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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 豊田市美術館での企画展は、なかなかに面白いものがあります。なにしろ、美術館の館内で、イナズマを観ることができます。しかも、一日に3回も!

 ヤノベさんが「ウルトラ黒い太陽」と名づけた巨大な人口稲妻発生装置が作動すると、イナズマ
がガガガガー! ガガガガー!! ペースメーカーのある方は見られないそうですし、携帯電話は電源を切ってくださいと指導されるんですから‥。

 また、アトムスーツと名づけられた放射能などを感知したり防御する宇宙服のようなものを着た「とらやん」は印象的です。顔と体は3歳児くらいで童顔ですが、頭は禿げていてチョビ髭をつけています。

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 つまり、幼児とおじいさんが合体しているのです。当会のエニア理論を知っている方ならば、すぐに察知できるのではないでしょうか。

 また、「赤い森の中の映画館」という一角に入ると、とらやん(子どもサイズ)が幾つも立ち並んでいますが、その中では子ども専用の映画館が、大中小と3つほどあります。上映される映画は核攻撃をいかに生き延びるか、というような内容の子ども向けのお話しです。

 外から見ると木造で素朴な感じの映画館ですが、小屋の内部は鉄板で作られており、堅牢な核シェルターになっているようです。小さな子が好みそうなお菓子と飲み物も置かれています。

 ヤノベさんは現在44歳という。エニアタイプは、タイプ4w5と判定しています。4は「末っ子気質」で、w5は「おじいさん気質」です。この2つを併せ持った気質ということになります。
 
  ヤノベ・ケンジさんのホームページ→http://www.yanobe.com/

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  この映画の監督と脚本を担当したのは、エラン・リクリスさんと言いますが、彼の気質(性格タイプ)がクッキリと出ている作品です。登場する花嫁の家族の行動の取り方をみれば、タイプ判定ができます。

 最後尾に小さくタイプ名を記していますが、できたら、それを見ないであなたなりに判定してみてはどうでしょうか?

 まず父親ですが、政治活動をしてイスラエル当局から監視されて行動を縛られています。にもかかわらず、娘の晴れの式に出るよりは、デモに参加することを優先します。

 また
父親は長老たちから「息子を迎えいれると村から追放する」と釘を刺されます。それには断固拒否する父親ですが、何年ぶりかに帰ってきた息子の顔をみても挨拶しない。

 
花嫁の兄(上記の息子)はロシア女性と結婚したために追放されており、父親に拒絶されて宴席にも出られないみたいです。母親は父親に忍従しているだけの存在感の薄い女性に描かれています。

 次兄は貿易商で、妹を祝福するため帰国しますが、調子のいい浮気性の男です。また、第一子である姉はしっかり者みたいで、10代の娘が二人います。しかし、かねて希望だった大学に入学する予定。

 しかし、姉の夫は、(妻の)入学に反対している。妻を操れぬ情けない男だと世間から非難されるのを恐れているみたいです。しかし、この姉、断固として自分の意志を貫こうとします。

 そして、姉は、妹(花嫁)のためにと警察に行き、父親がシリアに嫁ぐ娘の見送りできるようにと外出許可をもらってきます。しかし、父親は「プライドを傷つけるようなことはするな」と怒る。

 また、姉の娘はひそかにボーイフレンドと逢っていたが、このボーイフレンドは反逆者と思われているらしく、父親(姉の夫)は怒り出して「二度と会うな」と娘に言い渡します。自室に謹慎させて、叔母にあたる花嫁を見送ることさえも許さない父親です。

 大切な結婚式や、二度と会えなくなる恐れのある花嫁を見送るよりも、他のことを優先する男たちみたいです。なお、花嫁は、写真を見ただけで結婚を決意して知らない土地に行きます。「怖い」と言いますが、それでも一歩を踏み出します。勇気があるのか無謀なのでしょうか。
 
 ただ、最後は家族の仲も修復するみたいで、無事に花嫁もシリアに入国できそうです。ちなみに、この映画は珍しくイスラエルとフランスとドイツとの共同制作だそうで、監督のエランさんは、オプチミスト(楽観主義者)を自認しているとインタビュー記事に載っていました。


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 シリアから見たゴラン高原



(タイプ2w1の作品と判定しています) 正解の方へ! 不正解の方へ!

