


なお、タイシ君は本当は逞しくて頼りになる父親が欲しいと思っている気質に生まれた子どもの可能性が高い。そうなると、強い父親に叱ってほしいという思いが深層にあると予想します。

でも実際はそうではないので、よけい意地になって、父親の言うことを聞かないのだと予想します。ファザコンタイプなので、早くも複雑な心理状態にいるのです。

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紀元前5世紀の古代ギリシャの思想家・ディオゲネスの文を、湯川秀樹著作集から見つけだして驚いています。以下です。

「万事を総合すると全ての存在するものは同一物質の変化によって創り出され、従って同じものであるように、私には思われる。もしも、この宇宙に存在するも(つまり地・水・火・風その他もろもろのもの)のどれかがその本性において違っており、同じものがいろいろに変形したのでなかったら、いろいろなものがまじりあったりはできないであろう。
 また、一つのものが他のものに利益を与えたり、損害を与えたりもできないだろう。またもしも、万物が同一物質から混合されてできたものでなかったら、どんな動物も生存できないだろう。これら全てのものは同一物質の変化として、違って時に違った形で出現し、やがて、もとの同一物質に戻るのである」

ギリシャ時代は賢い人物をたくさん輩出していますが、私の感性にピタリと嵌った文章を書く人がいたこと、遠く時を隔ててもそんな人物と出会えるなんて凄いことですね。ちなみに、ディオゲネスってかなり面白い人物みたいですが、話が逸れてしまうのでやめます。

ところで、エニアグラムという不思議な図形に魅入られてから既に16年ほど経っています。人間の気質を9類型できることが事実だと知った時は、本当驚きました。それが事実なら万物も全て9類型できるかもしれない、と、考えだすと胸が高鳴りました。

たとえば、人間の体は水と炭素でできているだけではなく、鉄やコバルトやカドミウム等々、あらゆる物質が含まれています。つまり、この宇宙に存在する物質が、私自身の体を形作っているのです。

また、人間の体は一つの宇宙のようなもので、宇宙の法則と人間の体の中に働く法則も同様なものが働いているだろうと予想されます。また、体の中には脳も入っているわけですから、当然、気質(性格・心)にも同様なものが働いているのではと考えられます。

そして、人間が、本当に自分を知ることができたら、宇宙も知ることもできるのではないかと。「自分を知る」ということが、そんなにも広大なところに繋がっていること、そこに導かれていく自分を発見するようにもなりました。

エニアグラムを西欧に紹介したのはグルジェフという神秘学者だと言われています。彼は、エニアグラム図形を「宇宙と生命のシンボル」だと説いています。

著書には荒唐無稽なことばかり書かれていて、理解不能な文章ばかりなのですが、この一点において、彼は真理を見つけ出していたように思われるのです。

なぜなら、宇宙が生んだ「生命」であれば、自ずと宇宙にあるものと同じ物質が生命にもあり、また同じような法則に支配されているだろうと。そして、一つの図形で万物の法則をシンボル化できるのではないかと。

こんなことを書くと、ちょっと頭どうかしたの? とか、荒唐無稽なことばかり言っているのは“あんたのほうだろう”などと誰かに言われるかもしれませんね。でも、いいんです。

つまらない日常的なことに悩まされたり翻弄されないように、非日常的なこと、深遠広大なことを考えているほうがいいのです。精神にいいのです。

エニアグラム図形が意味するものを、今年こそは真剣に解いていこうと思っています。でも、明日はもう少し頭の中を整理しようとは思っていますが…。


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67f8e2b7.jpg  明けまして、おめでとうございます! 

と、いつも何も考えないままに書き出してしまう。そして、いつも「何が目出度いのか!?」と少しムッとする。たぶん、年齢のせいだけではないと思う。


新年を祝う気持ちになれない人たちが一杯にいます。というよりも、そんな人々で満ち満ちている世界です。戦争や紛争、飢餓と貧困等々、地球上の全てから無くすことは不可能なのでしょうか。 (写真は、新幹線の車窓から撮った富士山)

可能性があるかも、と、ほんの少々でも想像することができないので、考え出すと苛立ちがつのり、何かとおかしな失敗をしてしまいます。

とりわけ昨年から報道されることの中で気になっていることは、「自爆テロ」です。自爆テロでの死亡者数がうなぎのぼりに増えているように感じます。

近年は、少年たちを使っての自爆テロ事件が増えています。たとえば、貧しい家に生まれてしまったために、ある少年は街角で物乞いなどして家族を助けようとしていたのかもしれません。

