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「自分の性格は、他の人たちと見比べてみないと分からない」と、講座ではよく説明しています。
それと同じことが言えるのではないかと思います。私たちは身近な人たちと比べるので、「自分はあの人より幸福なんだ!」と思って、自分を慰めることがあります。「あいつよりオレのほうが不幸! そんなの不公平だ!」と逆恨みすることもあります。
富裕層と最底辺層の経済的な格差が、たとえば1000万倍の国と10万倍の国があったならば、その中間層にいる人々を対象にして「生活幸福度の評価」を集計したならば、どちらの満足度が高くなるのでしょうか?
たぶん、前者は急激なピラミット型になり、貧困層が多数を占める国にいる中間層のほうが、それほどでもない国にいる中間層より、生活満足度は高くなると予想します。
7/24に取上げたイギリスのシンクタンク・新経済財団での調査を見ると、上位に上げられていても、経済的には豊かだとは言えず、犯罪率も高くて、政情不安定な国があります。それにもかかわらず生活満足度が高い人たちが多いようです。
フリー百科ウィキペディア(青字の部分)によれば、エルサルバドルの人口は 6160万人だが、貧困層は約240万人もいる。コロンビアでは大規模な油田も発見されて産業は豊かであるが、貧富の差が激しく、治安は悪い一方で、厚い中間層も存在している。
ヴァテマラの治安は悪く、毎日約20人が殺害され危険極まりないため、投資、企業進出には向かないとあります。また、グアテマラの官僚が非効率で賂が横行して腐敗している。国民の生活水準は全体に低く、平均寿命は64歳。 識字率は67.3%。中央アメリカでもっとも低い。国民の57%が貧困層に属する。
中南米では、アメリカ合衆国へ出稼ぎに行く人が多く、そんな親たちの仕送りで国内に残った家族が生計を立てている家庭が多いようです。最近は、エコツァーが増えたためか観光収入が増えて、ここに書いてある状況よりは経済は良くなっているみたいです。しかし、貧困層が減っているようにはみえない。
新経済財団の調査対象者が中間層に偏っていたら、発展途上国のほうが「住みよい幸せな国」になってしまう、そんな可能性もあるんじゃないか、ふと思うのですが‥。
しかしながら、貧しいと家族は結束するという傾向があります。親たちの苦労を思って子どもたちも思いやりがあり、近隣とも助け合うという傾向はあるのではないでしょうか。貧困でも、家族仲良く暮らせるならば幸せではないかと。
一方、日本では、家族がいても孤立しているとか孤独感が強いとか、家族が殺し合い暴力的にもなっている。ひきこもりやニートも増えており、ワーキングプァ層も増えています。
知人の82歳になる女性が口癖のように言います。「上を見ればキリが無い。下を見てもキリが無い。現在の暮しの中から幸せを見つけなさいということや‥」
どんな生活をしていれば幸せなのでしょうか? なんでもそうなんですが考え方の違いがあります。経済的に豊かでも、環境汚染が酷いとか、政情不安定とか災害リスクが高いのであれば幸せとは言えません。
たとえば、国民総生産(GNP)が高ければ豊かな国だという見方がずっと支配的でした。最近は国内総生産(GDP)とか、国民総所得(GNI)などから図られるのですが、それらでは日本はかなり上位の国です。GNI(2000年)ならば、日本は世界第2位です。
それでは図れないという考え方もあり、「一人当たりGDPランキング」というものもあります。2005年のそれは、一位・ルクセンブルグで、日本は14位です。
国は豊かでも、庶民にとってはそうではなく、「一人当たりランキング」の順位が低いとしたら、それは私たち庶民の実感に近いものではないでしょうか。
前回7/24にて取上げたランキングは、イギリスに本部のある新経済財団が調査したもので、世界の76000人余の人々の回答より導かれた結果です。ただし、質問表には、「生活満足度指標によってその国の住民の福利を評価」するというものです。これまでにない考え方です。