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   6月2日現在、新型インフルエンザは全世界でおよそ1万6000人が感染しており、国内の感染者は385人です。当初のようなおどろおどろしいというイメージは急速にしぼんでいるようです。

 知人からのメールで知ったのですが、1882年(明治15年)5月頃、当時の東京市の芝・神田(現在の23区)で猛威をふるったコレラの死者が5076人に達したとあります。当時の東京の人口はおよそ100万人で、現在の23区は850万人です。

 となれば割合からみれば、5076人という死者数は、現在ならば4万人に近い数になります。その他、1918年に流行しスペイン風邪の感染者は6億人、死者は5000万人です。人類の約3割がスペインかぜに感染したことになります。この莫大な数! なんという
恐ろしさ! 

 ところで、私の住む郊外にある薬局でも「マスク売り切れ」と表示されていました。感染者を出していない地区でさえこんな有様。

 ちなみに、細菌とかバイ菌などの「感染」といったものに過剰反応しやすいのは防御タイプ(7・1・4)とみています。または、防御タイプのウイングを重く持つ人たちだろうと考えられます。

 防御タイプはよく潔癖性と紹介していますが、小さなことから大事は起こると予想しやすい気質です。また、万が一でも感染したら困るというように、最悪事態を想定してしまう傾向があります。このタイプがマスクをいち早く購入しているだろうとは予想します。

 さて、防御タイプの中では情報収集魔とも言え、最も敏捷なのがタイプ7です。家族が風邪をひくと、退いてしまい近づかないとか、不快な顔つきを露骨に出す人がいます(全てのタイプ7が該当するわけではありません)。

 しかし、ある夫(7w8)は、自分が風邪をひいたので、すばやく職場にいる妻に電話して、家に帰宅しないで実家に帰るようにと告げたみたいです。大切な妻に風邪を移したくないという考えです。彼は一人で自宅静養したという。

 ところが、ある夫(2w1)が風邪をひいたおりのこと。妻(7w6)がそばに寄り付かないでいると、「熱のある病人を看ないとは何事か!」と爆発したみたいです。

 タイプ2は、「病人の世話をする」ことがDNAに書き込まれていると考えられるタイプです。このタイプからは熱を出して苦しんでいる夫を避ける妻は、とんでもなく薄情な人間になってしまうようです。

 どちらのタイプにも「おかしな言動」がありますが、互いに自分のほうが「正しく」て、相手のほうこそ「おかしい」ようなのです。 

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   図書館で、お定まりの棚を通り越して、寄り道をすることがたまにあります。一週間前に寄り道したのは雑書類の棚で、「発禁本」が眼に留まりました。

 危険思想みたいなものが載っているのかと、漠然としながらも一冊手にとってみました。ところが全ページが性愛ものであり、性交のカラー本でした。

 どぎついものや絵画的なセンスのあるものもありましたが、これが公共の図書館にあるんだと驚きました。

 こんな凄い情報!? をブログで取上げたら、関心を持つ人たちが図書館の発禁本を一斉に借り出して在庫無しという状態にならないかと心配しています(‥っなことないか)

 ところで、映画には「R指定」があり、その場合は15歳とか18歳未満では見られないようになっており、暴力と性に関しての表現に年齢制限がかけられています。

 でも、家族とともにお茶の間で談笑していて、ふとテレビ画面を見ると、過激な暴力シーンがあり人が殺されている。それらが許されていて、性交シーンは許されていない。う~ん‥単純に考えると、どうも理解できにくい。

 建前では、性に関する表現には厳しい規制がかけられていますが、実態としては野放しです。しかし、しかし、その逆にして、規制のほうは緩めて、実質的な取締りを厳しくしたら、どうなるのだろうか? う~ん! もっと大変なことになりそう。

 そんなことを考え出すと、性に関することほど管理しにくいものはないのかもしれないと思い至りました。

 ところで、発禁本の3大要素とは、「主義・趣味・宗教」だとか。もう少し詳しくならば、「右翼・左翼・性表現・宗教・オカルト」などだそうです。しかし、発禁にするものとそうでないものを、どうやって線引きできるのだろう。

 そのための基準など作れるとは思えない。どうやら、この分野も不可解で、納得できないものばかりみたいな気がします。 

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 故国に二度と戻れず、また親戚も知人もいない他国にたった一人で嫁入りするのであれば、熱烈な恋愛をしたのかなと、あなたも予想しませんか? 