わずかな金を渡して「この品物をある所に届けてほしい」などと言って貧しい少年に近寄る男たち。爆発物と時限装置を入れた荷物を運ばせて、遠隔地から操作して、目的地に着いたら、この少年とともに爆破させてしまう…。

自爆攻撃に利用される子供達
http://www.youtube.com/watch?v=kRC_FuzI4LM&feature=related

女性の自爆テロも報道されているより多いのではないかと考えざるを得ません。どういう女性が自発的な自爆テロ事件を起こすのかと、これもまた想像してしまう。

たとえば、夫や息子や恋人などが死んでしまったならば、「生きていても仕方ない。どうせ死ぬならば思い切ったことをして死のう」などと、私も考え出すかもしれないと思うのです。

昨年の1月のことです。イラクで80人以上の女性を自爆テロ犯に仕立て上げ、“信者の母親”として知られている女性(51)がイラク警察に逮捕されたという報道がありました。

http://digimaga.net/2009/02/iraqi-woman-recruited-a-suicide-bomber.html

上記を読めば判ると思いますが…、とりあえず一部転載します。
“信者の母親”は、自爆テロの候補になりそうな女性を集め、次に裏で組織している男たちにレイプさせます。イスラム文化圏ではレイプされた女性は死刑、そして家族全体の名誉を汚した存在であるため、その恥をぬぐうためにはアッラーの教えに従い聖戦に参加するしかないと誘導するのです。生きることが恥(そして死刑)になるわけですから、被害者の女性たちはおのずと自爆テロへの道を選びます」

また、一家の働き手である男がいない、あるいは男を亡くした家族に近づき、その家の少女に縁談話を持ち出す男たちがいる。

が、実はテロリストに仕立て上げたり、逃げられないようにして爆発物を運搬させて、少女とともに爆発させてしまうのです。こちらは長期間かかって準備しています。自爆テロは1990年代から急激に使われるようになった方法ですが、卑劣なやり口は一層巧妙になっています。

どうしたらいいんでしょう。宮沢賢治の「雨にも負けず」にある「でくのぼうになりたい」とは到底言えないような世界に、今、わたしたちは生きています…。

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木下博勝さんの妻・ジャガー横田さんは、女子プロレスで大活躍したレスラーとしてよく知られています。

あるテレビ番組にご夫婦が出ているところを見て、まず顔相を読み、お二人が話している様子からも判断して、タイプ6ではと予想しました。その後に著書の情報から判定しています。

ところで、タイプ6の男性は、きつい女性を配偶者に選ぶ傾向がある、とよく紹介していましたが、木下さんも該当してしまったようです。

著書「ボクに宇宙一の幸せをくれたジャガー」によると、2回目に会ったときに食事に誘い、そこでプロポーズしたみたいです。

はじめて会ったのは、格闘技大会のリングドクターとして観戦した時だという。「とても怖い感じ」と本に書いています。

また、「うっかり失言でもしょうものなら刺されるのではないか、そう思うくらいの緊張感を漂わせた人でした(怒るかなぁ 怖いなぁ)」 

 ええっ! それでは丸々と「怖い女が好き」ってことになってしまいます。

ところで、ある幼稚園児のタイプ6の男児が、園の先生から尋ねられました。「将来どういう女の人と結婚したい?」と。「お母さん(タイプ2)みたいなきつい人がいい!」と答えていました。しかし、タイプ7の男児は、「お母さん(タイプ2)とは違う、やさしい人がいい!」

このように、タイプが違えば、妻に求めるものも違ってきます。でも、なぜ、きつい女、怖い妻を求めるのでしょうか。理解できない人も少なくないと思うので、次に、木下さんが書いている文を転載しています。

「お互い踏み込む、それは理解し合うための行為です。実際、結婚後大きいケンカも既にいくつかありますし。それでもボクらは大丈夫です。あ、でも…暴力的なところは少し控えてもらえると正直うれしいですけど。テレビなどでもよく殴られていますが、正直、家ではもっときついですから。でも、それを割り引いてもいいところがあるから一緒にいるんです。それが夫婦です」

夫婦って、そういうものですかね? でも、怖い人に惹かれるっていうの、わからないでもありません。ジェットコースターも、怖いけど、乗ってみたい乗り物ですから…。

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秋から冬という時期に、うつ病にかかる人がいます。「冬季うつ病」と言い、一度発症すると毎年繰り返す傾向があると言われています。