やはり、本人の満足度というものが重要ではないでしょうか。発展途上国の庶民は生活満足度が低いだろうと予想されることが多いと考えられますが、そうとばかりは言い切れません。
たとえば、1960年代の高度経済成長が続いていた日本は、今ほど経済的に豊かではないが、精神的なゆとりがあったという見方があります。その頃は将来に希望を持つことができたが、現在では将来への不安が大きく、孤立感や閉塞感が強いなどとも言われています。
新経済財団が、どのような人を対象に調べたのか分からないのですが、そもそも幸福度というものは客観的には図れないものがあります。従って、主観的にはどう感じているのかを調査することは、意味があるのではないかと思います。
以下に掲載されているので、英文が読める方は確かめて欲しいと思います。
http://www.happyplanetindex.org/
ちなみに、各国の国立大学の学生たちに現在の生活満足度を質問したら、たとえば、日本の学生のほうが、ベトナムの学生より満足度は低くなるのではと予想します。学生という立場や身分が、途上国よりも先進国のほうが相対的に低くなると考えられるからです。
また、発展途上国でも老人が敬われる傾向がある国であれば、老人たちの満足度は高いかもしれません。ところが、わが日本では老人の自殺が多く、老人だというだけで敬われることはないのです。7/27の麻生首相の失言「(高齢者は)働くことしか才能がない」などもありますから‥。
それゆえ、どのような人を対象にして調査したのか、それが重要になるのではないでしょうか。
世界一幸せな国は、「コスタリカ」というニュースを見つけました。イギリスのシンクタンク・新経済財団(New Economics Foundation)の発表で、143カ国の中からの一位です。
1 コスタリカ 76.1
2 ドミニカ共和国 71.8
3 ジャマイカ 70.1
4 グアテマラ 68.4
5 ベトナム 66.5
6 コロンビア 66.1
7 キューバ 65.7
8 エルサルバドル 61.5
9 ブラジル 61.0
10 ホンジュラス 61.0
:
75 日本
:
114 米国
財団が「地球幸福度指数(HPI)」という独自の指標を算出して選んだもの。指数の計算式は、(生活満足度×推定年齢)÷生態系維持予想指数(環境汚染の指標)、の数式で求めます。数値が高いほど「幸せな国」だということになります。
コスタリカの人たちの85%が、自分の人生に満足しているという。そして、国民の平均寿命は78.5歳です。一方、経済大国と言われ、富裕な国だと思われている日本は、75位です。日本人の平均寿命(今年発表)は、男性79.29歳、女性86.05歳ですから、コスタリカよりは長寿です。
ということは、コスタリカと比べて日本は、生活満足度がかなり低いか、それとも環境汚染度がかなり高いのだろう。
ところで、コスタリカは、国家予算の21%が教育費(2000年度)だという。一方、日本は、約7%(2005年)。コスタリカは、軍隊を廃止した世界初の国とよく知られているが、軍事費がどれくらいなのかと探してみたが分からない。ゼロではないだろうが多くはないだろうと予想できる。一方の日本の軍事費は、2005年度、5.9%
西欧のほうが豊かだという印象があったのではないかと思いますが、時代の移り変わりは予想以上に早いんですね。
ところで、憲法第9条を厳密に解釈して、軍事費を無くしてそれらを全て教育費に振り替えるならば、日本国民の生活満足度は高まるのだろうか??
それは分からないが、個々人の成長のために注がれる時間とエネルギーが大きくなるほどに、「自分という存在は大切な存在になっているんだなあ!」と、それぞれが確認できる可能性が高まるような気がするのですが‥。あなたは、どのように思いますか?