 でも、予想に反していたのです。花婿は親戚筋の人らしいので、「孝行息子だから、よい婿になるよ」みたいなことを花嫁は聴いていたかもしれません。

 
でも、どうも腑に落ちないので何か見つからないかと、この映画を紹介しているサイトを探してみました。がしかし、私のように疑問に感じているところが一つも見つかりません。おかしいですよね?? 

 研究者を自認(?)しているならば、疑問を見出すことは必須です。そして、納得できない場合はしつっこく食い下がるべきで、「執拗さ」ほど必要な資質はないと思っています。それで、本業そっちのけで調べまわって時間をとられてしまいました。


 さて、2008/10/02 AFPの報道が見つかりました。「ゴラン高原Ein Qiniyaで暮らしていたイスラム教ドルーズ(Druze)派の女性Arin Safadiさん(24)は925日、いとこのRabia Safadiさん(35)と結婚するため、停戦ライン上の国連軍の監視ポイントから、シリア側のクネイトラへ入った。花嫁はゴラン高原に残る実家の家族には二度と会えないだろうと親族たちは語った」

 報道からみると、この映画にはモデルがあるようで、会ったこともない男のところに嫁ぐ女性はいるみたいです。見知らぬ他国の、かつ全くの他人と結婚するのではなく、いとこ同士の結婚ですから、一族の結束を固めているようにみえます。

 また、この地にいる村人の宗派は、イスラムのシーア派の中の多数派イマーム派から分離して生まれた「ドゥルーズ派」だとあります。あまり聴かない宗派です。

 他の派とは違い、「ドゥルーズ派はコーランを用いず独自の聖典を持ち、メッカの方向を向いて礼拝しない。周囲からの異端視を避けるため、ドゥルーズ派の信徒は非信徒に対して信仰を隠している等々」←出典「ウィキペディア」

 そもそも民族とか一族、または、国民っていうものは、他民族とか他国から侵略されたり占領されると、結束が急に強くなるものではないでしょうか。敵を目前にすると仲間意識が急激に形成されるものです。

 (ちなみに、政治家はその道理をよく知っていて、国内問題で手を焼いている時は、国民の目を外に向かわせるようにしています)

 その上、周囲から異端視されている宗派に属しているならば、他の宗派の人間との結婚は許されざるものになりそうです。自由恋愛など考えられないのではないかと。

 つまり、
嫁が置かれている環境が、彼女をして、このような結婚を決意させたものではないか、というのが一応は私なりに納得できるものです。でも、これを読むあなたは納得できるでしょうか? 

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舞台はイスラエル占領下のゴラン高原のとある村。この村に住む娘が、親戚にあたるシリアの人気男優に嫁ぐ予定ですが、その結婚式の朝からの一日を描いている映画です。
      
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 この地はもともとはシリア領ですが、1967年の第3次中東戦争の結果、イスラエルに占領されてしまいます。当然のことシリアはイスラエルの占領を認めません。占領地にいるシリア人が出国したら、二度と、ゴラン高原には戻れなくなります。

 ですから、シリアに嫁いで行く花嫁は、二度と故郷の地には入れないことを意味します。第三国で家族と会うことはできるかもしれませんが‥。そのためか、花嫁の表情は硬く、不安と緊張のさなかにいます。

 と、こんなことを知ると、一触即発的な隣国関係の中にいて家族愛が引き裂かれる悲しいお話なのではと想像してしまいます。でも、そのような印象はあまりなくて‥。

 花嫁は、テレビに出ている男性(花婿)を見たに過ぎず、直接に会ったことは一度もありません。男性のほうも、女性(花嫁)の顔写真を見ただけで結婚を決意したみたいです。会ったことも、言葉もかわしたこともない男性のところに嫁ぐ娘がいるなど、「一体! なに時代なの?」という感じです。

 故国に二度と戻れず、また親戚も知人もいない他国にたった一人で嫁入りするというのですから、かなりの熱愛なのかなと誰もが予想するのではないでしょうか。でも、そうではなかったのですからね。

 ちなみに、花嫁にとってのシリアは、本当は母国なのですが、彼女は1967年以降に生まれていると予想されるので、他国と言ってもよいような「近くて遠い国」ではないでしょうか。

 なにか解せない映画です。それで、帰宅してから、この地にいるシリア人のことを調べる羽目になってしまい‥‥。納得できないと気になって眠れなくなってしまう性分みたいです。続きは次回に!               