女性に多く、症状としては、「自己否定・無力感・日中も眠くなる・集中力がなくなる・人づきあいがおっくうになる」などです。

治療としては、「光療法」というものがあり、2,500
10,000ルクスの光を浴びると症状が回復することがあるそうです。

該当の方がいたら治療法があるみたいなので、診察を受けることをお勧めします。薬も最近は副作用も少ない良い薬が出てきました。また、生活を朝型にして、午前中に散歩やスロージョギングなどされるのも効果があります。

なお、うつ病とは言えないが、ウツウツとした気分が続いているならば、柳澤桂子さんの著書をお薦めしたいと思います。私自身も読んで癒されたという経験があります。

彼女の本を読み終えて…たとえば、こんなふうに思うようになったのです。私には、目が2つもある。両手が使える。暖かい日差しを浴びて林の中を歩くこともできる。それを気持ちよいと感じる心もまだ残っている…。失ったものよりも、持っているものがあることを思い起こせばいい…、それだけで充分なのだと。

彼女のことを知ったのは、生命科学に興味があった頃で、「いのちとリズム」という本からです。難病というか奇病に苦しまれて、30年余も壮絶な闘病生活をしていることを知りました。

昨夜、寝る前に読んだのは、柳澤著の「やがて幸福の糧になる」です。苦しみを究めた人が、その先で見つけた幸福というものがあるらしい…。

また、「癒されて生きる」は、しばしば読んでいるものです。生命科学の本は少し読みづらいかもしれませんが、それ以外のものならば、軽く読めるものばかりです。

なお、以下は柳澤桂子さんのホームページ。著書もたくさん紹介されています。エニアタイプは、タイプ2と判定しています。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~doc_k_yanagisawa/index.html

柳澤桂子さんのプロフィールがよくわかるウェブサイトは以下です。
http://www51.tok2.com/home/sendatakayuki/etcgenkou4/syohyou181.html


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タイプ6は、よくタイプ2と間違えられることが多い。でも、タイプ2をタイプ6と間違える人たちも結構よく見かけます(たとえば、さくらももこさんです。現在2w1と判定済み)。むろん、私もそうだったんですが…、でも、あやまちから学べたことはたくさんあります。

さて、木下博勝さんは、読者によく語りかけをしています。たとえば、以下は9/28付けのもの。
久しぶりに吉野家さんへお邪魔さま。いつ食べても美味しい味は流石です。キャンペーン中で、写真のセットが500円。得した気分です。皆さんは、吉野家派ですか、松屋派ですか?

「皆さんの思い出等を、教えていただけませんでしょうか」というものもあります。それに対するコメントは211個もあります。

ある日のブログには「加湿は感染対策にも、お肌の対策にも、有効です。ネットで探して、一番安いお店で購入しました。こう見えても、お買い物上手でしょう」

タイプ6は庶民的な気質で、偉そうぶったりしません。食事のことを比較的よく取り上げていますが、好きな食べものも庶民的なものが多そうです。

タイプ6は次女気質と言い、菓子類を好むことがありますが、グルメ志向もあまりないほうです。

ちなみに、タイプ8と2はグルメになりやすい気質ですが、本性が父と母なのでパワフルな方が多く、それゆえか食に関心が深くなり、おいしいものを食べたいという欲求が強くなるように思われるのです。

また、木下さんのブログには値段に関する記事が多いのですが、ウイング7の人に多いもので、銭勘定が細かいところがあります。

そして、読者への語りかけが多いのは、人との関係作りにまめというか、大切にしているところであり、そこは「絆の人」と呼称している所以です。また、人へのサービス精神が強い気質でもあるためでしょう。

たとえば、有名人の公式ブログを結構よく読んでいますが、勝手に一人でしゃべり続けているだけとか、読者サービスなど全く考えたこともない、というようなところが少なくありません。

よくタイプ6と間違えられるタイプ2のブログには、このようなものが多いんです。言葉使いもまるで違います。全体的にみても、控えめという感じの人はめったにいません。むろん、ゼロではありませんが、両タイプを比較すると歴然とした違いがあります。

ところが、木下さんのほうは、「ちょっと恥ずかしいのですが、宣伝をさせていただいてもよろしいでしょうか」とか、「申し訳ありません今日はブログをお休みさせてください。明日の午後に、更新させて下さい。本当にごめんなさい」等々。

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タイプ6がなかなか見つからないと、以前このブログで書いています。また、かつてタイプ6だと公表した人たちは、他のタイプの間違いであったことが多くて…。ずっと点検作業をしているのですが、なかなか思うように進みません。