このように地球幸福度指数(HPI)だけを表面的に見ていると、「人の幸せは金では買えない」のだろうと感じてしまいます。しかし、もう少し観ていくと、「人の幸せは金で買えるのかもしれない‥」などと感じてしまうのです。
ある夜のこと。レンタルしてきたDVD映画「ダークナイト」をボウッと観ていました。しかし、後半になって急に頭がクリアになってきました。
「あの悪役はなんと凄い演技力があるのだろう!」と驚嘆しました。「完全に主役を食っているぞ!」と思いつつ、名前も確認しないままでいました。
それからしばらくしたある夜。ネットサーフィンしていると、「ヒース・レジャー死亡」という記事を見つけて驚きました。
本当に演技が巧くて風貌もよくて、珍しく気に入っていた男優でしたので、訃報を読んでショックを受けました。薬の併用・過剰摂取による急性薬物中毒による事故死なのだそうです。
ROCKYOU・サハラに舞う羽根・カサノバ・ブロークバックマウンテンなど、彼の出演した映画はほとんど観ています。その他の記事を読んでいくと、エニアタイプはタイプ4なのかなあという印象が残りました。情報が少ないので判定はできなかったのですが。
ただ、その後に驚いたのです。あの悪役を演じていたのが、ヒースその人だったのですから‥。
また、そのすぐ後にあったことです。友人のタイプ4が薬を多量に飲んでしまったと明かしてくれました。ヒースの事故死を知ったばかりなので、「どうしてそんな大変なことをするのか!」と、つい大きな声で問い詰めてしまいました。
いつもは処方通りに飲んでいたようです。でも、「効き目がなくてカッ!なって、手元にある薬を全部飲み込んでしまった」というのです。う~ん! あまりにも無謀です。これには驚きました‥。
友人は薬依存症みたいなところもあったので、気になっていたのですが。運がよかったのか異常はなく現在も元気に働いています。
マイケル・ジャクソンさんも過剰摂取らしかったと報道されています。タイプ4は短気で待てない気質です。「待ったなし」みたいな行動をすることがあります。ちょっと子どもっぽいところ、または短絡的な行為とも言えるかもしれません。
もしも、ご家族にタイプ4の方がいたら、薬の管理は本人に任せないほうがよいのではとお伝えしたいと思います。タイプ4がしそうだと決め付けているのではありません。ただ、万が一ということを考えると、用心にこしたことはないので、あえてお知らせしたいと思いました。
なお、優等生気質(7・1・4)の人たちは、権威者や医者、教師などの指導に従いやすいという傾向があります。この3つのタイプのウイングを強く持つ人たちにも見られるものです。
医者への依存度が強くなりやすいとも言えます。幾つもの医院に通い、指導されたままに薬を服用すると、過剰摂取になる恐れがあります。
マイケルさんは、「食の細さで知られる」という記載もあります。実は、食の細いタイプ4はしばしば見かけているものです。友人にも、鳥の餌か!(これを読んでも笑いとばしてくれると思います)と言われている女性がいます。
ある40歳の働き盛りの男性も、あまりにも小食なので恥ずかしいのか、家族以外と会食しないようにしています。それゆえなのか、サプリメントに関しては大変な博学です。むろん、他のタイプにも小食の人たちはいます。また、タイプ4にも大食家がいますから誤解しないでくださいね。
最近の報道で、元恋人の女優ブルック・シールズさんが、2人の思い出を語ったとあります。「サンテグジュペリの“星の王子さま”で花の素朴な美しさに魅了された主人公と、マイケルさんが重なる部分がある」と。
サンテグジュペリさんに関しては、このブログ(2008/4/21)でも取りあげており、タイプ4と判定しております。再度読んで頂きたいところです。なお、星の王子の年齢についても、考えてみたら幼児か少年未満くらいではないでしょうか。
さて、マイケル・ジャクソンさんのエニアタイプついて、まだまだ取りあげられる情報はたくさんありますが、この辺りで留めておきたいと思います。
次は、朝日新聞(6/26)の「天声人語」に掲載されていたものです。「僕はステージ上が一番安心できる。できることならステージで眠りたいぐらいさ。本当に、まじめにだよ」
その日のコラムニストは、「(マイケルは)実際の人生より、舞台という虚構に住まって夢を観ていたい人だったかもしれない」とコメントしています。