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 世界の263都市で、「大麻の合法化や使用・栽培の権利を訴えるイベントが行われた」と59日に報道。これを伝えてくれた方、ありがとうございます。

 ローマでもミリオン・マリファナ行進Million Marijuana Marchがあったとか。ついでに他に何かないかと探してみると、「聖パトリック・デーには安全なマリファナで祝おう」という呼びかけを見つけました。

 聖パトリック・デーはアイルランドの文化を祝う5月の祭りとして有名ですが、ビールなどの酒が大量に飲まれることでも知られています。ちなみに名古屋地区では今年は大須であったようです。

 アルコールは合法だが無害ではないので、それよりはマリファナのほうがよかろうということらしいのです。
 マリファナ政策改革団体が、「マリファナを使うという分別のある選択をするのを奨励しよう」、そして、「メディアの各支局はこのメッセージを公共サービス情報の一環としてアメリカの読者や視聴者たちに伝え」て欲しいとアピールしています。


 「アメリカ保健省の疾病対策センターによれば、年間でおよそ2万人のアメリカ人がアルコールが直接原因で死亡している。これに比較して、マリファナの場合はゼロで、死んだ人はいない」ともある。

 ちなみに、日本では2001年の55日から「マリファナ・マーチ」が催されています。以下に「カンナビスト(カンナビ=大麻)」というホームページに掲載されています。カンナビスト会員は4700人らしい。なお、私は会に入っていません。誤解する人がいるみたいなので付け加えます。

 http://www.cannabist.org/report/mmm2001/topress.html


 大麻がタバコやアルコールよりも害が少ないのに、なぜ喫煙しただけで重大犯罪者扱いをされるのか、それが理解できないのでついつい取上げてしまいます。

 なんとなく、大麻と「覚醒剤・LSD・ヘロイン等々」というかなり有害なものと、一緒くたにされているように思うのです。危険なものがあるとしたら、広く情報収集して何が危険なのか知ること。それが最も求められていることだと考えます。無知こそ最も危険なもの!! 

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   私が生まれてはじめて正社員となり、配属された課に行くと、そこに待ち受けていた強面の女性がいました。私より7歳年上です。

 彼女は、新人である私の教育係りで、開口一番に告げられたことを、今でも忘れていません。「あなたとは同郷だと聞いているけど、だからって特別扱いはしないからね。いいわね!」 調べがついていることに驚きました。

 すぐに仕事内容の説明に入るのですが、これも忘れられないものです。「私は一度しか言わないからね。二度は言わせないでね!」 本当に驚き緊張しました。社会に出るとは、こういうことなんだ! とグッと身が引き締まりました。

 彼女はいつも一人で行動しており、食事もどこかで外食していました。食堂でみなと一緒に食べるところは見たことがありません。他の人たちが休憩していても彼女はしません。仕事は完璧でミスをしたという話は聴いていません。仕事中に私語などもしません。

 そこは支店なんですが日本中の全店にあまねく知られている女性で、みなから「お○○さん」と呼ばれていました。「お」が付いているのはこの人だけ。次々と部署を移ります。上司からも優秀だと認められていました。煙たがられていたとも言えるのですが‥。

 印象深い女性でしたから、エニアグラムを知った時にすぐにタイプ判定できたのはこの人が最初です。タイプ8w9と考えられます。

 ところで、話しが逸れますが、「コンゴの山中で絶滅の恐れのあるマウンテンゴリラが、人間界の戦乱を生き抜き、家族まで増やしていたことがわかった」という報道が3月頃にあったようです。教えてくれた方、ありがとうございます。

 絶滅が危惧されていたのですが、03年の3カ国合同調査では720頭が確認され、その後も増えているみたいでホッとするニュースです。
 その中に「人間慣れしたゴリラと、そうでないゴリラがいる」とあります。当然ですね。ゴリラも
9つのタイプに分けられるのですから‥。

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 だいぶ以前ですが報道で、野生のマウンテンゴリラが世界におよそ700頭しか残っていないと知り、ショックを受けたことを覚えています。
 