でも、今日はようやくのこと有名人のお一人を紹介できるようになりました。ジャガー横田さんの夫君で医師の木下博勝さんです。エニアタイプは、タイプ6w7と判定しています。

彼の著書「ボクに宇宙一の幸せをくれたジャガー」から判定しています。なお、以下に木下さんの公式ブログがあります。
http://gree.jp/kinoshita_hirokatsu/blog

公式ブログ(5/24)のなかに、僕は孔子が大好きで、論語に関する本を沢山所蔵しています。毎日、必ず論語に触れています。

6/23にも
僕の勝手な最近のおすすめですが、一冊目はヘタな人生論より、万葉集です。もう一冊は、…中略…勉強の仕方の本です。本文中で、一番なるほどと思ったのは、古典の勧めでした。過去から学ぶ事は、大切だと気づかせて頂けます。論語的に言えば、温故知新でしょうか。
 
おすすめ本が「論語」と「万葉集」なんですから…、やはり、タイプ6は伝統を大切にしていると言うべきか、古(いにしえ)のものに関心があるんですね。

なお、当会の講座用のテキストには、タイプ6の気質を紹介するための四文字熟語として「温故知新」を載せています。これって偶然の一致だと思いますか? 

以下は、12/10にあるものです。
何度か、僕が論語に深く共感しているとブログで紹介させていただきました。

「先生がおっしゃった。若者よ、家では、親孝行、外では目上の人に直従う。何事も度を越さないように控えめにし、約束を守る。多くの人を好きになり、善き人について学ぶ。そうした上で、まだゆとりがあるなら、本を読んで学んでいけばいい」

「子曰く」で通じると思うのですが、そこを「先生がおっしゃった」と、誰であってもわかる言葉にしているところは、なんとなくタイプ6らしいところに見えます。

難しい漢字を使わないのは、賢くとか偉そうぶらないところで、庶民的で控えめな方に見えますね。また、論語の中で上記のものを選んだとしたら、やはり自分の感性に合っていたからなのではと予想します。

当ブログ(12/12)でも、タイプ6は伝統志向があるのではと書いていますが、木下さんはズバリ嵌ってしまいましたね! 

なお、これだけでタイプ判定しているのではありません。続きがあります。


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「みなさん、芸術に手を染めなさい。どんなにまずくても、どんなにうまくても、それでみなさんの魂は成長します。みんなが芸術をやるのはそのためだ。有名になりたいからでも、金持ちになりたいからでもない。
 芸術は一種のいたずらだ。美術家はいたずら小僧だ。芸術は、食事や、セックスや、運動と同じで、成長に不可欠なものだ。それによって人間は自分が何者かを発見できる」

 上記は、
カート・ヴォネガットというアメリカではよく知られている小説家が書いた文です。公式ペーシは以下です。

http://www.geocities.jp/kurt_vonnegut_japan/index.html

 2年ほど前から、現代芸術と言われているものに惹かれるようになりました。上記にあるように、まさに「いたずら小僧」みたいな作品と出会ってしまったからです。

 なお、私自身は、魂というものがあるとは思っていないのですが、エニア流ならば、「成長の方向に歩みを進める」と言えるのかもしれません。また、エニアグラムも自分を知るための道具です。となると、現代芸術≒エニアグラム性格学、とも言えるのかな??

 でも、そんな立派な目的など要らないとも思うのですが…。ただ、いたずらっ子みたいな好奇心に満ちた眼差しと行動力を保ち続けることは、人生においてかなり重要なことのように思えます。

 ところで、私は幼児の頃から絵を描くのが好きで、室内でずっと絵ばかり描いていた、かなりおとなしい子ども(本当です!)なのでした。

 小学校の頃に幾つかの画塾に通ったことがありますが、どこにも馴染めず直ぐにやめました。また、長じてからも「絵画を他から学ぶ」という発想がなく、ただただ一人で描いて楽しんでいました。

 でも、現代芸術という分野を知って、その面白さに気づき始めて、少し学ぼうかなって気になっています。なにしろ、私はいたずらをしたことがない、全くもっておとなしい子だったのですから…。

 いたずらっ子は、みんなを驚かせるのが面白くてやっているだけで、意味とか価値などとは無関係です。
それと同じ発想で創作されている作品とたくさん出会えます。ビックリしてしまうんです。

 もしも、貴方が子どもの頃、いたずら小僧だったならば、凄~い芸術家になれる可能性があるんです。絵が下手であっても、また誰にでも可能性が開かれているもの、そんな気がするんです。