ステージを降りたら現実と向き合わなくてはなりませんからね。ホームページには、タイプ4の基本的な性格は、「現実的な判断力が低く、現実逃避的になりやすい」と掲載しています。
しかしながら、生前はいろいろな悪評があったようですが、今となってはたくさんの人たちから愛されていた、と実証されたみたいです。
でも、あまりにも有名になり巨額の収入を得るようになると、辛く苦しいことも増えてしまうのではないでしょうか‥。
マイケル曰く。
「ピーターパンは僕が心の中に持っている特別な象徴なんだ。ピーターパンからイメージするのは若さ、子供時代、大人にならないこととか、Magicとか、空を飛ぶこととか、僕はそういったものにずっと魅力を感じ続けていて、そして何よりも大切なものだと感じ続けているんだ」(青字はWikipediaからコピー)
マイケルの整形後の顔をみると、幼児顔になっています。それも後のほうがより幼児に近い顔つきです。美容整形医師はマイケルからの要望から、そのように施術していると考えられます。
つまり、マイケル自身が言っているように、「大人にならないこと」ではないかと。末っ子気質のタイプ4は、幼児から小学生、あるいは14歳くらいまでと、個々人によって幅がありますが、どこか幼い考え方や言動が垣間見られるタイプです。
一般的に「心の中に少年を持っている」という言われ方がされています。ある妻がタイプ4の夫に関して「幼稚園児だとみると理解できることがよくある」と語っています。
この夫は4w5で5のウイングが軽い40代の男性でしたが、社会性もあり賢い方です。子ども性が強くとも、それが悪い方向には行かず、仕事に活かしているためか、周囲の人たちから高い評価を受けています。
ところで、一番年少型タイプは4w4になりますが、これほどの幼児顔に整形することを求めていたならば、こちらのタイプだと考えたほうが理解できます。
そして、「ディズニーランドが好きなようで、なんども目撃されている」と掲載されています。遊園地好きは、どちらのウイングでもよくある傾向です。そういう幼い気質がタイプ4に共通にあることは、どのエニアグラム理論にもないものです。
父を見るだけで失神して、ボディガードに助け起こされたこともあった。すごく憎んだ。だから「自分の子供たちには、絶対に手をあげないんだ」などと語っている。
当会では怖がりな気質について、それはそのタイプに生まれたならば必然的なこととみて、「気質=性格タイプ=本能」と解いています。
かなり怖がりな気質 7・1・4
上下の中間くらいな怖がりな気質 3・6・9
少し怖がりな気質 8・2・5
「父親を見るだけで失神」とありますから、それが事実ならば、7・1・4と絞ります。そして、タイプ1は父親を恐れるほうですが、「長女気質」と言い、青年期にあたります。
タイプ7は父親を恐れないほうで、「長男気質」と言い、思春期にいる人たちと解いています。ですから、幼稚顔にしたがるとしたら、1と7の可能性は低くなります。
ところで、マイケルは父親に似たくないから整形したのだとか、誰かから鼻の形でなにか言われたので整形したのだといろいろに言われているようです。しかし、幼稚顔になっていることに着目した人はいないみたいです。
整形のきっかけは鼻の形を変えたかっただけなのではと思います。容貌コンプレックスもあったかもしれないと考えます。
しかし、もっとも根幹にあったのは、彼の自己同一性が「幼児・子ども」であるために、次第に老けていく自分の顔を受け入れられなかったのではないかと私は想像します。
前回、取り上げたものの中に何か疑問を抱いた方がいるのではないでしょうか。
「超恥ずかしがり屋の人が何故、舞台の上では歌ったり踊ったり、うまく話したりできるのか」ということ。しかも大胆で堂々として見えたりもします。マイケル・ジャクソンもそんなふうに見えます。
これは身近でもよく見かけるものです。あるタイプ1は、普段は控えめでちょっとしたことでも恥ずかしがっています。ところが、大きな集会で司会担当となると、とたんに堂々とうまくやり遂げてしまうのです。
あるタイプ4も職場で「プレゼンができない」と言って死ぬほど怖がっていたのに、実際には、そんなことは微塵も感じさせないくらいに立派でした。タイプ7にもむろんよくあることです。
優等生気質(7・1・4)の人たちは、優等生ぶりを発揮できる晴れの舞台であれば、開き直れるのか、かえって堂々と演じられることがあります。むろん、最後まで怖がり、ついにはドタキャンをする人もいます。当然のことながら同じタイプでも、人それぞれに違いがあります。