 
野生動物たちの生態がわかるテレビ番組は好みでよく見るほうです。とくに霊長類には魅せられます。人間の気質を知るうえで、参考になることがよくあるからとも言えます。

 なかでもゴリラはとてもカッコいいと思っています。シルバーバッグ(成体のオスは背中の毛が白銀色になる)が立ち上がって胸をたたく様は勇壮な感じです。でも何故か凶暴なイメージがあるようです。

 でも、本当はゴリラはとても穏やかな暮らしぶりをする動物だと今ではよく知られています。胸をたたくのは単なる示威的なもので、威嚇して「俺は強いんだぞ」と見栄を張っているのです。

 ところで、「威嚇」と言えば、タイプ8の行動パターンとして、しばしば普通にやっていることです。生意気だとか、いつか懲らしめてやろうなどと思っている相手を睨みつけます。

 睨んでいるときの視線は、相手にからみつくようなネットリとしたものです。むろん、黙ったままで睨みつけるのですが、首から上全体が相手の動きにあわせて動き、目や視線だけを動かすのではありません。目力(めぢから)があるので睨まれるだけで怖く感じます。

 さて、ある日のテレビに登場したゴリラのボスは、さながらタイプ8みたいな落ち着きのある負けん気の強そうなゴリラで、仲間から恐れられて、みなあまり近寄りません。

 しかし、他のところで見た別のボスゴリラは、なんと! 子ども好きだと紹介されていました。群れの子どもの世話をして、さながら保父さんです。ちょっと騒々しくて明るい陽性という感じのゴリラでした。

 シルバーバックのイメージに合わず、こんなボスがいるんだと驚きました。なんとなく、前者はタイプ8w7で、後者はタイプ2w
1ではないかと。

 集団生活をする動物たちは即暴力的になるのではなく、もう少し穏便な方法を使っていると考えられます。威嚇などの示威的な行動は、ある意味、穏やかで互いのケガも少ない。仲間内に、効果的に秩序をもたらすものと考えられます。 

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055d4eec.jpg  春から夏にかけては、家庭菜園での作業が忙しくなります。また、山菜が採れる時期ですから、里山にもよく出掛けます。

 今年は家の近くでワラビ(写真右下)を見つけたので、しばしば採りに行きました。昨日も雨が小ぶりになった時にでかけています。

 菜園では、さやえんどう、グリーンピース(真ん中)、グリーンアスパラなど今が盛りです。そして、少し赤くなった苺を口にポイポイ入れつつ作業します。鳥やナメクジに取られない先にと食べるんです。


 今日は「柿の葉寿司」を作ろうと、庭に降りて大きな葉を選びました。きれいに洗って乾かしています(写真右上)。若葉を使うので、5月か6月頃しか作れないものです。

 山椒の木は引越しした時に植えたもので、春の新葉はいつもタケノコの味噌和えに使います。今日は実のほう(右の小さい粒)が採れました。乾燥させて、一年間調味料として使う予定です。ミルで砕くと香りがとてもいい。

 また、梅を頂いたので「梅味噌」を作ったところです(上のビン入り)。作り方は青梅とザラ目の砂糖と白味噌です。割合は1・1・1。ただただ一ヶ月くらい漬け込むだけで美味しい万能調味料になります。

 なお、近頃は野菜やキノコを干してから使う調理法を活用しています。写真はプチトマトと舞茸です。ザルに入れて乾燥させています。ほとんどの食材が乾燥させるだけで味が濃厚になり、うま味が増します。
 
 何も考えずにずっとこんなことばかりしていると心が落ち着いてきます。人間は古来より、一日中ずっと食べ物のことばかり考えて暮らしてきたのです。食材を自分の手で収穫したら充実感みたいなものが得られるように‥、
できているのではないでしょうか。

  女たちは近くで穀類か野菜を栽培しつつも、山菜採りにも出掛けて、多彩な食卓を用意します。男たちは野山をかけめぐって獲物を捕らえたり罠を仕掛けます。魚も釣って食卓を豊かにしてくれます。

 映画「水になった村」にもあるように、年寄りたちが山菜などを収穫して暮らしていますが、幸せそうでした。何十万年と続けてきた暮らしと、そこから得られる充実感は、私たちの体のDNAに書き込まれているように思われます。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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