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タイプ6(次女気質)の人たちは、伝統的なものに興味が行くことが多そうに見えます。

私の姪の一人(6w7)は、短大で薙刀(なぎなた)を習っていました。周囲の人たちからは、「なんで、なぎなたなの?」と、よく質問されていたことを思い出します。

もう一人の姪は(6w5)は、日本舞踊を習っていました。日本舞踊は衣装代が高価すぎて親たちを嘆かせていましたが、彼女はひきませんでした。でも、3年くらいでやめてしまい、親をホッとさせたようです。

知り合いの男性は大学で弓道部に入っていましたが、茶道部にも入っていたと聞いています。女性ばかりの部ですから紅一点ならぬ「黒一点」です。次女気質ゆえか、女性たちの中に自然体で入っていけると考えられます。

昔の知り合いの男性(6w5)ですが、高校生の頃に、下駄履きで登校していました。昔とは言っても昭和40年代ですから、そのような男子学生は数人しかいなかったといいます。腰には手拭を引っ掛けて、いかにもバンカラという昔スタイルです。一人だけならばしなかった可能性はありますが…。

ある6w7の男性は、夏はかならず一度は浴衣を着ます。冬は作業衣(さむえ)をしばしば着ますが、もっと寒くなると綿入れになります。好きな服装だと言うのです。以前の受講生(6w7)にも、この人とよく似た人がいました。

30歳の男性(6w5)ですが、正月の挨拶で実家に帰るそうですが、母親に手伝ってもらって和服に着替えます。妻のほうは洋服なのですから、なんとなく逆なのではと思ってしまうのですが。

つい最近知りあった娘さんなんですが、着物を縫う教室に通いだしたと母親から聞きました。本人と会ってお話する機会を得ましたが、エニアタイプは6w7です。

各地の神社や仏閣を訪ねるのが趣味だと言った男性(6w7)もいます。ほんとうに、どうして和風好みなのでしょうか? 

「なんで?」と尋ねても、好きなんだから…と言うばかり。「好き」という回答であれば、理由など無いに等しいのです。
「好きだ」などという訳のわからないことを言うとしたら、本能がそうさせているのだ、と考えざるを得ません。

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父親の自殺によってタイプ2の子どもは、複雑な心理状態の極みみたいなところに陥るかもしれない、と前回12/07に取り上げています。それならば、母親が自殺した場合はどうなるのでしょうか。

実は、当会の理論を知れば、案外と簡単に割り出せます。以下です。


タイプ2・お母さん気質・父親の存在が大・親タイプ・父親の自殺→重度の複雑系
タイプ8・お父さん気質・母親の存在が大・親タイプ・母親の自殺→重度の複雑系

15歳くらいの思春期にいるタイプ8の子どもが、母親の自殺という大ショックに遭遇したら、絶望的になり自暴自棄にもなり無気力にもなる恐れがあります。重度のコンプレックスに陥るのです。

「母親を強く意識するタイプ(8347)」は、母親の死のほうが、父親の死よりもショック度が大きくなります。とりわけタイプ8にとって、自殺死というのであればショックというだけでは済みません。

母親とは子どもを守り育て愛して慈しむ存在です。母親がやさしく暖かく見守ってくれるので生きていくエルネギーが湧いてきます。

なお、タイプ8の子どもは、子どもながらも、家族や女子どもを守らねばならないという役割を持っていることを無意識とはいえ自覚しているタイプです。

つまり、タイプ8は、自身のDNAの中に、一族の女子供を守れと書かれているタイプなのです。ですから、その心境を考えてみますと、以下のようなイメージとなるでしょう。

「自分がまだ成人していないのに、母はその自分を残して逝ってしまった。自分を慈しんでくれる母、温かく見守ってくれるべき母は、その使命を果たさないままに自殺してしまった。それは許しがたいことだ。もっと子どもの自分のために頑張ってほしかった。
しかし、自分は弱い母を支え守るべきなのに、それを果たせなかった。母の苦しみを知らずにいたのは自分である。母が追い詰められているのに、なぜ自分は支え助けることができなかったのか。
無力な自分…、まだ子どもでしかない自分…、そんな現実を呪いつつも、どんなに後悔しても母はかえらない。この世にたった一人、自分を愛してくれるはずの母はもういない…。母の恩に報いたいのに、その機会さえ奪われてしまった…」等々。

それらが延々とエンドレスに続くのです。時が経てば少しずつ忘れられるかもしれませんが…。

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