さて、次は、逸話の中にあるものとして。
マイケル曰く、『ぼくはお金に固執はしない。たとえば、その辺の子どもが、ダイヤを見て「これきれい」と言ったら、「いいよ、持って行きな」と言っちゃうだろうし』。また、マイケルが子どもの時、彼が泣きながら帰ってきたので、父親が聞いてみたところ、マイケルは自分のお小遣いを全部つかって、まわりの子どもたちに色々なものを買ってあげたそうである。(青字はWikipediaより)
講座などでタイプ4の金銭感覚について、冗談めかして説明することがあります。「タイプ4にとってお金は天から降って来るものらしい!」と。
一般的に言えることとして「少年少女はお金の心配をあまりしない」ものです。ですから末っ子気質のタイプ4も、金銭感覚がどこかおかしいと言うべきか、あまりお金の心配をしない傾向はあります。
むろん、貧しい経済状況にいるタイプ4や、周囲に支えてくれる人がいない場合は、しっかりと金銭管理ができています。タイプ4といってもいろいろに違いがあります。
なお、マイケルは泣きながら帰宅したようですが何があったのでしょうか? 書かれていないのでわかりません。ただ、自分のお小遣いで、まわりの子どもたちに喜んで買ってあげたようには見えません。
仮に、断れなくてそうなってしまったとしたら、タイプ4にしてよくあることです。人々から求められると拒絶できにくい気質ですから。その他ならば、2・6・7・9などにも少しはある傾向ですが、タイプ4ほどではありません。
周りの人々から受け入れられたいが、人々が怖くもなります。また、かわいがられたいとか必要とされたい思いも強いが、正対せずに避けたり隠れたり逃れたり‥、相反する精神作用が起きやすい気質です。
当会では、それらについて、「タイプ4は人間一般コンプレックス(複雑な心理)に陥りやすい傾向があるタイプ」と説明しています。これに関する理論は以下のアドレスにあります。面倒でなかったらお読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
引き続き、Wikipedia(青字)の情報から性格タイプ(=気質)を絞ってみましょう。
1981年頃、ポールとはプライベートで一緒になることが多く、2人ともアニメーションが大好きで、一緒にたくさんのアニメを見たとマイケルは語っている。
ポール・マッカートニーと親交があったようです。ポールについては既にタイプ4と判定しています。同じタイプであれば意気投合しやすいものですが、それだけでは判定材料にはできません。
当会では、可能性の低いタイプを先に消していくという消去法を先に用います。それゆえ、 「アニメーションが大好きでたくさんのアニメを見た」というところは、3つのタイプ(5・8・9)の可能性が低くなるとみます。
大人タイプ(9582)の中でも、とりわけ大人びた気質ゆえ、少しくらいならアニメを見るかもしれないが、これでは可能性が低いと考えます。
1982年8月頃、クインシーによると、この頃彼は相当の恥ずかしがり屋で、レコーディング・スタジオでも、灯りを消してソファの向こうでしか歌おうとしなかったと語っている。そうしてできあがった「スリラー」は、アルバムの売り上げの世界記録を更新した。
マイケルは、1966年に「ジャクソン5」としてデビューし、1971年にソロデビューして、コメディ番組にも出演しています。デビュー後15年も経ち、レコーディングも始めての体験ではないのですから、この羞恥心の強さは異様に感じられるほどではないかと思います。
これくらい恥ずかしがり屋であれば、防御タイプ(1・4・7)と絞ります。当会では、以下のように分析していますが、3グループごとの羞恥心の程度の差は、かなり大きいものです。
羞恥心がかなり強いタイプ‥ 7・1・4
羞恥心は少し強いタイプ ‥ 3・6・9
羞恥心は少ないタイプ ‥ 8・2・5
たぶん、これは他のエニアグラム理論にはないもので、他の性格類型論にも、各心理学の理論にも見当たらないものです。羞恥心の強さというものは生まれながらに備わったものと考えています。それゆえ、性格タイプ=気質と解いています。
さて、テレビニュースで幾度も「スリラー」を歌い踊っているマイケルの姿が映し出されています。そんなにも恥ずかしがり屋さんがしていたことなのかと、驚いたり意外に感じる方は多いのではないでしょうか。
なお、二回で判定を終わらせるつもりでしたが、そうもできませんでした。この続きは次回に!!
一昨日、「どのようにタイプ判定をするのか、一度ブログで公開してほしい」というメールがありました。なんと! マイケル・ジャクソンさんのタイプを判定してほしいというのが本音みたいです。
外国の有名人の気質を判定するのは大変に難しい。本人の言動なのか確かめにくいためです。ただ、彼は顕著な特長がある方なので、以前、ホームページにて「有名人のエニアタイプ」にて載せておりました。その折にタイプ4と掲載しています。
今回は、Wikipedia(青字)に書かれているものだけで、タイプが絞れるかもしれないと思い、二度に分けて取り上げてみることにしました(掲載順です)。
(ちなみに、ウィキペディアに掲載される情報は信頼できるものなのか、という疑問を持つ方もいると思いますが、それに関しての見方などは今回言及せず省かせてもらいました)
まず、1970年代半ば、マイケル本人も背が伸び声変りもして性格が急変。ラ・トーヤは「元気な少年だったマイケルはこの時内気な青年に変わってしまった」と後に語っている。
上記には判定できる情報はありません。ただ、タイプ4は「末っ子気質」といい、最年少タイプと当会では分析しています。自己同一性は少年時代にあり、もっとも自分らしくいられる年代です。
(ちなみに、この理論は以下に掲載しています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htmt)
ところで、元気活発な少年時代を過ごすタイプ4は、よく見かけるものです。しかし、生まれてからずっと内気なままという方もいます。
タイプ4は思春期以降になると、自分が自分でなくなるというべきか、元気を無くし内向的になることもよくあると聞いています。むろん、生涯にわたって元気なタイプ4もいるようですから誤解しないでください。
1978年10月。「あの娘が消えた」のレコーディングでは、何度レコーディングをやっても、マイケルが最後に泣いてしまい、収録し直しを何回もしたが、結局そのままアルバムに収録されることになった。
これではかなり泣き虫です。感情的な気質だと絞れるようなところです。また、仕事場で泣きやまないとしたら、大人気ない振る舞い方に見られるところかもしれません。
当会の性格分析では、「泣き虫」の筆頭にあげられるのは末っ子気質のタイプ4です。その他ならば、3・6・7になります。年少タイプから探します。あまり泣かないタイプの筆頭は年寄りタイプで、9と5です。
年寄りタイプは感情的になりにくく、心の揺れ動きの振幅が狭いというべきか、かなりの安定型タイプです。仕事場でならば、さらに感情的になりにくい気質ですから、この2つのタイプは消去できると考えます。
また、「強い人間であらねばらない」という「ネバ人間」のタイプ8ならば、このようなエピソードは考えられず、こちらも消去できます。ここまで絞ると残っているのは、1・2・3・4・6・7 の6つのタイプです。続きは次回に!
「勉強」とは、強(し)いて勉(つと)めなければならないことですが、この言葉に一番フィットするのがタイプ1です。
タイプ1は勉強家だと言える人たちが多いタイプなんですが、最近知った中学3年の女子は、中学に入学した日から、「自分はもう中学生なんだから‥」と自主的に勉強に励むようになったと言います。もう子どもじゃないんだと、自覚的になるところが凄い!
一日4時間は自宅で勉強しているのだそうですが、成績はあまり振るわず低迷。他のタイプならば、成績が下位だと投げ出してしまうことがよくあります。万年下位だとしたら、やる気がなくなるのが一般的ではないかと思うのです。
担任から、「テスト前は8時間は勉強時間をとるように!」と指導されると、この女子は先生の指導通りに8時間勉強するのだそうです。なんと8時間なんですぞ!!
もっと凄いタイプ1の小学4年の男子も知っています。帰宅後に勉強するだけでなく、さらに自主的に朝の5時に目覚まし時計をかけて、登校前に1、2時間くらい勉強しています。目覚ましのセットを忘れると、母親に泣いて怒るのだそうです。
その頃の私ならば、宿題をするのが精一杯でしたから、ウッソォ?! マジ?!ですよ、もうほんとうに‥。皆さんはどうでしたか?
信じられないくらいの勉強家ならば、タイプ4と7にもいます。1・4・7は優等生気質ですから、一番になりたがります。あまり他人には見せないところですが、元々は上昇志向の強い気質です。
その他のタイプにも勉強家はいますが、下位の成績でもあきらめずに先生の指導通りによく学ぶのは、タイプ1が圧倒的に多いだろうと見ています。
地道なコツコツタイプであるタイプ1は、勉強を投げ出さないのです。そのまま熱心に勉強を続けられたなら、きっと30代になった頃には圧倒的な学力が身に付くでしょう。
しかし、指導者からの指導があって勉強するという傾向はあり、その努力を褒めてくれる、見ていてくれる指導者がいないのでは、やる気が続かないことがあります。
むろん、学ぶ楽しさを知ったタイプ1や、好奇心の強いタイプ1は、指導者がいなくとも自主的に学び続けていますから‥。
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